2019/12/28 - 2019/12/29
411位(同エリア2508件中)
ミランダさん
昨年末の九州旅行、福岡、熊本、由布院と巡って、別府にやってきました。
ここで泊った温泉宿がぴか一で、とっても満足。翌朝の朝焼けがまた美しく、ココロに染み渡りました。
最終日にはお決まりの地獄めぐりをして帰途につきました。
その時の様子です。
ロンドンに住む私達は、日本に一時帰国する際に、必ず国内の小旅行をしています。
その他の国内・海外の旅行先は、どうぞこちらから:https://mirandalovestravelling.com/ja/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 新幹線 JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ゆふ3号という特急で別府駅に着いて、そこからはタクシーで鉄輪温泉にある旅館、「山水館」へ。
これが思いのほか遠く、メーターがどんどん上がるのでハラハラ。事前予習をしていなかった私はてっきり別府温泉というのはひと塊なのかと思っていましたが、ちょこちょこ別々のかたまりがあって、それを総合して別府温泉と呼んでいるのですね。
着いた旅館はとても立派。ふーっと息が付けました。
この写真の突き当りの簾の向こう側に半露天風呂が付いています。 -
ダブルベッドが二つならぶ洋室のほかに、和室も付いていたのですが、こちらを使うチャンスはありませんでした。
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なにやらコンピューター制御のシャワー室。
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部屋の窓からの景色はこんな具合。
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ついでに廊下。
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夕食・朝食は、食堂へ行かなければならないのですが、完全な個室なので落ち着けました。
お料理も盛りだくさん。日本の旅館はこれでなくちゃ。
そば粉でできたお餅みたいなのが珍しくて美味しかったです。 -
新鮮なお刺身。
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和牛ステーキ。
それから、エビの踊り食いと言って出されたものを、私はお刺身にしてもらい、夫は天ぷらで食べました。コリコリしていて、最高! -
追加でお酒を頼む時などは、テーブルの端にあるこの画面で申し込みます。
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これはデザート。ケーキの盛り合わせで、凝っていました。
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翌朝、目覚めたら、素晴らしい朝焼け。
朝風呂に入りながら、飽きずに眺めました。 -
イチオシ
刻々と、色が変わります。
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イチオシ
貴船城も湯気に煙って幻想的。
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朝食も、前夜と同じ個室で。
これまた立派で、ふだんの夕食ぐらいありました。
文句なく満足が得られた旅館でした。
夫が「別府に来たら、いつもここに泊まろう」と言いましたが、私がお値段を言うと、黙りました。
年末のこの時期ですから、一段と高かったのだと思います。
転々とする旅行中、泊る所に強弱をつけるのも手ですよね。 -
さて、宿に荷物を置いて、地獄めぐりに出かけます。
正直、私は旅館で良いお風呂に浸かり、美味しい食事をしたので、もう満足だったのですが、別府に来たからには、地獄を巡らないと後悔するかな、と思って。
巡る地獄は全部で7つ。うち5つは宿から歩いて行けるところにありました。
7つ全部に入れる共通券が2000円。
最初の地獄は「海地獄」。色は涼しそうですが、98度もあるとのことです。 -
イチオシ
二つ目は「鬼石坊主地獄」。灰色の泥がふつふつと湧いていて、地獄という名に一番、ふさわしい地獄です。そのバブル状の気泡が、坊主の頭に似ているから、こう呼ばれるのですって。
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三つ目は係の人がタバコの煙を吹きかけ、湯煙が沸き立つ様子を見せるという努力地獄で、その名は「かまど地獄」。
係員は、中国語や韓国語も操っていました。それぞれの国の観光客が、説明を聞いて、「おぅっ」と声をあげていました。 -
その次は「鬼山地獄」。地獄というより、これはワニ園ですな。
1923年に日本で初めて温泉熱を利用してワニの飼育を始めたところだそうで、現在70頭ほどのワニがいるそうです。
なぜ飼育しているのかはわかりませんでしたが。 -
5番目は「白池地獄」で、白い池が見られるはずでしたが、それほど白くもなく、薄緑色。温泉を利用して熱帯魚を飼っているのですが、ちょっとみすぼらしい感じで、5つの中では一番、ぱっとしない地獄でしった。
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白池地獄までで、宿の近所の鉄輪温泉にある地獄はおしまい。
実はもう一つ、「山地獄」というのがあり、カピバラ(https://mirandalovestravelling.com/ja/%e3%82%ac%e3%82%a6%e3%83%81%e3%83%a7%e3%81%ae%e7%94%ba%e3%80%81%e3%82%b5%e3%83%b3%e3%83%bb%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%8b%e3%82%aa%e3%83%bb%e3%83%87%e3%83%bb%e3%82%a2%e3%83%ac%e3%82%b3/)がいるらしかったのですが、これは共通券に加わっておらず、別料金だったので入りませんでした。
買った共通券の端っこに「途中本券外のご観覧はご自由でございますが・・・」と断り書きが。
何やら、地元の確執がにじみ出ていました。 -
以上で、鉄輪温泉にある地獄めぐりは終わったので、迷いながら宿に戻り、荷物を引き取って、駅に行くつもりでタクシーに乗りました。
地獄めぐりの地獄は全部で7つなので、あと二つ残っていたのですが、私としては、もういいかな、という感じ。
ところが道中、夫が残り二つにも興味を示すので、タクシーの運転手に「残りも見る価値ありますか?」と尋ねたら、あんまりモノをはっきり言うタイプの人でなかったのですが「共通券があるなら、行かなきゃ損ですよ」というので、周り右して、残りの地獄へ行ってもらいました。かなり遠い所で、メーターがぐんぐん上がるので、神経が疲れましたが。
で、この写真が六つ目の地獄「血の池地獄」です。パンフレットによると、日本最古の天然地獄なのだそうで、その名の通り、赤っぽい色をしています。
土産物店が充実している地獄でした。 -
そして、最後は「龍巻地獄」。これは他と異なり、時間をおいて熱湯が地面から噴き出す間欠泉です。
40分毎に7分間噴き出すのだそうです。それを見るための観客席が出来上がっていました。
この写真では、滝のようで、水が上から下に落ちているようにも見えますが、下から吹きあがっています。
私は昔々、アイスランドで自然の中の間欠泉を見たことがあり、その水たまりの色がターコイズ色で目の覚める美しさだったことを覚えています。
ま、ここのはそれに比べると、小粒でしたが。 -
これが、龍巻地獄の観客席です。
以上で、地獄めぐりはおしまい。そして、我々の九州旅行も終焉です。
ちなみに、この地獄めぐりの観光バスは、日本で初めてバスガイドを乗せて走らせたバスなのだそうです。それなら、それに乗った方が話題性があったかな、と後で思った次第。
午後2時前の列車に乗り、二回乗り換えで、東京駅に着いたのは午後9時10分でした。
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