2018/05/05 - 2018/05/05
35位(同エリア2024件中)
エンリケさん
この旅行記スケジュールを元に
2018年GWのペナン島旅行3日目後半。
熱帯の中の避暑地、ペナン島中央部にある標高約830mの丘、ペナン・ヒルを降り、次に向かうのはマレーシア最大の仏教寺院と言われる極楽寺。
中国、タイ、ミャンマーの3つの国の様式から成る大仏塔などを見学し、最後は島の北側にあるリゾートビーチのバトゥ・フェリンギへ。
遥か西の海の向こうに沈むサンセットにも立ち会え、丘と海と都市と、ペナン島が持つ様々な魅力を堪能できた一日となりました。
<旅程表>
2018年
5月3日(木) 羽田→
5月4日(金) →シンガポール→ペナン
〇5月5日(土) ペナン
5月6日(日) ペナン→シンガポール→
5月7日(月) →成田
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- シルクエア シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月5日(土)
11時10分、ペナン島の避暑地、標高約830mの高台にあるペナン・ヒルの散策を終え、これからケーブルカーを下っていきます。ペナンヒル 自然・景勝地
-
ケーブルカーの入口は、こんなふうに大混雑。
往路と同じく、様々な人種でごった返しています。 -
11時20分のケーブルカーでペナン・ヒルを降り、そこから次の目的地、マレーシア最大の仏教寺院と言われる極楽寺に向かって、てくてくと歩いて行きます。
しかし丘の上と違ってこちらはうだるような暑さ・・・。
11時50分、汗だくになりながら15分も歩いた頃、向こうに何やら巨大な仏教寺院らしき建物が見えてきました。 -
さらに10分ほど歩き、寺院の入口近くまで。
正面のお店を見ると、何やら看板が。 -
看板を見ると、極楽寺入口は右方向とのこと。
これに従って右側の道路を歩いて行きますが、実は、お店の左側に見えている細い通路も通り抜けが可能で、そちらの方が近道だったりします。 -
往路は看板に従って右側の道路をてくてく歩いていき、12時10分、ペナン・ヒルから30分ほどかかって、極楽寺(Kek Lok Si Temple)入口に到着。
最初に待ち構えていたのはこんな中国風の建物。
オレンジがかった黄色の屋根瓦が北京の紫禁城の建物そっくりですね。
【北京の休日(2) 紫禁城の太和門】
https://4travel.jp/travelogue/10574522#photo_link_22309401極楽寺 寺院・教会
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早速中に入ると(入場無料)、こんな金ピカの仏像が。
地元の方も、涼を求めてか、たくさんお参りに訪れています。 -
その中国風の伽藍の隣には、小高い丘に向かって伸びる階段があり、さらにその先には巨大な仏塔が。
早速上ってみるも、仏塔へ通ずる門は閉ざされていて、ここからは中に入れないようでした。 -
仕方なく敷地内を回っていくと、こんな入り組んだ地形に、様々な様式の建物群が。
まさに、“何でもあり”という感じの寺院ですね。 -
そしてその一角には、先ほど入口が閉ざされていて入れなかった仏塔が。
別ルートから仏塔に近づいてみたいと思います。 -
迷路のような敷地の中、こんな、花が咲き誇る庭を通り抜け・・・。
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12時40分、極楽寺の象徴、中国、タイ、ミャンマーの3つの国の建築様式で造られたという高さ30mの大仏塔の入口へ。
確かに、仏塔のいちばん下の部分は中国様式、そして頂上部分はミャンマーの金ピカパゴダの様式になっていますね。
【ミャンマー紀行(10) ヤンゴンのシュエダゴォン・パヤー】
https://4travel.jp/travelogue/10646249#photo_link_24596006
残った真ん中の部分がタイ様式かと言われると微妙な感じですが・・・。 -
この大仏塔だけは有料施設。
といっても入場料は2リンギット(約57円)だけですが。
早速中に入ってみると、仏像やらミニパゴダやら、何やら宝物館の様相。 -
狭い階段を上り、上階に行ってみると、これまた金ピカの仏像が。
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さらに上階へ行くと、こんな展望台のようなところに。
ここから外を覗いてみると・・・。 -
ペナン・ヒルを左に、そして東南アジアの先進地域らしい高層ビル群を遥か正面に望むこんな景色。
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右側にも高層ビル群は連なっていますね。
東南アジアの先進国、マレーシアの勢いを感じさせる風景です。 -
そして真下には複雑な地形に建つ極楽寺の建物群が。
この極楽寺、19世紀末に客家系の華人実業家の資金提供を受け、中国の福州出身の僧、妙蓮により建立されたもので、1893年から建築が始められ、この仏塔が完成したのは1930年。
その後も、敷地の拡張や建物の建設は現在に至るまで続けられています。 -
