のんびり富士山を眺めて　大菩薩嶺日帰り登山

2020/11/09 - 2020/11/09

久しぶりに富士山を見ようと日帰り登山。当初は近隣の別の山を計画していましたが長めのコースで、膝と腰が万全ではない相方から敢え無く却下。それではと手軽に登れる大菩薩嶺へ変更しました。

甲斐大和駅からバスで上日川峠へ。2年前の夏は大菩薩峠経由でしたので、今回は唐松尾根から。終盤の急登以外は登りやすく順調に雷岩へ。空には雲一つありませんでしたが、富士山の中腹には雲が掛かり頭1/3ほどしか見えず残念。大菩薩嶺登頂後、南アルプスの絶景を眺めながらの稜線歩きを楽しみました。

エリア 勝沼・塩山(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩

週末は多忙で、珍しく平日の日帰り登山です。
甲斐大和駅には7時38分着。いつもの栄和交通上日川峠行。月曜日なので臨時便はなく8時10分の始発に乗車。

路線バス (栄和交通) 乗り物

上日川峠には8時55分到着。準備をして9時09分に出発。

20分ほど歩き、福ちゃん荘を超えると分岐。前回は大菩薩峠経由だったので、今回は唐松尾根を登ります。

登山道は歩きやすく、30分ほど登ると木々の間から富士山が見え始め、開けた場所から

ドーンと富士山。空には雲一つないのに、富士山には雲が。もっとスカっと見えると思ったのですが…。

終盤に急登が待っています。

時間に余裕があるのでゆっくりと登り、

稜線まで登ると、大菩薩湖が俯瞰でき正面には

富士山。中腹辺りは雲で隠れていますが、山頂ははっきり拝めました。
ひとまず山頂へ。

樹林帯を緩やかに登り、

大菩薩岳 自然・景勝地

10時45分、大菩薩嶺に到着。

大菩薩岳 自然・景勝地

標高2057ｍ。上日川峠から1時間36分掛かりました。

大菩薩岳 自然・景勝地

山頂は木々に囲まれ展望もないので、

大菩薩岳 自然・景勝地

記念写真を撮って戻りましょう。

大菩薩岳 自然・景勝地

雷岩の上に登り、眺めると

南には小金沢山嶺の山々。当初考えていたのはこの辺りですが、またいずれ。

そして富士山の手前には、懐かしい三ッ峠山など御坂山地の山々。

甲府盆地の奥には南アルプスが見え始め、

北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳など、南アルプスオールスターが顔を揃えます。間ノ岳は雲に隠れており残念でしたが、

中々の絶景じゃないですか。2年前は全く見えなかったので、大満足。

昨年牛ノ寝通りを歩いた際に綺麗だった唐松の黄葉は、大菩薩湖手前のこの辺りかな。

さてここからは楽しい稜線歩き。

この時間になると富士山は雲に隠れてしまいましたが、真横に南アルプスを見ながら歩けるというのはここならではの贅沢な時間。

標高2000ｍの標柱辺りまでくると、稜線を境に植生の違いも顕著に。雪や風の影響でしょうね。

歩いてきた稜線を振り返り。楽しい時間はアッという間でしたね。

賽の河原ではランチを食べる方々がちらほら。何かのんびりしてていいなあ。

親不知ノ頭を超えるとようやく大菩薩峠が見えてきました。

大菩薩峠 自然・景勝地

11時50分、大菩薩峠に到着。

大菩薩峠 自然・景勝地

ここで昼食。

介山荘 宿・ホテル

介山荘のメニューから注文したのは

介山荘 宿・ホテル

うどんと煮込みおでん。山小屋なので味はこんなものだと思いますが、何より温かいのが嬉しい。

介山荘 宿・ホテル

記念写真を撮って

大菩薩峠 自然・景勝地

12時24分出発。

唐松尾根より整備されているので、こちらから下る方がいいな。

意外と早く13時17分、上日川峠に無事下山。

ロッジ長兵衛 宿・ホテル

次のバスまで時間があるので、ロッジ長兵衛のカフェオレと甘酒で一服。甘酒は米糀が使われたもので、ほんのり甘く美味しい。

ロッジ長兵衛 宿・ホテル

上日川峠14時発のバスに乗り、甲斐大和駅へ。

路線バス (栄和交通) 乗り物

甲斐大和駅でも40分待ちという接続の悪さ。13時半発のバスがあれば一本早く乗れるので、是非改善をお願いしたいところです。
とは言え、手軽に登れて景観も楽しめたので御の字。相方も「もう少し歩けるという位で下山できた。」と笑顔で話すので良しとしましょう。

甲斐大和駅 駅

この旅行記へのコメント （4）

• 琉球熱さん 2020/12/15 22:51:03

  長い名前の山

  クリントさん、タイミング外しまくってますが・・・
  
  あの「一番長い名前の山」ですが、しつこく再訪を企んでました。
  実はこの週末(笑)
  しかし！　もうこの時期は林道が封鎖されてますね。
  なんという迂闊・・・
  
  腹を摺る山が２つ、近くにあるのを良いことに、一日で2座狙ってました。
  時間的に十分可能のはずが、林道が通行止めではどうにもならず、おまけにそろそろ冠雪だし･･･
  そんなわけで、私も来年に持ち越しです
  
  Gotoも一時停止だし、冬山も出鼻挫かれましたね～
  
  ---------琉球熱--------
  

  クリント東木さん からの返信 2020/12/16 19:52:54

  来年を楽しみに！

  　琉球熱さんへ
  
  　こんばんは。そうなんですね。バスが12月中旬頃までという事は何となく頭に入ってましたが、林道が通行止めになるのは知りませんでした。
  
  　「腹を摺る山が２つ、近くにあるのを良いことに、一日で2座狙ってました。」なるほど、そういうコースで歩くの手もあるんですね。私は石丸峠から登って南下しようと考えていました。
  
  　仰る通り、そろそろこの辺りも冠雪しそう。今年は若干寒くなるのが早いような…。今年は罹患せずに過ごせたというだけで御の字。また来年のお楽しみという事でいいのではないでしょうか。
  
  　クリント東木

• 琉球熱さん 2020/12/11 00:01:16

  いいねぇ～

  クリント東木さん、こんにちは
  
  表紙の写真がいいですね！
  雲も洒落たアクセントになってますよ
  オールスターそろい踏み、なかなか贅沢な眺めだったようで
  何より、奥方が笑顔で下山できたのがイイじゃないですか
  （大事なポイントです(笑)）
  
  しかし山座の同定が素晴らしい、私なんぞはいつまでたっても何がどの山かわかりません･･･
  槍ヶ岳くらいしかわからないという情けなさ
  いつも感心しています
  
  ---------琉球熱--------
  

  クリント東木さん からの返信 2020/12/11 20:47:46

  いつもありがとうございます。

  　琉球熱さんへ
  
  　こんばんは。いつも投票ありがとうございます。予報が快晴だった事で、ちょっと期待し過ぎたかもしれません。とは言え、富士山は拝めたので良かったです。
  
  　やはり相方にも気持ち良く登ってもらいたいので、そこ大事ですよね。
  
  　山座同定は、一応登る前に予習しているので…。ただ写真に名前を記載している山全てを現場で分かったわけではありません。今回で言えば、甲斐駒ヶ岳と北岳が分かれば、後はだいたい位置関係でといった程度です。という事で、「一番長い名前の山」は来年以降になりました。
  
  　クリント東木