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近場のプチ旅行<br /> 2020年8月20日(木)、日帰りのドライブをした。ワイフがドリーミングプレースローズガーデン(千葉県君津市大野台815-85、電話0439-37-3767、通常期10時開園、キッチン11時より、水曜日休園)に行きたいと言ったからだ。<br />そのローズガーデンは、これまでに何度かTVで放映され、最近もNHKで放映があった(一番、新しい放映は、NHKの9月5日)というのが、プチ旅行のきっかけだ。猫が10(実際は、10匹以上いるけど、実数は把握できていないらしい)ほどいて、沢山のイングリッシュとオールドローズの香の高いバラが楽しめるという。また、キッチンでは、英国の食器で食事が楽しめるところが、訪ねるきっかけとなった。<br />ワイフは、ウェッジウッドの4組セット(サラダボールなどを除く)の食器をほぼ1フルセット持っているし、英国を含め他の国を旅行したときは、その国のきれいな紅茶かコーヒーカップとソーサーの対を買い求め(高いものを選んでいるので1組のみだ)、時に北海道のロタオから取り寄せたケーキなどを味わうとき、それらの食器を使い、食器につながる旅の思い出話をする。今のコロナの時代は、バーチャルな思いで旅が多いのだ。<br />外国の食器セットは、偶数が一般的で、日本のように4組セットは、縁起が悪いからと排除していないし、著名な商品の場合、食器すべてに固有の製造番号を付しているので、永く使い続けるうちに、破損したりしても同じものを補充できる安心がある。ワイフのウェッジウッドの食器は、4人家族で食事ができるセットだ。旅の思い出語りは、スタバの「You are here」のマグカップで、コーヒーを飲みながらもするけどね。マグカップは、訪れた地名が記載されているので、思い出しやすいのだけど、「Made in China」の記載もあるので、ちょっと、それが思い出を引き出すのを邪魔する。日本のスタバのマグカップは、それぞれの都市ごとにあるのだけど、四国など、2019年までにない都市もあった。日本のが、一番カラフルで楽しいね。<br />なお、海外現地でセットをオーダーして、日本への別送をお願いしたときは、パッケージを開梱する前に、パッケージに破損がないかどうか確認し、破損が観られたときは、開梱の前に写真をとり、開梱を進める都度、写真をとって、実際に商品に傷があれば、写真を送付して商品の交換を求めることができる。それも、すぐに対応してくれる。わたしも、実際にそうした。仕事で、グローバルの高速網構築を何年もしてきたのだ。<br />西欧、特に英国、ドイツ、オーストリアは、繰り返し列車の旅かドライブの旅をし、入国と出国の日以外は、宿を予約しないで、車窓やレンタカーで出会った街やB&Bを訪れ、英国では、英国風ガーデンやアフタヌーンティー、B&amp;Bでのおいしい家庭料理の思い出もあるので、その思い出を呼び起こして、かつての旅を思いめぐりしたい、という思いが、ローズガーデンを訪ねるきっかけとなった。実際、キッチンでは、ウェッジウッドの花柄の大きなプレートなどで、食事が楽しめた。食事は、ワイフがカレーで、私がパスタだった。英国には、古くから多くのインド人がいるので、カレーは、名の知れた料理なのだ。今、すごく英国の列車の旅をしたいのだけれど、コロナのお蔭で、実際に現地に行くのは難しい。<br /> バラ園は、私のオフィスから車で約40分、その経路の途中とか、少し足をのばしたところには、ドイツ村、マザー牧場、市原象の動物園など、他にも花と動物が楽しめる場所が多くある。私たちのプチ旅行は、近場ということもあり、欲張らないでローズガーデン1箇所にした。 <br />また、ワイフがオフィスに宿泊旅行してくるときには、ときおり、近場のお勧めレストランに案内することにしているが、今回は、こちらの方もワイフの指定があり、バラ園では、バラ園のキッチン、別の日に、三井のアウトレットのフードコートで天丼を食べることになっている。市原の農園カフェは、いまだに長蛇の列なので、パスだ。<br /> 東京方面からナビで経路を設定すると、多分、県道92号線経由になり、道路は、公園近くまで、運転が容易な道路が使える。もし経路を君津駅方面から内陸部に入るルートを選ぶと、バラ園に近づくにつれ、細めの道路を使う可能性がある。<br /> ローズガーデンで昼食をという場合は、10時(バラの開花期は、9時)過ぎ位にバラ園に着くように予定(今回の私達のように)し、バラ園を見たのち、室内かテラスで食事というプランがお勧めである。バラ園は、もともと、バラの好きなご夫婦が香りの高いイングリッシュとオールドローズのバラを楽しむために造ったバラ園ということだそうだが、多くの車を停められる駐車場もある。<br /> 話は違うけど、ワイフの友達にバラ好き奥さんがいて、その2階立ての家は、庭に植えた沢山のバラが、家の周りを2階まで覆うほどにバラが立派に育っていて、開花期になると近所の人達が見に来るほどになっている。そのひと達も、千葉県いさき市に農園を楽しむ家を別に持っている。この奥さんのバラのように大きく育ち、毎年、沢山の花を咲かしているバラは、これまで見て回ったバラ園でもそうめったに見かけなかった。<br /> 私の別の友達は、鋸南町に山地をもち、一緒に農園をしようと声を掛けてくれるけど、逡巡していて、まだ、良い返事をしていない。草取りの大変さを知っている人とでないと、農園を一緒にやることは難しい。<br /> ローズガーデンには、10匹を超えるネコがいるという。<br />ガーデンの案内資料には、そのうちの10匹が紹介されていた。マリー、ニャジ、コジジ、オル、リリー、アユ、シカ、ベル、それにタマで、女の子が6匹、4匹が男の子だ。<br /> ワイフは、今回、近場のプチ旅行のつもりで3泊4日の旅行の準備をし、オフィスに来た。オフィス滞在中は、私が、地元の食材による食事の準備から、あと片付け、洗濯、掃除をするので、ゆっくりできる。ただし、汚れたキッチンを見ると、やはり掃除したくなるようで、何もしないことはない。<br /> オフィスの周りのスーパーでは、近隣の農家の出展コーナーもあり、道の駅と異なるのは、スーパーが商品の出展管理をしているので、価格も商品価値にあわせて、適正に設定されている。ときに、朝どりの野菜や花が必要な時は、オフィスより40分ほどの大多喜町のたけゆらの道の駅まで行く。朝どりの野菜って本当においしいのだ。畑をしたことがある人には、すぐにわかる。<br />訪ねて来た翌日にオフィスを9時過ぎに出、遠回りに16号線を君津駅の近くまで行き、その後、内陸部に向かう方向転換をし、対向車があった場合は、退避スペースに車を停め、通過待ちをするような箇所がある山道を辿って、ローズガーデンに着いた。暑かったけど、空は青く、小高い山々は、深い緑に覆われていた。平地では、稲がそろそろ黄色になり始めていた。コロナの毎日には、良い気晴らしだね。<br />お米が実って黄色に色づく時の黄色って、ひまわりの黄色や、コスモスの黄色などとちがって、黄色と少しの緑とのグラデーションで、遠くから見ると柔らかい黄色だ。その黄色が、視野いっぱいに広がって、風で緩やかに波打っているのを見ると、「秋もすぐそこにいる!」と感じる。生きているとも思う。<br /> 園の入口では、早速、オル達3匹のネコたちが出迎えてくれた。猫紳士淑女の案内パンフレットがあるので、名前はそれで確認した。ネコたちに挨拶して、園内に入った。私の、初めてのネコとの挨拶は、ネコから30センチほど離れて座り、あるいは、腰をおろし、ネコとなるべく同じ高さの目線にし(目線を合わさないネコは、目線を合わさなくても良い)、しばらく様子を見てから、ネコの首の後ろから背中をそっとなでて、挨拶の代わりにする。嫌がる様子のときは、何度も、背中をなでない。ネコを上から目線でみたり、手をかざして、上からネコに近づけることはしない。<br /> 園内で当日に出会ったネコは、5匹ほどだったけど、どのネコも人なれしていて、手を出して背を軽くなぜても、嫌がる様子はなかった。人を見て隠れることもなかった。