2013/05/02 - 2013/05/03
18位(同エリア1445件中)
エンリケさん
2013年GW、今年は仕事のスケジュールがそれほど詰まっていないことから、有給休暇を絡めて海外旅行に行ってみようと計画。
最初はのんびりできそうなヨーロッパの南の島ということで、5日間くらいでマルタ島を考えていたのですが、5日間では帰りの便がいっぱいで、日程を伸ばさなければ飛行機を確保できないことに。
そこで、思い切って7日間の連続休暇を取ることにし、この日数ではマルタ島だけだと狭すぎるので、行き先を南イタリアに変更。
シチリア島周遊も考えたのですが、子どもの頃から気になっていた、火山灰に埋もれた街ポンペイにも行ってみたかったし、何より敬愛する漫画“ジョジョの奇妙な冒険”第5部の舞台だったということもあって(笑)、最終的に目的地をナポリに決定。
行く前はイタリア一治安が悪いということでビクビクしていたところ、実際に旅行してみるとそれほどでもなく、初夏の気持ちのいい気候の下、久々に個人旅行の先進地、西欧を満喫できた旅となりました。
書き綴りたいことはいろいろありますが、まずはナポリの旧市街“スパッカ・ナポリ”から旅行記を始めたいと思います。
<旅程表>
2013年
○5月2日(木) 成田→ミュンヘン→ナポリ
○5月3日(金) ナポリ→プロチダ島→ナポリ
5月4日(土) ナポリ→カプリ島→ナポリ
5月5日(日) ナポリ→ポンペイ→カゼルタ→ナポリ
5月6日(月) ナポリ→ソレント→ポジターノ→アマルフィ→サレルノ
→ナポリ
5月7日(火) ナポリ→ミュンヘン→
5月8日(水) →成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空 ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2013年5月2日(木)
今年のGWは仕事のスケジュールがそれほどでもないことから、7日間の連続休暇をとって久しぶりに海外へ。
行き先は前文に書いたとおりナポリ。
そういえば前回(といっても2001年だから12年前!)のGWの旅は、ローマやヴェネツィア、フィレンツェなど、イタリア北部を巡る忙しい旅でした・・・。
イタリアは夏は暑すぎるからこのくらいの時期がちょうどいいのかも。
・・・旅のはじめは10時、どんよりとした雲の下、前夜からの雨でまだ水たまりの残る成田空港第一ターミナルへ。 -
12時45分、機材の交換のため珍しく(?)30分遅れの出発となった全日空NH207便は、ほぼ満席となって成田を離陸。
新潟を抜け、シベリア上空を通り、およそ12時間かけて南ドイツのミュンヘンを目指します。
・・・ちなみに今回の航空券(もちろんエコノミー)は、スカイゲートを通じておよそ1か月前の3月末に購入。
GWだし、手配も遅くなったから高いだろうと思っていたら、航空券だけで6万5千円、燃油や空港使用料、取扱手数料含めても13万円台前半(今は航空券本体と燃油がほぼ同じ・・・。)と、意外に安く済みました。
GWは航空券が高そうだからこれまで海外旅行を避けてきたのですが、4月の昭和の日前後ではなく、後半から出発すると値段は通常時とそれほど変わらないんですね。
この日程は今後も使えそう・・・。 -
離陸からおよそ2時間後の14時30分、最初の機内食が出されます。
ここはやはりANA、今まで乗った航空会社の中でも、味はJALとともにダントツです。
ビールやワイン、コーヒー、お茶など、飲み物サービスも頻繁にまわってくるし、フライトアテンダントの対応もきめ細かいし、ビデオプログラムも(日本人向けに)充実してるしで、日系航空会社のサービスは世界最高ですね。
これで6万5千円とは、我ながらお得な航空券を手に入れたものです(笑)。 -
機体は日本海を北上した後、シベリア上空を通過。
まだ5月のこの時期は、雪がまだたくさん残っているんですね。 -
ほぼ12時間後の17時45分(現地時間)、NH207便はミュンヘン国際空港に到着。
乗継時間が2時間程度だったため、入国審査を済ませた後は、寄り道せずにEU各国へのルフトハンザの便が集中しているターミナル2へ。
このターミナル2は、2003年に供用開始された比較的新しいターミナルで、その利便性や快適性から、ミュンヘン国際空港は、英国の調査会社SKYTRAXによる“WORLD AIRPORT AWARDS”で毎年上位に名を連ねる、非常に評価の高い空港となっています。
http://www.worldairportawards.com/Awards_2013/Airport2013.htm
旅行者を楽しませる仕掛けも多く、ゲートのすぐ脇には、地元ミュンヘンのフットボールチーム、FCバイエルン・ミュンヘンのホームスタジアムである“アリアンツ・アレナ”を模したインターネットスポットがあり、わたしのほかにも、何人かの旅行者が立ち止まって写真を撮っていました。
(4月23日にここミュンヘンで0−4で敗れた)バルセロナサポーターによく破壊されなかったな(笑)。 -
さらに、ルフトハンザ便のあるターミナル2のGゲート付近には新聞ラックやドリンクマシーンが設置されていて、旅行者たちはフリーで新聞を手に入れたり、コーヒーやホットチョコなどを飲むことができます。
このサービス、帰りに確認したところ、日本への便のあるHゲート付近にはありませんでした。
代わりに、Hゲートには、日本人の趣向にあわせようとしたのか、日本のカプセルホテルのような横穴形式の有料ベッドが何台か置かれていて・・・それでも、誰も使っている人はおらず、何だか日本がバカにされているような気がして、少し不愉快になりました。
カプセルホテル派の方にはすみませんが・・・。 -
・・・気をとりなおして旅行記を続けます(笑)。
さて、Gゲートの新聞ラックでは、あの有名なビルト紙をゲット。
旅行の準備で見逃してしまった前日夜のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝、バルセロナ×バイエルン・ミュンヘンの試合結果が表紙に。
地元のバイエルン・ミュンヘンはアウェイのバルセロナの地でも3−0の勝利。
そして、5月25日の決勝は、同じくスペイン勢のレアル・マドリードを破ったボルシア・ドルトムントとの、史上初のドイツ勢対決。
EU内の経済状況を反映しているんだか、何だかドイツは昇り調子ですね(笑)。 -
ちなみにこちらは、帰国の際、ターミナルの建物の外にあるショッピングセンターをぶらぶらしている時に見つけた、バイエルン・ミュンヘンのオフィシャルショップ。
すぐそばにこんなものもあるほど、ミュンヘンの空港は便利で、乗継の際に退屈しません。
日本人でバイエルンが好きな人は少ないかもしれませんが(笑)。わたしもスペイン派ですし・・・。
・・・それにしても、サッカーファンにしてみれば、こうして憧れのビッグクラブが身近に感じられる西欧の旅は楽しいものですね。
