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NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」を見ておられる方も多いでしょう。<br />今回は、午前に明智光秀が築城した金山城跡に登りました。午後は丹波篠山市内を巡りました。<br /><br />長い間、多くの歴史の舞台となった関西は、京都や奈良だけではなく、各地に歴史の名残スポットが点在しています。<br />丹波篠山は、瀬戸内海と日本海、京都や琵琶湖をつなぐ川や道が縦横に通り、古から交通の要所でありました。<br />当然、戦の舞台にもなり、いわゆる砦として築かれた山城は、かつての武者の攻防を思いおこさせます。<br /><br />前半は、午前に登った金山城跡(539.5m)です

丹波篠山 歴史ハイキングと里山めぐり(ハイキング編)

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2020/10/19 - 2020/10/19

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akitaine

akitaineさん

NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」を見ておられる方も多いでしょう。
今回は、午前に明智光秀が築城した金山城跡に登りました。午後は丹波篠山市内を巡りました。

長い間、多くの歴史の舞台となった関西は、京都や奈良だけではなく、各地に歴史の名残スポットが点在しています。
丹波篠山は、瀬戸内海と日本海、京都や琵琶湖をつなぐ川や道が縦横に通り、古から交通の要所でありました。
当然、戦の舞台にもなり、いわゆる砦として築かれた山城は、かつての武者の攻防を思いおこさせます。

前半は、午前に登った金山城跡(539.5m)です

旅行の満足度
4.5
グルメ
4.5
交通手段
JRローカル 自家用車

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  • 丹波篠山市内から大山方面に向かいます。20分くらい走ったところが登山口。道に沿って民家が立ち並ぶ横に、車を停められる広場があります。道の先には、追入神社があります。

    丹波篠山市内から大山方面に向かいます。20分くらい走ったところが登山口。道に沿って民家が立ち並ぶ横に、車を停められる広場があります。道の先には、追入神社があります。

  • 追入神社です。なかなか立派な神社。<br />立ち寄りたかったですが、登山するので今回は入りませんでした。神社の左側に登る道がついています。

    追入神社です。なかなか立派な神社。
    立ち寄りたかったですが、登山するので今回は入りませんでした。神社の左側に登る道がついています。

  • 登山口。<br />標識がいっぱいあります。幟もこんなに。<br />明智光秀のドラマのせいか、力が入っているのがわかります。

    登山口。
    標識がいっぱいあります。幟もこんなに。
    明智光秀のドラマのせいか、力が入っているのがわかります。

  • 登山口に貼ってあるポスター。<br />「本能寺の変の謎は、丹波篠山にあり」と書いてあります。<br /><br />大きく描かれている女性は、明智光秀の母君・お牧の方、と思われます。<br />丹波篠山市内にある波多野氏支配の山城・八上城を攻略するために、明智光秀は母上を八上城に人質として差し出したそうです。<br />伝聞によると、織田信長は交換した波多野氏側の人質を殺したため、お牧の方は八上城で磔にされ殺されたそうです。<br />この絵でも女性の胸には、縄が、、、。

    登山口に貼ってあるポスター。
    「本能寺の変の謎は、丹波篠山にあり」と書いてあります。

    大きく描かれている女性は、明智光秀の母君・お牧の方、と思われます。
    丹波篠山市内にある波多野氏支配の山城・八上城を攻略するために、明智光秀は母上を八上城に人質として差し出したそうです。
    伝聞によると、織田信長は交換した波多野氏側の人質を殺したため、お牧の方は八上城で磔にされ殺されたそうです。
    この絵でも女性の胸には、縄が、、、。

  • このあたりの時代のいきさつも書いてあります。<br />波多野氏の八上城と丹波市の黒井城の丁度中間にあることで、金山城が築かれたと書かれています。

    このあたりの時代のいきさつも書いてあります。
    波多野氏の八上城と丹波市の黒井城の丁度中間にあることで、金山城が築かれたと書かれています。

  • 登りはじめの山道。そこそこの勾配で、道も整備されていて歩きやすいです。

    登りはじめの山道。そこそこの勾配で、道も整備されていて歩きやすいです。

  • こんな感じでモクモクと登りました。

    こんな感じでモクモクと登りました。

  • 「鬼の架け橋」方面を進みます。<br /><br />鬼の架け橋??って何でしょう。

    「鬼の架け橋」方面を進みます。

    鬼の架け橋??って何でしょう。

  • ずっと森林帯を登ってきましたが、登り始めて20分くらいの地点、展望が開けて急に明るい場所にやってきました。雲海も見えます!「大山荘を望む」といる標識がありました。<br />下に見える集落は大山方面のものでしょうか。

    ずっと森林帯を登ってきましたが、登り始めて20分くらいの地点、展望が開けて急に明るい場所にやってきました。雲海も見えます!「大山荘を望む」といる標識がありました。
    下に見える集落は大山方面のものでしょうか。

  • その後もまた森林帯に入り、木の根が張り出した道を登り続けました。

    その後もまた森林帯に入り、木の根が張り出した道を登り続けました。

  • しばらくして、広く平になった場所に到着。<br />ここが、お城跡?<br />

    しばらくして、広く平になった場所に到着。
    ここが、お城跡?