<br />猫って、呼べばそばに来(でも、すぐに自分の思いで気ままに行動する)、おなかをなでてとよこになり、決してかみついたり、爪をたてたり、逃げたりしないネコになってほしいと、人間の気ままな思いで、ただし、柔らかな気持ちで、家のネコ達に接している。<br /> バラは春の開花時期を終え、今は、次の秋の開花時期に移行する時期で、花は、ほとんどなかったけど、いろいろな花もあり、納屋(トイレもあった。もちろん、母屋にもある)、森のガーデン、秘密の花園、メインガーデンとゆっくりと園内を歩いた。園のパンフレットには、「車いす」の方は予め、メール等で連絡ください、とあり、駐車場が園の入り口近くに案内されるみたいだ。一般車には、駐車禁止となっている場所だ。<br />園内には、至るところにベンチや椅子が置いてあり、暑くなければ花を見ながらゆっくりと会話をすることができるのだけど、何せ、30度を超える日差しのもとでは、それは不可能だった。ベンチだから、向き合っての会話にならない。コロナの今にあっている。<br /> 海外でも、国内でも、結構、多くの動物園、植物園、水族館に行っている。バラ園にも行ったけど、バラ園って、陽ざしを確保する必要からか、日陰を作るような大きな木々はバラ園の中で見かけたことがないように思う。バラのトンネルは、みかけたけたことがあるけどね。<br /> 我が家には、ワイフのネコがゴマとシオンの2匹、私の猫がペペとポポと計4匹いる。<br />ワイフと娘のネコ、オフィスにいる私と息子のネコというのが正確かもしれない。我が家のネコは、4匹とも男の子だ。1匹は、ネコの里親を探しているグループから引き取り、3匹は、息子がどこからかもらってきたネコだ。以前のネコを腎臓病(ワイフが人間の看護師免許を駆使して?)で何年間も3日おきくらいに点滴を続けた。最後のお別れの時は、皆で涙し、その後は、ネコを飼わないつもりでいたのだが、TVなどでかわいい猫を見、やはりネコを飼うことになり、1匹は生れてから1年強、3匹は、1年未満の年齢だ。いずれも、去年から今年にかけて我が家に来た。<br />ネコも、犬が一般にできることは、すべて「できる」というのが、我が家の通念で、以前にいたアメショのネコは、お座り、お手、お代わり、伏せ、ジャンプ(決して人の膝に乗らないネコだったけど、ジャンプの時だけは,膝に飛び乗ってきた)、わん(実際はニャー)などができた。<br />だから、我が家では、ネコとはいえ、本格的?に訓練する。もちろん、パブロフの条件反射の応用だ。ご褒美の餌は、ネコの餌を使う。人が食べるものは、塩辛いので避ける。今回も、私の飼いネコに最初に教えたのは、「来い」、「ごはん!」だ。<br />ネコは、家ネコとして飼うのだけど、何かの拍子に家を飛び出てしまうことがあり、そのとき、ネコを呼び戻す呼び声が、「来い」と「ごはん!」だ。ワイフの呼びかけは、「ごはん、食べたい人!」だ。ちょっと変だね。猫が家を飛び出ても,追ったり、びっくりさせなければ、家の50~100メーターの範囲のどこかに潜んでいるので、呼ぶか、使い慣れたトイレか食器を家の前においておけば、戻ってくる。<br />これから始めるのは、「こい!」、「ごはん!」以外の訓練だ。今の4匹のネコの本格的な訓練は、これからだけど、シオンと同じ血筋の他の2匹のネコは、物を咥えて、自分の好みの場所に移る、という習性が観られ、シオンは、すでに、ものを投げると、駆けて行って、それを咥えて、ものを投げた人の頃に戻ることが(今も、シオンがワイフに一生に遊ぼうとせがんできて、もの投げゲームを続けている)、シオンの気分の良い時にできている。シオンは、訓練を繰り返すことなく(通常は、同じ訓練は、何回かも分けて、合計50回位する)、なげたものを咥えて戻ってくるという習性ができてきた。息子が貰って来た3匹のうちの、残りの2匹のネコも最初はシオンと同じことを訓練するかもしれない。ゴマというネコは、2足立ちの姿が安定しているので、可能であれば、小さな人形を抱かせて、立たせてみたい。<br />まあ、ネコは、気ままなので、ネコ達の挙動を見て、普段、ネコ達が自然にできていることを訓練し、云われたら同じことが繰り返し出来るようにしたいと思っている。<br /> 基本的にネコが恐れるような叱り方はしない。してはいけないことをしようとしたときは、「めっ!」で、時に首の後ろを軽くたたく程度だ。だから、4匹のネコとも、テーブルの上には乗るけど、「めっ!」の叱りで、食べ物に手をだしたりはしない。まあ、油断はできないけどね。<br /> ネコが、まだ、幼いので気に入った接し方をすると、両前足を踏み踏みする。その様子をみながら、私の接し方が気に入れられているかどうか判断している。しっぽを振るときは、どのようなしっぽの振り方が、気に入っているときで、どのようなしっぽの振り方が、猫かわいがりから脱出しようとしているのか、今、一所懸命、見分けの観察をしている。<br /> この旅行記を書きながら、この数日、ワイフの2匹にネコのお世話を頼まれ、ワイフの家に来ている。ワイフと娘がGo to travelで八ヶ岳高原ロッジに行ったからだ(敷地内の森に自然生息している鹿が沢山増えていたそうだ)。そこで一つの発見があった。普段、2匹は食べ物が違うため別々の部屋で、別々の食器で食事している。シオンが常々、ゴマの食事の方が良い物といるのか、自分の分が食べ終わると、すぐに、ゴマの食べ物を食べに行く。なので、食事の時間は、部屋が別々になっている。私の猫たちのように2匹一緒に食べさせたらどうなるか、と思い、シオンのケージの前で、ゴマの二つの食器を使って、いつものように異なる内容で食事させた。<br />そうしたらシオンが食べない。「えっ!」食欲がない?と思ったけど、ゴマの食器に盛った食事をシオンの食器に戻し、いつもの食事の場所に戻したら、すぐに食べ始めた。<br />私の2匹のネコも同じようなことがある。食器は、色も形も同じだけで、ポポが私に向かって右側、ペペが左側で、この仕分けはたがえない。ちょっとだけ、自分の食事が兄弟の食事と何か違うかだけ、チラッとみて食べ始める。2匹で一つのお皿を争うことはしない。どちらのネコも自分が食べ終わり、他方も食べ終わって残り物があると、残り物は食べに行く。<br />ネコは、一緒に食事をさせた方が良いのか?と感じた。これも継続観察だ。なにしろ、コロナの時代で、時間があるのだ。<br />バラ園に行ったとき、バラ園の人から、「ネコがターブルの上に乗ったら叱ってください」といわれ、実際に食事のテーブルに乗ってきたけど、我が家では、食事に手を出さない限り、食卓のテーブルに居ても叱らない主義なので、そのままで食事した。「めっ!」の叱りもしなかった。食べ物に手をだすことがなかったからだ。<br />さすがに日向はネコ達にも暑いからか、園内を散歩しているネコは、見かけなかった。ネコは、受付の場所(建物内の食堂部分)と外のテラスのテーブルの下にいた。<br /> 広い庭があって、家の中と庭とを行き来できるなんて、10匹のネコは、「なんと幸せか!」と思うけど、1匹より2匹、2匹より4匹、4匹より10匹のネコを飼うって大変だよね。4匹でも予防接種と去勢手術費用だけでも大変だった。それに、1匹にはネココロナの疑いがあって、ゆるいお腹の症状回復に時間がかかった。病気の費用負担は、家族一人ひとりに決められたネコの費用を負担する。以前のネコちゃんの生涯医療費用は、合計で150万円だった(ワイフが数年間に亘って自分で点滴をしてもこの額になった)。<br /> 今の4匹の最初の1匹目のネコが里親を募集するグループから来た時、「ケージを用意してください」、「寝る場所を確保してください」との条件があり、後に3匹が来たときも、同じ条件で、ケージと寝床を確保した。ワイフの2匹のネコは、寝床とトイレは別々だ。1匹にネココロナの疑いがあったからだ。私の2匹のネコは、トイレは共用になっている。<br /> 私の2匹のネコのトイレは、トイレの掃除が昔式で手間がかかったので、つい先日、息子がネコの自動トイレを買ってきた。普通の2匹用ネコトイレが20個位は買える費用だ。ただ、トイレの掃除当番を息子と分担している私も、大いに助かることになった。何もすることがないのだ。