稚内・礼文ひとり旅 ②

2020/08/30 - 2020/09/02

「飛んで北海道」クルーズを申し込んでいたが、コロナのせいでキャンセルとなった。特典航空券をとっていたので、これを利用して道北へ行き雲丹を食べよう。
② 礼文島
写真はスコトン岬、日本最北(端ではなく）限の碑がある。

エリア 礼文島(北海道)

ホテルからフェリー乗り場へは、地図で見たより遠く感じ、10分以上歩いた。
礼文島往復5700円、現金払い、割引はない。
かなり波が高く感じるが、オホーツク海では普通なのかな。
利尻山もすっぽり雲で隠れている。

かふか港に到着、１階フェリー窓口左側の定期観光バス窓口で乗車券を購入する。
＊ 事前に、稚内の宗谷バスへ電話予約しておいた。
今年は今日が最後の観光バスだそうだ、3400円を現金払いする。（９月連休は運行する。）

礼文島の西側は崖が多く、幹線道路は東側にある南北の１本だそうだ。
観光バスはスカイ岬、スコトン岬、桃台猫台展望台、北のカナリアパークを巡る。

最初の澄海岬、名前の通りきれいな海だ。
花の時期は過ぎたけど、ガイドさんが今ある植物を教えてくれる。
ここの売店で、大きなツブ貝を食べ、お薦めのホッケの燻製を買った。

次は須古頓岬、向こうに見えるのはトド島。
風が強く、冬の厳しさは想像を超える。
売店「島の人」に避難し、昆布ソフトクリームを食べた。

その次は、桃岩や猫岩が見える展望台。
桃岩は桃太郎の桃の形、先っぽがとんがっている。
写真は、海を見ながらたそがれているように見えた猫岩。

8月7日の豪雨で土砂崩れが発生し、今も立ち入り禁止が残っているとのことだった。

最後は北のカナリアパーク。
映画「北のカナリア」で撮影に使った小学校（麗端小学校岬分校）を残してある。中には小道具がそのままで、歴代校長の写真や名前入りの見学者用スリッパにくすっと笑ってしまった。
向かいに見える利尻山の山頂が、ちょっとだけ見えた。
カナリアカフェもあるので、ゆっくりしたい所だ。

途中ですれ違った路線バスは知床行きだった。（礼文町香深村知床）

ガイドさんお手製の貝（エゾタマキガイ）のストラップ、レブンアツモリソウの絵が両面に描いてある。
きれいに開いている穴は、巻貝に食べられた跡だって。
（穴がよく見えるように、紐を外して撮影）

観光バスを降りたら、急いでお土産を買いに行く。
港向かいのおみやげセンター、ニューかとうで純粒うにを１瓶購入、2900円。
＊ 塩で雲丹をぎゅっと濃縮したねっとり感がたまらない、別物の雲丹。

フェリーターミナル２階の武ちゃん寿司で昼食、バフンウニのお寿司３貫を注文、今日は1800円。本当の生の雲丹は食べる価値がある。

利尻山はまた隠れてしまった。
帰りのフェリーは利尻島鴛泊港に寄る便だ。

稚内港到着後、キタカラ（稚内駅を含む複合施設）の観光案内所に寄る。
北の証明書を無料でもらえると聞いていたのだが、表示はない。
窓口で聞いてみると、名簿に住所・氏名等記入してもらえた。

夕食は近くの居酒屋で軽くすませた。（ムラサキウニを食べたので支払いは軽くなかったが）
というのも、泊まっているドーミーイン稚内では、21時半から夜鳴きそばの無料サービスがあるから。量少なめのあっさり醤油味、麺シコシコで美味しい、ごちそうさま。