晴れおじさん「GO TO トラベルで会津」に行く(その１)

2020/10/04 - 2020/10/05

10月から「GO TO トラベル」の地域共通クーポンが交付されるようになって旅行がグンと割安になりました。
ならば我が家でも利用しなければと、愛車に愛妻(愛婆？)を乗せて「会津にGO」した１泊2日の記録です。
写真が多いので、その1とその２に分けて投稿させていただきます。

エリア 会津若松(福島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車
• 利用旅行会社: 近畿日本ツーリスト

山形の自宅から一般道を走ること２時間余り。会津に入ると、左手に会津磐梯山が姿を現しました。
霧がかかって、ちょっと幻想的ですね。

ちょうど正午になった頃、飯盛山に到着。

飯盛山は戊辰戦争の際に白虎隊の少年達が自刃した場所として有名です。

でも、今日の目的はこちら。

さざえ堂。
少し前、ブラタモリでも紹介されていた不思議な構造の建物で、私も妻も初めて入ります。

正面入り口から螺旋状のスロープを上っていくと、

こんな頂上に行き着きますが、そのまま下りのスロープが続いていて、裏口から出るようになっていました。
もともとは、西国三十三観音像がスロープに沿って配置されていて、参拝しながら頂上に至り、下りスロープで裏口に降りるようになっていたとのこと。大勢の人が渋滞することなく参拝できる卓越したアイデアですね。
こんな建物が２００年以上前に作られていたいたとは……。会津藩は凄い！

横から見るとこんな風でした。なるほどサザエのような形ですね。

飯盛山の近くに、旧滝沢本陣がありました。
白虎隊はここで出撃指令を受けたとか。中の柱には刀傷が残っているとのことでしたが、

臨時休業中で中に入れず、残念。

次は鶴ヶ城へ。

ここは以前も何度か来ていますが、近年、赤い屋根瓦に葺き替えられたようで、ちょっと新鮮な感じ。

アングルを変えてもう一枚。

歴代城主の家紋。長い歴史が偲ばれますね。

１３時半を過ぎ、そろそろ昼食を食べようかと鶴ヶ城会館へ。
ところが、お土産を選んでいるうちにレストランのランチ営業時間が終わってしまいクローズされたので、

お城の北口を出たところにある「北出丸カフェ」に変更。

洒落た洋風の店内で

キーマカレーのランチと、一見お城とはミスマッチのようですが、」

お城の石垣を眺めながら、違和感なく、ゆっくり食事をすることが出来ました。

まだ時間があるので、私も妻も初めての御薬園(おやくえん)へ。

領民を疫病から救うために会津藩主が作った薬草園だとのことですが、

何より、お庭が素晴らしい。

どこから撮影しても絵になります。

同上

茶室には

戊辰戦争当時の刀傷が残っていました。

観光を終えて、芦ノ牧温泉に向かいます。

同上

今夜の宿は、大川荘。

中に入ると、こんな、ちょっと不思議な光景が広がっていました。

ズームアップ。
館内に三味線の音色が広がって、和風モダンとでもいうような雰囲気です。
何でも、人気アニメ「鬼滅の刃」の無限城のモデルになったという説もあるとか。
妻が気に入って、写真を撮りまくっていました。

部屋は三階の１２畳の和室。

室内は簡素な造りながら、大川のリバービュー。

夕食は、品数が多く洗練された内容になっている反面、量は控えめ。

同上

地酒を味わいながら、完食しました。
客を満足させながらも食品ロスを出さない気配りが感じられました。

翌朝、早起きして、この旅館の名物風呂「空中露天風呂」へ向かいます。
長い階段は、これまた「鬼滅の刃」によく似ていますね。

誰もいなかったのでスマホでパチリ。

湯に浸かりながら、もう一枚。
ああ、極楽極楽。


その２に続きます。