2017/08/14 - 2017/08/14
4位(同エリア171件中)
エンリケさん
この旅行記スケジュールを元に
2017年夏休みのオランダ旅行5日目。
この日は2日間宿泊したオランダ南部の街マーストリヒトを後にし、ドイツの国境近くの街アーヘンへ。
遠い中世の時代、フランク王国のカール大帝が愛し、大帝国の首都ともなったこの街は、その後歴代の神聖ローマ皇帝が戴冠式を行ったことでも知られる大聖堂の街。
世界遺産第一号でもあるその大聖堂の内部は、ビザンティン風のモザイク壁画やイスラム建築風のアーチなど、世界の様々な建築様式で彩られた、“大聖堂の中の大聖堂”とも言える壮麗な空間でした。
<旅程表>
2017年
8月10日(木) 成田→台北→
8月11日(金) →アムステルダム→デン・ハーグ
→デルフト→デン・ハーグ
8月12日(土) デン・ハーグ→アイントホーフェン
→マーストリヒト
8月13日(日) マーストリヒト→リエージュ→ナミュール
→ディナン→ナミュール→リエージュ
→マーストリヒト
〇8月14日(月) マーストリヒト→アーヘン→アムステルダム
8月15日(火) アムステルダム→ザーンセ・スカンス
→アムステルダム
8月16日(水) アムステルダム→
8月17日(木) →台北→成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- チャイナエアライン
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月14日(月)
この日は2日間宿泊したオランダ南部の街マーストリヒトを離れ、世界遺産第一号の大聖堂の街、ドイツのアーヘンを観光し、その後アムステルダムへと移動するスケジュール。
まずは早朝6時20分、マーストリヒトのマルクト広場に面したホテルをチェックアウトし、駅へと向かいます。マルクト広場 (マーストリヒト) 広場・公園
-
マルクト広場を去る前に、その中心にある石造りの市庁舎をパチリ。
この日は朝から空が澄み渡っていて、まさに絶好の観光日和。
マーストリヒトを観光した2日前はどんより雲が空を覆っていただけに、このまますぐにマーストリヒトの街を立ち去らなければならないのがちょっぴり残念・・・。市庁舎 建造物
-
さて、思いを振り切り、駅への道を急ぎます。
・・・と言いつつ、いろいろなものに目移りしてしまって、あちらこちらで写真をパチリ。
オランダの民族衣装らしきものが展示されているこちらは何?と思ったら、カーニバルショップ(carnavalsshop)とのこと・・・。
日本でもそうですが、今どき民族衣装なんてお祭りの時くらいしか着ませんものね。 -
6時30分、マース川沿いにやってきました。
早朝のこの時間帯は風もなく、水面が澄んでいて鏡のよう・・・。聖セルファース橋 建造物
-
お決まりのマース川沿いの景色をパチリ。
若干残る朝焼けとともに、水面に映える街並みが美しいです。 -
マース川に架かる聖セルファース橋を渡っていたところ、その南側にはさらに素晴らしい景色が。
南の空一面を覆っているうろこ雲が静かな水面に映え、何とも幻想的な光景。 -
マース川沿いの眺めは前日、前々日とどんより風景だっただけに、マーストリヒト出発前の最後の最後で素敵なプレゼントをもらった感ですね。
-
マース川を下っていく船がこの景色に彩りを添えます。
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逆に聖セルファース橋の北側は、澄み渡った空と水面。
橋を挟んで二度おいしい景色です。 -
そんなマース川の景色を楽しみながら、6時50分、マーストリヒト駅に到着。
月曜のこの日も、早朝のこの時間帯は構内に人がいませんね・・・。マーストリヒト駅 駅
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自動券売機でマーストリヒトからドイツのアーヘンまでの乗車券を購入し(運賃10.8ユーロ+カード使用手数料0.5ユーロ=11.3ユーロ、約1,500円)、7時19分発のヘールレン(Heerlen)行き列車のホームへ。
オランダ国外への乗車券ですが、黄色のオランダ鉄道の自動券売機ひとつで一括購入できました。 -
ちなみにマーストリヒトからアーヘンへは直通列車はなく、列車を2回乗り換える必要があります。
