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長野県・坂城の葛尾城跡へ登ってきました。<br />葛尾城は戦国時代・北信濃の戦国武将だった村上義清の居城だったところです。<br />村上義清と言ってもあまり有名ではありませんが、生涯70余りの合戦で2敗しかしなかった常勝・武田信玄が、その2敗を喫した「天敵」の武将です。<br />大河ドラマ「風林火山」では、主人公の山本勘介(内野聖陽さん)と武田信玄(4代目・市川猿之助さん)の強敵として、「中ボス」として登場、永島敏行さんが演じていました(「ラスボス」はガクトの上杉謙信)。<br />武田信玄を苦しめた強敵の居城らしく、なかなかハードな山登りでした。

戦国武将・村上義清の葛尾城跡へ。

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2020/10/24 - 2020/10/24

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あおし

あおしさん

この旅行記スケジュールを元に

長野県・坂城の葛尾城跡へ登ってきました。
葛尾城は戦国時代・北信濃の戦国武将だった村上義清の居城だったところです。
村上義清と言ってもあまり有名ではありませんが、生涯70余りの合戦で2敗しかしなかった常勝・武田信玄が、その2敗を喫した「天敵」の武将です。
大河ドラマ「風林火山」では、主人公の山本勘介(内野聖陽さん)と武田信玄(4代目・市川猿之助さん)の強敵として、「中ボス」として登場、永島敏行さんが演じていました(「ラスボス」はガクトの上杉謙信)。
武田信玄を苦しめた強敵の居城らしく、なかなかハードな山登りでした。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
新幹線 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 長野行「あさま」で出発します。<br />コロナのおかげで一時は乗客はほとんどいなかった時に比べれば「GOTO」のおかげでだいぶお客さんが戻ってきていました。<br /><br />上田駅で降ります。

    長野行「あさま」で出発します。
    コロナのおかげで一時は乗客はほとんどいなかった時に比べれば「GOTO」のおかげでだいぶお客さんが戻ってきていました。

    上田駅で降ります。

    上田駅

  • 上田駅からは地方ローカル鉄道の上田電鉄・別所線が出ています。<br />ですが、昨年の台風で鉄橋が流されて運休中。<br />駅はガランとしていました。

    上田駅からは地方ローカル鉄道の上田電鉄・別所線が出ています。
    ですが、昨年の台風で鉄橋が流されて運休中。
    駅はガランとしていました。

    上田電鉄別所線 乗り物

  • ローカル鉄道なので、そのまま廃止とも思われましたが、幸い来年度には復旧するそうです。<br />よかった。<br />

    ローカル鉄道なので、そのまま廃止とも思われましたが、幸い来年度には復旧するそうです。
    よかった。

  • 上田駅からはしなの鉄道に乗り換えます。<br />やってきた電車は昔懐かしい深緑とオレンジ色の「湘南電車」でした。<br /><br />今では東京から湘南、熱海方面の「湘南電車」はステンレスの味気ない電車になってしまいましたが、深緑はJR東日本、オレンジはJR東海のコーポレート・カラーに引き継がれています。<br />

    上田駅からはしなの鉄道に乗り換えます。
    やってきた電車は昔懐かしい深緑とオレンジ色の「湘南電車」でした。

    今では東京から湘南、熱海方面の「湘南電車」はステンレスの味気ない電車になってしまいましたが、深緑はJR東日本、オレンジはJR東海のコーポレート・カラーに引き継がれています。

  • 上田駅から15分で坂城駅に到着。<br />昔ながらの駅舎の残る駅です。

    上田駅から15分で坂城駅に到着。
    昔ながらの駅舎の残る駅です。

    坂城駅

  • 坂城駅の前には昔の急行電車が保存されていました。<br />子供の頃何度か乗った懐かしい電車です。<br /><br />鉄道博物館にも展示されていますが、やはり電車は青空の下が「絵」になります。

    坂城駅の前には昔の急行電車が保存されていました。
    子供の頃何度か乗った懐かしい電車です。

    鉄道博物館にも展示されていますが、やはり電車は青空の下が「絵」になります。

  • 坂城駅のある坂城町はかつては中山道の宿場町でした。<br />

    坂城駅のある坂城町はかつては中山道の宿場町でした。

  • 駅からの市街地にはかつての宿場町の雰囲気が残っています。

    駅からの市街地にはかつての宿場町の雰囲気が残っています。

  • 「坂木宿 ふるさと歴史館」へ。<br />ここは、村上義清と宿場町・坂木宿についての展示がされています。<br /><br />入り口はかつてここにあった坂木藩の陣屋(小さな大名は城ではなく陣屋に住んでいました)の門です。

    「坂木宿 ふるさと歴史館」へ。
    ここは、村上義清と宿場町・坂木宿についての展示がされています。

    入り口はかつてここにあった坂木藩の陣屋(小さな大名は城ではなく陣屋に住んでいました)の門です。

    坂木宿ふるさと歴史館 美術館・博物館

    旧宿場町・坂木宿と村上義清の資料館 by あおしさん
  • 建物は昭和4年に建てられたお屋敷が使われています。<br />またかつてここには本陣があり、明治天皇も来られたことがあるようです。

    建物は昭和4年に建てられたお屋敷が使われています。
    またかつてここには本陣があり、明治天皇も来られたことがあるようです。

  • 1階は村上義清についての展示です。<br /><br />葛尾城から上田原(上田市)までのジオラマ。<br /><br />武田信玄は父・信虎を追放し、21歳で当主になると、甲斐(山梨)の領地から、信濃(長野県)に領土拡大をしていきました。<br />各地の豪族たちに連戦連勝で諏訪地方、佐久地方を抑えて、上田市の上田原まで攻めてきました。<br />村上義清は葛尾城から出陣し、上田原の合戦で勝利、武田信玄は惨敗して甲府に逃げ帰りました。<br />武田信玄、27歳にして生涯最初の敗北でした。

