
2019/09/15 - 2019/09/15
23位(同エリア723件中)
とーりさん
ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国(スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア)となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/12)羽田 ⇒ 北京
2日目(9/13)北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目(9/14)ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目(9/15)ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目(9/16)ハイキング、ツェルマット移動
6日目(9/17)ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目(9/18)ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目(9/19)ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目(9/20)リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目(9/21)チューリッヒ市内観光、チューリッヒ ⇒ フランクフルト ⇒ 北京
11日目(9/22)北京散策、北京 ⇒ 羽田
※ MHGP=マッターホルングレッシャーパラダイス
今回は4日目④です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ギリギリになりましたが予定通り10:13の列車に乗れました。ユングフラウヨッホは素晴らしいところですが、ひと回りしたので早々に山を下りるのは惜しくありません。
(ユングフラウヨッホ10:13 ⇒ 10:35アイガーグレッチャー) -
こちらが本日の行程表です。とりあえずこれから②ユングフラウヨッホから列車に乗り、③アイガーグレッチャーで下車して④クライネシャイデックまでハイキングします。
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ユングフラウヨッホを発車すると車掌が回ってきて、皆に記念のチョコレートを配って行きました。たいしたものではありませんがうれしいサービスです。
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岩盤を掘ったトンネル内をかなりの傾斜で下って行きます。
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ようやくトンネルを出たところがアイガーグレッチャー駅です。今回はここで下車します。
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駅に表示板がありました。アイガーグレッチャー駅の標高は2,320m。標高3,454mのユングフラウヨッホから1,100m以上も下りてきたことになります。
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さていよいよここアイガーグレッチャー駅から谷底のジャンクション、クライネシャイデック駅まで30分ほどのハイキングです。標高は2,320mから2,061mまで259mの下り、まずは足慣らしです。
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案内版も完備。そこはさすが観光立国スイスです。
(アイガーグレッチャー駅10:35 ⇒ 11:15クライネシャイデック駅) -
アイガーグレッチャー駅を下車したのは私の他もうひと組だけでした。道も整備されていて歩きやすいです。
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振り返るとユングフラウの山並みが美しく見えます。あの肩越しのところがスフィンクステラスで、その直下がユングフラウヨッホ駅でしょう。今更ながら凄いところに鉄道を敷設したものです。
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踏切に差し掛かるとちょうど登り列車が通過していきました。
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列車はアイガーグレッチャー駅に停車し、いよいよ岩盤トンネルを急勾配登坂でユングフラウヨッホに挑むのでしょう。
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踏切を渡り、再び眼下に雄大な景色が広がります。ここから青く輝くファルボーデンゼーを通ってその向こうにある建物のあるクライネシャイデック駅を目指して下って行きます。前方の猫耳のような山の間辺りがメンリッヒェンかな?あちらにはその後行く予定です。
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表示板は的確な位置に造られています。コースも色々あるようなので確認しながら降りて行きます。
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4,000m級の山々を見ながら暫く行くと小屋がありました。
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避難小屋かと思ったこの建物は後で確認したところ、初代ミッテルレキ小屋と言って、日本の登山家槇有恒という人がアイガー東山稜、いわゆるミッテルレキを登頂した記念に寄贈したものだそうです。このときはそんなこととは露知らず外観を眺めるだけでした。
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ミッテルレキ小屋から振り返ると先ほど列車を下車したアイガーグレッチャー駅が見えます。まだゆるゆると少し降りてきただけです。
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ここから九十九折りに下ります。
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といってもそれほど降りずにファルボーデンゼーに向かいます。
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着きました、ファルボーデンゼーです。上から見たとき青く輝いていましたが、近寄ってみても湖面はかなり青く綺麗です。
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風も雲もなく穏やかで湖面には山が綺麗に映っています。wikiによれば、冬場のスキーシーズンに人工雪を作るための貯水湖、つまり人造湖だそうです。そういわれれば湖岸の岩の配置は計算された造りのような気がします。
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こちらはアイガーでしょうか。静かな湖面に映る姿はえもいわれぬものがあります。
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暫し昼寝でもしたいところですが、予定が詰まっています急がねば。
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ユングフラウ・アイガーウォークと書かれた道しるべが建っています。こういうのはハイカー心を擽ります。
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大分降りてきました。ユングフラウ鉄道の線路も再び近づいてきました。
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列車が行きます。単線のローカル観光路線ですが意外と本数はあります。路線から見るとユングフラウ鉄道はベルナーオーバーラント鉄道やヴェンゲンアルプ鉄道の支線のような感じですが、経営はユングフラウ鉄道が握り、特にヴェンゲンアルプ鉄道はユングフラウ鉄道の100%子会社だそうです。高い運賃ということもありますが、世界中からの観光客を集め儲かっているようです。
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クライネシャイデック駅が大分近くなってきました。模型のジオラマのような構内風景です。
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40分ほどかけて降りてきました。とりあえず足慣らしは終了です。今度は電車でヴェンゲンに向かいます。
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