まずはオランダ南部の街ヘールレン(Heerlen)で、次にドイツの国境沿いの街ヘルツォーゲンラート(Herzogenrath)で乗り換えて、最後にアーヘン(Aachen Hbf)到着です。 -
7時19分、時間通りやってきたヘールレン行きの列車に乗り込み、マーストリヒトを出発。
車両はドイツ鉄道の子会社であるArriva社のものになります。 -
7時40分、ヘールレンに到着。まだオランダ国内です。
ここで7時56分発ヘルツォーゲンラート(Herzogenrath)行きの列車に乗換え。 -
ここからはDBマークのドイツ鉄道の列車に乗車。
おもちゃのようなオランダ鉄道の列車より、ドイツ鉄道の列車の方がかっこいいですね(笑)。
【涼しきオランダ・ベルギーの夏(3) オランダ鉄道のインターシティの列車】
https://4travel.jp/travelogue/11643073#photo_link_67175612 -
ちなみにこちらは先ほど乗車してきたドイツ鉄道の子会社Arriva社の列車。
こちらもオランダ鉄道よりデザインがいいですね(笑)。 -
8時10分に到着したヘルツォーゲンラート駅では、8時14分発のアーヘン中央駅(Aachen Hbf)行き列車に乗換え、8時31分、目的地のアーヘン中央駅に到着。
乗継時間も含め、マーストリヒトから約1時間10分の所要時間でした。
さて、アーヘン中央駅では1番線の下、駅出口に向かって左側のトイレの裏にコインロッカーを見つけ(3ユーロ=約400円、50セント、1ユーロ、2ユーロのコインが使用可能)、重い荷物を預けて早速観光開始。 -
8時30分過ぎのアーヘン中央駅はさすがに人がたくさん。
ここから2km弱のところにある世界遺産の大聖堂を目指します。 -
駅から大聖堂へは特にバスが出ているわけでもないので、市街地をてくてく。
ドイツらしい整然とした街並みの中を歩いて行きます。 -
8時55分、駅から歩くこと15分、公園らしき緑地の向こうに、尖塔のようなものが見えてきました。
あれがアーヘン大聖堂か・・・。 -
そして9時、尖塔を持つ大きな建物の手前に到着。
これが大聖堂かと思ったら・・・。 -
振り返ると反対側(南側)には、様々な様式の建物が組み合わさった複合建築物が。
こちらが正真正銘のアーヘン大聖堂ですね。
とすると、こちらと対になっている先ほどの建物は市庁舎か。 -
“地球の歩き方”によると、大聖堂は11時まで礼拝中で開いていないとのことなので、まずは立派そうな市庁舎を見てみようと、その正面に位置するマルクト広場に行ってみます。
通勤客らしき人々が足早に行き交う広場に出て、影のある方を振り返ってみると・・・。 -
ででーんと現れたのは、お城のような壮麗な造りの市庁舎(Rathaus)。
この市庁舎、もともとは8世紀末、当時フランスからドイツ、イタリアにまたがる大帝国を打ち立てたフランク王国のカール大帝(在位:768-814年)が、その支配地の中心部であるこの場所に自身の王宮(King's Hall)を打ち建てたのが始まりで、14世紀には、アーヘン自由市の市民により、タウンホールとしてゴシック様式で再築されます。
その後の長い歴史の中で、フランス革命戦争や第二次世界大戦などで被害を受けるも、その度に改修・修復が施され、現在もこのような立派な姿で市の顔ともなっているところです。アーヘン市庁舎 建造物
-
市庁舎の前で仁王立ちしているカール大帝像を中心に据えてパチリ。
この市庁舎では、1950年から毎年、欧州の統合に功があった人を表彰する“国際カール大帝賞”(International Charlemagne Prize)の授賞式が行われているそうで、この賞、最近お騒がせなスペイン前国王ファン・カルロス1世や、ヨハネ・パウロ2世、メルケル首相らも受賞しているとのこと。
ちなみに、国際カール大帝賞の第1回受賞者は、日本人青山光子(結婚後クーデンホーフ光子)を母に持つオーストリア人の汎ヨーロッパ連合提唱者、リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー(Richard Nikolaus Eijiro Coudenhove-Kalergi、1894-1972年)。
彼が1923年に唱えた“国際汎ヨーロッパ連合”が、現在の欧州連合(EU)につながったと言われています。 -
市庁舎の前の噴水の上に立つカール大帝像をズームアップ。