ネコがトイレを使うと、自動的に感知し、しばらくして、トイレを回転させて、汚物を選別し、トイレの下方におとし、数分でトイレをきれいにする。トイレがいつもきれいなので、トイレが汚れているとき、これ見よがしに、猫砂をかきままわし、「トイレが汚れている」と知らせる行為がなくなった。<br /> トイレの使用状況もスマホで把握できるし、トイレの下部は、汚物と汚れた砂を受け止めた袋を引き上げれば良いだけなので、除去作業も簡単だ。もちろん、ネコが使用中のときは、自動回転はしない。<br /> ネコたちは、最初のトイレ使用のとき、お尻を入り口に向けていたが、すぐに「敵に襲われやすい」とわかったのか、何のしつけをしなくても、トイレの中に入ると前向きに向き変え、用をたすようになった。トイレも匂わなくなったと言いたいところだけど、匂いは大きく軽減されたことも確かだし、猫砂を周囲にまき散らす量が各段に減った。なにしろ、ネコがトイレすると、すぐに、トイレが自動掃除をするからだ。<br /> ネコの用具で、もう一つ役に立っているものがある。「横置き電気掃除機」という、まあ、「ゴミ吸い取り機」だ。多くの家には、フローリングの床を拭きとる掃除用具があると思うけど、この掃除機でネコの毛他を横置き掃除機まで掃き集め、掃除機の前についているスィッチを紙モップでおすと、集められたネコの毛からトイレの砂まで、吸い取る優れ物だ。家族が寝ていたりしても、静かに、手軽に家の中をきれいにできる。いちいち電気掃除機を持ち出さなくて済し、紙のモップであれば、ぜんぜん軽い。猫の毛掃除が手軽にできる。電気代もごみを吸い取るときしかかからない。<br /> モップの良い点は、狙い処だけ、モップできる。ふわふわと飛び回る猫の毛も、モップにひっかかり、そのまま、まっすぐごみ吸い取り機まで持って行き、モップの前縁と後縁にひっかかった猫の毛を丹念に吸い取らせれば住済む。部屋全体を丁寧にはわくより、毛が集まる所だけ狙い撃ちできる。<br />私の場合、ちょっと外出するときは、ネコを抱き(人が近づいて行っても、その場から逃げないという接し方が必要)、それぞれの寝場所に連れて行って、軽く首から後ろをなで、ポンポンと背中を軽くたたいて、おとなしく待つんだよ、の意を含める。これで、2匹のネコは、おとなしく待つ。夜や常夜灯の身にすれば、さらにおとなしくなる。<br /> さて、T4の皆さんはコロナの日々、毎日をどう過ごしていますかね?<br />1月にハノイに行って以来、プチ旅行は、結構しているけど、飛行機に乗っての旅は、さっぱりだ。今でも月間1500キロは車で走行しているけどね。<br />コロナについては、何もわかっていることがない、というのが私の理解だから、こうした場合、私の対処法は、仮説を幾つもたて、そう、いくつもだ。最悪の事態を想定して、仮説に従って、倦むことなく日々同じ行動する。行政機関が日々発表するPCR陽性者数やTVのバラエティ番組等で放送される事柄で一喜一憂はしない。<br />仮説が正しくないと確認できたときは、仮説を変更する。TVなどで事実と検証されていないことも、まことしやかに放送されることがあるけど、私は、それは、一つの意見、と見るだけだ。だから、消毒液で毎日うがいするようなことは、私の仮説にはない。大体そんなことをしたら、私ののどはすぐに痛くなる。<br />ハイジャックされて2週間位して日本に帰国できた時、国会図書館に行き、実験発生後のすべての新聞報道を検証した。機内の様子を、事実確認できないまま伝えている報道を中心に、事実関係を確認した。記事の8割から9割が事実でない報道であった。コロナの報道だって、後で検証すれば、事実でもないことに、結構、惑わされていたとの思いに至るのだと思う。<br />私の仮説のひとつは、コロナは、世界の各地で、いろいろな人に感染し、日々、変異を繰り返している、という仮説だ。だから、私の日々の過ごし方は、「最悪の時を想定して、獲得すべき習慣を獲得して、力むことなく、行うべき習慣を毎日、きちんと励行して過ごす」という過ごし方だ。感染力や致死率が突然最悪になるということも起こり得る可能性が「ない」とは言えないからだ。今は軽症で済む可能性が高くても、明日のことはわからない。<br />囚われの身の経験があって、すべての持ち物を取り上げられて後、犯人が指定する椅子に座らせられて、身動きも、会話も、もちろん、読書も、飲食も一切許されない、一瞬先に死が来るかもしれない恐怖のなかで、何日も過ごした経験と、その時に起こった私の内側の変化を経験しているので、こうしたときは、最悪の事態を想定して、その備えを日々確認して、周りの変化に一喜一憂しないようにする、ということが、心をざわつかせない大切とことだと思っている。仮説のひとつには、強度のストレスは、免疫力を低下させる、というのもあるのだ。<br /> 他に、ある客室乗務員が半年の短い乗務の中で2度も航空機事故に遭い、重症を負いながら2度も生還(2度目は、最初の事故での入院治療から復帰して乗務した直後)できた理由を知り、油断しない心構えと、人とは関係なく、自分が決めたことを力まずに、油断なく、毎日繰り返すことの重要性を私は知っている。今だって、どの航空会社の、どの機種を利用するに際しても、同行者には「いざ、というときは、私の指示に従ってください。助けられる事故であれば、助けます」と言っています。すべき瞬間に、すべき対応が自然に取れれば、防げる被害もあるというのも、私の仮説のひとつです。<br /> 私の仕事スタイルは、20年強も前からリモートであり、会議と言えばウェブ会議だし、唯一対面会話が必要な中央官庁との接触も、通勤のラッシュの時間帯を避けてくれるし、マスクをしたままでの会話ですみ、対面の時間も、今は、15分は超えない。電車もなるべく使用しないで、駐車場が確保できる場合は、車で往復する。交通費もお客様の負担なのだ。<br /> 出かけるときは、帽子をかぶり、伊達メガネをかけ、マスクをする。アルコール消毒の小ボトルを携行する。帽子や伊達メガネ、マスクは、首から上に不用意に触らないようにする観点もある。<br /> 毎日の生活行動が分からない人とは、なるべく対面の会話をしないようにし、家族以外とは外食しない。外食する場合も、店の外か、室外と直接換気をしている個室以外では外食しない。すべての我慢は、コロナワクチンができて、過半の人にコロナ抗体できたということが確認できるまでの話だ。<br /> ただし、新型コロナでは、抗体ができるのかどうか、その抗体がどのくらいの期間有効になるかもわかっていなし、絶え間なく変異を続ける新しいコロナにも、常に有効なのかもわかっていないのだ。<br /> なので、とりあえずは、抗体が多くの人にできるまで、最悪の事態を考えた対応が日々の対応として必要で、家の玄関を危険区域とし、外出から戻ると、帽子をとり、殺菌し、マスクを外して蓋つきのごみ箱に捨て、眼鏡をとって、これも殺菌し、所定の場所に置く。上着は、玄関のコートハンガーに掛け、次に、準危険区域の洗面所兼洗濯場兼シャワールームに直行する。ここでは、石鹸をつけて手と顔を洗い、場合により腕も洗い、のどの奥のうがいを3度以上する。これは、次の冬に来るインフルエンザの予防にも有効だ。また、外出先での行動によっては、シャワーを浴び、衣類を交換する。外部から持ち込んだ持ち物は、殺菌力のあるウェットシートで一通り拭く。<br /> その後、生活の場のリビングルームに入るけど、日に3度位、石鹸による顔洗い、手洗いと、のどのうがいをする。持ち込んだものにコロナが付着していたかもしれないからだ。<br /> 家族が感染した場合も考え、車や家の中を仕分けたりする素材も購入済だ。使い捨てのレインコートも確保してある。<br /> この対応が過剰であっても、そうでなくても、毎日、倦むことなく自然に続けられることが、コロナ対応で必要だ。やるべきことを億劫がらずにできることは、非常に大切なことと思う。<br /> やるべき対応を心に屈託をもたらすことなく、きちんとやって、毎日を静かに送り、またいつの日か、旅の便りをt4に届けたいと願っている。コロナ被害が終わるときがくる、と今は信じて耐えている。<br /><br />

