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奄美大島に一昨年のゴールデンウィーク以来1年半ぶりに上陸しました。前回は奄美大島中心部の名瀬や大島の南に浮かぶ加計呂麻島が旅先だったのに対し、今回は兼ねてから目をつけていた「ハートロック」「2つの海を見られる丘」を訪れたり、旧笠利町赤木名地区にある鶏飯の名店「元祖鶏飯みなとや」を、奄美大島訪問十数回にしてようやく初訪問したり、宿も赤木名のすぐ北の西兼久地区にして、ほぼ奄美大島北部オンリーの旅となりました。<br /><br />今回の旅の実質のメインは、伝統文化や伝統建築などに触れながら、暮らすように土地を訪れて泊まる「伝泊」。宿泊ホテルは、本島北部のあちこちに点在する様々なコンセプトホテルの中から、港と夕陽を眺められる部屋があるホテルをセレクトしました。部屋は独立棟。木造の屋根裏がむき出しでコンクリート打ちっぱなしながら、全体的に洗練された造り。アダンの木が茂り砂浜が見づらかったものの、好天のおかげもあってコンセプト通り、ガッツリとサンセットショーは眺められましたし、夜空はこれまた星がくっきりと見えてキレイでした。<br /><br />・伝泊<br />https://den-paku.com/amami/<br /><br />当初、ホテルのレストランで18時から創作料理の夕飯を味わう予定だったのですが、調理場の機械が故障しただかで夕飯が提供できなくなり、急遽昨日は夕方からの予定が変更になりました。奄美大島伝統家屋の「高倉」で伝統芸能「八月踊り」を体験し、踊り終わったらこれまた奄美古来のゲーム「ナンコ」を楽しむプラン。夕飯は、踊りの後に振る舞われる手料理へと変わりました。<br />あてがわれた部屋には元からテレビがなく、ならばせっかくの時間だからとハードカバーを持参してきていました。気ままにどっかの店で夕飯をいただくか、スーパーでいろいろ買ってホテルの部屋で食べる方がひとり気楽ではありますが、八月踊りといいナンコといい手料理といい、貴重な機会ゆえ参加しない手はありません。ほかの部屋あるいは伝泊ホテルからも宿泊客が多数参加していて、こじんまりと静かな須野集落のその一角だけが、煌々と灯りがついて大変賑やかに盛り上がりました。<br /><br />・八月踊り<br />https://ja.m.wikipedia.org/wiki/八月踊<br /><br />・ナンコ(別名「薩摩拳」)<br />https://ja.m.wikipedia.org/wiki/薩摩拳<br /><br />19時過ぎから八月踊りが始まって、なんやかやでナンコが終わったのが22時半。八月踊りは見様見真似ではありましたが、手を振ったりステップを踏んだりして大変楽しかったですし、振る舞われた手料理は奄美の食材を使った郷土料理が満載。いずれも美味しくいただきました。<br />ナンコでは、1人観光客の若い女性が初体験にもかかわらず、神がかったように地元の旦那衆を含め対戦相手を次々と撃破。私もあっさりスイープされました。元々カンが鋭い女性のほうが強いらしいですが、百戦錬磨?の旦那衆が「あの娘はすごすぎる」とそのテクニックと勝負師ぶりに舌を巻き、「ぜひ彼女には奄美に嫁いでもらいたい」などと、少し日本語が分かるらしい外国人BFの前で皆口々にのたまっていました。はて、BFは分かっていたのかしら。<br />創作料理代の数千円が、結果的にはお値段以上はたまたプライスレスな、大変貴重でありがたい体験費用にとって代わりました。<br /><br />2日目の朝は、日の出の時刻6時35分にあわせて、島の東海岸のあやまる岬と土盛海岸へ車を走らせました。明け方はめちゃ寒かったな。レンタカーの窓ガラスが朝露に濡れていました。残念ながら雲に隠れて太陽は見えなかったものの、朝焼けをきちんと眺めてきました。7時に朝食をいただき、あとは部屋で持参したハードカバーを読んだり眠ってみたりウダウダしながら、10時半にチェックアウト。そのまま近くをぶらぶらしながら、目をつけていた食堂「ふじ」でランチして、最後に田中一村記念美術館と奄美空港近くの山田珈琲に訪問して終了となりました。