彼はトランプの“ハートのキング”のモデルともされています。 -
このカール大帝(フランス語ではシャルルマーニュ)、もともとは、ゲルマン民族大移動後のローマ帝国亡きヨーロッパ世界において、その一派のフランク族がフランスの地に打ち建てた王国、フランク王国の王だった人物。
そのフランク王国におけるカロリング朝の始祖ピピン3世の息子だったカールは、768年から814年までの46年間の治世で、ドイツやイタリア、スペインなど全方位に出兵して領土を拡大。
異民族を討伐して西ヨーロッパに安定をもたらしたことが評価され、800年、ローマ教皇レオ3世から、“ローマ皇帝”として戴冠。
彼はそののち1000年続く神聖ローマ皇帝の祖となり、フランス、ドイツ、イタリアなど、ラテンやゲルマン、キリスト教の文化が融合した西ヨーロッパ諸国の原型をつくったことで、“ヨーロッパの父”とも呼ばれるようになりました。 -
9時15分、今度は大聖堂の入口側に回ってみます。
入口自体は小さな印象を受けるものの、朝の太陽をバックに天に向かって屹立するさまは、どこか荘厳さを感じます。アーヘン大聖堂 寺院・教会
-
光の具合を変えてもう一度パチリ。
天に向かってそびえる二等辺三角形の尖塔が印象的な大聖堂の入口です。 -
思わず下から見上げてしまうほどの高さ。
-
大聖堂の入口には、こんな分厚そうな銅の扉。
獅子の取っ手がオシャレですね。 -
横から見ると、何か得体のしれない生き物のようにも見えます(笑)。
-
近くにあった大聖堂の広告。
巨大すぎて、空撮でもしないととても全景は収められそうにありません。
・・・このアーヘン大聖堂、カール大帝時代の786年に建設が始められ、その後1000年以上に渡って増築や改築が加えられて、現在の姿になったと言われています。
そのため、中世から近代にかけての様々な時代の建築様式が採り入れられ、あたかも複合建築物の様相を呈しています。 -
こんなブロンズ製の模型も。
この大聖堂に組み込まれている数ある建築様式の中で、天高くそびえる尖塔がいちばん印象的ですね。 -
大聖堂を入口少し横からパチリ。
大聖堂の周りは住宅や商店などに囲まれているため、少し引いても、この程度しか全景が収まりません。 -
ヨコにしてパチリ。
大聖堂の全景を撮るのはこれが限界・・・かな。 -
さて、10時に開館するという大聖堂付属宝物館の入場にはまだ時間があることから、大聖堂の周辺を少しぶらぶら。
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ぐるりと回って市庁舎に戻ってきました。
先ほどと違って、雲がいい感じになびいてきました。 -
10時近くなり、街を歩く人も増えてきた感じです。
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こちらのディスプレイ、ジェーン・アッシャー似(古い・・・)の美人さんが印象的だったので思わずパチリ。
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街なかにはこんな面白い人形細工も。
いかにもドイツという感じです。 -
さて、そろそろ宝物館の開館時間になるので再び大聖堂へ。
大聖堂の横側は、フランスなどでも見慣れたゴシックの様式となっていますね。 -
ゴシック様式の大聖堂の壁面には、聖人像がたくさん。
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10時、開館時間になったので、大聖堂付属の宝物館へ。
チケットセンターで入場券を購入し(5ユーロ=約670円)、いざ中へ。アーヘン大聖堂宝物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
宝物館の建物はけっこう広く、中庭にはこんなモニュメントがあったりします。
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数ある宝物のうち、最初に入館者を待ち受けていたのは、こちらの黄金のカール大帝像(Charlemagne's Bust、1349年以降)。
“大帝”のイメージにふさわしく、キンキラキンのゴージャスな姿をしています。
ちなみに帝冠はプラハ製。有名な金印勅書を発した神聖ローマ皇帝、ルクセンブルク家のカール4世(在位:1355-78年)の頃のものでしょうか。 -