猫を訪ねてプチ旅行

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2020/08/20 - 2020/08/20

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アーサーさん

近場のプチ旅行
 2020年8月20日(木)、日帰りのドライブをした。ワイフがドリーミングプレースローズガーデン(千葉県君津市大野台815-85、電話0439-37-3767、通常期10時開園、キッチン11時より、水曜日休園)に行きたいと言ったからだ。
そのローズガーデンは、これまでに何度かTVで放映され、最近もNHKで放映があった(一番、新しい放映は、NHKの9月5日)というのが、プチ旅行のきっかけだ。猫が10(実際は、10匹以上いるけど、実数は把握できていないらしい)ほどいて、沢山のイングリッシュとオールドローズの香の高いバラが楽しめるという。また、キッチンでは、英国の食器で食事が楽しめるところが、訪ねるきっかけとなった。
ワイフは、ウェッジウッドの4組セット(サラダボールなどを除く)の食器をほぼ1フルセット持っているし、英国を含め他の国を旅行したときは、その国のきれいな紅茶かコーヒーカップとソーサーの対を買い求め(高いものを選んでいるので1組のみだ)、時に北海道のロタオから取り寄せたケーキなどを味わうとき、それらの食器を使い、食器につながる旅の思い出話をする。今のコロナの時代は、バーチャルな思いで旅が多いのだ。
外国の食器セットは、偶数が一般的で、日本のように4組セットは、縁起が悪いからと排除していないし、著名な商品の場合、食器すべてに固有の製造番号を付しているので、永く使い続けるうちに、破損したりしても同じものを補充できる安心がある。ワイフのウェッジウッドの食器は、4人家族で食事ができるセットだ。旅の思い出語りは、スタバの「You are here」のマグカップで、コーヒーを飲みながらもするけどね。マグカップは、訪れた地名が記載されているので、思い出しやすいのだけど、「Made in China」の記載もあるので、ちょっと、それが思い出を引き出すのを邪魔する。日本のスタバのマグカップは、それぞれの都市ごとにあるのだけど、四国など、2019年までにない都市もあった。日本のが、一番カラフルで楽しいね。
なお、海外現地でセットをオーダーして、日本への別送をお願いしたときは、パッケージを開梱する前に、パッケージに破損がないかどうか確認し、破損が観られたときは、開梱の前に写真をとり、開梱を進める都度、写真をとって、実際に商品に傷があれば、写真を送付して商品の交換を求めることができる。それも、すぐに対応してくれる。わたしも、実際にそうした。仕事で、グローバルの高速網構築を何年もしてきたのだ。
西欧、特に英国、ドイツ、オーストリアは、繰り返し列車の旅かドライブの旅をし、入国と出国の日以外は、宿を予約しないで、車窓やレンタカーで出会った街やB&Bを訪れ、英国では、英国風ガーデンやアフタヌーンティー、B&Bでのおいしい家庭料理の思い出もあるので、その思い出を呼び起こして、かつての旅を思いめぐりしたい、という思いが、ローズガーデンを訪ねるきっかけとなった。実際、キッチンでは、ウェッジウッドの花柄の大きなプレートなどで、食事が楽しめた。食事は、ワイフがカレーで、私がパスタだった。英国には、古くから多くのインド人がいるので、カレーは、名の知れた料理なのだ。今、すごく英国の列車の旅をしたいのだけれど、コロナのお蔭で、実際に現地に行くのは難しい。
 バラ園は、私のオフィスから車で約40分、その経路の途中とか、少し足をのばしたところには、ドイツ村、マザー牧場、市原象の動物園など、他にも花と動物が楽しめる場所が多くある。私たちのプチ旅行は、近場ということもあり、欲張らないでローズガーデン1箇所にした。 
また、ワイフがオフィスに宿泊旅行してくるときには、ときおり、近場のお勧めレストランに案内することにしているが、今回は、こちらの方もワイフの指定があり、バラ園では、バラ園のキッチン、別の日に、三井のアウトレットのフードコートで天丼を食べることになっている。市原の農園カフェは、いまだに長蛇の列なので、パスだ。
 東京方面からナビで経路を設定すると、多分、県道92号線経由になり、道路は、公園近くまで、運転が容易な道路が使える。もし経路を君津駅方面から内陸部に入るルートを選ぶと、バラ園に近づくにつれ、細めの道路を使う可能性がある。
 ローズガーデンで昼食をという場合は、10時(バラの開花期は、9時)過ぎ位にバラ園に着くように予定(今回の私達のように)し、バラ園を見たのち、室内かテラスで食事というプランがお勧めである。バラ園は、もともと、バラの好きなご夫婦が香りの高いイングリッシュとオールドローズのバラを楽しむために造ったバラ園ということだそうだが、多くの車を停められる駐車場もある。
 話は違うけど、ワイフの友達にバラ好き奥さんがいて、その2階立ての家は、庭に植えた沢山のバラが、家の周りを2階まで覆うほどにバラが立派に育っていて、開花期になると近所の人達が見に来るほどになっている。そのひと達も、千葉県いさき市に農園を楽しむ家を別に持っている。この奥さんのバラのように大きく育ち、毎年、沢山の花を咲かしているバラは、これまで見て回ったバラ園でもそうめったに見かけなかった。
 私の別の友達は、鋸南町に山地をもち、一緒に農園をしようと声を掛けてくれるけど、逡巡していて、まだ、良い返事をしていない。草取りの大変さを知っている人とでないと、農園を一緒にやることは難しい。
 ローズガーデンには、10匹を超えるネコがいるという。
ガーデンの案内資料には、そのうちの10匹が紹介されていた。マリー、ニャジ、コジジ、オル、リリー、アユ、シカ、ベル、それにタマで、女の子が6匹、4匹が男の子だ。
 ワイフは、今回、近場のプチ旅行のつもりで3泊4日の旅行の準備をし、オフィスに来た。オフィス滞在中は、私が、地元の食材による食事の準備から、あと片付け、洗濯、掃除をするので、ゆっくりできる。ただし、汚れたキッチンを見ると、やはり掃除したくなるようで、何もしないことはない。