13時、仏塔の見学を終え、外へ。
ここから望む景色もなかなか素晴らしいですね。 -
さて、仏塔の周りを見渡してみると、こんな亀たちが。
よく見ると、ホンモノの亀ではなく、ただの置き物・・・。
それでも、おめでたい動物にあやかろうという寺院の意図が伝わってきます。 -
仏塔の周囲は、亀だけでなく、たくさんの草花でいっぱい。
ある意味、地上の楽園のような雰囲気です。 -
こんなスイレンや・・・。
-
マレーシアの国花であるハイビスカス(マレー語で“ブンガラヤ”(Bunga Raya=大きい花))も咲き誇っています。
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仏塔の次は、敷地内を探索。
こんな中国風の円い門から中に入ると・・・。 -
こんな金ピカの仏像が祀られている建物に。
-
金剛力士像だか弁才天みたいな金ピカの像もありますね。
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以上で極楽寺の見学を終了。
ガイドブックでは、“マレーシア最大の仏教寺院”という触れ込みでしたが、それほどでもなかったかな。
何より訪問者がそれほどでもなく、賑わいがいまひとつという感じでした。 -
最後にもう一枚、中国、タイ、ミャンマーの混合様式の仏塔を写真に収め、極楽寺を後にします。
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13時20分、帰り道は、土産物屋街になっている、寺院正面の道路へと続く細い通路を通っていきます。
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13時30分、土産物屋街を通り抜け、ペナン・ヒルへと通じる寺院正面の道路へ戻ってきました。
ここから最後にもう一度、オレンジ色の建物群で構成される丘の上の極楽寺の姿をパチリ。 -
さて、極楽寺のすぐ近くにはラピッド・ペナンの停留所があり、同じく観光目的で参拝に来た若者たちと一緒に待っていたのですが、やってきたバスは、停留所をなんとスルー。
若者たちと一緒に追いかけますが、バスは停まってくれず。
仕方ないので、往路と同じく、歩いてペナン・ヒル近くの停留所まで戻ることにします・・・。 -
猛暑の中を20分ほど歩き続け、14時、ようやくペナン・ヒルへと続く幹線道路に到達。
ここの交差点には、“檳榔嶼華僑抗戦殉職機工罹難同胞紀念碑”と書かれた記念碑が。
調べてみると、太平洋戦争で日本軍に殺害されたペナン島(檳榔嶼)の華僑の記念碑とのこと。
訪れる観光客はほとんどいませんが、日本人がマレーシアを訪れるときに忘れてはならない、悲惨な戦争の記憶ですね。 -
14時05分、その交差点近くの停留所からラピッド・ペナンのバスに乗り、ジョージタウンに戻ります。
運賃は2.7リンギット(約77円)のところ、おつりがないので3リンギット(約86円)支払い。
この時間帯、ペナン・ヒルからやってくるバスの中はガラガラです・・・。 -
14時30分、ペナン島一のショッピングタワー、コムタ(Komtar)で下車。
その中で昼食にしようと思ったのですが、魅力的なお店が見つからず。
そのままジョージタウン方向にてくてく歩いていき、15時、昔ながらの肉骨茶(Bak Kut Teh)が食べられそうなチャイナタウンのお店を発見。 -
メニューはもちろん肉骨茶を注文(12リンギット=約350円)。
肉骨茶とは豚肉を漢方と一緒に煮込んだスープで、唐辛子醤油につけ、白米(1リンギット=約29円)と一緒に食べると最高!
汗が噴き出してきますが、そんなのかまっていられないくらいの美味しさです。 -
前夜からマンゴーアイスくらいしか食べておらず、お腹が空いていたので、泰式豆腐(8リンギット=約230円)もあわせて注文。
中国茶も2杯注文し(0.5リンギット×2=1リンギット、約29円)、これでかなり腹一杯になりました(笑)。 -
食事を終え、ホテルで少し休んだ後、海に沈みゆく夕日でも見に行こうと、17時、再びウェルド埠頭バスターミナルへ。
101番のラピッド・ペナンで、島の北側にある有名な“バトゥ・フェリンギ”(Batu Ferringhi)のビーチを目指します。 -
17時20分、101番のラピッド・ペナンのバスは、ウェルド埠頭バスターミナルを出発。
朝と違い、今度はそこそこに乗客がいます。
運賃はバトゥ・フェリンギまで2.7リンギット(約77円)のところ、先ほどと同じくおつりがないので、3リンギット(約86円)の支払いです。ジェッティー バスターミナル バス系
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18時、バトゥ・フェリンギ・ビーチ近くの土産屋が建ち並ぶ停留所で降り、さすがに観光客が多い通りを抜けて、ビーチ方面へ。
そして18時20分、だいぶ日の傾いたバトゥ・フェリンギのビーチに到着です。バトゥ フェリンギビーチ ビーチ
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もう夕暮れの時間帯ですが、まだまだビーチにはこんなに人が。
外国人観光客もそれなりにいますが、子どもを中心に、一日の終わりを過ごす地元民も多い感じです。 -