こちらは“カール大帝の聖骨箱”(Arm reliquary of Charlemagne、1481年、リヨン)。
腕の骨が納められている・・・のでしょうか? -
こちらは大聖堂の尖塔をイメージした“カール大帝の聖骨箱”(Reliquary of Charlemagne、14世紀半ば、アーヘン)。
まさにキンキラキンのオンパレードですね。 -
こちらは“いわゆるカール大帝のハンティングナイフ”(so-called hunting knife of Charlemagne、8~10世紀頃)。
本当に皇帝自身が使用したものでしょうか・・・。 -
“いわゆるロタールの十字架”(So-called Lother Cross、1000年頃)。
ロタールとは、カール大帝の孫で、中部フランク王国を相続したカロリング朝の第三代ローマ皇帝(在位:817-855年)。
彼の死後に造られたものと思われますが、たくさんの宝石とともに彼の印璽がはめ込まれているため、この名前が付けられました。
ちなみにこの十字架、皇帝面とキリスト面があり、皇帝面には古代ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスのカメオがはめ込まれ、キリスト面にはイエス・キリストの磔刑像が刻まれています。 -
続いてはカトリックの大聖堂らしい祭壇(Passion Altar)。
上は“いわゆるアーヘンの祭壇画”(So-called Master of the Aachen Altar、1515-20頃、ケルン)。
下は、“使徒のアンテペンディウム”(Antependium of the apostles、1481年頃、アーヘン)。
いずれもルネサンス期の作品ですね。 -
こちらはキリストの像が描かれたクラスプ(Christ in his Majesty、Meuse Region、1180年頃、Adding of the evangelists symbols and transformation into a clasp、1870年)。
1180年頃に描かれたキリスト像に、19世紀後半になって伝道者たちの絵が付け加えられ、クラスプ(差し込み式留め具)として再生されたものとなっています。 -
こちらは食事などの際に使われていたと思われる水差しで、聖人(?)の姿をしたもの(Aquamanile、1170-80年頃、アーヘン)と、獅子の姿をしたもの(Aquamanile in the shape of a lion、1170-80年頃、Rhine-Muese-Region)の2種類。
上の人型のものまで作ってしまう発想がすごいですね。 -
“教皇グレゴリウス1世のミサ”(Pope Gregory's Mass、1525年頃、ヒルデスハイム)
全体に金箔が施され、神々しい作品となっています。
教皇グレゴリウス1世(在位:590-604年)自身は6世紀末から7世紀初めにかけての人物ですが、カトリック教会側が15世紀から16世紀にかけて湧き起こった宗教改革の動きに対抗するため、偉大な教皇であったグレゴリウス1世を持ち出し、当時このような主題の作品を作ることが流行したとのこと。 -
こちらは黄金のブックカバー(Golden book cover、1000年頃、ドイツ西部)。
黄金だけでなく、縁に沿って宝石が散りばめられ、まばゆいばかりです。
中央の象牙部分は、10世紀頃のビザンティン製とのこと。 -
こちらは古代ローマ帝国の再興を夢見ながらも病に倒れ、21歳で崩御した神聖ローマ皇帝オットー3世の福音書(Ottonian Gospel book、1000年頃、Reichenau)。
オットー3世の執念か、1000年も前の書物がこのようなかたちで残っていることはすごいことですね。 -
こんな鮮やかな聖衣も展示されています。
-
こちらは額に入れられた聖母子像(Virgin Mary with the child、1367年以前、ハンガリー)。
ビザンティン芸術のイコン風の雰囲気ですね。 -
金ピカの聖母子像(Mary and child、1280年頃、アーヘン)もあります。
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最後は象牙のブックカバー(Book cover、Charlemagne's court school、9世紀初め、アーヘン)。
