３世代で GoTo 北海道　２日目（ホテルステイ～「なつぞら」ロケ地めぐり・サファリカートツアー）

2020/09/28 - 2020/10/01

９月２９日（火）
すっきりと晴れ渡った秋空の下、この日のテーマは、朝ドラ「なつぞら」ロケ地めぐりです。帯広にはまだ行ったことがありませんでした。

〔旅程〕
9月28日（月）　自宅ー羽田空港ー旭川空港ー旭山動物園ーリゾナーレトマム（泊）
9月29日（火）　リゾナーレトマムー帯広ー新得町ーリゾナーレトマム（泊）
9月30日（水）　リゾナーレトマムー空知川ラフティングーリゾナーレトマム（泊）
10月1日（木）　リゾナーレトマムー新千歳空港ー羽田空港ー自宅

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

朝４時起床、4:25の始発バスで雲海テラスに向かおうと意気込んでいたのに、気象条件悪くこの日は見送り。

２度寝していたら、妻が雲海が見えると声をかけてくれます。わざわざテラスに上がらなくても部屋の中から雲海が見渡せます。

星野リゾート トマム ザ・タワー 宿・ホテル

熱気球が上がっています。本当に風が強いのかな。

こちらはミナミナビーチ、クラブメッド北海道トマム方面。

リゾナーレトマム サウス棟の下には、昨夜、夕食を摂ったニニヌプリが見えます。

その右側にはザ・ヴィレッジアルファ。初期に開発されたコンドミニアムです。

リゾナーレトマム サウス棟

リゾナーレトマム ロビーからの眺め。

朝食は8:30からサウス棟32階のGRILLED・AGI。昨夜、フロントで予約してもらいました。窓の外はスキー場。

朝食はセットメニュー。メインはビーフシチュー、チキン、シーフードから選べます。おかわり自由、ドリンクバー飲み放題（そんなに食べませんが）。バフェでないので落ち着いて食べられて、子供連れには助かります。味も合格点、美味しい。

