2018/05/05 - 2018/05/05
31位(同エリア2024件中)
エンリケさん
この旅行記スケジュールを元に
2018年GWのペナン島旅行3日目。
この日はまず、ペナン島の中央に位置する標高約830mの高台ペナン・ヒルへ。
ケーブルカーに乗って丘の上に登ると、そこはジョージタウンよりも気温の低い、熱帯の中の避暑地。
動きやすい気候の中、眼下に広がる眺望や、自然に囲まれた遊歩道の散策を楽しむことができました。
<旅程表>
2018年
5月3日(木) 羽田→
5月4日(金) →シンガポール→ペナン
〇5月5日(土) ペナン
5月6日(日) ペナン→シンガポール→
5月7日(月) →成田
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- シルクエア シンガポール航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月5日(土)
この日はまず、ペナン島の中央部に位置する地元民にも人気の観光地、ペナン・ヒルへ。
7時、ホテルを出て、ペナン・ヒルまでのバスが出ているウェルド埠頭ターミナルに向かって、ジョージタウンのチュリア通りを歩いて行きます。
空にはどんより雲・・・気温がそれほど高くならなくていいのですが、せっかくの海外旅行なのだから、気にはなるところですね。チュリア通り 散歩・街歩き
-
途中にあるリトル・インディア地区で少し横道に入ると、こんな立派なヒンドゥー寺院が。
マハ・マリアマン寺院(Maha Mariamman Temple)です。マハ マリアマン寺院 (スリ マハ マリアマン寺院) 寺院・教会
-
マハ・マリアマン寺院は扉が開けられていて、中からは黄金の塔が顔を覗かせています。
何か早朝の儀式でもあるのか、上半身裸の僧らしき人が、ちょうど中に入っていくところでした。 -
7時25分、ウェルド埠頭バスターミナルに到着。
ここからは、204番のラピッド・ペナンで“ブキット・ベンデラ”(BUKIT BENDERA)ことペナン・ヒルへ。
204番のラピッド・ペナンは、早朝5時50分から20~25分ごとに1本の割合で出発しているとのこと。 -
7時30分、204番のラピッド・ペナンはウェルド埠頭バスターミナルを出発。
運賃は2.7リンギット(約77円)で、運転手から購入。
土曜日の早朝ということもあって、車内はガラガラです。ジェッティー バスターミナル バス系
-
8時、ラピッド・ペナンはだんだんとペナン島の中央部へ。
窓の外を見ると、早朝の市の様子が。 -
中華系のコミュニティでしょうか、かなりの大人数で賑わっていますね。
-
8時10分、ペナン・ヒルの麓に到着。
ここからは、ペナン・ヒル株式会社の運営するケーブルカーに乗換えて頂上を目指します。 -
窓口で往復の乗車券を購入し(30リンギット=約860円)、ケーブルカーの乗り場へ。
行ってみると、早朝にもかかわらず、けっこうな列ができています。
バスはガラガラでも、地元の方々が自家用車などを使ってやってくるのですね。 -
列が進んで、8時25分、ケーブルカーに乗車。
イタリアのナポリで乗ったケーブルカーの“フニコラーレ”を思い出しますね。
【ナポリの休日(1) ナポリのフニコラーレ】
https://4travel.jp/travelogue/10774460#photo_link_29109855 -
ケーブルカーには、中華系、マレー系(イスラム系)、インド系、欧米系の外国人観光客と、様々な民族が乗車。
まさに“人種のるつぼ”です。 -
8時40分、頂上駅に到着。
早速外に出てみると、木々の間からはペナン島の市街が。 -
頂上からの眺めについて、こんなアメリカチックなキャラクターが解説(笑)。
-
邪魔になっている木を避けて、眺めのいい場所を探してみると、ちょうどこんな景色が。
ジョージタウンだけでなく、高層ビルの立ち並ぶ新市街、そしてマレーシア本土とをつなぐペナン大橋も見渡せますね。ペナンヒル 自然・景勝地
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ちなみに市街を見下ろす展望台のフェンスには、こんなピンク色をしたハートのアクセサリーのついた錠前がびっしり。
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書かれているのはラテン文字のほか、漢字やアラビア文字も。
恋の思いはどの民族も変わらないようです・・・。 -
9時、展望台のすぐ近くには、食事のできる休憩所があったので、入ってみることに。
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長屋のようになっている休憩所に入ってみると、客層を反映してか、この時間帯、営業しているのはスイーツ系のお店ばかり(笑)。
-
商品見本を見てみると、こんなどんぶりに入ったスイーツ(笑)。
ものは試しと、わたしもひとつ注文してみることにします。 -
マンゴーアイス(10リンギット=約290円)を注文すると、出てきたのはこんな感じのシロモノ。
どんぶりほど大きくはなく、ややダマされた感はありますが(笑)、それでも、こんなマンゴーたっぷりのものは、この値段ではなかなかお目にかかれないですよね。
ちなみに、東南アジア旅行ではいつも避けるようにしている“氷”ですが、マレーシアだから大丈夫かと思い、完食。
結果は・・・この後も腹痛にならずに済みました。
むしろ赤いプツプツの方が人工的な感じがして、食べるのを避けておきました・・・。 -
9時20分、お腹いっぱいマンゴーを食べて栄養補給したところで、ペナン・ヒルの散策へ。
頂上付近は大自然の中に遊歩道が整備されており、ちょっとしたハイキング気分を味わうことができます。 -
そんな遊歩道を早速歩いて行きます。