本当はこの旅行期間中の5月5日(日)に、ナポリのホーム(マラドーナ伝説の残るあのスタディオ・サン・パオロ!)でセリエAのナポリ×インテル戦が予定されていたので、観戦しようかとも考えたのですが、敵チームに日本人の長友がいるため、凶悪なナポリサポーターに何をされるか恐ろしかったので(笑)断念してしまいました・・・。
こうしてわたしにとって西欧旅行がほかの地域以上に楽しいと思えるのは、以下のコラムでスポーツライターの金子達仁氏が言っているように、突き詰めてみれば20年前にJリーグができたことに端を発しているんでしょうね。
【Jリーグに求められる“創成期の精神”(2013年5月14日)金子達仁】
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kanekotatsuhito/20130514-00024942/ -
・・・と、サッカーどころミュンヘンの話題で前置きが長くなってしまいましたが、ルフトハンザとの共同運航便の全日空NH6067便は定刻どおり19時40分にミュンヘンを離陸、時差もなくおよそ1時間半後の21時15分にナポリのカポディキーノ国際空港に到着です。
空港の外に出ると、さすがにサマータイムのヨーロッパでも緯度の低いナポリは真っ暗・・・。
さて、ナポリ中央駅のすぐ近くにホテルをとってあるのですが、事前の情報で治安が悪いと散々注意喚起されている中央駅周辺をどうくぐりぬけてホテルまでたどり着くか。 -
“危険だからタクシーを使ってホテル正面まで送ってもらう”という選択肢も考えたのですが、ガラス張りの建物を出たところ正面に空港バス(アリバス)が止まっていて、他の旅行者も普通にバスに乗り込んでいるようだったので、経済性を考えてバスを使うことにしました。
-
切符は運転手から購入(3ユーロ=1ユーロ130円として390円)。
日本の切符に比べると、ひとまわりもふたまわりも大きい名刺サイズの切符で、上の写真にあるように、乗車時に手すりに備え付けられている黄色の打刻器に挿入して、打刻をしておく必要があります(壊れているときは検札員がまわってきたときに打刻できない事情を説明できるようにしておくことが必要)。 -
最終的に20人近くが乗り込んできたバスは、15分ほどでナポリ中央駅前に到着。
ここでほとんどの乗客が降りていきます。
もう22時近くになっていましたが、あたりは観光客を狙ってギラギラしていそうな人もなく、ガイドブックやネットで言われているほど危険でもない感じ。
こんなふうに写真を撮る余裕もあります(笑)。 -
ナポリ中央駅前の正面一帯(ガリバルディ広場のある場所?)は、再開発のためか柵で囲われており、ぐるっと迂回して反対側(南側)に面しているホテルに向かいます。
途中、西側にあるバス停の前には、広場の名前にもなっているイタリア統一戦争時の英雄、ジュゼッペ・ガリバルディ(1807-1882年)の像が。 -
そして広場の南側へ。
広場側にはこんなふうに柵が施されており、通路はかなり狭くなっています。
“ナポリ中央駅前は危険!”と聞いていたので、ところどころにジャンキーっぽいのが待ち受けているのかなと思っていたら、そんな輩どころか物乞いさえ一人もいませんでした・・・。
ガイドブックもネット情報も過剰なまでの注意喚起で、ナポリを不当に落としめているとしか思えないですね。
わたしが感じた限りでは、パリやローマのごみごみしたところ(ルーヴル美術館前や地下鉄など)の方がよほどスリの危険が高いのではないかと思います。
挙動不審の輩がいないかどうか、距離をとって普通に周囲に気を配っていれば、ナポリも十分個人で観光可能です。
それでも、女性の一人旅はまたレベルが違うと思いますが(それは他のヨーロッパ諸国でも同じでしょうが。)。 -
そしてこちらが今回利用した宿、ホテル・イデアール(Hotel Ideal)。
(翌日に撮影)
ネットで予約した、ナポリ中央駅前という非常に便利な立地の割には1泊4千円台前半という廉価さが売りの宿です。
フロントでは、眼鏡をかけた優しそうなおばさんがテキパキと手続きしてくれ、対応もいい感じです。
なお、ナポリを含むカンパーニア州の宿では、ホテル代とは別に滞在税が必要で、ホテルのランクに応じて別途税金を支払わなければなりません(一つ星やユースホステルはなし、二つ星以上から1ユーロずつ上乗せ)。
このホテル・イデアールは三つ星なので1泊2ユーロ、合計で5泊分10ユーロ(1,300円)をチェックイン時に支払いました。 -
しかし、3階にあるシングルルームに行ってみるとちょっとがっかり。
ベッドはこんな感じで足がはみ出そうなくらい小さく、洗面室のほかはテレビが置いてある机とクローゼット、小さなテーブルが一つあるだけで、日本のビジネスホテル並みに狭い・・・。
しかもテレビは、操作方法が悪いのか、どこをいじっても音が出ず(あまり必要ないのでフロントに確認しませんでした。)。
これなら3年前に泊まったオスロのユースホステルの方が広くてずっと立派(値段も高かったですが)・・・やはり国民性が出ているのか。
【ノルウェー〜デンマーク紀行(1)オスロのAnker Hostel】
http://4travel.jp/traveler/kissydney/pict/19571707/
これで3つ星か?と思いましたが、中央駅前という立地を考えると廉価なのでしょうがないか・・・。
この日は疲れていたのでこれでおやすみ。 -
5月3日(金)
6時、ホテルの窓から見たナポリ中央駅前です。
ご覧の通り、駅前は穴が掘られ、たくさんの重機がこの日も稼働を待ち構えており、大工事の様相。
中央駅や地下鉄の拡張工事とのことですが、終わってきれいに整備されれば治安が悪いとされるナポリの汚名返上にもなるでしょうか?? -
ナポリはエスプレッソが美味しいと聞いてきたのですが、まずい普通のコーヒーとトースト、ベーコンのこれまたがっかりのアメリカンブレックファスト形式の朝食をとった後はナポリの街歩き。
8時、ホテルを出てまずは前日の夜も撮った統一イタリアの象徴ガリバルディさんをパチリ。
駅前周辺はさすがにナポリの中心地だけあって車の通りも多いです。
車の往来を見ていると、信号待ちしている車のフロントガラスを横から大きなモップで洗っている人も・・・洗車代をせびろうという輩でしょうか、どこかインドのような風景です。
こういう風景は我々から見るとやはり異常で、雰囲気的に治安が悪そうだと感じてしまいますよね。
このほかにも、駅周辺には黒人やインド人(?)など、褐色の肌をした人が露店を構えていたりして、一見コワそうな雰囲気です。
(襲いかかってはこないので即治安が悪いことにはならないと思いますが・・・偏見はコワいですね。) -
ナポリ観光のはじめは、ナポリの活気が味わえる旧市街の“スパッカ・ナポリ”(Spacca Napoli)を見ようと、ウンベルト1世大通り(Corso Umberto ?)を西へ。