 オフィスの周りのスーパーでは、近隣の農家の出展コーナーもあり、道の駅と異なるのは、スーパーが商品の出展管理をしているので、価格も商品価値にあわせて、適正に設定されている。ときに、朝どりの野菜や花が必要な時は、オフィスより40分ほどの大多喜町のたけゆらの道の駅まで行く。朝どりの野菜って本当においしいのだ。畑をしたことがある人には、すぐにわかる。
訪ねて来た翌日にオフィスを9時過ぎに出、遠回りに16号線を君津駅の近くまで行き、その後、内陸部に向かう方向転換をし、対向車があった場合は、退避スペースに車を停め、通過待ちをするような箇所がある山道を辿って、ローズガーデンに着いた。暑かったけど、空は青く、小高い山々は、深い緑に覆われていた。平地では、稲がそろそろ黄色になり始めていた。コロナの毎日には、良い気晴らしだね。
お米が実って黄色に色づく時の黄色って、ひまわりの黄色や、コスモスの黄色などとちがって、黄色と少しの緑とのグラデーションで、遠くから見ると柔らかい黄色だ。その黄色が、視野いっぱいに広がって、風で緩やかに波打っているのを見ると、「秋もすぐそこにいる!」と感じる。生きているとも思う。
 園の入口では、早速、オル達3匹のネコたちが出迎えてくれた。猫紳士淑女の案内パンフレットがあるので、名前はそれで確認した。ネコたちに挨拶して、園内に入った。私の、初めてのネコとの挨拶は、ネコから30センチほど離れて座り、あるいは、腰をおろし、ネコとなるべく同じ高さの目線にし(目線を合わさないネコは、目線を合わさなくても良い)、しばらく様子を見てから、ネコの首の後ろから背中をそっとなでて、挨拶の代わりにする。嫌がる様子のときは、何度も、背中をなでない。ネコを上から目線でみたり、手をかざして、上からネコに近づけることはしない。
 園内で当日に出会ったネコは、5匹ほどだったけど、どのネコも人なれしていて、手を出して背を軽くなぜても、嫌がる様子はなかった。人を見て隠れることもなかった。
猫って、呼べばそばに来(でも、すぐに自分の思いで気ままに行動する)、おなかをなでてとよこになり、決してかみついたり、爪をたてたり、逃げたりしないネコになってほしいと、人間の気ままな思いで、ただし、柔らかな気持ちで、家のネコ達に接している。
 バラは春の開花時期を終え、今は、次の秋の開花時期に移行する時期で、花は、ほとんどなかったけど、いろいろな花もあり、納屋(トイレもあった。もちろん、母屋にもある)、森のガーデン、秘密の花園、メインガーデンとゆっくりと園内を歩いた。園のパンフレットには、「車いす」の方は予め、メール等で連絡ください、とあり、駐車場が園の入り口近くに案内されるみたいだ。一般車には、駐車禁止となっている場所だ。
園内には、至るところにベンチや椅子が置いてあり、暑くなければ花を見ながらゆっくりと会話をすることができるのだけど、何せ、30度を超える日差しのもとでは、それは不可能だった。ベンチだから、向き合っての会話にならない。コロナの今にあっている。
 海外でも、国内でも、結構、多くの動物園、植物園、水族館に行っている。バラ園にも行ったけど、バラ園って、陽ざしを確保する必要からか、日陰を作るような大きな木々はバラ園の中で見かけたことがないように思う。バラのトンネルは、みかけたけたことがあるけどね。
 我が家には、ワイフのネコがゴマとシオンの2匹、私の猫がペペとポポと計4匹いる。
ワイフと娘のネコ、オフィスにいる私と息子のネコというのが正確かもしれない。我が家のネコは、4匹とも男の子だ。1匹は、ネコの里親を探しているグループから引き取り、3匹は、息子がどこからかもらってきたネコだ。以前のネコを腎臓病(ワイフが人間の看護師免許を駆使して?)で何年間も3日おきくらいに点滴を続けた。最後のお別れの時は、皆で涙し、その後は、ネコを飼わないつもりでいたのだが、TVなどでかわいい猫を見、やはりネコを飼うことになり、1匹は生れてから1年強、3匹は、1年未満の年齢だ。いずれも、去年から今年にかけて我が家に来た。
ネコも、犬が一般にできることは、すべて「できる」というのが、我が家の通念で、以前にいたアメショのネコは、お座り、お手、お代わり、伏せ、ジャンプ(決して人の膝に乗らないネコだったけど、ジャンプの時だけは,膝に飛び乗ってきた)、わん(実際はニャー)などができた。
だから、我が家では、ネコとはいえ、本格的?に訓練する。もちろん、パブロフの条件反射の応用だ。ご褒美の餌は、ネコの餌を使う。人が食べるものは、塩辛いので避ける。今回も、私の飼いネコに最初に教えたのは、「来い」、「ごはん!」だ。
ネコは、家ネコとして飼うのだけど、何かの拍子に家を飛び出てしまうことがあり、そのとき、ネコを呼び戻す呼び声が、「来い」と「ごはん!」だ。ワイフの呼びかけは、「ごはん、食べたい人!」だ。ちょっと変だね。猫が家を飛び出ても,追ったり、びっくりさせなければ、家の50~100メーターの範囲のどこかに潜んでいるので、呼ぶか、使い慣れたトイレか食器を家の前においておけば、戻ってくる。
これから始めるのは、「こい!」、「ごはん!」以外の訓練だ。今の4匹のネコの本格的な訓練は、これからだけど、シオンと同じ血筋の他の2匹のネコは、物を咥えて、自分の好みの場所に移る、という習性が観られ、シオンは、すでに、ものを投げると、駆けて行って、それを咥えて、ものを投げた人の頃に戻ることが(今も、シオンがワイフに一生に遊ぼうとせがんできて、もの投げゲームを続けている)、シオンの気分の良い時にできている。シオンは、訓練を繰り返すことなく(通常は、同じ訓練は、何回かも分けて、合計50回位する)、なげたものを咥えて戻ってくるという習性ができてきた。息子が貰って来た3匹のうちの、残りの2匹のネコも最初はシオンと同じことを訓練するかもしれない。ゴマというネコは、2足立ちの姿が安定しているので、可能であれば、小さな人形を抱かせて、立たせてみたい。
まあ、ネコは、気ままなので、ネコ達の挙動を見て、普段、ネコ達が自然にできていることを訓練し、云われたら同じことが繰り返し出来るようにしたいと思っている。
