幻想的な島旅・神秘の佐渡ヶ島②　南部＆中央部

2020/11/10 - 2020/11/12

2日め　9668歩

起床…春日崎…温泉…朝食…出発→長手岬→宿根木→長者ヶ橋→沢崎鼻灯台→小木のたらい舟乗舟→青の洞窟クルーズ（琴浦海岸・虫谷の入江）→佐渡歴史伝説館：ランチ→尾畑酒造→大膳神社→長谷寺→ホテル大佐渡…温泉…夕食

今日は南部方面へ観光。
昨日よりはお天気もよさそうだけれど、お守りとして傘を持ってお出かけ。

佐渡は2度目、と言っても1度目は小学校の時、家族旅行で訪れたので、記憶が曖昧（笑）
覚えているのは、たらい舟と花火とお風呂が熱かったこと、そして佐渡金山のマネキンがこわかったことかな～。

エリア 佐渡島(新潟)

5:30　曇りがちで風強しという天候
ひとまず朝風呂だー！

Sado National Park HOTEL OOSADO 宿・ホテル

6:45　朝食前にホテルの目の前の春日崎へお散歩

ホテル全景

春日崎は休憩の東屋や公衆トイレが設置

春日崎 自然・景勝地

岬のほうに下りていくと

石灯籠がありました

西向きなので、朝日は上がりません（笑）

今日はたらい舟に乗る日なのですが、波がおさまっているといいのですが…

7:00　朝食
8:10　出発

8:15　夫婦岩
（車窓なので、青みがかっています）

8:20　長手岬

長手岬 自然・景勝地

2台目のバスも到着して、密状態発生

遠くに小さな灯台もあっていい景勝地

先ほどの夫婦岩、緑かかった凝灰岩が遠望できます

8:49　佐和田に向かう途中の田んぼに第1トキ発見！
トキは、ニワトリ大の大きさ
そして白いので、サギとも見間違えます
ついでに飼料袋とも（笑）

トキ、飛びました♪
車窓からはなかなか撮影が難しい

真野湾
砂浜のある海水浴場

真野湾をはさんで大佐渡山脈
まだ雲が厚いお天気

9:19　潮津の里あたり
この後、砂金が取れた西三川地区を通過し、

9:40　宿根木到着：重要伝統的建造物群保存地区
江戸期には北前船の寄港地、廻船を築造する船大工の集落として栄華を誇った地区

宿根木の町並み 名所・史跡

3班に分かれて、ボランティアガイドさんに案内してもらいます

世捨小路
ご多分に漏れず、民家は密集（今は住民はいないそうです）

柴田収蔵生家
現在の国土地理院のような仕事に従事された人

鎖国の中で世界地図を作製、そしてここ宿根木も地図に書き込みました

清九郎：廻船主の邸宅
漆をぜいたくに使った内部だそうですが、残念ながら団体旅行ではパス

あなぐち亭：廻船主の屋敷
現在は喫茶を営業

こちらも見学できるお屋敷

千石船で運ばれた広島の御影石

吉永小百合さんがＪＲ東日本の「大人の休日倶楽部」で立った三角家

宿根木公会堂
大正時代は小学校、昭和には芝居小屋

花道もあり、今でも「鼓童」の人たちが使用するとか

称光寺川
こんな細い川でも弘化３年（1846年）には氾濫が発生したそうな

白山神社も裏山が崩れ、縮小したそうです

称光寺：1349年時宗のお寺として創建
水難除けの渡海弁財天を安置されているとか

佐渡は土地が少ないので、古くから火葬
墓石の後ろにも骨をまいたりしていたそうです
私は見ませんでしたが、白いものが見えたそうな…

こちらの土蔵は5重構造
凄いお宝が入っていたことでしょう！

板張りされているのもこの地区の特徴

伊三郎：明治期の建物
とても凝った意匠のお家

30分ほどで散策終了

宿根木海岸
ここから千石船が出港していたとは思えない静かな港

高台から見ると密集しているのがわかります

10:30　宿根木を出発し、長者ヶ橋へ向かいます

漁師さんのたらい舟も見えます
観光用より小さめ

10:40　長者ヶ橋
昔は隣の地区に行くのにも舟しかなく、平成14年に6年かかって建設

10:54　沢崎鼻灯台：小木半島突端に建ち、南西端の海を守る灯台

沢崎鼻灯台 名所・史跡

神子島まで小木海岸として国の天然記念物及び名勝

ちょっと望遠で

こちらにも神が宿っているんですよ

枕状溶岩台地

枕状溶岩台地

泳げないのに、ギリギリまで行きたがります（笑）
私は足場が確保できるところで待機！

なんだか映画のシーンぽくないですか？
都会から逃げてきた逃亡者（笑）

こちらのご夫婦もいろいろな場所でギリギリを攻めていました（笑）

11:20　直江津港から小木港への高速カーフェリーが入港
なんでもこの船、売却されるとか…

小木港祭り花火大会 祭り・イベント

本土の弥彦山がうっすら見えます