ナポリというと、ゴミ回収処理業を牛耳っているマフィアとの抗争から、ゴミが回収されずに放置され、街中がゴミでいっぱいになるという事件がしばしば起こっているようですが、わたしが訪れた時のナポリはそんなこともなく普通の状態でした。
このウンベルト1世大通りはさすがにメインストリートだけあって、清掃の具合も他のヨーロッパの都市なみで、それほど汚くはない感じ。
・・・と安心したのも束の間、ニコラ・アモレ広場を右に曲がってスパッカ・ナポリ地区に入ると、ところどころ道路の端や街路樹の下あたりに、ボロ服や生ゴミなどが散乱しているのが目につくようになってきました。
やっぱり平常時でもナポリの街は少し汚いかも。 -
ガリバルディ像から20分ほど歩き続けて、8時30分、旧市街スパッカ・ナポリ地区の中心、ドゥオモ(Duomo)にやってきました。
ナポリの守護聖人、聖ジェンナーロ(聖ヤヌアリヌス)に捧げるために建設され、14世紀のアンジュー・シチリア朝時代に完成したナポリ一の大聖堂です。
この壮麗な白亜のファサードは、1876年にネオ・ゴシック様式により改修されたもの。
ガイドブックによると、開館は8時からとなっていましたが、扉は閉められたままで、誰も中に入ろうとする人はいません。
実はこの翌日(5月の第1土曜日)が“聖ジェンナーロ祭”(年に数回、小さな壺に納められた聖ジェンナーロの血液が液体化する奇跡を祝う祭)のため、その準備で臨時休館となっていたりして・・・。
(聖ジェンナーロ祭は翌日見に行こうかと考えていましたが、結局カプリ島に行くことにしてしまったため見れず・・・ネットで調べてみても、この儀式の写真はなかなか見当たらず、そんなに気合いを入れて外国人が見るような祭ではないのかも。) -
ドゥオモの中に入るのを諦め、旧市街スパッカ・ナポリの雰囲気を味わおうと横道へ。
“スパッカ・ナポリ”とは、“ナポリを真っ二つに割る”という意味らしく、このように住宅をスパッと割ったような細い小路があちらこちらに張り巡らされています。
“スパッ”という言葉が日本語に通じるところが、最近開催されたローマ教皇選出の儀式、“コンクラーベ”(根比べ?)と似ていますね(笑)。
・・・ナポリでは子どもは通学班をつくって子どもだけで学校へ行くのではなく、家族が送り迎えするのが通例となっているのか、スパッカ・ナポリの小路では子どもを連れて道を行くお母さんやおじいさんの姿をよく見かけました。 -
どこを曲がってもこんな細い小路ばかり。
ところどころ、写真右下にあるようなイエス・キリスト、聖母マリア、諸聖人などを祀った小さなほこらがあり、住んでいる人々のカトリックへの強い信仰心を感じさせます。
このスパッカ・ナポリの小路、歩いていると、横をバイクが勢いよくすり抜けていくこともあるので注意。 -
こちらはスパッカ・ナポリ名物の洗濯物を干す家々がズラリ。
写真をとろうとカメラを上に向けると、洗濯物を干していたおばあさんと目が合ったり(笑)。
・・・海外旅行というと、観光地化された生活感のない名所旧跡ばかり巡ることが多いですが、ここナポリでは人々の生活感がたっぷりの旧市街の様子を味わうことができます。 -
開けたところに姿を表したのは、サン・パオロ・マッジョーレ教会(San Paolo Maggiore)。
高さ11mもあるローマ時代の神殿の円柱を再利用して8〜9世紀に創建され、16世紀後半に改築されたという教会です。
正面の階段を昇ったところにローマ時代から伝えられる2本の円柱が建っているのが見えると思います。 -
サン・パオロ・マッジョーレ教会と、広場を挟んで反対側にある、サン・ロレンツォ・マッジョーレ教会(San Lorenzo Maggiore)。
6世紀に創建され、13世紀のアンジュー・シチリア朝時代に改築された教会で、何より目立つオレンジ色のファサードは18世紀のものなのだそうです。
正面の扉から中に入ってみると、白亜の大理石を基調とした豪華な内装(撮影は禁止)。
さすがカトリックの中心地だけあって、イタリアの教会はどこも豪華ですね。
身廊にある座席には、朝早くから数人の信者がぱらぱらと座っていて、一心に祈りを捧げていました。 -
スパッカ・ナポリの細い路地を抜け、9時、国立考古学博物館へ。
ピンクの外壁が特徴的なこの建物は、もともとは1585年のスペイン・ハプスブルク家の支配時代に騎兵隊兵舎として建てられたもの。
ポーランド継承戦争(1733-35年)後にナポリを領有したスペイン・ブルボン家出身の啓蒙専制君主、カルロ7世が、1777年に母のエリザベッタ・ファルネーゼから受け継いだコレクションを展示したことが博物館のはじまりでした。
この“ファルネーゼ・コレクション”と呼ばれる、主にギリシャ・ローマ時代の模刻を中心とする大理石彫刻群と、ポンペイやエルコラーノなどからのローマ時代のモザイク・フレスコ画の発掘品は超一級で、ナポリを訪れたなら必見の博物館です。
【ナポリ国立考古学博物館HP(イタリア語)】
http://cir.campania.beniculturali.it/museoarcheologiconazionale/ -
国立考古学博物館では、まず、日本で予約しておいた周遊チケット、“カンパーニア・アルテカード”を受け取り。
写真のようなケースが付いた名刺大のカードで、これを提示すれば博物館などの入場料が無料になったり、交通機関が乗り放題になったりする周遊観光に便利な代物で、適応範囲によって9種類があり、自分の旅のスケジュールにあったものを選ぶことができます(有効期間は一部を除き3日間)。
*わたしの旅行後の2013年途中から、“ナポリ”(3日間21ユーロ)と“州のすべて”(3日間32ユーロ、7日間(交通機関含まず)34ユーロ)、“365”(365日間(交通機関含まず)43ユーロ)、“交通機関のみ”の4種類に変更となっているので注意。
手に入れるには、直接窓口に行ってもダメで(旅の途中で出会った日本人の方が、予約せずに窓口に行ったら売ってくれなかったと言っていました。)、事前にHPからクレジットカードを使って予約購入することが必要です。
受け取りには、予約したあとでメールで送られてくる確認書をプリントアウトしたものを提示すればOK。
【カンパーニア・アルテカードHP(英語版)】
http://www.campaniartecard.it/index.cfm -
(変更前のもので)わたしが購入したのは、“①ナポリとフレグレイ平原”(Napoli e Campi Flegrei、16ユーロ=2,080円)と、“②州のすべて”(Tutta la Regione、27ユーロ=3,510円)の2種類。
それぞれ3日間有効で、①はナポリ中心街の交通機関(バス、地下鉄、ケーブルカー)が乗り放題となり、博物館など一定の見どころが無料。一部割引となるところもあります。
②は、ナポリだけでなく、ポンペイやカゼルタ、アマルフィ海岸など、カンパーニア州全部の交通機関(船を除く)が乗り放題、一定の見どころが無料に。
