2020/10/31 - 2020/10/31
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Islanderさん
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この旅行記のスケジュール
2020/10/31
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電車での移動
五井駅8:49発→月崎駅9:43着 小湊鐵道
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徒歩での移動
この先飯給駅まで約11km、2時間40分の徒歩
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月崎トンネル
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チバニアン
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電車での移動
飯給駅13:10発→上総鶴舞駅14:23 小湊鐵道
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電車での移動
上総鶴舞駅14:23発→養老渓谷駅14:55着・15:00発→上総中野駅15:15着 小湊鐵道
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電車での移動
上総中野駅15:33発→大原駅16:32着 いすみ鉄道
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電車での移動
大原駅17:19発→勝浦駅17:34着 外房線
2020/11/01
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この旅行記スケジュールを元に
今年の夏から千葉県内に住んでいます。旅はまず地元から。秋に販売される「サンキューちばフリーパス」を手に1泊2日で房総半島の南半分を周回してみました。
1日目はのどかな里山を縫うように走る小湊鐵道といすみ鉄道を乗り継いで房総半島を縦断。港町、勝浦で泊りました。レトロな鉄道に地球の歴史を知る里山ハイキング、そして旨い魚。盛りだくさんの内容で長い旅行記になってしまいました。
【旅程】
○10月31日(土)本編
五井駅(小湊鐵道)月崎駅(徒歩約2時間40分)飯給駅(小湊鐵道)上総中野駅(いすみ鉄道)大原駅(JR外房線)勝浦駅 勝浦リゾートイン泊
・11月1日(日)その2 https://4travel.jp/travelogue/11658915
勝浦駅(JR外房線・内房線)太海駅(JR内房線)館山駅(JRバス)野島埼灯台(JRバス)館山駅(JR内房線)上総湊駅(JR内房線・総武線)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
PR
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「サンキューちばフリーパス」の2020年版は9月1日から11月30日までが利用期間。千葉県内のJR全線の普通列車(別途特急券を買えば特急列車にも乗れます)、4社の私鉄、一部の路線バス、東京湾フェリーが2日間乗り放題。お値段は3,970円とお得なきっぷです。
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総武線快速列車で内房線の五井駅へ。
五井駅 駅
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五井駅で小湊鐵道線に乗換えます。乗車当日は養老渓駅と終点の上総中野駅の間で土砂流失があり運休。列車は養老渓谷駅止まりとなり、その先へは代行バスに乗換えることになります。
五井駅 駅
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小湊鐵道は非電化。年季の入ったディゼルカーに乗り込みます。
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単線で途中駅で上り列車と行き違い。
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列車は養老川に沿って、のどかな里山風景の中をのんびりと走ります。
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五井駅から1時間弱で月崎駅に到着。この駅から周辺の名所を歩いて巡ります。
月崎駅 駅
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駅にはハロウィンの飾り付け。
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月崎駅の駅舎は大正15年の建築。小湊鐵道の駅舎など鉄道施設22件は国登録有形文化財となっており、この駅舎もそのひとつです。
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まずは「月崎トンネル」を目指します。鬱蒼とした杉林の中をしばらく歩きます。
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広大な耕作放棄地。セイタカアワダチソウの天下です。
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崖下の細い道を歩きます。落石に注意。
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月崎駅から歩くこと約25分。トンネルが突如現れました。
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「月崎トンネル」。もともと一本だったトンネルの中央部が崩落。天井に穴が開いた状態に。不思議な空間です。
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素掘りのトンネルで大きくはありません。
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月崎駅に戻り、今度は「チバニアン」を目指して歩きます。
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明治31年竣工の「永昌寺トンネル」。「観音堀り」と呼ばれる日本古来の工法で造られたもの。房総半島は柔らかい砂泥質地層で、江戸時代から昭和初期の間に掘られた素掘りトンネルが多くあるとのことです。
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チバニアンまではあと少し。
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月崎駅から約30分でチバニアンの入り口に到着。「チバニアン」は2020年1月に最終承認された77万4千年前から12万9千年前の間の地質時代の名称。この時代区分の根拠になったのがここで見られる地磁気逆転地層のこと。ここへ来て初めて知りました。入り口から急坂を下ります。
チバニアン ビジターセンター 名所・史跡
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坂を下ると川が見えてきました。
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「ここは海底が隆起、川が浸食してU字谷になっている」と、ボランティアガイドさんの説明。
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海面下数百メートルの海底であった77万年前に御嶽山噴火の火山灰が堆積。その後隆起して地層が露頭。堆積物の分析から御嶽山噴火の火山灰層(白尾層)の周辺を境にして地球の地磁気が逆転していることが明らかに。イタリアにも同時期の海底地層が露わになっているところがあるが、ここは「3倍」はっきり分るとの説明。
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誕生から46億年と言われる地球にとって77万年前は最近のこと。「最近」まで海の底にあった地層が目の前に。いろいろと考えさせられます。
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川底には貝の化石が見られます。この場所が海底であった証拠との説明。ガイドさんありがとうございました。
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飯給(いたぶ)駅を目指して歩きます。素掘りのトンネルを通るルートで計画していましたが、昨年の台風で崩落か所があり通行できないとのこと。県道をひたすら歩きます。
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道沿いにはお肉屋さんがありました。期待しつつ店をのぞくと、ありました。
田邊精肉店 グルメ・レストラン
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ここの名物は「イカメンチ」。揚げ上がりまで10分かかるとのことで、時間がないので5分で揚るメンチカツを注文。アツアツをいただきます。うまい。
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道ばたにはコスモスの花が咲いています。
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飯給駅の近くにある「Cafeうさぎや」で予約していたテイクアウトのランチボックスを受け取ります。