朝10時、レンタカーで出発。道東自動車道で帯広へ。

牧場が広がる北海道ならではの風景。

昨日も眺めた十勝連峰の山々。

片側１車線ですが交通量が少ないので快適。

十勝川
芽室帯広ICから先は工事中のため、ここで高速を降ります。

交差点の名前が座標のようで面白い。

北海道のコンビニ、セイコーマートが見えます。行ってみたいけど、立ち寄る機会がありませんでした。

総合体育館のようです。

煉瓦造りが珍しい六花亭サロンkyu（旧三井金物店）は閉鎖されています。

11時、真鍋庭園に到着。本業はコニファー希少品種の生産で知られる農園です。

真鍋庭園 公園・植物園

入園料は大人1,000円ですが、

「なつぞら」の天陽の馬小屋（アトリエ）などロケセットを見るだけならタダです。
ドラマは孫と一緒に毎日欠かさず観ていました。

ドラマでは「なつ」に絵心を教えた場所として登場します。

テレビに登場した絵が並んでいます。

こちらは「天陽の家」。ロケセットは昭和20年代の家と昭和30年代の家の二つが造られたそうですが、これは30年代のほう。

撮影は真鍋庭園の別の畑で行われましたが、今の場所に移設されました。

園内に巨大な柳があり、展望台が設けられています。
「柳に雪折れなし」、北海道では好まれる樹です。

カフェもあります。

カフェの中にはドラマの撮影で使われた絵画がたくさん展示されています。
これは「ゲルニカ」。なつが出演した演劇「白蛇伝説」のために天陽君が描いた背景画です。

他にも馬の絵や、

風景画など、たくさん。

こちらは山田天陽のモデルになった神田日勝の代表作のコピー。

庭園入口には大きなハロウィンかぼちゃが並んでいました。

帯広は北海道らしく広大な町です。

続いて向かったのは、

柳月本店です。
ドラマでは雪月として登場する和菓子・洋菓子店です。

柳月大通本店 グルメ・レストラン

六花亭と並ぶ北海道二大製菓です。

芽室町はゲートボール発祥の地らしい。

次の目的地へ。北海道ガーデン街道と言うそうです。

巨大なタンク（サイロ？）は日本甜菜製糖芽室製糖所。

真っ直ぐな道が延びています。

美生川

ペケレベツ川

佐幌川

「日本一のそばの町」新得駅です。

お昼は帯広名物の豚丼を予定していましたが、朝食でお腹いっぱい。軽めの蕎麦に変更。

みなとや グルメ・レストラン

新得町の有名店みなとやです。

とろろそば 950円や、

なめこおろしそば 900円など。普通に美味しく、大満足。

トラック運転手や地元民も数多く訪れる人気店です。

新得町に来た目的はここ。

農道を辿ると、

しばた牧場の入り口。道標も何もありませんので、グーグルマップが頼りです。

なつが渡った木橋も造られています。周りは何もありませんので、記念写真を撮っただけです。

次の目的地は北広牧場。なつが育った柴田家のロケセットがあるはずの場所です。

ところが、「しばた牧場玄関前」のロケセットは狩勝高原へ移転していました。帰宅後に知ったので、このときは諦めるしかありません。知っていれば立ち寄ったのに。

あんな場所にあったのでしょうか？
それにしても、北広牧場は大型トラックがひっきりなしに出入りする巨大な牧場で、柴田牧場とは全く様相が違います。

夕方にサファリカートツアーを予約してあるので、ホテルに戻ります。

帰り道に狩勝峠展望台を見つけたので立ち寄りました。

狩勝峠展望台 名所・史跡

視界の広さは北海道一だそうです。東大雪山系や然別火山群の雄大な山々と、

広々とした十勝平野が一望できます。

右から東ヌプカウシヌプリ、西ヌプカウシヌプリ、南ペトウトル山、北ペトウトル山などなど。
予備知識がなかったので僥倖にめぐりあった気分です。

午後３時過ぎにホテルに戻りました。こちらはザ・タワー。

星野リゾート トマム ザ・タワー 宿・ホテル

私たちが宿泊しているリゾナーレトマム。

いったん部屋に戻り、４時過ぎにエリア内バスで、

GAOアウトドアセンターまで移動。

サファリカートツアーの参加者は、グループ単位でそれぞれカートに分乗します。今日は６台が参加。

ガイドの先導に従って出発。私たちは一番早く予約していたのでカートの先頭。

いきなりキタキツネに遭遇。ラッキー！

大きな尻尾が特徴的。

元ゴルフ場の芝生を疾走。

列をなして回ります。

ガイドさんがヒグマの爪痕を説明。爪の幅から2歳と推定、今は5歳くらいで立派な大人になっているそう。

するとエゾシカを発見、子供たちが駆け寄ります。

驚いて逃げるシカたち。

5:10 そろそろ日没。

ライトをつけて森の中を疾走。

別のシカの群れを発見。

オス1頭にメス30頭ほど。ハーレムを作っています。

白いお尻は、逃げるときに仲間を見失わないためだそう。

夕闇が迫ってきます。別の場所にもシカの親子。見つけたエゾシカはみな同じグループだそう。昼間は山の中腹、スキー場あたりにいるようですが、夕方５時頃になると元ゴルフ場まで降りてくるらしい。遭遇率100％だとか。

とっぷりと暮れてきました。

ガイドさんはウサギを探して走りまわります。

暗くてよく見えませんが、別のキタキツネを見つけました。

ツアー終了後、毎年生え替わる雄シカの角を見せてくれました。かなり大きい。
ウサギは見つからなかったけど、とても満足度の高いアクティビティでした。

午後７時、夕食はノース棟31階のSORA -天空-。前日に予約してあります。

寿司とすき焼きをオーダー。

サシが苦手なのでサーロインではなくランプをチョイス。大正解でした。
トマム全体に言えることですが、肉が美味しい。