わたしの場合、ナポリ滞在期間が5日間だったので、はたして6日間分を買ってお得なのか不安でしたが、せわしなく周遊する普通の日本人の観光スタイルだとそれぞれ1日で元はとれるので(①は国立考古学博物館とサンテルモ城、国立サン・マルティーノ博物館、②はポンペイとカゼルタに行けばあっという間)これからナポリ観光をご予定の方はぜひ検討してみてください。 -
さて、受付の女性にアルテカードの予約確認書を見せると、カードを用意するのに時間がかかるとのことで、先に内部を見てらっしゃいと、すぐに入口を通してくれました。
その女性は笑顔で簡単な日本語も交えて話してくれるなど、非常に親日的な様子で好感がもてました。
・・・ヨーロッパ旅行をしていると、アジア人に対する人種差別的な言動をされることが時折ありますが(ここナポリでも、わたしを見て“チーノ”(中国人)とか“ヤパーナー”(ドイツ語で日本人)とささやかれたりすることがありました。)、こうやって積極的に日本語をしゃべってくれる人がいると捨てたもんじゃないと思いますね。 -
無料のロッカーにバッグを置いて、まずは1階から見学。
この階は、前述のファルネーゼ・コレクションが中心で、古代ギリシャ・ローマ時代の白亜の彫刻が回廊にズラリと並ぶ、格調の高さをうかがわせる展示となっています。 -
こちらは“休息するヘラクレス”(Hercules at rest)。
ファルネーゼ・コレクションであることから、“ファルネーゼのヘラクレス”(Ercole Farnese)とも呼ばれます。
ローマのカラカラ浴場跡から発掘された2〜3世紀頃の模刻で、オリジナルは前4世紀後半の古代ギリシャの高名な彫刻家、リシッポスの作品と言われています。 -
後ろから見たファルネーゼのヘラクレス。
まるで馬のように力強い、見事なお尻ですね(笑)。 -
ヘラクレスと同じ部屋の向かいにあるのが、この“ディルケーの拷問”(Il supplizio di Dirce)。
“ファルネーゼの雄牛”(Torro Farnese)とも呼ばれるファルネーゼ・コレクションの傑作で、ヘラクレスと同様、カラカラ浴場付近で発見されました。
“ディルケー”とは写真中央上の雄牛に踏みつけられそうになっている女性のこと。
彼女は、自身の夫の前妻であるアンティオぺーがゼウスの愛を受けて身ごもったのを虐待し、奴隷のように扱いました。
アンティオぺーはゼートスとアムビーオーンという双子を産みますが、彼らは母に加えられた屈辱を晴らそうと、雄牛を使ってディルケーに復讐しようとします。
この彫刻はまさにその復讐の場面を描いたもので、苦しむディルケーがアムビーオーンの足をつかんで慈悲を請うている様子も見られ、臨場感あふれる作品となっています。 -
こちらは“暴君誅殺者”(Tirannicidi)。
前6世紀の古代ギリシャ・アテネの暴君ヒッパルコスを殺害した二人の若者の像です。
街に暴君がいたことと、それを誅した者がいたことがいつまでも人々の記憶にとどめ置かれるよう、それはすなわち再びこのようなことが起こらないようにというアテネ市民の願いを込めて、この像がつくられたと言われています。
なんだか東日本大震災で津波の被害を受けた建築物を残す残さないの議論に通じるような・・・結局古代でも現代でも、洋の西でも東でも、人間が考えるところは同じなのかもしれませんね。 -
これまでと一風変わったこの黒い顔の彫刻は“エフェソスのアルテミス”(Arthemis of Ephesus)と名付けられた2世紀の作品。
胸の部分には10以上もの“こぶ”があり、かつては“乳房”とか“卵”、“女王蜂に群がる蜜蜂”などと解釈されてきましたが、最近では犠牲として捧げられた“牡牛の睾丸”という説も出てきているそうで、いずれにせよ多産と豊饒を表すシンボルと言えます。
ギリシャ神話の“アルテミス”(ローマ神話では“ディアナ”=ダイアナ)と言えば、ゼウスの娘であり、オリュンポス12神にも連なる狩猟の女神で、普通はこんな“こぶ”を抱えた姿で表現されることはありません。
ところが、ギリシャの植民都市、小アジアのエフェソスの地では、アルテミスは、ギリシャ人の植民以前からあった大地母神信仰と混交した結果、このような姿になったと考えられています。 -
続いて2階は紀元79年のヴェスヴィオ火山の噴火で灰に包まれ滅亡した都市、ポンペイやエルコラーノ、ボスコレアーレなどからの出土品が展示されている、これまた世界に類を見ないスペースとなっています。
この写真は壁一面にかけられた、“メガログラフィーア”(Megalografia、大構図壁画)と呼ばれる技法による歴史上の人物を描いたフレスコ画。
マケドニアの有名な絵を模写したものとされ、ボスコレアーレの邸宅から発見されたのだそうです。
本当にオリジナルのままなのか、それとも多少は復元したのかよく分かりませんが、非常に鮮やかな色彩で、鉱物を用いて作り出したという有名な“ポンペイの赤”がふんだんに使われていますね。 -
こちらは“救済者テセウス”(Teseo liberatore)。
ギリシャ神話におけるアッティカの英雄テセウスを描いたフレスコ画で、15世紀のルネサンス期の作品かと見まがうほどです。
遥か2千年前の古代に、すでにこんなにも写実的で色鮮やかな絵画技法があったなんて・・・。
キリスト教の世になり古代ギリシャ・ローマの神々を描いた芸術は異教として一度は滅んでしまいますが、それを蘇らせようとしたルネサンス期の人々は、このフレスコ画を初めて見た時のわたしと同じように、古代芸術の偉大さに驚愕したのでしょうね。 -
さて、ポンペイの出土品が展示されている2階を隈なく歩きまわりますが、この博物館で絶対に見逃せない、あの“アレクサンドロス大王のモザイク”が見当たらない・・・。
ふと見つけた係員に聞いてみると、中2階にあると教えてくれました。
教えられた通りに階段を降りてみると、今度はフレスコ画ではなくモザイクがズラリ。
いくつか部屋を通っていちばん奥の部屋の柱の向こうに、それは展示されていました。
・・・まさに世界史の教科書で見たとおりの、戦争の臨場感あふれる見事なモザイク画です。 -
画面の左には、長髪をなびかせ敢然とペルシャ軍に立ち向かう、騎乗の若き大王アレクサンドロス。
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右側には輿から身を乗り出しアレクサンドロスに負けじと味方を鼓舞するペルシャ王ダレイオス3世。
敵味方入り乱れる戦場で、大将同士が接近した緊張の一瞬を捉えた本当に素晴らしい作品ですね。 -
右下のアップになっている馬は、モザイクという素材を生かした一種のキュビズムのようでもあり、現代絵画といってもおかしくなさそう。
・・・何千年にも及ぶ人間の歴史の中で、文明というのは本当に一度は滅んで発見されるものなのだなあと実感。
世界広しといえども、建国神話を持ったその土地の最初の文明が断絶せずに現在も存続しているのは中国と日本くらい?(韓国もか??)
