初めて参加のミステリーツアー go to 串本

2020/02/06 - 2020/02/07

夫がめでたく退職。
その前の有給休暇を使ってミステリーツアーなるものに参加しました。
これって、年寄りが参加するツアーでは？
最初は全く気の乗りしなかったのですが、
あくまで夫のお付き合いだからと思い、出かけました。
ですが、途中から「なんか楽しいかも…」とテンションアップ。
楽して旅できる！それも、誰もが一度は行ってみたいと思うメジャーな観光地に連れていってくれる。
世界遺産の熊野大社、美しい海岸、可憐な梅の花見など充実した一泊二日の旅でした。

エリア 串本・古座川(和歌山)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

このバスに乗って一泊二日の濃厚な旅をしました。

最初に立ち寄ったのは十津川村の吊り橋。
雪がちらほら舞って寒い。
なので、バスから降りて、渡る人は皆無。
高所恐怖症の夫は「渡らない」と即決。
でも、
せっかく来たのだから、と思い一人で堂々と歩いてきした！
途中、強風に煽られて、寒～いと張り上げましたが、揺れても怖くありませんでした。

谷瀬の吊り橋 名所・史跡

「瀞峡めぐりの里」で、熊野牛すき焼き御膳をいただきました。
ビールで乾杯しました。

瀞峡めぐりの里 熊野川 名所・史跡

世界遺産の熊野速玉（くまのはやたま）大社に到着。
熊野三山の一つで、熊野速玉大神と熊野夫須美大神を主祭神としているとか。

熊野速玉大社 寺・神社・教会

2004年7月に登録されたユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に。

熊野速玉大社 寺・神社・教会

ご神木の梛（ナギ）の木 。天然記念物。
平重盛の手植と伝えられ、樹齢800年。

熊野速玉大社 寺・神社・教会

拝殿でお参り

熊野速玉大社 寺・神社・教会

境内で見かけた梅。
今年最初に見たかわいい梅でした。

熊野速玉大社 寺・神社・教会

マグマがつくった不思議な「橋杭岩（はしぐいいわ）」。
幅15ｍ、長さ約90ｍにわたって橋脚のような巨岩が紀伊大島に向かってまっすぐに並んでいます。
これは地下から上昇したマグマが泥岩層に入り込んで固まった後、やわらかい泥岩層が波に削られてできたそうです。

橋杭岩 自然・景勝地

お宿はホテル＆リゾーツ 和歌山 串本 DAIWA ROYAL HOTEL。
客室は海が見える広めの洋室でした。
残念ながら、写真はうまく撮れなかったのでありませんが…

メルキュール和歌山串本リゾート＆スパ 宿・ホテル

二日目の最初は、日本最古の石造りの灯台「樫野埼灯台」へ
そこにあるは「トルコ記念館」。
なぜ？ここにあるのでしょうか。
それは1890年9月にオスマン帝国皇帝特派使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号が暴風雨のため、この辺りで破損しました。島民は献身的な救援活動して69名を救助しましたが、580余名の乗組員の命が奪われました。引き上げられた遺体はここに埋葬されたそうです。

後日談ですが、この灯台とトルコ軍軍艦遭難慰霊碑が文部科学相史跡指定に答申されたおました（2020年11月20日）
そして、コロナ渦の自粛期間中にトルコドラマの「オスマン帝国外伝」にハマりました。この時、もっと真剣に鑑賞しておけばよかった…と後悔しています。

樫野埼灯台 名所・史跡

これが樫野崎にある日本最初の洋式石造り灯台。
1866年に江戸幕府とアメリカ他4カ国との間で結ばれた江戸条約で建設が決められた8灯台のうちの1つだそうです。
「日本の灯台の父」として知られる英国人のリチャード・ヘンリー・ブラントンが日本で初めて手掛けた石造りの洋式灯台です。1870年6月10日に点灯されましたとか。

樫野埼灯台 名所・史跡

水平線が美しい！
晴れていればもっと鮮やかだったでしょうね。

樫野埼灯台 名所・史跡

樫野崎で見つけた早咲きの桜。
まさか、2月に見れるなんて～嬉しい。

樫野埼灯台 名所・史跡

続いて南紀白浜にある三段壁の洞窟へ。
その昔、熊野水軍が船の隠し場所として利用していたとされる場所。
洞窟では波が押し寄せる迫力の景観が楽しめました。

三段壁洞窟 自然・景勝地

三段壁は恋人の聖地として知られているようです。
展望台の近くにはハートのモニュメントが。
二人の愛を誓う南京錠をつけることができます。

三段壁 自然・景勝地

雄大な太平洋を一望。
展望台からの自然が描く絶景が見れます。

三段壁 自然・景勝地

南紀白浜のとれとれ市場へ。
見ているだけでもおもいろい。
新鮮なお造りを購入しました！

とれとれ市場南紀白浜 市場・商店街

最後は「紀州梅の里なかた」で約10分の工場見学をしました。
見学後はお土産に甘酸っぱい高級な梅干しを購入しました。

紀州梅の里 なかた お土産屋・直売所・特産品

ツアーならではの立ち寄り先。
こちらは創業120年の紀州の老舗、中田食品株式会社さんの工場です。
ガラス越しの製造風景を見ることができました。
案内役の方がユニークでとてもおもしろかったです。

紀州梅の里 なかた お土産屋・直売所・特産品

梅の里でも見つけました。
赤と白の梅が見事です。

紀州梅の里 なかた お土産屋・直売所・特産品