引退直前の「只見線キハ40」と紅葉のコラボを追う！2018年11月・只見線撮影紀行～

2018/11/03 - 2018/11/04

こんばんは。10月最後の過去旅行記は、惜しまれながら近頃引退した「只見線キハ40」を2年前の紅葉が見ごろだった時の撮影記です。只見線は本数がとても少なく、鉄道だけで撮影に行くのは困難なことから、父親に一緒に車で行くことに。この日は天気にも恵まれ、あちらこちらの紅葉は見ごろという最高の休日となりました。それではしゅっぱ～つ。

エリア 只見(福島)

さて早速、10月末現在の「君信号」は…？
全国的に「警戒」です。
いよいよGOTOが東京を含めた全国対象になり、1月が経ちました。
ランチをとるのに時間が掛かってしまうなど、観光地での人出が君禍の前以上に増えている印象です。それに伴い、感染者数も、リスクも上がってしまっているように見受けられます…

10月末現在の、全都道府県の週間陽性率を見ても、感染流行の目安である５％を超える県が目立ち始めています。このことから私の行動レベルも来月から勤労感謝の日絡みの３連休までの予定で「注意信号→警戒信号」にすることにしました。これによって混雑が予想されるスポット、交通機関の利用が避けられない場所への旅行は「自粛」する構えです。

11月は紅葉もあちこちで見ごろを迎え、GOTOとの相乗効果でとんでもない人出になる場所もあるかもしれません。旅行時以外の日常生活を含めた、感染対策への心がけが、旅行に行けなるような厳しい状況を避ける大切なことに繋がりますので、気を引き締めて頑張りましょう。

往路は西那須野塩原インターまで東北道で移動。そこから下道に入るとなんと途中から大渋滞！

回顧の滝 自然・景勝地

結局新しいトンネルができた場所で旧道へ迂回。「回顧の滝」沿いを通る旧道は紅葉が綺麗です。

回顧の滝 自然・景勝地

車は殆ど通らないので車道沿いに広がる紅葉をじっくり楽しめます。

回顧の滝 自然・景勝地

ひと息ついたところで車に戻り、移動を再開しましょう。

回顧の滝 自然・景勝地

渋滞は塩原温泉を抜けると解消。天気が良すぎ＆紅葉が綺麗な週末なんて、なかなかない絶好の機会ですからね。

その後道の駅たじまで昼食。この界隈は店があまりないので選択肢は限られます。使い捨て容器式のそばをささっと頂き…ご馳走には程遠いですが仕方ありません。

道の駅 たじま 道の駅

道の駅から先は、山王峠→田島→舟鼻トンネル→喰丸トンネルというルートでひたすら移動。

あちこちに広がる紅葉に、癒やされます…

西山温泉 温泉

西山温泉を過ぎると、間もなく只見線の沿線に到着です。

西山温泉 温泉

塩原温泉での渋滞により時間が掛かってしまったので、本日は只見線の有名撮影地がある道の駅だけ訪問。

道の駅 尾瀬街道みしま宿 道の駅

撮影地に向かう道は整備されており、テツは勿論、インバウンドの中国人まで来られていました。こんな場所を知っていることに驚きです…

道の駅 尾瀬街道みしま宿 道の駅

坂道を10分ほど歩くと、只見線の鉄橋が見えるビュースポットに到着。さて列車が来るのを待ちましょう。

道の駅 尾瀬街道みしま宿 道の駅

見事な紅葉が映える、「第二只見川橋梁」を、紅葉シーズンの需要に合わせて3両に増結されたキハ40がゆっくり走って行きました～やっぱりキハ40はローカル線の景色にとっても似合います。