西の空にはけっこうな雲・・・。
この日は海の向こうに沈む夕日が見られるでしょうか。 -
18時50分、まだ少し日没には時間がありそうなので、海沿いのホーカーセンター(屋台街)に入り、軽く夕食。
巨大な屋根の下には、日中のジョージタウンや極楽寺では数えるくらいしか見かけなかった、たくさんの外国人観光客が。
やっぱりペナン島と言えば、観光のメインは海とビーチなんでしょうねえ・・・。 -
ホーカーセンターではこんなふうに端の方に並んでいるお店で料理を注文。
まず注文したのは・・・。 -
何はなくともビール(笑)。
よく考えたら、ペナン島に来て初めてのビールです(10リンギット=約290円)。 -
食べ物はマレー料理のミーゴレン。
“肉なし”を注文したら、この量で5リンギット(約150円)と格安。
味はというと、日本の焼きそばの味を薄くしたような感じで、昼食からそれほど時間が経っていなかったこともあり、量が多すぎて気持ち悪くなってしまいました・・・。 -
19時20分、夕食を終えてビーチに戻ると、まさに太陽が海の向こうに沈む直前。
ホーカーセンターでけっこう呑気してしまいましたが、日没の時間にぎりぎり間に合いました。 -
先ほど空を広く覆っていた雲も途切れ途切れになり、水面近くにはオレンジ色の夕焼けが。
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水上では夕日をバックにジェットスキーを楽しむ人も。
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ビーチではたくさんの人が思い思いの場所で、西の海の向こうに沈みゆく夕日を見つめています。
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夕日をバックに、馬に乗ってビーチを行く人も。
絵になる風景ですね。 -
19時30分、太陽は西の海の向こうに沈み、辺りはピンク色とも紫色とも言える光に包まれていきます。
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そして辺りは次第に暗く。
夕暮れのマジックアワーの終了です・・・。 -
19時40分、今度はビーチ沿いの屋台に光が灯り始めます。
・・・まだまだバトゥ・フェリンギの一日は続きそうですね。 -
さて、お腹もいっぱいだし、こちらはそろそろ宿に戻ろうと、19時50分、ラピッド・ペナンの停留所へ。
歩道に張り出したお店で停留所が道路側から隠れてしまっていますね。 -
バスに見落とされないよう、手を振ってバスを停め、ジョージタウン行きのラピッド・ペナンに乗車。
ペナン島は日本の中堅クラスの都市ほどの小さい島ですが、海岸沿いの道路は夜になってもひっきりなしに車が通っていますね。 -
21時、バスはジョージタウンのチュリア通りに到着。
やはり暑い日中より動きやすいせいか、夜の方が人が歩いている感じがしますね。チュリア通り 散歩・街歩き
-
近くのセブンイレブンでジャスミン&ライチティーを買い(3リンギット=約86円)、宿へ。
どんなものかと飲んでみると、これがなかなかの美味。
夜になっても蒸し暑く、すぐに乾いてしまう喉を潤しながら、深い眠りに落ちていきます・・・。
(ペナン島旅行4日目~ジョージタウン観光に続く。)チュリア ヘリテイジ ホテル ホテル
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 川岸 町子さん 2020/12/06 13:32:32
- 泰式豆腐
- エンリケさん、こんにちは(^-^)
遅くなりまして、すみません。
先週は国内旅していました。
さてペナンですが、極楽寺入口と漢字表記が有るなんて、私ならば安心します(笑)
入場料が50円台なのも、微笑ましいです(^_-)
暑い中、よく高い所へ登られましたね!
汗が吹き出すほどのマレーシアの暑さがよみがえります(苦笑)
さて泰式豆腐が気になります。
辛くなくて食べやすそうに見えますが、いかがでしたか?
町子
- エンリケさん からの返信 2020/12/12 18:46:01
- 食べ物の味は早めに記録しないと忘れてしまいますね・・・。
- 川岸 町子さん
こんばんは。
ペナン島旅行記に引き続きご訪問ありがとうございます。
11月に国内旅ですか。
コロナ感染者が増えてくる前に行かれてよかったですね。
また町子さんの旅行記を見てみたいものです。
> さてペナンですが、極楽寺入口と漢字表記が有るなんて、私ならば安心します(笑)
ペナン島は中国系移民が人口の半数以上を占めているため、観光地をはじめ、あちこちで漢字を見かけることが多かったです。
> 汗が吹き出すほどのマレーシアの暑さがよみがえります(苦笑)
冬の時期に熱帯地域の旅行記を作ると、暑さが思い出されて体が温かくなりますね(笑)。
> さて泰式豆腐が気になります。
> 辛くなくて食べやすそうに見えますが、いかがでしたか?
実はあまり記憶がないのですが、麻婆豆腐ほど辛くはなく、食べやすかった気がします・・・。
食べ物の味は早く旅行記にしないと忘れてしまいますね(笑)。
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