そんな異なる長い歴史を持ったプライドの高い両国だからこそ、キリスト教を基礎に置くEUのようにはなれず、最近もしばしば衝突しているように融和は難しいのかもしれませんね・・・。 -
中2階のアレクサンドロス大王のモザイクのある部屋のすぐ近くには、“秘密の小部屋”(Gabinetto Segreto)と呼ばれる入場制限のかけられた部屋があります。
名前から想像されるとおり、ポンペイなどから発掘された、古代のエロティックなフレスコ画や彫刻の数々が展示されています(笑)。
写真中央に見えるフレスコ画は“ヴェヌス(ヴィーナス)と天使たち”。
このくらいのエロティックさはまだまだ序の口です(笑)。 -
こちらのフレスコ画は過激すぎて小さなサイズでご紹介。
(興味のある方は拡大してご覧ください。)
まさに行為そのものを描いたものとなっています。
このほかにも巨大な男性器を持った小人のような置物やら、男性器そのものの壁掛けやら、とてもここでアップするのが恥ずかしいものばかり・・・。
こういったものが見つかったからといって、一部に言われているように、ポンペイを“頽廃的で堕落した文明ゆえにヴェスヴィオ火山の噴火により神の罰を受けた”と決めつけるのは、あまりにキリスト教的なものの見方が入りすぎていて、一方的すぎますけどね。
現代だって似たようなものはあるし、遠い未来の人々に、たまたまそういう本や画像がたくさんあるお店(?)の跡を発掘されて、“当時の人はこんな頽廃的なものばかり興味をもっていたから滅んだのだ”と決めつけられるのはやはり納得がいかないですよね・・・(笑)。 -
さて、博物館に入ってからもう2時間近くが経過。
まだまだ古代の芸術の数々をじっくり見たいという気持ちもありましたが、時間にも限りがあるので、そろそろ見学を終わりにして次のスポットへ移動します。
途中の部屋には、現代のアニメに出てきてもおかしくないくらいこんな生き生きとした姿のライオンのモザイクがあったり・・・古代のモザイクはどれも素晴らしいものばかり。 -
1階に戻って、白亜の彫刻が並ぶ回廊を出口方面へ。
こちらも最後まで素晴らしい作品ばかりです。
写真は古代ローマファンにはおなじみの“軍装姿のカエサル”。
2世紀末〜3世紀初頭の作品です。 -
最後に“カプアのヴィーナス”をパチリ。
ナポリ近郊の古代都市、カプアの円形闘技場から出土した彫像で、まるで生きているかのように色艶を感じさせる肢体が何とも言えませんね。
オリジナルはファルネーゼのヘラクレスと同様、前4世紀の古代ギリシャの彫刻家、リシッポスの作と言われています。
腕の動きからは、失われてしまった楽器を弾いているのか、それとも杖か何かを手にしているのか。
・・・よく見ると、髪型や腰に巻いた布などが、あの“ミロのヴィーナス”と酷似しており、もしミロのヴィーナスに腕があったならこんな姿に、という引き合いによく出される作品ともなっているそうです。
以上で国立考古学博物館の見学は終わり。
受付に戻ると、入館時にやりとりした女性が2つのアルテカードを用意して待ってくれていました。
早速そのうちのひとつ、“ナポリとフレグレイ平原”のカードを使用開始。
これで入場料6.5ユーロ(約850円)が正式に無料になりました。 -
11時過ぎに国立考古学博物館を出てスパッカ・ナポリ地区に戻り、“ヴェールに包まれたキリスト像”で有名なサンセヴェーロ礼拝堂へ(アルテカードで7→5ユーロ(650円)に割引)。
1749年に建設され、現在は美術館となっている礼拝堂は、狭い通りにまぎれて立ち並ぶ小さな建物なのに、小学生や高齢者の団体客など意外にもたくさんの観光客が訪れており、内部は大混雑(撮影は禁止)。
その中央に横たわる、キリストを包む薄いヴェールの襞まで表現した白亜の大理石像はまさに圧巻。
そのほかにも、繊細につくられた様々な大理石像や、地下には血管だけを残した人体の解剖展示もあり、なかなか興味深い礼拝堂でした。
見学後の12時、すぐ近くにあるサン・ドメニコ広場へ。 -
13世紀創建の堅牢な城塞のようなサン・ドメニコ・マッジョーレ教会(上の写真参照)がそびえるこの広場は、スパッカ・ナポリ地区でも開けた場所で、通りを行き交うたくさんの人々で賑わっています。
ベビーカーを押している人やペットを連れている人もいたりして・・・やはりナポリはそんな危険な街ではないよなあ。
ガイドブックは過剰に脅かしすぎです(笑)。
日中、普通に街を歩く分には全然大丈夫。
・・・気温も上がってきて、上着を脱いでシャツ一枚でも十分なほどの陽気になってきました。 -
さて、次はヴォメロの丘に建つサンテルモ城に向かうべく、トレド通りを横切って、12時30分、ケーブルカー乗り場へ。
“フニコラーレ”(Funicolare)と呼ばれるケーブルカーは、起伏の激しいナポリの街では市民の足として欠かせない乗り物となっています。
このモンテサント線のほか、チェントラーレ線やキアイア線など、いくつかの路線があります。
“ジョジョの奇妙な冒険”第5部で、主人公のジョルノ・ジョバァーナと、やがて仲間になるブローノ・ブチャラティが出会った場所としても有名ですね(笑)。 -
アルテカードを持っているので、ここもいちいち切符を買う必要はなく、自動改札機に通すだけで入場することができます(カードに使用開始日と終了日が刻印されます。)。
ホームはこんな感じ。
犯罪防止のためか、発車時間が近づかないと入場できない仕組みになっています。
乗車口が階段になっているのも珍しいですね。
動き出したフニコラーレは、トンネルの中を通って10分とかからず頂上の駅へ。 -
フニコラーレを降車後、昇ってきた後方をパチリ。
線路はこんなふうにトンネルになっており、ところどころ外に出るものの、基本的にはフニコラーレは地下鉄のように真っ暗な中を進みます。 -
フニコラーレの駅を出て、サンテルモ城に向かって歩いていると、並行して歩いていたおじさんが英語で話しかけてきました。
聞いていると、自分はカメオ(貝などで作った装飾品)を売っており、もう十年以上も前に日本で商売をしていたこともあるとか。
話し上手なおじさんで、うちの店は城のすぐ前だよと言われ、自然と引き込まれる格好に。
“マンマへのお土産にどう?”と勧誘されますが、まだおみやげを買う気分でもなかったので、“また後で”と言い残して外へ。
このおじさん、帰り道でもほかの外国人観光客に話しかけて歩いている姿にばったり遭遇。笑顔であいさつしてくれましたが、営業で駅と店の間を往復していたのですね・・・。