11:25　たらい舟とモーターボートに分散して乗船

佐渡小木たらい舟 さざえ祭り 祭り・イベント

まずはたらい舟

6隻ほど、待機中

こうして見るとディズニーランドのアトラクションのように連なっていますね

やっと私たちの順番です、乗る時がグラグラしてちょっと不安

たらい舟から見た景色はこんな感じ
なんたって湾内ですから（笑）
しかし、この小木から本土の柏崎まで、たらい舟で行ったお光さんは、相当情熱家だったんですね！

順番が最後になったご褒美？女性船頭さん同士で撮影してくれました♪
桟橋から撮影した写真は、絵皿で販売です

モーターボートの待ち時間にサザエのつぼ焼きをいただきます（引換券）

1個350円もするんだぞ（笑）

渋抜き済みのおけさ柿500円と干し柿650円

次はモーターボートで青の洞窟クルーズ（笑）

モーターボートもフル回転、乗客は少なめにしなくちゃいけないし、バスの発車時間は決まっているからね

いざ、高速モーターボートで疾走！

八文字と呼ばれる浸食された海岸線や

矢島・経島をつなぐ太鼓橋
矢島は良質の矢竹の産地、経島は日蓮の放免状を携えた高弟の日朗が嵐にあい漂着した島だそうです

左八文字（虫谷の入り江）に入ります

浸食された海岸が間近に迫ります

ここは個人所有らしいので、道路から来れないようです

琴浦の漁港へ戻る舟、今日は何を収穫したのでしょうか？

琴浦洞窟「竜王洞」は島内最大の海底溶岩の侵食により出来た溶岩洞窟で「佐渡の青の洞窟」と呼ばれているそうです
イタリアには3回行ったのですが、青の洞窟は未体験なので、比較できません（笑）

お天気も回復してちょっと青く見えませんか？

シーカヤックならもっと奥まで入れるそうです
夏だったらぜひ体験したい！

残念ながら魚は確認できず

20分くらいのクルーズでしたが、楽しかった♪

12:40　小木港出発

おけさ柿は低木栽培、全部渋柿！
佐渡は雪があまり積もらないので、低くても大丈夫なんですって

13:00　佐渡歴史伝説館到着

佐渡歴史伝説館 美術館・博物館

佐渡へ配流された3名（順徳天皇、日蓮聖人、世阿弥）をロボットで紹介している施設に併設されたお食事処へ

本日のランチは海鮮丼！
お魚の種類も豊富で美味しかったのですが、お味噌汁やお茶が温くなっていて、美味しさ半減、これも団体だから致し方なし…か

高額なロボットは見ず、集合時間まで売店や日本庭園でのんびり

カモがちょうどランチにやってきました

なかなか趣のあるお庭

緑に赤、風情ありました

14:25　尾畑酒造
コロナの影響で酒造り工程見学は中止、DVDを見て、ショッピング

尾畑酒造 名所・史跡

試飲もあったのですが、びっくりするくらい少ない（笑）

エールフランスのファーストクラスで真野鶴大吟醸が提供されているそうです
右から酒ケーキ＠1140大吟醸180ML＠1100原酒＠1800
酒ケーキはしっとりして美味しかったですよ！

大きな虹が見えました♪

15:00　大膳神社：農業の祖神である御食津大神さまが鎮座

大膳神社 寺・神社・教会

日輪（太陽）が描かれている能舞台は珍しいとか

佐渡で能楽を広めたのは鎌倉時代の佐渡国守護代で、戦国時代まで佐渡を支配した、佐渡本間家

茅葺で趣のある現役の能舞台、佐渡の「四所の御能所」の一つ

能舞台では珍しく甕が埋め込まれていないそうです

参道から正殿
私たちは裏道からお参りしました

大和飛鳥路に例えられた田園風景、ここにトキが飛んできてくれたら…

15:20　本日最後の観光：長谷寺（ちょうこくじ）
https://sado-choukokuji.jp/midokoro/

長谷寺 寺・神社・教会

入り組んだ堂内配置になっていて、約1,200年前から増築を繰り返しているのかもしれません

ご住職は話足りないご様子でしたが、いろいろと寺仏を見せるため、パワフルに動き回っていらっしゃいました
ぜひ、ゆっくりとお参りしたいお寺でした

高野槙は推定樹齢は500年以上

お堂から瘤を触れます、ありがたや！

副住職のちびコロ、動きが早い！

こちらは小坊主のウサギ、境内の草むしり担当

夕暮れ時

16:45　日の入り時間ですが、雲が邪魔して夕日が見れませんでした
とりあえず、ひとっ風呂だ！

春日崎 自然・景勝地

18:30　今日は甘エビがメイン

Sado National Park HOTEL OOSADO 宿・ホテル

私はブリでコシヒカリをいただきます

なかなか、クーポンが消費できないので、ホテルでお買い物

送料もホテル付けなので、大盤振る舞い（笑）