Go To Travelを使って、有馬グランドホテルに宿泊-この夏の新企画、「澄んだ空気、豊かな自然も一緒に味わう！手ぶらでBBQプラン」-

2020/08/30 - 2020/08/31

Go To Travelを使って、有馬グランドホテルのこの夏の新企画。澄んだ空気、「豊かな自然も一緒に味わう！手ぶらでBBQプラン」で宿泊してきました。

エリア 有馬温泉(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 旅行の手配内容: 個別手配

８月３０日（日)。
有馬グランドホテルが山の上に大きなテントを設営して、新企画のBBQプランを始めたと聞き、宿泊です。

有馬温泉 有馬グランドホテル 宿・ホテル

チョット、有馬温泉の歴史。
有馬温泉は、なんと日本書紀にまで記録されている。泉源は大己貴命（おおなむちのみこと）と少彦名命（すくなひこなのみこと）の神により発見され、7世紀前半に舒明天皇が滞在したことにより、その名は広く知られていったという。しかし、その後、度重なる災害や戦乱により、何度も壊滅状態に陥る。そんな有馬の悲劇を救ってきたのは、“有馬の三恩人”として知られる、僧行基、仁西、豊臣秀吉だった。彼らの強力なバックアップにより活気を取り戻した有馬温泉は、庶民から外国人にまで愛される、日本が誇る名湯としていまも世界を魅了している。

温泉大国、日本には多くの火山が点在するが、実は有馬がある近畿地方には火山がない。ではどうして温泉が湧くのか？　なんとその理由はフィリピンに繋がっていた。フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む際に引き込まれた海水が、有馬で温泉となって噴出しているというのだ。海水が温泉となって地表に出てくるまで600万年以上。なんと長い時間がかかっていることだろう。湯のルーツを知り入浴すると、また格別な気分を味わえるに違いない！

ロビー・ラウンジ「ルシェッロ」
高級感あふれるロビーラウンジ。早春の有馬の山々を白く彩る「こぶし」の花と、有馬の名湯「金泉」をモチーフにしています。

15時過ぎで、レセプションは長蛇の列。
コロナ騒動のなか、近場の温泉を楽しむ人が多いですね。

この建物が、2019年7月にオープンした新館。
寛ぎと癒しのラグジュアリーな空間「別墅 結楽」です。
今回は本館宿泊です。

有馬グランドホテルは、有馬温泉街と丹波山地を一望できる高台に、1963年に開業したリゾートホテルです。 創業者は1868年創業の旅館「中の坊」（株式会社中の坊）で、現在まで一貫して運営を担っています。 現在の主要施設（中央館）は、1997年に開館です。部屋数は246室。

夏場人気のガーデンプールです。

306号室に宿泊です。

広さ74㎡以上とゆとりのある空間に和洋両方の雰囲気を楽しめるお部屋です。

和室と洋室の間は、壁で完全に仕切られておりプライベート空間を確保したい方や、グループ旅行、2世帯3世帯でのご宿泊にもお薦めのお部屋です。

綺麗に手入れされた８帖の和室。

今回は、BBQ会場への出歩き衣で作務衣が用意されていました。

浴衣はこんな感じに。

こちらの５帖の広々広縁が良いですね。

部屋の眺めはマウントビューです。

ベットルームは６畳ほど広さ。

パウダールームは少し古びた感じですが、２シンクです。

アメニティーも十分です。

利用しませんでしたが、浴室もあります。

トイレは寝室横と、玄関横、２か所あります。

展望大浴苑「雲海」

温泉のほとんどが火山熱によって地下水と雨水が温められたものですが、
有馬温泉は太平洋の海水がマントルに熱せられ有馬の地に湧き出ています。

日本列島の下にもぐり込むフィリピン海プレートと海水が一緒に地中深さ約60kmの上部マントルまで沈み込みます。

そこは岩石が溶けてマグマになる高温の場所。

その高熱と高圧で気体と液体の間のような超臨界状態になった海水が地中の様々な成分を吸収し、
600万年の年月をかけて有馬に湧出しています。

冷たいお茶のサービスがあります。

売店「心陽（KOHARU）」をうろうろして、

B2フロアにある、2011年1月にオープンした、大浴場「ゆらり」へ。

アクアテラス＆スパ「ゆらり」はモダンで落ち着いた雰囲気です。

女性浴場「紗の湯」は木を贅沢に使用した上品な空間。

男性浴場「季の湯」は石作りで野趣溢れる空間です。

お休みどころもお洒落で良い感じ。

ここで一休みして、

夕方のロビーラウンジはひっそりとしていました。

夕食は、澄んだ空気、豊かな自然も一緒に味わう「手ぶらでBBQプラン」。
ホテル入り口前より送迎者にのります。
敷地内の山道をグングン登ってゆくこと3分。

場所は、ホテルの南側の小高い山の山頂になります。

BBQ会場に到着しました。
大きなテントは４ハリ。
足元は砂利敷きで、コロナ対策の急ごしらえ感はあります。

６時過ぎにお邪魔しましたが、賑わってました。

メニューです。

無料のお茶とお水。
さあ、BBQ開始。

最初に、生ハム、チーズ、野菜ステックとバケットがきました。

生ビールで乾杯。

少し風があり、涼しくて最高です。

手ぶらで、この場所でBBQが出来るのは有難い。

雲が多く、残念な夕景でした。

シーフードアヒージョがきました。

熱々を頂きます。

バケットは、ガーリックバターを塗って、

こんがり焼き上げます。

ビールが進みます。

お次は、朝引き鶏グリル、国産ステーキ。
これで２人前です。

最後は、天然真鯛のアクアパッツァ。

ご飯を入れて、リゾットで楽しみました。

この場所は、暗くなってからがよいです。
明るいうちだと、地面の砂利や、仮設の建物が目立ってしまいますが、暗くなると雰囲気最高です。

シャーベットで終了。

山頂からの有馬温泉の夜景です。

送迎者でフロント入り口まで送迎頂き、ロビーラウンジで演奏を聴いて、

部屋に戻りました。

８月３１日(月)
８時前ですが、2F朝食会場は大混雑。
１５分以上待って、やっと入場です。
団体のお客さんがいなくなり、個人のお客さんばかりで、会場のキャパを超えている状況です。
改善の余地があります。

食事自体は結構美味しいのですが、テーブル、いす、器に高級感がなく、こちらも改善してほしい。

近場の１泊２日のショートトリップを楽しみました。