・・・空にはかなり晴れ間も見えてきましたが、気温は前日のジョージタウンほどには上がらず、遊歩道を歩くのも、それほど苦になりません。
ここペナン・ヒルの標高は約830m。
ジョージタウンなどの平野の市街地よりも5℃ほど涼しいのだとか。 -
時折現れる木々の隙間からは、ジョージタウンなど平野の市街地が見下ろせます。
-
木々の向こうに見える市街地のさらに先には山。
ペナン島の中央部はけっこう山がちなのですね。 -
そんな遊歩道をしばらく歩いていたところ、9時50分、“Monkey Cup Garden”という看板の出ている施設を発見。
珍しい猿でもいるのかと思い、入ってみることに。 -
入場料の12リンギット(約350円)を払い、この入口から入ってみると・・・。
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中は熱帯の植物が生い茂る植物園。
こんなところに猿がいるのかと思って進んでいくと・・・。 -
ところどころに出てきたのはこんな食虫植物。
そう、“Monkey Cup”とは“食虫植物”という意味。
猿のいる園ではありませんでした・・・。 -
こちらは日本の植物園でもよく見かける典型的なウツボカズラですね。
-
こちらは地上に並んだウツボカズラ。
アリなどの目になってみると、なかなか恐怖です(笑)。 -
こちらも地上に並んだ、形のよいウツボカズラ。
芸術品のようなシルエットですね。
自然はかくも偉大なものかと思ってしまいます。 -
通路に垂れ下がっているこちらは、オウムバナ科のヘリコニアという植物。
文字通りオウムの顔のような花を咲かせる植物で、元はアメリカ大陸の産ですが、現代では東南アジアを含む熱帯地域に広く分布しているとのこと。 -
目に付くところ、あちらこちらに様々なかたちのウツボカズラ。
まさにウツボカズラ祭りという感じです(笑)。
10時20分、以上30分ほどでMonkey Cup Gardenの見学を終了。
猿が見られなかったのは当てが外れましたが、いい勉強になりました(笑)。 -
Monkey Cup Gardenの先は山道が続き、入場できそうな施設もなさそうだったので、この辺りで元来た道を引き返します。
戻る途中にあったのがこちらの施設。
看板を見ると、“Tree Top Walk”と書かれており、森の上に円形に通した空中の遊歩道を歩けるアクティビティができるとのことだったのですが、やめておくことにしました(笑)。 -
こんな東洋と西洋のミックス様式のようなあずまやもありますね。
-
遊歩道からは、時折こんな下界の眺め。
排気ガスもとどかず、気温も市街地よりは低いので、ここに長居したくなりますね。
それではペナン島の観光にはなりませんが(笑)。 -
てくてくと歩き続けて11時10分、ケーブルカーの駅近くまで戻ってきました。
ここからはマレー半島に向かって突き出た感じのジョージタウンが良く見えます。 -
下界より気温は低くても、さすがに長時間歩き続けてけっこうな汗をかきました。
さて、このあたりでペナン・ヒルを降り、続いては近くにあるマレーシア最大の仏教寺院、極楽寺に行ってみることにします!
(ペナン島旅行3日目後半~極楽寺観光に続く。)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 川岸 町子さん 2020/11/16 13:52:35
- ヘリコニア
- エンリケさん、こんにちは(^-^)
今のような制限ある中で暮らしていると、南の島がますます懐かしくなります。
行きたいなぁぁ。
ペナンも訪れたことなく、いつかと思っています。
昨年4月クアラルンプール乗り継ぎとなり、初マレーシアでした。隣のタイとは宗教が異なるせいか、雰囲気がかなり違うと感じました。
プラカナンマンションを私は4トラで知りましたが、なんとも細部にまで丁寧にゴージャスに造られていますね。
お書きのように、子供部屋が微笑ましいです。
英国人が寒い国から南の島へやって来て、何を一番に思い描いたのでしょうね?
私もマレーシアの印象はとにかく暑い!で、観光は相当手抜きしました(笑)
マレーシアも広い国で、少しずつ地方により変化がありそうですね。
ヘリコニア、恥ずかしながら初めて名前を知りました。
教えて頂き、ありがとうございます(^-^)
忘れないようにします(笑)
インドシナを旅すると見かけ、鮮やかな色に目を奪われ、あぁ暑い国を旅しているなと実感します。
南の島の滞在のご様子、次回も楽しみにしています!
町子
- エンリケさん からの返信 2020/11/21 21:18:44
- 熱帯の植物
- 川岸 町子さん
こんばんは。ペナン島旅行記にご訪問ありがとうございます。
> 今のような制限ある中で暮らしていると、南の島がますます懐かしくなります。
本当に。
年末年始に南国の暖かくて穏やかな空気に触れてみたいものですが、今年は厳しいでしょうね・・・。
> 英国人が寒い国から南の島へやって来て、何を一番に思い描いたのでしょうね?
当時のヨーロッパ人はオランダでもフランスでも、よくもまあ、空調もなしに蒸し暑い東南アジアで暮らせたものです。
ひと昔前は日本人がそう言われていましたが、彼らも当時のエコノミックアニマルだったのでしょうね。
> 私もマレーシアの印象はとにかく暑い!で、観光は相当手抜きしました(笑)
暑すぎて、時々ホテルとかで休んだりしないと体がもちそうにありませんね(笑)。
> マレーシアも広い国で、少しずつ地方により変化がありそうですね。
実は今回のマレーシアへの訪問は2回目で、最初の訪問もいつか旅行記にしたいと思っています。
> ヘリコニア、恥ずかしながら初めて名前を知りました。
わたしも今回の旅行記を作成していて初めて知りました。
ヨーロッパを旅行しているとあまり触れることはありませんが、これからは珍しい植物にも関心をもっていきたいですね。
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