・・・そんなこんなで、12時50分、堅牢な城壁がそびえるサンテルモ城に到着。 -
このサンテルモ城(Castel Sant'Elmo)もアルテカードで入場料が無料に(本来なら5ユーロ=650円必要)。
早速、城壁の底の入口にあるエレベーターに乗って上へ。
最上階に昇って外に出ると、青い空の下、だだっ広い空間が目の前に。 -
端にいって城壁の上から外を眺めてみると・・・すぐ下に建つ国立サン・マルティーノ博物館の向こうに、ヴェスヴィオ火山に見守られ、青く輝くナポリ湾と見事なコントラストをなす、ナポリの赤い屋根の美しい街並みが広がっていました。
・・・こんな素晴らしい眺望が楽しめるにもかかわらず、サンテルモ城には観光客がほとんどおらず、まさにこの眺めを独り占め状態です(笑)。 -
右に目を向けると、海に向かって突き出しているようなサンタ・ルチア地区の街並みもまた見事。
・・・このサンテルモ城、14世紀初頭に時の王家、アンジュー・シチリア家が基礎を造り、16世紀のスペイン・ハプスブルク家の属領時代に現在の星型の軍事要塞となりました。
こうして間近に海を眺めることができるのは、敵国の艦隊を監視するためでもあったのでしょう。 -
左に広がるのは赤い屋根の旧市街。
ナポリは個々の通りはゴミがたくさん落ちていて汚い印象ですが、こうして高いところから離れて全体をみると、とてもきれいな街ですね。
反対に日本の街は・・・以下略。 -
ほかの観光客たちも、この景色をみてうっとりしている様子。
この時間帯はみなランチを楽しんでいるのか、観光客はこの程度しかおらず、ゆったりとした時間が流れます・・・。 -
城壁をぐるっとまわりながらパチリ。
明るい陽光の下、青い海と赤い屋根の家々の、まさに南イタリアといった感じの平和な景色です。 -
丘の上にはこんな家々も立ち並んでいます。
ナポリの中でもリッチな人々が住んでいる地域なのでしょう。
毎日青い海とナポリの街の素晴らしい景色を見られるなんて・・・こんなところに住んでみたいものですね。 -
最後にもう一度、ヴェスヴィオ火山の下に広がる旧市街とナポリ湾をパチリ。
まさに“ナポリを見て死ね”(Vedi Napoli, e poi muori)と言われるにふさわしい景色ですね。
さて、時計を見ると13時を少しまわったところ。
ナポリの観光はまだまだ続きますが、長くなってきたのでこの辺で。
次は旧市街を巡るだけでなく、ナポリ湾に浮かぶ小さな島、プロチダ島にも渡ってみます!
(ナポリの休日2日目後半に続く。)
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この旅行記へのコメント (16)
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- サウスピーチさん 2013/06/27 05:00:24
- ナポリの絶景
- エンリケさん、こんにちは! ナポリの第一弾にお邪魔しています。
最初にサッカーの話が出ていたので・・・。 そうですか、エンリケさんはスペイン派ですか。
エンリケというお名前もスパニッシュですしね。(笑)(←これは関係ないかもですけどw)
私はクラブチーム、というよりは、小学生ぐらいの時からなぜかドイツを応援していました。
あの頃は日本はまだワールドカップなんて夢のような話でしたからねぇ。 ただ、ドイツで
GPのカーンがプレイしていた頃、彼のファンになって、バイエルン・ミュンヘンのクラブサイトで
Tシャツを買ったことがあるのですが、それ以来、毎年私の誕生日には選手全員の写真の入った
バースデー・カードが届きます。 今年も貰ったんですよw
すみません・・・。 関係ない話が長くなりましたw
私もナポリは治安が悪い・・・と聞いていたので、エンリケさん、夜遅くにまたバスなんかに乗って〜、と思いましたが、
全然大丈夫だったんですね。 よかった♪ 私も欧州の大都市では特に地下鉄や夜など(一人歩きが多いもんで^^;)は
十分気を引き締めますが、危なそうな人達はほとんど見たことがありません。 ただ、もしかすると、
行った時期にもよるのかなぁ・・・と。 観光シーズンだと、狙う方も多くなると思うんですよね。
私の旅はいつもその時期を少し外れているので、それも関係あるのかもしれないなぁ、と思っています。
ナポリの清掃状況や、スパッカ・ナポリでのナポリの日常風景、そして国立考古学博物館(ここ、素晴らしい博物館ですね!)
で芸術を堪能した後のサンテルモ城! こんな絶景の場所にほとんど観光客がいない、と!?
素晴らしい場所を紹介して下さって、ありがとう♪ この場所、覚えておきます!(笑)
続き、楽しみにしていますね。
サウスピーチ :)
- エンリケさん からの返信 2013/06/29 21:47:30
- ご訪問ありがとうございます。
- サウスピーチさん
こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
サウスピーチさんは昔からドイツ好きでカーンのファンなんですね!
たしかに、昔はキャプテン翼でも、西ドイツがいちばん強いチームのように描かれてましたからね(笑)。
もしかして旦那さんがドイツの方というのも、それに関係あるのでしょうか??
さて、ナポリの治安は、噂に聞いているほどひどくはありませんでした。
これならたぶん、銃社会のアメリカの方がずっと危険だなと思ったり←そんなこともないでしょうか?
サウスピーチさんのおっしゃるとおり、観光の時期によるということもあるかもしれませんが、昨年訪れたブルガリアでは、8月中旬のバカンスシーズンだというのに、まったく危険な目にはあわなかったですね・・・。
ブルガリアもヨーロッパの最貧国ゆえか、犯罪が多いと聞いていたのに、何事もなく旅をすることができて・・・要は、危険な地区には行かないとか、夜は裏通りとかひと気のないところには行かないとか、閑散としている電車には乗らないとか、親しげに話しかけてくる人は無視するとか、その辺の注意点を守っていれば大丈夫なんだなと思った次第です。
国立考古学博物館とサンテルモ城、本当によかったですよ!
日本の団体旅行ではまず訪れないところで、青の洞窟とかポンペイばかり行っててみんなもったいないことをしているな〜と思いました。
やっぱり観光インフラの整っている西欧は個人旅行がいちばんですね!