 基本的にネコが恐れるような叱り方はしない。してはいけないことをしようとしたときは、「めっ!」で、時に首の後ろを軽くたたく程度だ。だから、4匹のネコとも、テーブルの上には乗るけど、「めっ!」の叱りで、食べ物に手をだしたりはしない。まあ、油断はできないけどね。
 ネコが、まだ、幼いので気に入った接し方をすると、両前足を踏み踏みする。その様子をみながら、私の接し方が気に入れられているかどうか判断している。しっぽを振るときは、どのようなしっぽの振り方が、気に入っているときで、どのようなしっぽの振り方が、猫かわいがりから脱出しようとしているのか、今、一所懸命、見分けの観察をしている。
 この旅行記を書きながら、この数日、ワイフの2匹にネコのお世話を頼まれ、ワイフの家に来ている。ワイフと娘がGo to travelで八ヶ岳高原ロッジに行ったからだ(敷地内の森に自然生息している鹿が沢山増えていたそうだ)。そこで一つの発見があった。普段、2匹は食べ物が違うため別々の部屋で、別々の食器で食事している。シオンが常々、ゴマの食事の方が良い物といるのか、自分の分が食べ終わると、すぐに、ゴマの食べ物を食べに行く。なので、食事の時間は、部屋が別々になっている。私の猫たちのように2匹一緒に食べさせたらどうなるか、と思い、シオンのケージの前で、ゴマの二つの食器を使って、いつものように異なる内容で食事させた。
そうしたらシオンが食べない。「えっ!」食欲がない?と思ったけど、ゴマの食器に盛った食事をシオンの食器に戻し、いつもの食事の場所に戻したら、すぐに食べ始めた。
私の2匹のネコも同じようなことがある。食器は、色も形も同じだけで、ポポが私に向かって右側、ペペが左側で、この仕分けはたがえない。ちょっとだけ、自分の食事が兄弟の食事と何か違うかだけ、チラッとみて食べ始める。2匹で一つのお皿を争うことはしない。どちらのネコも自分が食べ終わり、他方も食べ終わって残り物があると、残り物は食べに行く。
ネコは、一緒に食事をさせた方が良いのか?と感じた。これも継続観察だ。なにしろ、コロナの時代で、時間があるのだ。
バラ園に行ったとき、バラ園の人から、「ネコがターブルの上に乗ったら叱ってください」といわれ、実際に食事のテーブルに乗ってきたけど、我が家では、食事に手を出さない限り、食卓のテーブルに居ても叱らない主義なので、そのままで食事した。「めっ!」の叱りもしなかった。食べ物に手をだすことがなかったからだ。
さすがに日向はネコ達にも暑いからか、園内を散歩しているネコは、見かけなかった。ネコは、受付の場所(建物内の食堂部分)と外のテラスのテーブルの下にいた。
 広い庭があって、家の中と庭とを行き来できるなんて、10匹のネコは、「なんと幸せか!」と思うけど、1匹より2匹、2匹より4匹、4匹より10匹のネコを飼うって大変だよね。4匹でも予防接種と去勢手術費用だけでも大変だった。それに、1匹にはネココロナの疑いがあって、ゆるいお腹の症状回復に時間がかかった。病気の費用負担は、家族一人ひとりに決められたネコの費用を負担する。以前のネコちゃんの生涯医療費用は、合計で150万円だった(ワイフが数年間に亘って自分で点滴をしてもこの額になった)。
 今の4匹の最初の1匹目のネコが里親を募集するグループから来た時、「ケージを用意してください」、「寝る場所を確保してください」との条件があり、後に3匹が来たときも、同じ条件で、ケージと寝床を確保した。ワイフの2匹のネコは、寝床とトイレは別々だ。1匹にネココロナの疑いがあったからだ。私の2匹のネコは、トイレは共用になっている。
 私の2匹のネコのトイレは、トイレの掃除が昔式で手間がかかったので、つい先日、息子がネコの自動トイレを買ってきた。普通の2匹用ネコトイレが20個位は買える費用だ。ただ、トイレの掃除当番を息子と分担している私も、大いに助かることになった。何もすることがないのだ。ネコがトイレを使うと、自動的に感知し、しばらくして、トイレを回転させて、汚物を選別し、トイレの下方におとし、数分でトイレをきれいにする。トイレがいつもきれいなので、トイレが汚れているとき、これ見よがしに、猫砂をかきままわし、「トイレが汚れている」と知らせる行為がなくなった。
 トイレの使用状況もスマホで把握できるし、トイレの下部は、汚物と汚れた砂を受け止めた袋を引き上げれば良いだけなので、除去作業も簡単だ。もちろん、ネコが使用中のときは、自動回転はしない。
 ネコたちは、最初のトイレ使用のとき、お尻を入り口に向けていたが、すぐに「敵に襲われやすい」とわかったのか、何のしつけをしなくても、トイレの中に入ると前向きに向き変え、用をたすようになった。トイレも匂わなくなったと言いたいところだけど、匂いは大きく軽減されたことも確かだし、猫砂を周囲にまき散らす量が各段に減った。なにしろ、ネコがトイレすると、すぐに、トイレが自動掃除をするからだ。
 ネコの用具で、もう一つ役に立っているものがある。「横置き電気掃除機」という、まあ、「ゴミ吸い取り機」だ。多くの家には、フローリングの床を拭きとる掃除用具があると思うけど、この掃除機でネコの毛他を横置き掃除機まで掃き集め、掃除機の前についているスィッチを紙モップでおすと、集められたネコの毛からトイレの砂まで、吸い取る優れ物だ。家族が寝ていたりしても、静かに、手軽に家の中をきれいにできる。いちいち電気掃除機を持ち出さなくて済し、紙のモップであれば、ぜんぜん軽い。猫の毛掃除が手軽にできる。電気代もごみを吸い取るときしかかからない。
 モップの良い点は、狙い処だけ、モップできる。ふわふわと飛び回る猫の毛も、モップにひっかかり、そのまま、まっすぐごみ吸い取り機まで持って行き、モップの前縁と後縁にひっかかった猫の毛を丹念に吸い取らせれば住済む。部屋全体を丁寧にはわくより、毛が集まる所だけ狙い撃ちできる。
私の場合、ちょっと外出するときは、ネコを抱き(人が近づいて行っても、その場から逃げないという接し方が必要)、それぞれの寝場所に連れて行って、軽く首から後ろをなで、ポンポンと背中を軽くたたいて、おとなしく待つんだよ、の意を含める。これで、2匹のネコは、おとなしく待つ。夜や常夜灯の身にすれば、さらにおとなしくなる。