工夫を凝らしたカバーから、当時の書物の貴重性をうかがい知ることができますね。
11時、以上で宝物館の見学を終え、次はいよいよ大聖堂本体へ。 -
宝物館を出て大聖堂に入ると、いきなり目の前に現れたのは、こんな壮麗な空間。
11時からの開館直後だというのに、すでに大勢の観光客が入場していて、あちこち写真を撮ったり、ガイドから説明を受けたりしています。
ちなみにこのアーヘン大聖堂、入場料はなく寄附制になっていて、撮影料として別途1ユーロ(約130円)かかるのみ。
何とも太っ腹です。 -
大聖堂の中心部を見上げると、イスラムチックな白と黒の縞模様のアーチに、ビザンティン風の人物などの装飾が施された黄金のドーム。
8世紀にカール大帝が建立した“皇帝の大聖堂”(Kaiserdom)は、“世界の宗教建築様式、ここに結集”といった感で、まさに豪華絢爛。
1978年に“世界遺産第一号”としてこのアーヘン大聖堂が選ばれたのも納得の“大聖堂中の大聖堂”です。 -
均整のとれたドーム芸術。
素晴らしいの一言ですね。 -
一見シンプルながらも、よく見ると細かいところまで装飾が施されたアーチ。
完成までに、一体どの程度の労力を要したのやら・・・。 -
大聖堂の奥、内陣にあたるところには、ステンドグラスに囲まれた黄金の聖遺物箱のある部屋が。
この部屋、“ガラスの礼拝堂”と呼ばれ、中央にある黄金の聖遺物箱には、カール大帝の遺骨が納められているとのこと。 -
中央のドームを取り囲む回廊の天井も、ビザンティン風の鮮やかなモザイクタイルが敷き詰められ、まばゆいばかり。
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このモザイクの天井、これでもか、これでもかという感じで攻めてきます。
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その模様も一様ではなく、様々な柄があちらこちらに散りばめられ、見ている人を飽きさせません。
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こちらの鮮やかなモザイクが表しているのは、擬人化された4つの川に囲まれた街。
4つの川はそれぞれ、TYGRIS(ティグリス)、EUPHRATES(ユーフラテス)、PHISON(ピション)、GEHON(ギホン)と、エデンの園から流れ出でた川の名が記されていることから、中央の“CIVITAS DEI”(神の街)と銘打たれた街は聖地イェルサレム、もしくは祝福された街ということで、このアーヘンを表しているのでしょうか・・・。 -
大勢の観光客も、この大聖堂の素晴らしさに驚嘆しっぱなしです。
-
ステンドグラスに囲まれた超絶空間、“ガラスの礼拝堂”を改めてパチリ。
この大聖堂では、936年のオットー1世から1531年のフェルディナント1世まで、およそ600年に渡って神聖ローマ皇帝(正確には戴冠前のドイツ王)の戴冠式が催されたそうですが(1562年のマクシミリアン2世以降はフランクフルトの聖バルトロメウス大聖堂へ移行)、それも納得の壮麗さです。
【ギネスと雨の国アイルランド(12) フランクフルトの聖バルトロメウス大聖堂】
https://4travel.jp/travelogue/11105471#photo_link_42609263 -
“ガラスの礼拝堂”の中央にあるこちらは、カール大帝の遺骨を納めているとされる黄金の聖遺物箱。
ガラスケースに収められてはいますが、参拝者や観光客、誰もが見られるところに安置されているのですね。 -
回廊は相変わらず目もくらむばかりのモザイク壁画の天井に覆われています。
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あまり人の訪れない側廊にある礼拝堂も、細かいところまで工夫が施された、落ち着いた美の空間。
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以上、回廊をぐるりと回ってアーヘン大聖堂の見学を終了。
時刻は11時55分、所要時間は1時間弱ほど。
まさに一生の間に一度は訪れたい、世界遺産第一号の大聖堂で、オランダからは何度も電車を乗り換えなければならない面倒なところにありますが、来てよかったと思える大観光スポットでした。 -
