2020/12/03 - 2020/12/04
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西のマーガレットさん
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三朝温泉街をぶらぶらした後は、三徳山三佛寺(みとくさんさんぶつじ)にまいります。三徳山は神秘に包まれた修験の山です。奥院の投入堂(なげいれどう)は国宝で、断崖絶壁の窪みに建立されています。神社本殿形式、平安後期の建築です。
パンフレットによると、三徳山の開山は景雲3(706)年、役(えんの)行者が3枚のハスの花びらを散らし、「佛教に縁のあるところに落ちるように」と祈ったところその1枚が伯耆の三徳山に落ち、この地を修験道の行場として開いたのがはじまりとされています。その後、嘉祥2(849)年慈覚大師によって阿弥陀如来、大日如来、釈迦如来の三尊が安置されたので天台宗三徳山三佛寺と称されたそうです。平安時代には山岳仏教の霊場として信仰されました。
投入堂まで行くのはとても無理ですが、三佛寺にお参りします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- JTB
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三朝温泉から三徳山の駐車場まで車で20分くらいでした。雨も止んできました。
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鳥居が見えます。
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鳥居の下を車で通り抜けます。
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鳥居に「三徳山」と書いてあります。三佛寺の奥院は神社本殿形式、そして、この鳥居、神仏習合であることがわかります。
三徳山 紅葉
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駐車場案内があります。駐車場は第1と第2の2か所あります。車で走ると第2駐車場が先に現れます。後から分かったことですが、投入れ堂を遠望できる場所に近いのが第1駐車場です。トイレもあるのでこちらをお勧めします。
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駐車場から参道入口の大石段でまでは500mくらいあるでしょうか。この表示板から大石段までは110m。この階段からも参詣受付案内所まで行くことができます。帰りはここから降りてきました。
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三徳山行きの路線バスもありました
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この道路を歩いて、
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三徳山参道入口の大石段までやってきました。
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歴史がありそうな階段です。
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階段アップ
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登り切って上から上がり口を見る。
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するとまた階段が。左側は新しいですが、右側の階段は相当に古いもののようで、何人もの人が歩いて石がすり減っていました。
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参詣受付案内所で400円を払います。案内所の反対側には三徳山の全山の地図や三徳山入峰修行心得などが示してあります。
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三佛寺へはこの階段を上ります。本堂に至る石段の両側には、皆成院、正善院、輪光院の3つのお寺が並んでいます。
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途中にある正善院
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まだまだ階段です。
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お地蔵さまがずらりと並んでおられます。
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階段はまだまだ続きます。
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三佛寺本堂手前の宝物殿まで上ってきました。宝物殿は階段下の左側の広場の先にあります。杉の老木が何本も立ち並んでいて荘厳な雰囲気です。
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宝物殿、中は撮影禁止です。
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国宝の投入堂棟札・古材、重要文化材の木造蔵王権現立像7体や木造十一面観音立像など多くの寺宝が収蔵されています。
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宝物殿そばの階段を上ります。
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この階段もかなり古そう。波打っています。
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三佛寺本堂です。県指定保護文化財となっています。
三佛寺 寺・神社・教会
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本堂への途中にある礼拝石
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本堂の右側を抜けると、入峰修行受付所(参拝登山事務所)です。
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本堂から、奥院である投入堂までの道筋がイラストになっています。投入堂は、役行者が法力でお堂を手のひらにのるほど小さくし岩屋に投げ入れたことからこの名がついています。
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投入堂に行くまでにいくつものお堂があります。
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投入堂への参拝登山は、道なき道を行くので普通の格好では行けません。
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登山参拝する人は、こちらで入山料の800円を払います。一人では入れないので、必ず2人以上で参拝します。カズラ坂やクサリ坂など急斜面があり、大変危険な道のようです。この日は前日からの雨のためか、入峰禁止となっていました。
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いたる所に杉の大木が。
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投入堂までの道中がビデオで流れていました。以前テレビ放映されたものの様でした。ちょっと見るつもりが、あまりにすごいので最後まで見てしまいました。
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投入堂まではいけませんが、案内所の人から、遥拝所や投入堂が目視できる場所があると聞いたので、そちらに向かいます。
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第1駐車場を少し先に歩いたところにある橋を渡ります。
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これは渡り切って撮った写真です。
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橋を渡るとすぐに「投入堂はここから遠望できます」とあります。
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あの山です。標高520mの高さに投入堂はありました。
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確かに、投入堂が見えました。後部を岩屋に据え、前面は断崖に向けての舞台造りで、近づく道すらない崖に浮かぶように建っています。
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あんな高いところにあるなんて・・・。どうやって資材を運んだのでしょう?信仰の力は偉大です。
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法力で投げ入れないと無理かもしれませんね?
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最後にもう1枚
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遥拝所もすぐ近くです。
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こちらが投入堂遥拝所。奥院の投入堂まで行けない人たちはこちらでお参りしたのですね。
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国宝 投入堂の説明版。投入堂まで行ってみたい気持ちはありますが、私にはとても無理でしょう。遠望しただけですが、その素晴らしは十分に理解できました。
これから県境を越えて岡山県の津山に向かいます。 -
写真では見にくいので、案内所でいただいたパンフレットで見てください。
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パンフレット
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