奄美大島伝泊の旅

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2019/11/02 - 2019/11/03

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マギー

マギーさん

奄美大島に一昨年のゴールデンウィーク以来1年半ぶりに上陸しました。前回は奄美大島中心部の名瀬や大島の南に浮かぶ加計呂麻島が旅先だったのに対し、今回は兼ねてから目をつけていた「ハートロック」「2つの海を見られる丘」を訪れたり、旧笠利町赤木名地区にある鶏飯の名店「元祖鶏飯みなとや」を、奄美大島訪問十数回にしてようやく初訪問したり、宿も赤木名のすぐ北の西兼久地区にして、ほぼ奄美大島北部オンリーの旅となりました。

今回の旅の実質のメインは、伝統文化や伝統建築などに触れながら、暮らすように土地を訪れて泊まる「伝泊」。宿泊ホテルは、本島北部のあちこちに点在する様々なコンセプトホテルの中から、港と夕陽を眺められる部屋があるホテルをセレクトしました。部屋は独立棟。木造の屋根裏がむき出しでコンクリート打ちっぱなしながら、全体的に洗練された造り。アダンの木が茂り砂浜が見づらかったものの、好天のおかげもあってコンセプト通り、ガッツリとサンセットショーは眺められましたし、夜空はこれまた星がくっきりと見えてキレイでした。

・伝泊
https://den-paku.com/amami/

当初、ホテルのレストランで18時から創作料理の夕飯を味わう予定だったのですが、調理場の機械が故障しただかで夕飯が提供できなくなり、急遽昨日は夕方からの予定が変更になりました。奄美大島伝統家屋の「高倉」で伝統芸能「八月踊り」を体験し、踊り終わったらこれまた奄美古来のゲーム「ナンコ」を楽しむプラン。夕飯は、踊りの後に振る舞われる手料理へと変わりました。
あてがわれた部屋には元からテレビがなく、ならばせっかくの時間だからとハードカバーを持参してきていました。気ままにどっかの店で夕飯をいただくか、スーパーでいろいろ買ってホテルの部屋で食べる方がひとり気楽ではありますが、八月踊りといいナンコといい手料理といい、貴重な機会ゆえ参加しない手はありません。ほかの部屋あるいは伝泊ホテルからも宿泊客が多数参加していて、こじんまりと静かな須野集落のその一角だけが、煌々と灯りがついて大変賑やかに盛り上がりました。

・八月踊り
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/八月踊

・ナンコ(別名「薩摩拳」)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/薩摩拳

19時過ぎから八月踊りが始まって、なんやかやでナンコが終わったのが22時半。八月踊りは見様見真似ではありましたが、手を振ったりステップを踏んだりして大変楽しかったですし、振る舞われた手料理は奄美の食材を使った郷土料理が満載。いずれも美味しくいただきました。
ナンコでは、1人観光客の若い女性が初体験にもかかわらず、神がかったように地元の旦那衆を含め対戦相手を次々と撃破。私もあっさりスイープされました。元々カンが鋭い女性のほうが強いらしいですが、百戦錬磨?の旦那衆が「あの娘はすごすぎる」とそのテクニックと勝負師ぶりに舌を巻き、「ぜひ彼女には奄美に嫁いでもらいたい」などと、少し日本語が分かるらしい外国人BFの前で皆口々にのたまっていました。はて、BFは分かっていたのかしら。
創作料理代の数千円が、結果的にはお値段以上はたまたプライスレスな、大変貴重でありがたい体験費用にとって代わりました。

2日目の朝は、日の出の時刻6時35分にあわせて、島の東海岸のあやまる岬と土盛海岸へ車を走らせました。明け方はめちゃ寒かったな。レンタカーの窓ガラスが朝露に濡れていました。残念ながら雲に隠れて太陽は見えなかったものの、朝焼けをきちんと眺めてきました。7時に朝食をいただき、あとは部屋で持参したハードカバーを読んだり眠ってみたりウダウダしながら、10時半にチェックアウト。そのまま近くをぶらぶらしながら、目をつけていた食堂「ふじ」でランチして、最後に田中一村記念美術館と奄美空港近くの山田珈琲に訪問して終了となりました。

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