道の駅 尾瀬街道みしま宿 道の駅

撮影を終えた後は今宵の宿へ移動。柳津温泉の宿「かわち」さんにお世話になります。部屋は綺麗な和室で快適快適。

瀞流の宿　かわち 宿・ホテル

窓からは柳津の自然を堪能。温泉の雰囲気も良く、ゆったり過ごせます。

瀞流の宿　かわち 宿・ホテル

そして夕食タイム。山の幸が並ぶ料理の数々。

瀞流の宿　かわち 宿・ホテル

その他プラン特典で「刺身の舟盛り」が付き、大満足。女将さんの雰囲気も良く、良い宿でした～

瀞流の宿　かわち 宿・ホテル

チェックアウトした翌朝。出発の前に宿の周囲を散策。

柳津温泉 温泉

只見川沿いにある柳津温泉は長閑な景色は広がっています。

柳津温泉 温泉

今日はちょっと天気が生憎かな。

柳津温泉 温泉

会津の名物「赤べこ」。触ると独特な首の動きをする辺りが赤べこの魅力。

柳津温泉 温泉

昔からある雰囲気の橋。立派だけど車で通るにはちょっと狭いのが難点。

柳津温泉 温泉

散策後は近くにある斎藤美術館に行く父親と別行動に。

柳津温泉 温泉

私は只見線の撮影を楽しみます。朝の天気から一転した青空に、キハ40が映えます。

JR只見線 乗り物

更に郷戸駅まで歩いて移動し撮影。

郷戸駅 駅

目立った駅舎はもうなく、ちょっと寂しい感じかな。

郷戸駅 駅

トイレは汲み取り式ですが、整備が行き届いているため綺麗で臭いも殆どありません。地元に愛されている証でしょう。

郷戸駅 駅

駅ホームにも行ってみましょう。

郷戸駅 駅

1日にやってくる列車の本数は僅か5～6本。これでは実用性は皆無ですね…

郷戸駅 駅

その後父親と合流して移動開始。

早戸駅 駅

只見線の沿線に広がる紅葉を満喫します。

もう暫く列車は来ないので、ちょっと只見線から離れた場所に行ってみましょう。

早戸駅のやや南側にある湖「沼沢湖」に到着。人もまばらで静かな湖です。

沼沢湖 自然・景勝地

紅葉も見頃で、青い空の下で輝いていました。

沼沢湖 自然・景勝地

湖沿いに歩道が続いており、気ままに散策します。

沼沢湖 自然・景勝地

いやいやこういう場所は心が落ち着くものですね。

沼沢湖 自然・景勝地

美しい沼沢湖の自然に癒され、再び只見線沿線に戻ります。

沼沢湖 自然・景勝地

会津川口へ移動途中、目に入った会津中川駅の雰囲気が良い感じだったので寄り道。JR東には珍しい木造駅舎。

会津中川駅 駅

まだ列車は来ないので、ささっと写真を撮ったところで退散。

会津中川駅 駅

ランチは会津川口駅近くの食堂で頂きます。
数少ない会津川口の食堂は、大勢訪れている撮り鉄等の観光客で昼時はあっという間に満員になります。列車の時間に縛られる只見線撮り鉄のランチは、早めに済ませるのが肝心です。

おふくろ グルメ・レストラン

食後は只見川に掛かる、橋の上へ移動。

会津川口駅 駅

会津若松方面へ向かう、キハ40を見送りました。

会津川口駅 駅

その後不通区間を通り、只見方面へ。途中に見えた只見線の橋梁が凄く良い感じに見えたので、車を降りました。

会津塩沢駅 駅

豪雨の影響で不通になってしまったこの区間ですが、後2年後に復旧の予定です。観光列車も走る予定だそうで、SLとか走ってくれないかな。

会津塩沢駅 駅

そして南側の拠点駅兼、現在の終着駅只見に到着。

只見駅 駅

日中は列車がやって来ないので、ホームはとても静かです。

只見駅 駅

さてこの後は車に戻り、再び南下。急カーブの続く狭い国道をひた走り、新潟との県境付近の山奥へ～

只見駅 駅

会津と越後を分ける峠にある長大トンネル「六十里越トンネル」から飛び出してきたキハ40を狙い撃ち。

田子倉駅 駅

南線のキハ40は長期不通以降新潟の車両を使っており、北線の40に比べ塗装がイマイチでした。

田子倉駅 駅

これにて只見線キハ40の撮影は終了。後は六十里越を越えて帰るのみです。

田子倉駅 駅

現在キハ40の後継として南線を走るのはキハ110。110もローカル線の景色に良く似合う車両なので、機会があればさらっと撮りに来てみたいところ。

田子倉駅 駅

六十里越に続く国道292号は「紅葉天国」状態。

田子倉ダム 名所・史跡

見える景色の殆どが「紅葉」なのでとっても癒されます。

田子倉ダム 名所・史跡

そして六十里越峠を越え、新潟県へ入り…

田子倉ダム 名所・史跡

関越高速に乗って、帰宅の路を急いだのでした。

渋川駅 駅