2019/09/15 - 2019/09/15
4位(同エリア66件中)
とーりさん
ヨーロッパ未踏破国は残り4カ国(スイス、リヒテンシュタイン、ラトビア、リトアニア)となりました。実は敢えて残していた国、それが今回訪問するスイスです。鉄道が発達し、観光立国としても世界に知れ渡っているので比較的回り易く、年を重ねてから訪れるのも可能との判断もありその計画を温めつつ「いつかはスイス」と考えてきました。ということでヨーロッパ踏破のラストを飾るべく残していたのですが、思ったよりも早く踏破が進んだことと、冬場よりもハイキングしやすい時期を逃すのも勿体ないので、遂に行くことにしました。本来街歩きが好きな私ですが、雄大な自然の中に身を置いて山歩きをし、好きな鉄道に乗って車窓からの眺めを堪能するなど、予想を遥かに上回る素晴らしい旅行となりました。
日程は以下の通りです。
1日目(9/12)羽田 ⇒ 北京
2日目(9/13)北京 ⇒ ワルシャワ ⇒ ジュネーブ市内観光、ベルン移動
3日目(9/14)ベルン市内観光、登山鉄道乗車、グリンデルワルト移動
4日目(9/15)ユングフラウヨッホ観光、ハイキング
5日目(9/16)ハイキング、ツェルマット移動
6日目(9/17)ゴルナーグラート観光、ハイキング、※MHGP観光
7日目(9/18)ハイキング、氷河急行ライン、サンモリッツ移動
8日目(9/19)ベルニナ線乗車、ハイキング、沿線観光
9日目(9/20)リヒテンシュタイン観光、チューリッヒ移動
10日目(9/21)チューリッヒ市内観光、チューリッヒ ⇒ フランクフルト ⇒ 北京
11日目(9/22)北京散策、北京 ⇒ 羽田
※ MHGP=マッターホルングレッシャーパラダイス
今回は4日目⑤です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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アイガーグレッチャーから30分ほどの山下りでクライネシャイデックに到着しました。ここは3方向からの列車が集中するジャンクションです。少し休んでいるとユングフラウヨッホからの列車が到着しました。
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私が乗るのはこちら、ヴェンゲンアルプ鉄道のラウターブルンネン行き。この列車でヴェンゲンへ向かいます。
ちなみに、ここクライネシャイデックからヴェンゲンまでは、グリンデルワルトからユングフラウヨッホ往復のモーニングチケットのルートから外れていますので、別途事前に購入しています。半額パスでCHF12、スーパーセイバーチケットはありません。 -
行先のラウターブルンネンもベルナーオーバーラント観光の中継点ですが、グリンデルワルトに比べるとややマイナーなためか、列車は空いています。
(クライネシャイデック11:31 ⇒ 11:58ヴェンゲン) -
出発しました。
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暫くは左窓にユングフラウ三山を見ながらの走行です。
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暫く行くとだんだん家並みが増えてきました、もうすぐ下車駅ヴェンゲンです。
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ヴェンゲンに到着しました、ここで下車します。私の他にも下車客はかなりいます。終点ラウターブルンネンよりも栄えているようです。
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さてここから徒歩でロープウェイ乗場へ向かい、一気に山上のメンリッヒェンへ昇ります。次のメンリッヒェン行きのロープウェイは12:10発でわずか10分程度しかありません。乗場はよくわかりませんが地球の歩き方の地図を頼りに向かいます。
(駅11:58 ⇒ 12:10ロープウェイ駅) -
スイスの家らしい花飾りの建物を見て急ぎます。
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ロープウェイなので、山から下りて来るロープの着地点を探せば乗場となるので案外簡単に辿り着けました。
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ここもwebで事前購入済、半額パスでCHF11.5です。ちなみにスイストラベルパスだと割引は25%と渋めです。既にゴンドラは満員で、私が乗るとすぐ発車しました。
(ヴェンゲン12:10 ⇒ 12:16メンリッヒェン) -
ギリギリ乗車のため出入口に陣取れ、お陰で景色は眺め放題です。最初は丘に建つ家々の上を昇って行きます。
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乗車は約6分ですが、その間どんどん高度を上げて行きます。気持ちいいです。
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頂上のメンリッヒェンに到着。ユングフラウ三山がよく見えます。
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一方、上って来たロープウェイのルートを見ると遥か下の方にヴェンゲンの街並みが見渡せます。凄い斜度で一気に上がって来たのがわかります。
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さて山上には大きな案内板あり、色々なハイキングルートを紹介しています。
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私が歩くルートはこちら。メンリッヒェンからクライネシャイデックまで、ベルナーオーバーラントで一番メジャーなハイキングルートであるメンリッヒェンハイキングです。
歩行約1時間30分、高低差僅か168m、ほぼ下りのみです。コースは整備されていて子供連れでも容易に歩けます。実際家族連れがたくさん歩いていました。 -
案内版も充分すぎるほど整っています。
(メンリッヒェン12:19 ⇒ 13:41クライネシャイデック) -
と、こんなところにバスが。ちょっと場違いですが、このバスはVバーンプロジェクトに伴い輸送力強化のため置換え工事中のグリンデルワルトからのゴンドラの代行バスです。
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ゴンドラはやはり工事中で運休していました。
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その脇では露店カフェになっていて皆いい景色を肴に休憩中です。私はその脇を通ってメンリッヒェンハイキングコースを歩きます。
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こちらはグリンデルワルト方面、谷底にあるのがグリンデルワルトの街並みです。
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コースはこんな感じ。整備された砂利道が緩やかな斜度で続いており、とても歩きやすいです。しかもアイガー、メンヒ、ユングフラウのユングフラウ三山を正面に見据えて歩く贅沢なコースです。
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中でもアイガーは一番目立つ山です。
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小さな池塘もあって景色は最高、天気もいいし空気も美味しいです。
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ただ、一番メジャーなコースゆえ、歩いている人はたくさんいます。登って来る人もいますが圧倒的に下りる人が多いので、その場合すれ違いが多く大変かも。
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道は続きますがゆったりと下って行きます。アイガーを見ながらいい気持ちです。
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グリンデルワルト側の景色も素晴らしく、前を見たり横を見たり忙しいです。
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歩き始めて35分ほどで広場に出ました。腰掛椅子やトイレもあって休憩するにはいいところです。私も持参のパンを食べ少し休みます。ユングフラウ三山が眼前に迫り素晴らしい景色です。
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10分ほど休んで再びハイキング再開です。
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太陽は燦々と射していますが、高原ゆえ暑さはそれほど感じません。ひたすらお腹いっぱいになるほど三山を散々眺めて歩きます。
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やや下り斜度が上がると建物が見えてきました。
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その先に見覚えのある建物が。そう、クライネシャイデック駅です。終点が見えてきました。
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そう言えば朝はメンヒとユングフラウの間辺りにあるユングフラウヨッホ、あんなところに居たんだなぁと今更ながら眺めます。
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目を凝らすと人工物が。あれはまさにスフィンクステラスです。あんなところまで労せず登っていけるのですから先人の偉業には改めて感謝です。
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メンリッヒェンハイキングコースを下り終え、今日何回目かのクライネシャイデック駅に到着しました。
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