 さて、T4の皆さんはコロナの日々、毎日をどう過ごしていますかね?
1月にハノイに行って以来、プチ旅行は、結構しているけど、飛行機に乗っての旅は、さっぱりだ。今でも月間1500キロは車で走行しているけどね。
コロナについては、何もわかっていることがない、というのが私の理解だから、こうした場合、私の対処法は、仮説を幾つもたて、そう、いくつもだ。最悪の事態を想定して、仮説に従って、倦むことなく日々同じ行動する。行政機関が日々発表するPCR陽性者数やTVのバラエティ番組等で放送される事柄で一喜一憂はしない。
仮説が正しくないと確認できたときは、仮説を変更する。TVなどで事実と検証されていないことも、まことしやかに放送されることがあるけど、私は、それは、一つの意見、と見るだけだ。だから、消毒液で毎日うがいするようなことは、私の仮説にはない。大体そんなことをしたら、私ののどはすぐに痛くなる。
ハイジャックされて2週間位して日本に帰国できた時、国会図書館に行き、実験発生後のすべての新聞報道を検証した。機内の様子を、事実確認できないまま伝えている報道を中心に、事実関係を確認した。記事の8割から9割が事実でない報道であった。コロナの報道だって、後で検証すれば、事実でもないことに、結構、惑わされていたとの思いに至るのだと思う。
私の仮説のひとつは、コロナは、世界の各地で、いろいろな人に感染し、日々、変異を繰り返している、という仮説だ。だから、私の日々の過ごし方は、「最悪の時を想定して、獲得すべき習慣を獲得して、力むことなく、行うべき習慣を毎日、きちんと励行して過ごす」という過ごし方だ。感染力や致死率が突然最悪になるということも起こり得る可能性が「ない」とは言えないからだ。今は軽症で済む可能性が高くても、明日のことはわからない。
囚われの身の経験があって、すべての持ち物を取り上げられて後、犯人が指定する椅子に座らせられて、身動きも、会話も、もちろん、読書も、飲食も一切許されない、一瞬先に死が来るかもしれない恐怖のなかで、何日も過ごした経験と、その時に起こった私の内側の変化を経験しているので、こうしたときは、最悪の事態を想定して、その備えを日々確認して、周りの変化に一喜一憂しないようにする、ということが、心をざわつかせない大切とことだと思っている。仮説のひとつには、強度のストレスは、免疫力を低下させる、というのもあるのだ。
 他に、ある客室乗務員が半年の短い乗務の中で2度も航空機事故に遭い、重症を負いながら2度も生還(2度目は、最初の事故での入院治療から復帰して乗務した直後)できた理由を知り、油断しない心構えと、人とは関係なく、自分が決めたことを力まずに、油断なく、毎日繰り返すことの重要性を私は知っている。今だって、どの航空会社の、どの機種を利用するに際しても、同行者には「いざ、というときは、私の指示に従ってください。助けられる事故であれば、助けます」と言っています。すべき瞬間に、すべき対応が自然に取れれば、防げる被害もあるというのも、私の仮説のひとつです。
 私の仕事スタイルは、20年強も前からリモートであり、会議と言えばウェブ会議だし、唯一対面会話が必要な中央官庁との接触も、通勤のラッシュの時間帯を避けてくれるし、マスクをしたままでの会話ですみ、対面の時間も、今は、15分は超えない。電車もなるべく使用しないで、駐車場が確保できる場合は、車で往復する。交通費もお客様の負担なのだ。
 出かけるときは、帽子をかぶり、伊達メガネをかけ、マスクをする。アルコール消毒の小ボトルを携行する。帽子や伊達メガネ、マスクは、首から上に不用意に触らないようにする観点もある。
 毎日の生活行動が分からない人とは、なるべく対面の会話をしないようにし、家族以外とは外食しない。外食する場合も、店の外か、室外と直接換気をしている個室以外では外食しない。すべての我慢は、コロナワクチンができて、過半の人にコロナ抗体できたということが確認できるまでの話だ。
 ただし、新型コロナでは、抗体ができるのかどうか、その抗体がどのくらいの期間有効になるかもわかっていなし、絶え間なく変異を続ける新しいコロナにも、常に有効なのかもわかっていないのだ。
 なので、とりあえずは、抗体が多くの人にできるまで、最悪の事態を考えた対応が日々の対応として必要で、家の玄関を危険区域とし、外出から戻ると、帽子をとり、殺菌し、マスクを外して蓋つきのごみ箱に捨て、眼鏡をとって、これも殺菌し、所定の場所に置く。上着は、玄関のコートハンガーに掛け、次に、準危険区域の洗面所兼洗濯場兼シャワールームに直行する。ここでは、石鹸をつけて手と顔を洗い、場合により腕も洗い、のどの奥のうがいを3度以上する。これは、次の冬に来るインフルエンザの予防にも有効だ。また、外出先での行動によっては、シャワーを浴び、衣類を交換する。外部から持ち込んだ持ち物は、殺菌力のあるウェットシートで一通り拭く。
 その後、生活の場のリビングルームに入るけど、日に3度位、石鹸による顔洗い、手洗いと、のどのうがいをする。持ち込んだものにコロナが付着していたかもしれないからだ。
 家族が感染した場合も考え、車や家の中を仕分けたりする素材も購入済だ。使い捨てのレインコートも確保してある。
 この対応が過剰であっても、そうでなくても、毎日、倦むことなく自然に続けられることが、コロナ対応で必要だ。やるべきことを億劫がらずにできることは、非常に大切なことと思う。
 やるべき対応を心に屈託をもたらすことなく、きちんとやって、毎日を静かに送り、またいつの日か、旅の便りをt4に届けたいと願っている。コロナ被害が終わるときがくる、と今は信じて耐えている。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 昼食に、ワイフは、カレーを頼んだ。野さいがいっぱいだね。 <br />私が作るカレーは、生のヨーグルトを薄く肉にまぶし、1時間ほど置いた牛か豚のカレーなので、野菜をいっぱい食べたかったのかもしれない。もちろん、完食した。

