2020/10/05 - 2020/10/06
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魚屋No1さん
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我が家のベランダからは富士山が見えます。
空気が澄んでいる冬は、ほぼ毎日見えますが、視程が低下する春先から秋までは殆ど見えません。それが、9月にあった強風の翌日、久しぶりに出現しました。それを見て、富士山へはしばらく行ってないことを思いだしたため、宿泊補助金のGoToを使って一泊のドライブに出かけました。大好きなb級グルメの「吉田のうどん」と「富士宮やきそば」も楽しんできましたよ!!
写真は、ここ数年有名になった新倉富士浅間神社です。冠雪の富士山が定番ですが、秋なので地肌が剥き出しです。
行程は以下のとおりです。
1日目 10月5日(月)
出発 8時30分 →新倉富士浅間神社→ 白須うどん→ 鐘山の滝→
道の駅富士吉田→ 北口本宮富士浅間神社→ 川口浅間神社
*宿泊 ホテルレジーナ河口湖
2日目 10月6日(火)
川口湖湖畔の道の駅かつやま(開店前)→
スーパーで吉田うどん、富士宮焼きそば、肉滓、だし粉購入→
道の駅なるさわ→ 青木ヶ原の樹海→ 道の駅朝霧高原→
白糸の滝→ 富士山本宮浅間神社と湧玉池の湧水→
富士宮やきそば→ 世界遺産記念施設→
第二東名で帰路へ→ 駿河湾沼津休憩(ワサビ類購入)→ 18時着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
新倉富士浅間神社(あらくらふじせんげんじんじゃ)の社殿です。小ぶりですが、森の中に収まった雰囲気は良です。
駐車場は無料で100台分あります。ただ、この駐車場への道は、一部がとても狭く要注意です。人気なのか、コロナ渦の平日でも半分埋まっているほど混雑していたので行き違いをしましたが、冷や汗をかいてしまいました。なお、駐車場の場所をカーナビで入力する際の電話番号は0555-23-2697です。 -
表紙の写真を撮るために急な石段を頑張って登りました。
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表紙の五重塔です。神社なのに五重塔とはミスマッチです。
でも、これは戦没者を慰霊する忠霊塔でした。浅間神社とは無関係な建物だと判り納得しました。 -
少しモヤっていますが、富士山ははっきり見えて、先ずは祝着至極です。
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ということで、逆光気味なのは残念ですが、もう一枚。
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頑張って下ります。
コロナ渦で、出入国が制限されているのに、この女性以外にも大勢の外国人がいました。どうやって入国したのか不思議でした。 -
昼飯は、吉田うどんで一番有名な「白須うどん」です。
吉田のうどんは2008年頃から、此処、しんたく(閉店)、みうらうどん、桜井うどんの4軒で食べていますが、久しぶりなので、今回は最初に行った此処を選びました。 -
建物が新しくなっています。
私は、この建物の裏にある駐車場に車を置きましたが、13時なのに空き待ちの車が何台もいました。 -
振り向けば富士山です。
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メニューです。
かけ・つけ:並450円、小400円
肉かけ・肉つけ:並500円、小450円
建物は新しくても、激安値段は変わりません。 -
連れが頼んだ「肉かけ」の小です。
私達の後に注文した人は肉が1人前しか残っていないと言われていました。煮玉とゴボウが売り切れだったのは残念でしたが、定番は滑り込みセーフでラッキーでした。 -
私の「肉つけ」並です。
ガシガシと噛まなければならない歯ごたえが楽しい典型的な吉田うどんです。
定番のキャベツもタップリ付いています。ただ、どちらかと言えば、汁が多い「かけ」の方が私の好みですね。 -
閉店してしまった「しんたく」です。残念です。
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思い出の「肉うどん+天ぷら」です。
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食後は、金鳥居経由で「道の駅富士吉田」を目指します。
理由は、富士吉田に来たら此処で必ず購入していた「岩田うどん」が今でも売られているのかを確認するためです。 -
これが、金鳥居。銅製の珍しいもので、北口本宮冨士浅間神社の一ノ鳥居です。
最初の金鳥居は、富士講全盛時代の天明8(1788)年に建てられましたが、2回倒壊しています。全て再建したものの、太平洋戦争の際、戦時の金属供出で3度目の喪失の憂き目に遭いました。そのため、この鳥居は昭和30年の再建の三代目です。 -
「道の駅富士吉田」へ車を走らせていた時、マップルを見ていた連れが、道の駅の向いにある「ふじさんミュージアム」の脇に、写真の「鐘山の滝」があることに気付きました。