    1階は村上義清についての展示です。

    葛尾城から上田原(上田市)までのジオラマ。

    武田信玄は父・信虎を追放し、21歳で当主になると、甲斐(山梨)の領地から、信濃(長野県)に領土拡大をしていきました。
    各地の豪族たちに連戦連勝で諏訪地方、佐久地方を抑えて、上田市の上田原まで攻めてきました。
    村上義清は葛尾城から出陣し、上田原の合戦で勝利、武田信玄は惨敗して甲府に逃げ帰りました。
    武田信玄、27歳にして生涯最初の敗北でした。

  • 2階は中山道の宿場町・坂木宿についての展示がされていました。<br /><br />坂木宿のジオラマ。<br />わりかし大きな宿場町だったようです。

    2階は中山道の宿場町・坂木宿についての展示がされていました。

    坂木宿のジオラマ。
    わりかし大きな宿場町だったようです。

  • ふるさと歴史館から今日の目的地である葛尾城へ向かって歩きます。<br />城跡の近くの大門という旧中山道沿いの家々には、江戸時代の宿場町時代の旅籠などの建物が残っていました。<br />今での当時の子孫の方が住んでいるようです。

    ふるさと歴史館から今日の目的地である葛尾城へ向かって歩きます。
    城跡の近くの大門という旧中山道沿いの家々には、江戸時代の宿場町時代の旅籠などの建物が残っていました。
    今での当時の子孫の方が住んでいるようです。

  • 途中にある満泉寺。<br />ここにはかつて村上義清の住む居館がありました。<br />普段はここで生活していたようです。

    途中にある満泉寺。
    ここにはかつて村上義清の住む居館がありました。
    普段はここで生活していたようです。

    満泉寺 寺・神社・教会

    村上義清の居館があったところ。周辺には宿場町時代の建物があります by あおしさん
  • 宿場町の奥にある坂城神社。<br />奈良時代から存在する由緒ある神社だそうで、村上氏や宿場町の氏神様だったのでしょう。

    宿場町の奥にある坂城神社。
    奈良時代から存在する由緒ある神社だそうで、村上氏や宿場町の氏神様だったのでしょう。

    坂城神社 寺・神社・教会

    葛尾城の入り口にある神社 by あおしさん
  • 坂城神社の裏手から葛尾城跡への入り口があります。

    坂城神社の裏手から葛尾城跡への入り口があります。

  • 葛尾城は戦国時代の山城です。<br />山城は防衛には適した城でした<br />ひたすら坂道を登って行きます。<br />結構しんどい。

    葛尾城は戦国時代の山城です。
    山城は防衛には適した城でした
    ひたすら坂道を登って行きます。
    結構しんどい。

  • 途中の小広場。<br />鳶岩という大きな岩がそびえています。<br />広場なので休憩するためのベンチでもあればいいのに、そういうものが全くありません。<br />まあ、マイナーな城跡で観光地としても整備はあまりされていないのでしょう。

    途中の小広場。
    鳶岩という大きな岩がそびえています。
    広場なので休憩するためのベンチでもあればいいのに、そういうものが全くありません。
    まあ、マイナーな城跡で観光地としても整備はあまりされていないのでしょう。

  • さらに急坂になり、登るための縄もあります。<br /><br />途中で降りてくる1人の女性がいました。<br />マイナーな城跡に来るなんて、いわゆる「歴女」?

    さらに急坂になり、登るための縄もあります。

    途中で降りてくる1人の女性がいました。
    マイナーな城跡に来るなんて、いわゆる「歴女」?

  • 急坂をしんどい思いをして、尾根のようなところに出ます。<br />これであとは楽かな、と思いきや・・・

    急坂をしんどい思いをして、尾根のようなところに出ます。
    これであとは楽かな、と思いきや・・・

  • またまた急坂を登らないといけません。<br /><br />昔の兵士は30~40キロもする鎧を着て、この山城を攻めのぼっていたわけで、体力がありますね。

    またまた急坂を登らないといけません。

    昔の兵士は30~40キロもする鎧を着て、この山城を攻めのぼっていたわけで、体力がありますね。

  • 結局1時間、急坂を上り続けて本丸跡に到達。<br />いやあ、しんどかったです。

    結局1時間、急坂を上り続けて本丸跡に到達。
    いやあ、しんどかったです。

    葛尾城跡 名所・史跡

    かなり登るのはハードな山城跡です by あおしさん
  • 本丸跡から見た坂城の街並み。<br />天気が崩れてきて小雨になってきて、願望はいまひとつでした。<br />天気がいい遠くの山まで見えるようですが・・・<br /><br />上田原古戦場も遠くに見えました。<br />上田原の合戦は村上義清は「ホーム」、武田信玄は「アウェイ」だったことがよくわかります。<br />

    本丸跡から見た坂城の街並み。
    天気が崩れてきて小雨になってきて、願望はいまひとつでした。
    天気がいい遠くの山まで見えるようですが・・・

    上田原古戦場も遠くに見えました。
    上田原の合戦は村上義清は「ホーム」、武田信玄は「アウェイ」だったことがよくわかります。

  • 葛尾城から降りてきて、ここの名物「おしぼりうどん」を。<br />味噌を汁に溶かして、麺をつけて食べます。<br />この味噌はとてもおいしい。

    葛尾城から降りてきて、ここの名物「おしぼりうどん」を。
    味噌を汁に溶かして、麺をつけて食べます。
    この味噌はとてもおいしい。

    こっくどーる グルメ・レストラン

    坂城駅前の居酒屋&定食店 名物のおしぼりうどんを食べました by あおしさん
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