12時、お腹も空いてきたし、せっかくドイツに来たのだから、ドイツらしいものを食べようと、大聖堂の近くにあった“Hanswurst”というソーセージのお店に入ることに。
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このHanswurst、ファストフードのチェーン店のようなお店で、このようにカウンターで注文し、出てきた料理をセルフサービスで自分の席に運ぶことになります。
料理単価もレストランよりは安いし、さすが、ドイツらしい合理性。
【Tripadviser~Hanswurst】
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g187367-d2527567-Reviews-Hanswurst-Aachen_North_Rhine_Westphalia.html -
注文したのはドイツということでもちろんビール(笑)。
“HANSbräu Pale Ale”というプライベートブランドっぽいのが2.6ユーロ=約350円と割安です。 -
メインは“HANShamburg”で、7.8ユーロ=約1,040円。
味は安心できるチェーン店の味(笑)。
オランダやベルギーで食べた料理よりも割安で美味しかったですね。 -
お店の壁には、こんな来店者を楽しませる絵も。
メルケル首相や米国のオバマ前大統領も描かれていますね。 -
12時20分、食事を終え、そろそろ最後の目的地、アムステルダムに向かうべく、駅に戻ります。
世界遺産第一号の壮麗な大聖堂ともこれでお別れ。
最後にカメラに収まり切らないほどのその巨大な姿をしっかり目に刻み付けます。 -
大聖堂近くの緑地では、若者たちが適度な距離で日向ぼっこ。
治安が良くて過ごしやすいドイツにもう少し滞在していたかったですね。
・・・そんな思いを振り切って、次はこの旅の最終目的地、オランダのアムステルダムに向かいます!
(オランダ旅行5日目後半~アムステルダム観光に続く。)
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この旅行記へのコメント (6)
-
- blumentalさん 2021/04/12 18:25:02
- 素晴らしいモザイクの天井
- エンリケさん、
はじめまして、そして初めてのコメント送らせていただきます。
アーヘン大聖堂の写真と説明、素晴らしいですね。以前、アーヘン大聖堂を訪れたことはあるのですが、十分に写真も撮っておらず、薄れていく記憶の中でこちらの旅行記に出会い、再訪した気分になりました。いろいろな部分のモザイク天井、きれいに撮られていますね。それに詳細なご説明も大変ためになりました。宝物館の写真も拝見し、見とけばよかったと今になって後悔です。
2012年にアーヘンを訪れたときはベルギー側からの訪問でした。別のおりにマーストリストも訪問したものの、アーヘンと結び付ける計画を思いつきませんでした。そうですか、1時間10分で行けるんですね、いいことを知りました(でも実現できるのは何年後でしょうか)。
4枚目と5枚目の朝のマース川の風景、すごくいいですね。イチオシの写真と思います。また、他の旅行記も訪問させていただきます。
blumental
- エンリケさん からの返信 2021/04/18 20:11:13
- 世界遺産第一号の地
- blumentalさん
こんばんは。
こちらこそ初めまして。また、アーヘン旅行記へのご訪問ありがとうございます。
blumentalさんもヨーロッパ、特にドイツが好きでいらっしゃるのですね。
わたしは高校時代に世界史、特にヨーロッパ史が大好きだったものですから、ヨーロッパを旅行すると、自然と旅行記作成に力が入ってしまいます(笑)。
このアーヘンは、西ヨーロッパ世界をかたちづくったカール大帝の都だったこともあって、いつか絶対に訪れようと思っていた街でした。
実際訪れてみると、大聖堂の壮麗さに目を見張るばかりで、さすが世界遺産第一号の地と、改めて認識をし直したところです。
このところコロナ禍が長引いてヨーロッパ旅行から遠ざかっていますが、早くこの事態が収束して、以前のように気ままにヨーロッパ旅行ができる世の中に戻ってほしいものですね。
わたしもまた、blumentalさんの旅行記にも訪問させていただきます!