暇なので立ち寄ったところ、小さな滝ですが、思った以上に綺麗で楽しめました。他には家族連れが1組だけで静かでもあってので、時間があれば行ってみることを勧めます。 -
「道の駅富士吉田」で、岩田食品のうどんが置いてあることを確認した後、北口本宮冨士浅間神社へ向かいました。
無料駐車場は、この看板の神社の向いにあります。 -
北口本宮富士浅間神社の境内の入り口です。
この鳥居も銅製でした。 -
立派な参道です。
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重要文化財の隋神門です。
国指定の重要文化財は、いずれも江戸期のもので、東宮本殿、西宮本殿、本殿(附 棟札1枚)、 8棟(拝殿及び幣殿、惠毘壽社及び透塀、神楽殿、手水舎(附 棟札1枚)、隨神門(附 棟札1枚)、福地八幡社(附 棟札2枚)、諏訪神社拝殿、社務所(附 棟札1枚)、(附指定)灯籠 1基、太刀( 銘備州長船経家)です。 -
重文の本殿と神楽殿です。 ご神体は富士山
祭神は、木花開耶姫命、天孫彦火瓊瓊杵命 - 夫神、大山祇神 - 父神
神社の由緒は、延暦7年(788年)まで遡るというものの、社殿の大半は、江戸時代中期以降に流行した富士講の先達の御師(おし)が経営していた宿坊の寄付なので、実際の歴史はさほど古くはありません。社格も旧県社のレベルです。 -
重文の手水舎
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本殿を上の写真の反対から撮したもの。
富士講の御師が使った吉田口登山道は本殿の右側にあります。 -
帰り道、逆光でない参道を撮しました。
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川口浅間(あさま)神社です。
旅行前に富士山周辺の浅間神社を調べていた際に見かけた、式内社(名神大)という言葉に反応しました。式内社とは、延長5年(927年)にまとめられた『延喜式』に名前が載っているという由緒正しい神社で、名神大は、その中でも霊験あらたかな神社を指します。河口湖越しに富士山と対峙して鎮座するとも書いてあったので期待したのですが、境内から富士山は見えません。 -
参道です。
無料の駐車場は上の写真の背側にあります。 -
本殿です。少し大きめの鎮守様レベルです。国指定の文化財もありません。眺望が悪いこともあってか、他の参拝者は1組だけでした。
まだ15時30分です。北口本宮富士浅間神社も眺望的には残念だったので、何かないかと神社内の看板を見ていると、産屋ヶ崎神社(うぶやがさきじんじゃ)という境外社が、河口湖に突き出した岬上に鎮座していると書いてあるのを見つけました。面白そうなので、そこへ寄ってからホテルに向かうことにしました。 -
ここが、産屋ヶ崎神社のある場所です。写真で判るように、河口湖大橋の北側です。入り口が細いので、バックで戻ってこなければならないのかと心配になりました。でも、湖岸の広場はかなり広く、釣り人の車が数台止まっていましたが、車の取り回しに不自由はありません。
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産屋ヶ崎神社へは、広場の脇のこんな道を登っていきます。
距離は短いのですが、足下が悪いので注意が必要です。 -
この社が、産屋ヶ崎神社です。
確かに、河口湖へ突き出した岬上にありました。
祭神:彦火火出見尊(木花開耶姫命の御子神)、豊玉姫命(彦火火出見尊の妃) -
ここからの富士山の眺望は、確かに良いものでした。
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社殿脇から見た河口湖大橋です。
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河口湖の湖岸をぐるっと回ってからホテルに向かうことにしましたが、まだ16時前です。少し早いので、河口湖の観光船乗り場でソフトクリームを食べてチョイと和みました。
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ホテルレジーナ河口湖の部屋から見た富士山です。
このホテルは、全室富士山側を売りにしていたので選んだのですが、禁煙室を頼んだのにもかかわらず、廊下も部屋もタバコ臭くて閉口しました。
風呂場はさほど広くありませんが、GoTuの後押しがあっても、まだコロナが怖い人が多かったもあったためか空いており、独占できて大変良い気分でした。
でも、良かったのはフロントの対応と風呂だけでした。 -
晩飯はレストランで提供されます。
献立表は立派でした。 -
先付けです。普通に美味しいレベル。
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料理は、しゃぶしゃぶかすき焼の食べ放題、又は松茸懐石から選択できます。
レストランの謳い文句が「料亭出身の料理長がつくる本格懐石料理」だったので、松茸の方を選びました。しかし、松茸が見つかったのは、土瓶蒸しに入っていたマッチ棒サイズが3本だけ。松茸御飯にはシメジなどが入っていて、香りが感じられません。ガッカリ!! -
松茸を期待していなかった分だけ、美味しかったです。