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    私が作るカレーは、生のヨーグルトを薄く肉にまぶし、1時間ほど置いた牛か豚のカレーなので、野菜をいっぱい食べたかったのかもしれない。もちろん、完食した。

  • サラダは、ワイフも私も同じサラダだった。

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  • デザートは、ワイフは、若い桃をくりぬき、中に氷菓をつめたもの、私のはシホンケーキ、バラがきれいだ。

    デザートは、ワイフは、若い桃をくりぬき、中に氷菓をつめたもの、私のはシホンケーキ、バラがきれいだ。

  • 飲み物。私のは手前。

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  • 私の昼食はスープスパゲッティ。おいしかったよ。いろいろなきのことベーコン、コーンなど。

    私の昼食はスープスパゲッティ。おいしかったよ。いろいろなきのことベーコン、コーンなど。

  • キッチンの外側のテレスの様子。テーブルが沢山あり、好きなテーブルに座れる。木々が涼しい日陰を作っている。テーブルの間隔も広いし、外気なので、家族で楽しく過ごせる。バラの開花の時期は、混んでいるのだと思う。

    キッチンの外側のテレスの様子。テーブルが沢山あり、好きなテーブルに座れる。木々が涼しい日陰を作っている。テーブルの間隔も広いし、外気なので、家族で楽しく過ごせる。バラの開花の時期は、混んでいるのだと思う。

  • 出迎えてくれた猫がテラスのテーブルの下に移動してきた。

    出迎えてくれた猫がテラスのテーブルの下に移動してきた。

  • バラは、秋に向けて鋭気を養い中にある。暑い日差しの下でバラの手入れをしていた人がいた。人物は、移していないけどね。

    バラは、秋に向けて鋭気を養い中にある。暑い日差しの下でバラの手入れをしていた人がいた。人物は、移していないけどね。

  • 開花シーズンであれば、素晴らしいバラの花を沢山お見せできたと思うけど、夏ですね。

    開花シーズンであれば、素晴らしいバラの花を沢山お見せできたと思うけど、夏ですね。

  • こちらは、少し花が残っていた。

    こちらは、少し花が残っていた。

  • こちらも、まだ、少し花が残っていた。

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  • 納屋の中の様子

    納屋の中の様子

  • 庭に小さな池があって可憐な花が咲いていた。水は、汚れていなかった。

    庭に小さな池があって可憐な花が咲いていた。水は、汚れていなかった。

  • 水辺があると、やはり、憩いを感じる。

    水辺があると、やはり、憩いを感じる。

  • 猫がテーブルまで挨拶にきました。<br />我が家のネコと同じで、「ここまで!」の境界を意識しているみたい。

    猫がテーブルまで挨拶にきました。
    我が家のネコと同じで、「ここまで!」の境界を意識しているみたい。

  • キッチンの中にいた猫、朝から朝寝の様子。

    キッチンの中にいた猫、朝から朝寝の様子。

  • 出迎えてくれた猫、床の上。我が家のネコもフローリングや玄関での直寝を居間の時期は、好んでいる。

    出迎えてくれた猫、床の上。我が家のネコもフローリングや玄関での直寝を居間の時期は、好んでいる。

  • 同じく、受付のところで出迎えてくれた猫

    同じく、受付のところで出迎えてくれた猫

  • こちらは、テラスのテーブルのしたで、ちょっと休息の様子。

    こちらは、テラスのテーブルのしたで、ちょっと休息の様子。

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