鎌倉山のらい亭で「お抹茶体験プラン」

2020/11/22 - 2020/11/22

コロナ情勢が心配な 3 連休、
さすがに遠出したくないけど
先週も先々週もロクに外出しなかったのと
天気もイイし、どこか密にならないところ無いかな
と探してたら

こんなパッケージを見つけました。
https://www.shonan-monorail.co.jp/news/2020/10/post-358.html
ただ、、水族館・スパ・ボーリングはそれなりに人がいそうで、、

と考えつつ検討を進めた結果、
鎌倉山にある「檑亭（らい亭）」というところが
高台にあって敷地がすごく広くて
密になる心配をせずに済みそう
と思って行ってみました。。

あと、「お抹茶体験プラン」というものの内容について
Web 上では全く内容が分からなかったので
これから行く方に向けての参考情報としてまとめておきます

エリア 鎌倉(神奈川)

申し込んだプランのパンフレット上での記載内容。
「かながわ県民割」によって結構安くなります。
制度上の問題なのですが
割引額が均一ではないので
結果的に大人の方が子供より安くなるというバグがあります。

湘南モノレールの大船駅で申し込みをしました。
なお、これと別に事前にらい亭に電話して
送迎の車と抹茶体験の開始時間の予約をしてあります。

申し込むと湘南モノレールのフリーきっぷが提供されます。
この他にらい亭のクーポンも提供されますが
そちらはお店に渡すので手元には残りませんでした

湘南モノレールで湘南深沢の駅で降りて
すぐ近くの湘南ボウルで待っていると送迎の車が来てくれます。
乗る前の写真を撮り忘れてた。。

ちなみに、湘南モノレールは
江ノ電と違って休日だからと混雑することはないので
その点でもこのご時世では好都合でした。

湘南深沢駅 駅

現地に到着。
行ってみると分かりますが
湘南深沢の駅からは結構ヘビーな坂を登るルートなので
これはとても徒歩では行けませんね。
しかも、途中は歩道の無い交通量の多い道もあって危険なので
ハイキングがてら、みたいな気分だとしても推奨されないです。

らい亭 グルメ・レストラン

現地の看板はこんなカンジ。

お弁当も売ってました。

車はこんな風に現地の入り口の前にビタ止めしてくれます

正面入り口

入り口の門をくぐったところ

入り口の横の小さな建物で敷地内の地図をもらいました。

さて、まずは昼食の蕎麦を頂きに本館の建物に向かいます。

本館の入り口から見た景色。

さて、食事ですが
我々が申し込んだプランの場合だと
一人一品、お蕎麦ならなんでも可、という仕組みなので
ほとんどの場合は
お値段高めな鴨せいろ・天せいろあたりを選ぶことになるでしょう。
もちろん我々も。

私が頼んだの鴨せいろ。

同行者の頼んだ天せいろ。

肝心の蕎麦は蕎麦の風味はあまりしないのですが、
カタめで喉越しを味わうスタイルですね。
ただ、鎌倉市内にいくつかある蕎麦の名店と比べると
蕎麦自体がパワーに欠けるというか、、
昔は名店と呼ばれてた店の蕎麦という印象です。
あと、天せいろの場合に
そばつゆが直接器に注がれてる状態で提供されるのも
事前の期待値やお値段を考慮するとちょっと残念でした。
ただ、建物の雰囲気とか窓の外の景色とかによる ＋α が大きくて
結果的に満足度も決して悪くないです。

さて、食事をしたあとはちょっと敷地内を散歩します。

こんなカンジで四方見渡してどこも緑に囲まれています。
いやぁ、鎌倉市内でもこんな場所があったことを
これまで知りませんでした。

さて、散歩の流れで甘味処の「露庵」に向かいます。

こちらもなかなかイイ雰囲気ですね。

到着したら、
事前に予約済であることを伝えます。

らい亭 露庵 グルメ・レストラン

まず、お茶請けの落雁です。

続いてお茶です。
「お抹茶体験プラン」に申し込んだ我々は
(1) 茶菓子（落雁）とお茶（店員が用意したもの）
(2) 茶菓子（そば饅頭）とお茶（自分で点てる）
という 2 パターンを順に楽しむ内容であることが知らされます。
なるほど。

というのも、
大船駅でクーポンを販売してた駅員に聞いても
この点は詳しい説明が無くて
Web 上で調べてもそれらしき説明は見つからなかったので。

まずはお店の方で用意したお茶を提供されます。

続いて、自分でお茶を点てるための道具が用意されます。

店員さんによるレクチャータイム。
茶道をしてるワケじゃないので
そんなに畏まってやる必要はないですよ、と説明してくれます。

初めての体験でしたが
クリーミーな泡だちの美味しい抹茶を点てるというのは
やってみるとなかなか難しいですね。
最初の店員さんが点ててくれたものと同じようにはできませんでした。

そして、見本を見せるためにも
2 パターン用意して楽しむ内容になってるんでしょうね。
このあたりはお店の方がよく考えてプランを作られてると思います。

美味しいお茶とお菓子で
アトラクションとしては十分に楽しめる内容でした。

そば饅頭の写真撮ってなかったな。。

さて、抹茶を楽しんだあとは
またしばらく敷地内を散歩します。

甘味処を出て竹林の方に。

こんなカンジの雰囲気の中をどんどん入っていきます。
途中、いくつかモニュメント的なものがあったので
以下で一部を紹介します

永楽洞門

別の場所にあったものが昭和初期の時代に移建されたそうです

石造十三像

九州から移動されたそうです

天満宮

太宰府天満宮から分祀されたそうで
同じように学業成就に参詣くださいという案内がありました

敷地内の道は全体的に歩きにくく、
ほぼハイキングなので歩きやすい靴で行った方がいいですね

さて、一通り散歩したところで
帰りの車の時間まで少し待ち時間が生じたので
食事処の前で待機します。

ここは日当たりが良くて適度の暖かく、景色も良いので
少々待つくらいはぜんぜん苦になりません。

我々が食事をしてた時間帯はそうでも無かったのですが
この時間帯は大変な混雑で待ち人がたくさん待ってました。

出発時間前に門に向かうと、ちょうど車がやってくるところでした。
再び送迎の車に乗って
湘南深沢の駅で降ろしてもらったところでこのプランは終了です。

帰ってから今回のプランをオサライしてみたのですが
まとめると
(1) 湘南モノレールのフリーきっぷ
(2) らい亭での食事
(3) 露庵での抹茶体験
ということになりますね。

パンフレットによると旅行代金は一人 5000円
(補助金によって支払額は 2500 円) ということになってます。
内訳は
(1) は 610 円
(2) は 1750 円
であることはすぐに分かるので
とすると (3) は 2640 円になりますね。
う～ん、実態は 2000 円くらいの内容だったと思いますが。。

しかし！
ここで「かながわ県民割」の制度上の問題が。
仮に (3) を 2000 円前後だとして
合計 4500 円のプランとして販売すると
補助金の額が 1500 円に下がってしまうので
結果的に支払額は 3000 円に上がってしまうのです。
大人より子供の方が支払い額が多いのも同じ仕組みです。
それを分かっててあえて合計 5000 円に設定したのでしょう。
プランを作った方はその点をよくわかってますね。
お店にとっても体験した客にとってもハッピーなやり方です。

いずれにしても 2500 円の日帰り体験プランとしては
とても満足度の高い内容だったと思います。