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翌朝の部屋からの眺望です。時刻は6時40分。
雲がかかっていて山裾しか見えません。今日は頂上を拝めないかとあきらめかけました。 -
7時02分、頂上が見え始めました。一安心です。
でも、ベランダは何ヶ月も掃除していないような状態でした。汚さに関しては、連れが、マスクを洗って枕元灯に引っかけたら埃で黒くなってしまったと言ったので、そこらを擦ってみると、けっこう埃が残っていました。
チェックアウトで廊下に出た時、男の留学生だけのメンテスタッフと行き違いました。これを見て、部屋の清潔度が途上国並みだったことを理解できました。同時に、以前にテレビで見た中国の高級ホテルの掃除婦がトイレのぞうきんでコップを拭いていたことを思い出してしまい、ぞっとしました。 -
朝飯にも、献立表が付いていました。
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とは言っても、可も無く不可も無しの、普通の旅館の朝ご飯でした。
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8時、部屋からの富士山を見納めして、今日の観光へ出発しました。
今日のコースは、朝霧高原→白糸の滝→富士宮で浅間大社と焼きそば→自宅です。 -
岩城食品の吉田うどんは、今回の旅行で目玉のお土産です。
そこで、最初に購入すべく動き出したのですが、売っていることを確認した「道の駅富士吉田」は山中湖方面なので逆方向です。特別な品ではないはずなので、どこでもあると思い、進行方向の河口湖南岸にある「道の駅かつやま」へ行きました。しかし、まだ開店していません。仕方ないので、河口湖大橋まで戻り、スーパーマーケットの「オギノ」へ行きましたが、岩城食品のうどんはありません。やむなく写真のうどんを買いましたが、岩城食品のうどんとは別物でした。子供達も、いつもの吉田うどんとはずいぶん違うと言っておりました。 -
買い物の後は、国道139号を西に向かいました。
土産がまだ不足なので、途中の「道の駅なるさわ」に寄りました。
写真の富士山博物館という建物があったので入ってみましたが、博物館と称してもジオラマを併設した土産物屋でした。 -
本来の道の駅では、皮ごと食べられる種無しでハート型をした「マイハート」という品種のブドウを購入しました。かなり美味しかったので、見つけたら今後も購入するつもりです。
なお、鳴沢村は、溶岩の上に薄い土壌が乗った痩せた土地なので、地場の品は乏しいものでした。 -
国道を走ってもつまらないので、青木ヶ原樹海を突っ切る県道71号線で朝霧高原へ向かいました。県道71号線の入り口は、「道の駅なるさわ」の直ぐ先です。
写真は、このルートにあった唯一の見晴台を兼ねた駐車場で、本栖湖方面に開けています。途中、樹海越しの富士山が綺麗だったのですが、車を止める場所が見つからず、写真を撮れなくて残念な思いをしました。 -
上の駐車場の案内板。
青木ヶ原の樹海は、溶岩の上に薄い腐葉土が載っているだけの鳴沢村と同じ地形なので、樹海の木々は地下に根を張れません。細い木が密集する異様な森だし、自殺の名所という刷り込みもあって、チョイと霊感を刺激されました。 -
11時13分。「道の駅朝霧高原」から見た富士山。朝と比べると雲が増えています
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「道の駅朝霧高原」に隣接して「朝霧フードパーク」があります。
茶、乳製品、酒、菓子などの工房見学と加工体験などもできる直売施設です。でも、我が家が最も興味を持たないタイプの企画ものなのでパス。 -
道の駅を出て直ぐの場所で、多くのパラグライダーが飛んでいました。
近くに朝霧高原パラグライダースクールがあったので、飛んでいたのはこのグループなのでしょう。 -
白糸の滝に到着しました
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昔ながらの雑多な土産物屋が並んでいたのに、どうしたことでしょう。見違えてしまいました。
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音止めの滝もこんな感じではありませんでした。
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音止めの滝です。
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バリアフリーでないので此処を造ったのでしょう。
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でも、少し遠くはありますが、後で考えると滝の全景を見るにはベストなポジションでした。
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白糸の滝の由縁です。
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ありふれた構図ですが載せておきます。