Cafe うさぎや グルメ・レストラン
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飯給駅13時10分発の五井駅行きのディーゼルカーに乗り込みます。
飯給駅 駅
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15分ほどで上総鶴舞駅に到着。
上総鶴舞駅 駅
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駅舎は大正14年頃の建築。国登録有形文化財となっています。
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この駅舎は開業当初から変らない佇まいとのこと。
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レトロな雰囲気の待合室で「Cafeうさぎや」のランチをいただきます。週替わりのメニューでタイ料理のトム・セープをチョイス。地元産野菜のサラダも美味。
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デザートは柿プリン。至福のひととき。ごちそうさまでした。
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駅舎の近くの建物は貨物上屋。大正14年に建てられたものでこの建物も国登録有形文化財となっています。
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駅の反対側に建つ「旧鶴舞発電所」。大正14年から昭和17年までディーゼルエンジンによる発電が行われていました。稼働当時は最先端の技術ではないかと思います。
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14時23分発の養老渓谷行きに乗り込みます。
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レトロ感漂うプレス扉。車内の雰囲気はまさに昭和。
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里見駅では上り列車と行き違い。
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上り列車はトロッコ列車です。「蒸気機関車」が最後尾で客車を押して走ってきました。
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トロッコ列車は里見駅で停車後、五井方面へ走り去りました。
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養老渓谷に向けてのんびり走ります。
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14時55分、養老渓谷駅に到着。線路は次の上総中野駅まで続きますが土砂流失で列車はここまでの運転です。
養老渓谷駅 駅
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列車代行バスに乗り込みます。
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養老駅から15分ほどで上総中野駅に到着。上総中野駅でいすみ鉄道に乗換えます。運転手さんが発車の準備を行っています。見た目は旧国鉄車両のキハ52ですが、2015年にいすみ鉄道が新造した車。
上総中野駅 駅
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15時33分発の大原行きに乗り込みます。
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緑のトンネルが所々あります。
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大多喜城がよく見えるポイントで一旦停車。
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大多喜駅では9分停車。
大多喜駅 駅
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本物のキハ52とキハ28の急行列車がやって来ました。レストラン列車の企画もあり是非乗ってみたい。
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いすみ市は米どころと運転手の案内。観光列車ではありませんが、運転手さんが車内放送で観光ガイドを行います。
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16時32分に終点の大原駅に到着。
大原駅 駅
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大原駅にはいすみ鉄道の売店があり、いすみ鉄道名物の「い鐵揚げ」と被災したくま川鉄道とコラボした応援バッジを買いました。
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勝浦に向け、外房線普通列車に乗り込みます。
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かつて京浜東北線で活躍した209系電車は改造され、千葉地区で活躍しています。
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大原から15分で勝浦駅に到着。
勝浦駅 駅
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もしもピアノが弾けたなら・・・
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勝浦駅から徒歩10分弱。今晩の宿、勝浦リゾートインへ。きれいな宿です。今回はGo To トラベルを利用、チェックインの時に地域共通クーポン2,000円分をいただきました。また、10月末までの限定で勝浦市から「勝浦タンタンメン」のお土産プレゼントもあり至れり尽くせりです。
勝浦リゾートインB&B 宿・ホテル
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2食付きで予約。夕食は隣の「竹ノ内」でとります。
海鮮料理 竹ノ内 グルメ・レストラン
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まずは生ビールを。
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なめろうをいただきます。
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刺身はまぐろ、かつお、ひらめにさわら。勝浦漁港は近海かつお・まぐろの水揚港で鮮度抜群。
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地酒を飲ります。カレイの揚げ煮がうまい。
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ご飯が美味しい。
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デザートは別腹。
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静かでよく眠れました。朝食前に散歩に出ます。
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マグロの水揚げ。
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漁港周辺には加工場や船主の立派な家が建ち並んでいます。
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遠見岬神社を参拝。本殿は丘の上にあります。
遠見岬神社 寺・神社・教会
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参道からは勝浦の街並みを一望できます。
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勝浦朝市で買い物。日本三大朝市の一つ、勝浦朝市は400年以上の歴史があるそうです。
勝浦朝市 名所・史跡
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「さんが汁」を買いました。体が温まります。
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宿に戻って朝食。鯵の開きが美味い。チェックアウトで価格に驚き。夕食の飲み物代を含めて1万円で千円を超えるおつりが出ました。Go To トラベルのおかげ。
勝浦リゾートインB&B 宿・ホテル
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勝浦駅へ。
勝浦駅 駅
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勝浦駅から電車で館山方面に向かいます。
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所々車窓には海。(その2 https://4travel.jp/travelogue/11658915 につづく)
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