  • と、思ったのですが、園林寺跡でした。

    と、思ったのですが、園林寺跡でした。

  • お寺を過ぎて、さらに登ると、再び平らな場所が現れました。<br />「金山城馬場跡」とあります。<br />ここまで馬で来られるのかしら、、。

    お寺を過ぎて、さらに登ると、再び平らな場所が現れました。
    「金山城馬場跡」とあります。
    ここまで馬で来られるのかしら、、。

  • 馬場跡を過ぎると、たくさん標識がある場所にやってまいりました。<br />真ん中の大きな道は「金山城跡」と書いてある標識がありますが、この道は、左の「鬼の架け橋」の道を取ります。<br /><br />しかし、こんなに標識があると混乱しますね。

    馬場跡を過ぎると、たくさん標識がある場所にやってまいりました。
    真ん中の大きな道は「金山城跡」と書いてある標識がありますが、この道は、左の「鬼の架け橋」の道を取ります。

    しかし、こんなに標識があると混乱しますね。

  • 左に道を取り、5分くらい歩いくと、これまでの森林帯が無くなり、急に開け周囲が明るくなりました。<br /><br />「鬼の架け橋」といわれる岩の場所です。

    左に道を取り、5分くらい歩いくと、これまでの森林帯が無くなり、急に開け周囲が明るくなりました。

    「鬼の架け橋」といわれる岩の場所です。

  • ここだけ、大きな岩がたくさん。<br />「鬼の架け橋」といわれる由来は、多分岩と岩にまたがって岩がかかっているからでしょう。

    ここだけ、大きな岩がたくさん。
    「鬼の架け橋」といわれる由来は、多分岩と岩にまたがって岩がかかっているからでしょう。

  • 岩の間を覗くと、ほら、向こうの景色が、、、。

    岩の間を覗くと、ほら、向こうの景色が、、、。

  • 岩から見た対面の景色。

    岩から見た対面の景色。

  • 鬼の架け橋のすぐ上が金山城跡です。雲海を見ながら登ります。

    鬼の架け橋のすぐ上が金山城跡です。雲海を見ながら登ります。

  • 金山城跡到着!539.5m。<br />登山口から約50分で登りました。

    金山城跡到着!539.5m。
    登山口から約50分で登りました。

  • 頂上にある説明板は読みましょう。<br /><br />波多野氏の八上城と丹波の赤井氏の黒井城を分断するため、この金山城を築城したと書いてあります。<br />確かに、標高539.5mにあり、周囲360度見渡せる戦略的に良い山です。

    頂上にある説明板は読みましょう。

    波多野氏の八上城と丹波の赤井氏の黒井城を分断するため、この金山城を築城したと書いてあります。
    確かに、標高539.5mにあり、周囲360度見渡せる戦略的に良い山です。

  • 北側。「黒井城を望む」とあります。

    北側。「黒井城を望む」とあります。

  • 各山の説明。

    各山の説明。

  • 東側。八上城方面です。

    東側。八上城方面です。

  • 説明板(ちょっと折れてしまっていますが)で、八上城の位置を確認。

    説明板(ちょっと折れてしまっていますが)で、八上城の位置を確認。

  • 山頂には、ベンチもあり、お茶を飲みながら大休憩しました。<br /><br />下山時、頂上付近から、鬼の架け橋の岩群を見ます。<br /><br />この場所だけ、岩がたくさんあるんですね。不思議。

    山頂には、ベンチもあり、お茶を飲みながら大休憩しました。

    下山時、頂上付近から、鬼の架け橋の岩群を見ます。

    この場所だけ、岩がたくさんあるんですね。不思議。

  • 鬼の架け橋岩群にお別れして、、。元来た道をたどります。

    鬼の架け橋岩群にお別れして、、。元来た道をたどります。

  • しばらく下ると「大乗寺」への看板がありますが、この道は大回りになるので、そのまましばらく来た道を下り、その後分岐点があるので、ここで来た道から離れ、右側の道を取ります。<br />落ち葉が堆積したフワフワの気持ち良い道です。

    しばらく下ると「大乗寺」への看板がありますが、この道は大回りになるので、そのまましばらく来た道を下り、その後分岐点があるので、ここで来た道から離れ、右側の道を取ります。
    落ち葉が堆積したフワフワの気持ち良い道です。

  • ひたすら下ること約30分で車道に出ました。<br />少し先に、大乗寺の山門がありました。<br />クラシックな立派な山門で、寺を守る金剛力士像二体も立派なものでした。<br />(中は暗くてよく写真が撮れませんでした。)

    ひたすら下ること約30分で車道に出ました。
    少し先に、大乗寺の山門がありました。
    クラシックな立派な山門で、寺を守る金剛力士像二体も立派なものでした。
    (中は暗くてよく写真が撮れませんでした。)

  • こんな静かな里山の道を、20分くらい歩き、駐車場へと戻りました。<br /><br />(後半、「丹波篠山市内巡り、里の秋編」に続く)

    こんな静かな里山の道を、20分くらい歩き、駐車場へと戻りました。

    (後半、「丹波篠山市内巡り、里の秋編」に続く)

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