2020/11/14 - 2020/11/14
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karubiさん
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1993年公開 シリーズ46作目・「寅次郎の縁談」が香川県でのロケとゆうこともありDVDに保存してあり数回は見ていました。
コロナの影響で県外にも外出にくく、11/14の天気はすこぶるよく晴れわたった空の下、寅さんロケ地と2004年公開 坂口憲二主演「機関車先生」ロケ地巡りを急遽実行。
香川県多度津町・高見島と詫間町・志々島へと向かいました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
香川県多度津港 9:05(発)- 高見島9:30(着)
運賃大人往復二人で¥1900
88トンの小さなフェリーで30分足らずの航海ですがこのフェリーはこの後
佐柳島へと向かいます。佐柳島は猫の島とも呼ばれています。
猫好きの我家だがまだ行った事も無く次回計画してみようかと。 -
高見島港にはこのような生け簀が。
何を養殖しているのか?それとも捕った魚を育てているのか?。
多度津はカキの養殖が盛んではあるけれどこれは規模が小さすぎるので
違う気がする。 -
帰りのフェリーは10:25。それを逃すと5時間待つことになり小さいこの島で
それも寅さんロケ地巡りのこの後に行く志々島には今日行けなくなります。
到着して55分しかなく急いで捜索開始。
坂を登った途中で発見した天女の大瓦。 -
映画での場面。
寅さんが坂がきつくておじさんもう歩けないから甥の満男役・吉岡秀隆に
今夜、泊まれる宿を探してこいと言っているシーン。 -
細くて狭く足を踏み外したら2mは落下する急坂を10分程登った先に今日初めて来たのに見慣れたような風景発見。
後ろに見える「火の用心」の看板は消えかけており劣化はしているが
そのままにまだ存在していました。
27年の時を越えて寅さんと同じ所に座り同じ風景を見たと思っただけで感慨深いものがこみ上げてきます。機関車先生冒頭の場面も場所はここで撮影。 -
既にセピア色に色あせた写真がまだこの場所に張ってありました。
27年の長い時間をやはり感じましたが寅さんの良さは色あせる事はない。 -
映画での場面。
寅さんが疲れ座っている所に2回目のマドンナ役・松坂慶子と出会うお決まりのようなシーン。 -
松坂慶子にも負けてはいない我家のマドンナもここで登場。
-
ここも映画で登場する大聖寺。
映画ではこの対面の家が松坂慶子の実家という設定。 -
珍しい寺門を紹介。
大聖寺門を裏から見てみると力持ちの力士が屋根を支えています。 -
この門から撮影したと思われるシーン。
寅さんがマドンナの実家に入っていく。 -
映画の場面。
-
それが今ではこんな状況になっていました。残念。
自然に朽ち果てたのではなくわざわざ取り壊したのでしょうか?。
元々有った家を利用して撮影されていたのか映画用に建てたのかは不明で地元の人に聞きたかったが誰とも会わない。
人口40人と言われるこの島も例にもれず過疎化が進み
廃墟と化した家々が朽ちたままにほっとかれています。 -
この島ではこれぐらいしか場面的に出てこなかったので逆に時間が少々余ってしまった。フェリーが来る10分の時間を港探索してみる事に。
と、言うより島猫探ししてみます。
タコツボがたくさんある事からここ高見島ではタコ漁が盛んなのでしょうが
港に浮かんでいた生け簀とは関係なさそうだ。 -
廃墟と化した家の中から2匹発見。
耳をカットしているので手術をしているのが分かる。 -
たったの滞在55分ではあったが感慨深い島となりました。
もし乗り遅れで5時間滞在なら山頂に展望台があるとの掲示板案内だったので
島の頂上に登っていたことでしょう。 -
10:50に多度津港に戻ってまいりました。
昼食は港から歩いて100mのいけこうどん。
今年6月に開店したそうですので我々は知りませんでした。
何故このうどん屋を選択したかと言うと前日のローカル番組で渡辺徹が訪れていました。偶然丁度いい情報と言うことでどんなうどんを出すのかうんちくを言うため突撃。 -
TVで渡辺徹が食っていた鴨・肉うどんの小。知らない人が読んでるかもしれないので補足説明。讃岐では小とはうどん玉1つの事。¥530。
温かいかけうどんに鴨肉と牛肉が乗っていて甘辛く味付けしております。
肉うどん好き嫁はんは大そうお気に召したようでまた来たいと申しています。 -
こっちは自分の注文した鴨・肉ぶっかけ冷・中。中とは2玉。¥630。
冷たい水で〆たうどんに濃縮したような出汁をかけたもの。
肉うどんは別格珍しくないが鴨肉うどんは初。
自分としてはうどんの上にごちゃごちゃ乗っているのは好きではないので
普段は注文しませんがたまには良いとも思えました。 -
12:45詫間町宮の下港(発)- 13:05志々島(着)
今度はフェリーではなくボート。
残念ながらこの桟橋は今年出来たらしく映画では出てこない。
瀬戸内国際芸術祭が開催されることもあり新設されたと思われます。 -
人口20人程と言われる志々島には大きな楠木があり今回それも見学します。