これからは西欧回帰の旅が増えていきそうです。
-
- ippuniさん 2013/06/17 20:33:49
- 死ぬまでに一度は
- エンリケさん、はじめまして。
旅行記を見て下さってありがとうございます。
ナポリの街並み、遠くに山も見えて素晴らしいですね。
実はこの風景を一度見てみたいと思っていました。
以前他の方の旅行記で、この夜景の写真を拝見したのがきっかけでした。
今はパリに住んでいるのですが、
こちらに住んでいるフランス人や移民の人たちにも、
ナポリは危険だから絶対行ってはダメ!って言われてしまって…
数年前マルセイユでカージャックに遭い5人組の強盗に襲われたこともあり、
少々恐れおののいていまだに足を踏み入れていません。
でも死ぬまでにいつかは行きたいなぁと思っています^^
ippuni
- エンリケさん からの返信 2013/06/24 23:43:37
- ご訪問ありがとうございます。
- ippuniさん
こんばんは、はじめまして。
こちらこそご訪問ありがとうございます。
ナポリは高台から見た赤い屋根の街並みと青いナポリ湾の景色が美しい街ですが、それに加えて日本の富士山のようなヴェスヴィオ火山がバックにどっしりと構えているところが、この街の景観をいっそうひき立てているような気がします。
おっしゃるとおり、陽光降り注ぐ日中の景色だけでなく、“世界三大夜景”と呼ばれるほどのライトアップされた姿も素晴らしいですよね。
> 今はパリに住んでいるのですが、
> こちらに住んでいるフランス人や移民の人たちにも、
> ナポリは危険だから絶対行ってはダメ!って言われてしまって…
ナポリの治安の悪さはパリでも有名なんですね・・・。
わたしもその昔パリを訪れ、地下鉄でバッグに手を突っ込まれたり、ルーヴル美術館前で物乞いにからまれたりした経験があるのですが、ナポリではそんなことはありませんでした・・・。
むしろ道を教えてくれたり、日本語で話しかけてくれたりと、親切にしてくれた人たちがいたことの方が強く印象に残っています。
個人の感覚で言えば、ナポリよりもパリやローマの方が危ないという印象ですね。
ちょっと調べてみたところ、以下の在ミラノ日本国総領事館の情報では、2011年のイタリアにおける人口10万人あたりの犯罪発生率は、ナポリが4,322件で30位。
これに対して、ミラノが7,360件で1位、ローマ6,138件で5位、フィレンツェ5,641件で9位、ヴェネツィア5,035件で18位などとなっています。
【在ミラノ日本国領事館 危険情報 北イタリア諸都市の犯罪発生率は高く、ミラノはNo.1】
http://www.milano.it.emb-japan.go.jp/sicurezza/2012/2012_07.html
客観的な統計データでは、ナポリはミラノやローマよりもずっと犯罪が少ないんですね。
やはりナポリはマフィアというイメージがあって、危険神話がつくられているのか・・・。
いずれにせよ、必要な注意をしていれば安全に過ごせる街だと思いますので、ippuniさんもぜひいつか、美しい景色を見にナポリに行ってみてください。
他のトラベラーの方の旅行記を見ても、ナポリは満足度がかなり高いようですので、きっと素晴らしい旅になると思います!
-
- arfaさん 2013/06/01 21:47:34
- ナポリ
- エンリケさん、こんばんは。
『ナポリもそんなに危険な街ではないなぁ』
イタリアでは危険度ナンバーワンと思われていますが、実際に
行かれた感覚はそんなもんでしたか。
カッパライとスリ、ケチャップ泥棒といい噂がないナポリも見ど
ころがたくさんある素晴らしい街なので安全に回れるなら行っ
てみたいですね。
古代の春画は世界中、人間は変わらないなと思って笑いまし
た。
- エンリケさん からの返信 2013/06/09 00:11:43
- ご訪問ありがとうございます。
- arfaさん
こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
ナポリは噂に聞いているほど危ない街には見えませんでしたね。
そもそも海外旅行でひったくりとかケチャップ泥棒とか、そんな現場に遭遇したこともないわたしは運がいい方なのかもしれませんが(笑)。
まあ、書いている人間がやや若めの男の一人旅なので、スタンダードにはなさらない方がいいかもしれません。
それでも、ナポリは多少リスクを負ってでも行く価値のあるいい街でした。
arfaさんも機会がありましたらぜひナポリを訪問してみてください!
- arfaさん からの返信 2013/06/09 09:58:33
- RE: ナポリ
- エンリケさん、おはようございます。
私も、いまだそうゆう現場には遭遇していないのでナポリで初体験かと思っています(笑;。
多少ぼられたとか『あーあ、やられたな。』と笑って済ませられるレベルは何度かありますが一旦、約束したことは仕方ないなと諦めます。たまになれない通貨で桁を間違えたことが3回くらいでしょうか(笑;。
基本的に私も一人旅なのですが、ナポリは美しいと聞いているので行く時は一眼レフを持って数人で行こうかなとぼんやりと考えています。
返信、どうもありがとうございました。
- エンリケさん からの返信 2013/06/10 23:53:48
- そんなに心配しなくても大丈夫だと思いますよ・・・。
- arfaさん
こんばんは。ご返信ありがとうございます。
ナポリの治安はオーバーすぎるくらい脚色されているような気がしますよ。
イタリア人自身もナポリは治安が悪いといいますが(わたしも日本人の団体客の相手をしていたイタリア人ガイドから、ナポリの駅はドロボー多いよと言われました。)半分はネタかと・・・。
arfaさんはインドなども個人旅行をされているような旅慣れていらっしゃる方なので、そのくらいの注意をもって臨めば大丈夫かと思います。
ひったくりだって、話にあがるのは相手が女性のことが多いですから(これも噂ばかりで実際にその現場に遭遇したという旅行記にはとんとお目にかかりません。)なにもリスクを冒して旅慣れた男性を狙うことはないですよね。
わたしも一眼レフで日中も夜も普通に撮影していましたし。
・・・とにかく、日中に街を歩くくらいであればマドリッドやバルセロナなどとそうは変わらないと思います。
気を付けるのは日の落ちた夜の時間帯。
イタリアはスペインなどと比べて、夜は出歩く人が少ないので、細い道は選ばず、大通りを行くようにすればいいかと思います。
地下鉄などの公共交通機関も、逃げ場が制限されるので、人が少ない夜はあまり乗らない方がいいかもしれませんね。
以上のことさえ気を付けていれば、男の一人旅なら安全にいけると思います。
どうぞ過剰にご心配なさらずに・・・。
-
- rinnmamaさん 2013/05/31 23:46:18
- ナポリの住居
- エンリケさま、こんばんは。
訪問・投票ありがとうございました。
いきなりですが、B・ミュンヘン優勝でしたね。
私はナポリはポンペイのツアーで通過?しただけですが、海は素晴らしく
綺麗だった事は覚えています。その時のツアコンさんのお話では、
リッチな方は山の頂上近く、下々は海辺の近くに住んでいるとの事でした。
下々の方は家が狭いし、熱いので1日中海岸で過ごすとの説明でした。
真実は分かりませんが、事実、海岸には人が凄かったです。
ナポリのコーヒーは美味しいと、旅番組で放映していましたが
いかがでしたか?治安も其れほど酷くないんですね。
パリより良いなら、少し安心かな?(別に油断は怠りませんよ)
連休の運賃って高くないんですよね。私たちも昨年、ドイツにいくのに
連休中の帰国にしましたが、普通?でした。
日取りを上手に取ると良いみたいですね。
次回はどんな感じなるのでしょう。楽しみです。rinnmama
- エンリケさん からの返信 2013/06/08 23:57:23
- ご訪問ありがとうございます。
- rinnmamaさん
こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
rinnmamaさんもチャンピオンズ・リーグご覧になるんですね?