-
- cacahさん 2020/10/25 23:07:59
- 世界遺産第一号なんですねー
- こんばんは~
世界第一号の世界遺産 アーヘンの大聖堂知りませんでしたが本当に美しく見事ですねー
街並みも素敵で目を奪われました!
目の保養になりました♪
またお邪魔させていただきます!
お久しぶりでした~
旅行記見てくださりありがとうございました~
長い間しばらくお休みいただいてましたが、コロナで在宅中に画像整理していました~
- エンリケさん からの返信 2020/11/01 17:24:09
- 壮麗な大聖堂
- cacahさん
こんばんは。アーヘン旅行記にご訪問ありがとうございます。
アーヘン大聖堂、本当に世界遺産第一号にふさわしく、世界の様々な建築様式が混ざった、壮麗な大聖堂でした。
ドイツは街並みもきれいだし、治安も良いし、日本人からしたら旅行しやすい国ですよね。
cacahさんはブランクがあるとは思えないほど活発に投稿されていますね。
わたしもまた、訪問させていただきます!
-
- 川岸 町子さん 2020/10/25 18:09:44
- 絵のような風景
- エンリケさん、こんにちは(^-^)
マース川の朝の風景、素晴らしいですね!
クリアな川面も美しいですが、沢山の雲が川面に映る三枚のお写真、とても感動的です。
柔らかな空の色も程よいグラデーションで、なかなか出会えない風景だと思います。
嬉しいですね~、街を出る時の贈り物みたい(^_-)
そして大聖堂中の大聖堂「アーヘン大聖堂」、こちらもスケールの大きさを見せられましたね。
ドームのモザイクの細やかさ、回廊の天井の華やかさ、聖堂の荘厳さ、ステンドグラスの美しさ、さすが世界遺産第一号と思いました。
いつか訪れ、実際にドームを見上げたいです。
ところで、トランプにはモデルがいたなんて知りませんでした(笑)
次回のアムステルダムも楽しみにしています。
町子
- エンリケさん からの返信 2020/11/01 17:11:10
- 旅先での天気
- 川岸 町子さん
こんばんは。アーヘン旅行記にご訪問ありがとうございます。
> マース川の朝の風景、素晴らしいですね!
> クリアな川面も美しいですが、沢山の雲が川面に映る三枚のお写真、とても感動的です。
> 柔らかな空の色も程よいグラデーションで、なかなか出会えない風景だと思います。
マーストリヒトでは曇り空が続いていたので、本当に、最後の最後で素晴らしい景色に出会えました。
やはり旅先での天気って、その街の印象を大きく左右する大事なものですよね。
> そして大聖堂中の大聖堂「アーヘン大聖堂」、こちらもスケールの大きさを見せられましたね。
> ドームのモザイクの細やかさ、回廊の天井の華やかさ、聖堂の荘厳さ、ステンドグラスの美しさ、さすが世界遺産第一号と思いました。
> いつか訪れ、実際にドームを見上げたいです。
アーヘン大聖堂の名前は知っていましたが、オランダ国境に近いドイツの片田舎だけに、こんなに素晴らしいものとは思ってもみませんでした。
今回の旅はオランダ・ベルギーを中心にしようと思っていましたが、訪れてよかったです。
> ところで、トランプにはモデルがいたなんて知りませんでした(笑)
旅先で出会ったものをいろいろ調べていくと、こういう知識にも出会えるのが面白いところですね。
やはり旅行後は写真をそのまま放置せず、旅行記を作るべきですね(笑)。
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