「機関車先生」のロケはこの島が中心で他に本島、先ほどの高見島、佐柳島で行なったそうです。帰りの時間は15:55。3時間弱あります。 -
まずは船着き場から見渡して映画の場面であろうかと思われる場所に向かって歩いてみます。
寅さん記念碑のような看板発見しました。
なんとロケ時期が1993年11月9日~16日。
今日は11月14日。嫁はん共々感激。何という偶然。鳥肌発生。 -
映画の場面。
就職試験に落ちまくり自棄になり家出した甥の満男を探して寅さん登場。 -
後で確認したらもう少し向こう側でした。
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寅さんが東京に帰ろうと満男を諭す場面。
本来、映画ではこの後、高見島のシーンに移る事になります。 -
上から3段目。同じ所に座って感激中。
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いせや商店前で2004年公開「機関車先生」写真が展示されている。
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2004年当時は商店もやっていたのでしょう。5年ぐらい前でしょうかNHK「家族に乾杯」で鶴瓶がこの島を訪れていたのを見たことが思い出されその時は営業していたような記憶があります。
この島には自販機もありません。訪れる人は注意しましょう。 -
坂口憲二と同じ場所でも1枚。
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満男が島の診療所勤務している看護師さんにセーターを貰う場面。
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ここは元寺院で今では廃墟化しています。
自分は「北の国から」も大好きなので吉岡秀隆と同じ場所でも1枚。 -
坂の島らしく志々島のシンボル大楠まで急坂を登ること20分。
「機関車先生」では度々、坂口憲二が訪れます。
写真ではなかなか伝わらないだろうが大楠の巨大さや荒々しく威厳に満ちた感じには圧倒されました。幹の太さもそうですが枝の広がりに目を奪われる。
空中に根が生えているようと表現したらよいのか・・・。 -
木の枝からも草みたいなのが一面覆い茂っています。ここからもエネルギーを感じます。誰も居ないのに子供の声が響きわたっていたので幽霊?
「機関車先生」では坂口憲二が度々訪れるだけでなく、最後の場面では島の子供たちが島を離れる機関車先生に手を振り見送る場面でも登場しました。 -
大楠から少し登れば島の中腹辺りに展望台発見。
午前中行った高見島がそこに見えました。ここから山頂見晴台まで健脚で15分~25分との看板が立っており時間もあるし普段小さいながらも山登りしている我家なので当然出発。木根がむき出し張り巡らされている細くて道なき道を進んだ先に360度見渡せる山頂に到着。先客が子供を含む10数人おり意外と混雑しており写真はやめ。先ほどの幽霊と思われた子供の声理由が解明された。 -
山を降りる途中に嫁はんから恐怖の言葉が発せられた。右足が痛い。9月下旬、徳島小歩危ラフティングで隣のゴムボートに右足1本全体重をのせたドロップキックをお見舞いし自爆気味に痛めた箇所で全治3週間と診断されたのです。小太りな嫁はんを背負う?ほぼ無理な状況で大丈夫と適当にごまかしながらゆっくり下山できた先に自分の畑で採れたであろう野菜が置いてあった。島の中での助け合いなのかここでも古き良き時代を感じて人情味ある寅さんが頭をよぎった。
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NHK「鶴瓶に乾杯」で聞いたのですがこの辺りの塩飽諸島では両墓制といって遺体を埋葬(土葬)する墓と霊魂を鎮める墓(いわゆる一般的な墓)があり2つに分けているそうです。平安時代ぐらいから昭和初期あたりまで思われていた遺体はけがれた物という考えかたですな。これも一つの文化です。現在は当然のことながら土葬禁止されているため増える事はないでしょうが。ここでも墓を寝倉にしている島猫登場。
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人相というか猫相悪いヤクザ顔が寄ってきます。4匹は各墓を縄張りにしているのかそこが心地良いのかまた同じ場所に帰っていきます。
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志々島離岸は16:15で少々時間余りで岸壁で猫のように日向ぼっこ。
左上船は沈んでいるらしく後方にも横にもフジツボがびっしり付いている。
手前の和船には船外機(エンジン)が乗っていない。人も漁師も居なくなり放置されているみたいです。コロナで面倒な世の中になりちょっとした現実逃避で出かけてはみたものの、志々島出身ではないにしてもこんな風景を見ては寂しくなったが寅さんを少し身近に感じた日帰り旅を満喫できました。
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