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音止めの滝の上に架かっている橋です。
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近くで見るとこんな感じ。
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音止めの滝の上流は、綺麗な水が少し早めに流れている渓流です。
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滝の直上は、さすがに激流です。
この後、本日予定していた最後の観光地の富士山本宮浅間大社へ向かいました。 -
富士山本宮浅間大社の楼門です。
創建は仁寿3年(853年)。社格等は、式内社(名神大社)、駿河国一宮、旧社格は官幣大社で、全国で1,300社ある浅間神社の総本社という高い格式の神社です。
主祭神は木花之佐久夜毘売命 (別称 : 浅間大神)、神体は富士山です。 -
本宮浅間神社の拝殿です。
国指定の重要文化財は、建物が慶長9年の造営の本殿(拝殿の後方に屋根だけ見えます)、工芸品が絹本著色富士曼荼羅図(室町)、備前国長船住景光の太刀(室町)、脇差し(室町)の3件。国宝はありません。 -
本殿脇にある湧玉池です。
千葉ではお目にかかれない透明さに、毎回感動します。 -
湧玉池の由来です。
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旨そうなマガモがいます。
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浅間神社の最大のビュースポットは、ここから見る富士山なのですが、雲に隠れていました。
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少し後、目をこらすと、富士山がうっすら見える状態になりました。
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富士宮やきそば学会のアンテナショップは、県道180号線に面した富士山本宮浅間大社の二の鳥居の向い側にあります。
アンテナショップといっても、学会が直接運営する店は此処だけです。前回は、前島という、昔懐かしい駄菓子屋がやっている焼きそばを食べましたが、今回は正調のを食べたくて此処に決めました。 -
店は、お宮横丁内という、イートーン広場の入り口にあります。
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イートイン方面から撮した学会のアンテナショップです。
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焼きそばだけでは飽きるので、連れとシェアする前提で天むすを購入しました。
購入したのは広場の奥の方にある店です。
この天むすは、確か300円だったと思います。とても美味しかったので、名古屋飯(元祖は三重県津市)ではありますが、単調な味の富士宮焼きそばだけでお腹を膨らますよりずっとベターな選択でした。 -
富士宮やきそば並み(450円)です。 大は600円。
輪ゴムのような弾力がある硬い食感で、吉田うどん、山形の蕎麦や冷やしラーメンと共通する私好みの麺です。 -
富士宮やきそば学会指定の「まるも食品」の麺です。
吉田うどんを購入した富士吉田のスーパーで購入しました。
学会が指定する他の麺は「曽我めん」「叶屋」「木下製麺所」です。 -
富士宮焼きそばに必須の副材料の、肉かす(ラードを絞った残りカス)と、仕上げに振りかける「削り粉」です。
これらも、富士吉田のスーパーで購入できました。 -
焼きそばを食べ終りましたが、まだ13時30分です。
帰るにはいささか早いので、浅間大社のボランティアセンターに寄ってみると、静岡県富士山世界遺産センターという施設が近くにあることを教えてくれました。
センターの建物は、一の鳥居の右側に見える逆三角形の建物です。
-
湧玉池が流れ込む川沿いを歩きます。
-
静岡県富士山世界遺産センターです。
展示は実に陳腐なジオラマです。こんなのに無駄金を使わされた静岡県民が気の毒になりました。 -
テラスから見た富士山方向。
お山に雲がかかっていて残念ですが、70歳以上なので無料だったし、時間もつぶせたので、この見晴らし場所があることを知ったことでよしとしましょう。 -
帰路は、初めての新東名を経由しました。
東名を通れば必ず仕込むワサビ関係を買いに、駿河湾沼津へ立ち寄りました。 -
かなり広くて驚きました。
-
今回のワサビ関係は豊作でした。
左から、田丸屋の小分けわさび漬け(便利です)、本命のカメヤのおろしワサビ、激安の本わさび(3パック買いました)です。
この後、15時過ぎに出発し、渋滞には全く出会わず、18時前に帰宅できました。 -
今回の旅は、富士山頂は2日とも見えたし、bグルも計画通りに食べられたのですが、宿が残念でした。そのためGoTuが再開したら、川口湖越しの富士山が見える宿でリベンジしたいと思っています。
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