久々の１日２展覧会「小野竹喬・春男」「舞妓モダン」展

2020/11/18 - 2020/11/18

展覧会に行くと、別のいろいろな展覧会のチラシがあります。そんないきさつで、この展覧会を知りました。
小野竹喬の絵は、何度も見ています。ただし、竹喬の展覧会は初めてです。彼の絵は、なんというか、東山魁夷を透明にしたというか、心が軽くなるような作品です。ぜひ見たいと思って、京子さんと行くことにしました。
阪急烏丸からバスで終点の立命館大学前で降ります。開催しているのは、何度も来ている堂本印象美術館。お昼は、近くのくら寿司。京子さんは、くら寿司は初めてだそうです。私も、長い間行っていません。少しの記憶を頼りに、おばさん２人、タッチパネルに挑戦。なんとか、注文出来て展覧会に行きました。案外来ている人が多いです。その後、京子さんから「舞妓モダン」の券をもらったので、烏丸駅に戻った後、ちょうど歩いて行ける文化博物館。ここも、それなりに人が来ています。
１日に２つ行くのはけっこう疲れるけれど、いい１日になりました。今回は、どちらもたまたま烏丸駅から行けるところだったので出来た、ラッキーな１日になりました。

エリア 二条・烏丸・河原町(京都)

京子さんは京都の食事券を持っていたのだけれど、予約しないと使えないのだそうです。ランチは、立命館の学食で食べたときより安い５００円。海鮮丼と茶碗蒸しにしました。兵庫でも大阪でも、くら寿司で食べるときは予約してからにします。
分量も十分、味も良く、幸先がいいです。

バス道には銀杏並木が続いていました。立命館前というか、堂本印象美術館前です。

https://4travel.jp/travelogue/11601559

去年、堂本印象美術館に行った時の旅行記です。今、外部の人が入れるか、食事ができるか、わからなかったのでくら寿司に行ったのです。

息子も画家になろうとしていたけれど、大成する前に戦死してしまって、父親が息子の分も画業を成し遂げた…そんな風に考えました。

沖縄の海のように透明なエメラルドグリーン。突き抜けて明るい色が多いです。息子の春男は、なすびの絵が多かったように覚えています。父親のように上手でした。岡山へ見に行かなくて済みました。自分の心も透明になったような気分です。

タイトルから、現代風の舞妓の絵が並んでいるのかと思ったけれど、ちょっと違っていました。明治からの絵が並んでいるようでした。

竹久夢二の絵はあまり好きではないのだけれど、思ったよりいい絵が並んでいました。けれど、一番胸をつかれたのは、堂本印象の舞妓の絵。14、5歳くらいの舞妓の首から上を描いてあるだけです。画像を探してみました。「堂本印象　舞妓」でググったら、「舞妓の図」となって出てきました。著作権があるとは思えないけれど、コピーするのは避けます。この絵は、他とはレベルとラベルが違うように感じました。
京子さん、券をありがとう。予想以上によかったです。
そして、旅行記に「いいね！」してくださった方、旅行記をご覧いただいた方、どうもありがとうございます。最近、投票していただいたのに、名前が分からない人が多くて、どうすればいいかも分からなくなってきました。何もできず、申し訳ありません。