そういう方が旅行記読んでくださって、嬉しい限りです。
rinnmamaさんはツアーでポンペイへ行かれたとのこと、ナポリはやはり危険だから通過してしまったんですね・・・。
その時のツアコンさんのお話、まさにその通りですね。
ナポリのエスプレッソ、わたしもイタリア一美味しいと何かの本で読んだのに、ホテルのコーヒーは散々でした。
でも、この後ちゃんと美味しいエスプレッソがでてきますので、お楽しみに(笑)。
まだまだ先は長そうですが、よろしかったらぜひまた遊びにきてください!
-
- liberty-libertyさん 2013/05/30 15:28:46
- 南イタリア〜♪
- エンリケさん、こんにちは!
今回も楽しく拝見させて頂きました(^o^)
南イタリア、
いつか必ず行きたいと思っているエリアの1つです。
明るくてのんびりしたイメージですが
ナポリってそんなに治安が悪いと言われてたんですね(^o^;)
知りませんでした(^o^;)
スパッカ・ナポリの路地風景
そうそう♪南イタリアってこんなイメージです(*^o^*)
母を訪ねて三千里のマルコの家を思い出します。
あれはジェノバでしたっけ(^o^)
圧巻の美術品の数々
(エロティックコーナー、ウケました(>▽<)
これも当時の文化であり歴史なんですよね。
それを隠さない博物館の度量にウケました)
そしてお城から見下ろす街並みの
本当に美しいこと!
憧れの地なので
今後の旅行記も楽しみで〜す(^o^)
- エンリケさん からの返信 2013/06/08 23:45:51
- いつもご訪問ありがとうございます。
- liberty-libertyさん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。
ナポリは治安が悪いという声が多かったこともあって、これまで行く機会がありませんでしたが、いざ行ってみるとそんな危険な目には遭わず、むしろ親切な人や素晴らしい景色に恵まれ、本当に楽しい旅となりました。
ただ、それは男の一人旅だから言えることであって、女性の一人旅というとまた別なのかもしれません。
ナポリに限らず、日本以外のどこの国でも女性の一人旅はいろいろと危険ですからね・・・。
それでも、個人旅行をされる方の参考になるような旅行記を書いていきたいと思っていますので、よろしかったらまたご訪問ください!
-
- がりさん 2013/05/27 01:31:06
- 南イタリア♪
- エンリケさん、こんばんは!
エンリケさんのGWの旅はナポリだったんですね〜。
確かにナポリって治安が悪そうなイメージでしたが、実際はそうでもないんですね。
でもイタリアは南部の方が人々が明るそうな?イメージがありますが、その辺はどうなんだろう…。
城壁から眺めるナポリの街並み、本当に絶景ですね♪
スパッカ・ナポリの路地も素敵です。
ほんと、街歩きが楽しそうですね〜。
ローマほど有名な観光名所が多くなさそうな所もなんか好感もてます。
そうそう、乗り継ぎのミュンヘンも気になりました。
CL決勝でのロッベンの決勝ゴール、劇的でしたね!
香川がまだドルトムントにいてくれたら、日本人としてはもっと楽しめた気もしますが(笑)。
でもヨーロッパで活躍する日本人も増えてきて、現地でのサッカー観戦も魅力的になってきましたよね〜。
僕も来月、初めてヨーロッパへ行くつもりです。
エンリケさんのように上手に旅できるかなぁ…。
- エンリケさん からの返信 2013/05/30 21:55:32
- いつもご訪問ありがとうございます。
- がりさん
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。
このGWは久しぶりにわたしの旅の原点、西欧のイタリアにいってきました。
イタリアやスペインは7、8月はフライパンのように暑くなるので、訪れるならこのくらいの季節がちょうどいいですね。
> でもイタリアは南部の方が人々が明るそうな?イメージがありますが、その辺はどうなんだろう…。
確かに、イタリアは南部の方が発展が遅れているので、ローマやミラノと比べると田舎っぽい分、道を聞いたら最後まで親切に教えてくれるような、温かい感じの人が多かったような気がします。
ナポリは露店商売をしてなんとか食いつないでいるような黒人やアラブ系の人もあちこちにいて、ちょっとコワいイメージもありますが、こういった親切な人々も多いんですよね。
昔から均質といわれている我が国と比べると、複雑な社会なんだなと思います。
日本もこのところ格差が広がっているようですが・・・。
がりさんは来月初めてヨーロッパに行かれるんですね!
どちらの国に行かれるんでしょう?
6月のヨーロッパは日が長いですから、遅くまで街歩きを楽しめますね!
フットボールファンにとってはシーズンが終わってしまっているのが残念ですが・・・。
それでも、歴史が感じられる美しい街並みやカフェの文化など、アジアの旅とはまた一味違った魅力を感じられるのではないかと思います。
どうぞ気を付けて行ってらしてください!
-
- 川岸 町子さん 2013/05/26 22:31:11
- ブルガリア・トルコ→???→ナポリ
- エンリケさん
こんばんは!おかえりなさい〜。
あれれぇー?
年末年始のご旅行はどこかなぁと、とっても気になっていたのですが、暖かい春になっちゃいましたね(笑)。
さすが、「ナポリを見て死ね」と言われる街です!!
おおらかで、明るい風景、本当にきれいに撮られていますね。
私は、大学3年の夏、唯一のツアー参加で、ナポリを訪れたことがあるのですが、もう昔過ぎて、忘れちゃいました(笑)。
続きも楽しみです。
川岸 町子
- エンリケさん からの返信 2013/05/26 23:39:23
- ヨーロッパの間はアジア?
- 川岸 町子さん
こんばんは。だいぶお元気になられたようで、なによりです。
そう、ナポリの前に年末年始の旅があるのですが、タイムリーさ重視ということで、直近の旅行記を優先してしまいました。
川岸さんも昔ナポリを訪れたことがあるのですね。
ヨーロッパの街は日本の街よりも変化が少ないですし、その時のことを思い出すきっかけになるような写真が出てくればよいのですが・・・。
年末年始の旅行記は、さて、どうしたものか(笑)。
お蔵入りにならないよう、まずはナポリ旅行記を早く仕上げたいですね。
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