2020/08/28 - 2020/08/30
40位(同エリア254件中)
つよしさん
この旅行記のスケジュール
2020/08/28
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2020/08/29
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2020/08/30
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この旅行記スケジュールを元に
前回の「北海道 登別温泉とウポポイの旅」がとても良かったので、温泉宿を変更してリピートしました。日程は8月28日(金)出発の2泊3日。「GO TO トラベル」の予約を安くするヒントも簡単に紹介しています。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通手段
- JALグループ
PR
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◆準備編
前回の北海道旅行は、温泉も観光も食事もぜんぶ大満足でした。特に、ウポポイの焚火ダイニング・カフェ「ハルランナ」の食事は、「この値段でこの味?!」という、驚きのコスパでした。 -
自宅に戻り「ハルランナ」について調べると、運営しているのは札幌市定山渓に本社がある「株式会社 ぬくもりの宿ふる川」でした。「ふる川」は北海道の定山渓、小樽、白老・虎杖浜(こじょはま)で人気の高い旅館を経営しています。それぞれの宿が株式会社化されていて、「ハルランナ」は定山渓の会社による運営です。
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となると、2度目のウポポイ訪問時には「ぬくもりの宿 ふる川」に泊まるプランが浮かびましたが…。定山渓に泊まると、ウポポイへのアクセスがイマイチ。同系列の「海の別邸 ふる川」ならば、登別駅からの送迎があるのでウポポイへのアクセスは便利。宿はここにしよう。そして「ハルランナ」で、また美味しいランチを食べよう。そんな旅のプランが私の頭の中で膨らんでしまい、煩悩が「もう どうにも止まらない!!」(山本リンダ)状態で、旅の予約をしたのでした。
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◆「GO TO」予約の裏技?!
「GO TO トラベル」キャンペーンを利用して予約をする場合、1泊よりも2泊した方が自己負担額が安くなることがあります。今回は「ふる川」1泊だけよりも、「エアターミナルホテル」を加えた2泊の方が、自己負担額は安くなったので、後述の旅程にしました。 -
その仕組みを簡単に書きますと―。「GO TO」は1泊旅行だと補助金額は1人最大14,000円です。2泊だと補助額は、倍額の最大28,000円になります。また、補助の対象は宿泊利用だけでもよいし、飛行機や鉄道と宿泊費を組み合わせたパックでもかまいません。
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例えば1人旅でパック予約を使い、飛行機代と1泊の宿代の総額が70,000円だとします。この場合の自己負担は次のようになります。
70,000円 - 14,000円 = 56,000円
続いては、2泊目に1泊10,000円の宿を追加、旅費総額が80,000円になったとします。この場合の自己負担額は次のようになります。
80,000円 - 28,000円 = 52,000円(1泊の場合より4,000円安い) -
以上のように、旅程に異なる宿を組み合わせることのできる、JTBダイナミックパッケージとJALダイナミックパッケージなら上記の「技」を使えます。両者を比較すると、上限額以下なら35%引に完全対応しているJTBがお勧めです。またJTBは、ネット限定として9月末までのGO TO予約なら、お得な「GO TO +」キャンペーンをやってます。JALは階段方式の値引のため、値引率が35%未満となることが多いです。楽パック、じゃらんパックは、「GO TO」予約では上記「技」は使えません。
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◆旅程
▽8月28日(金) 1日目
[空路] 羽田 0930 - 1105 新千歳 JAL509
[鉄道] 新千歳 1230 - 1233 南千歳 快速エアポート125号(小樽行)
[鉄道] 南千歳 1241 - 1325 登別 北斗12号(函館行)
[宿泊] 虎杖浜温泉 ふる川
▽8月29日(土) 2日目
[鉄道] 登別 0836 - 0848 白老 特急北斗1号(札幌行)
[観光] ウポポイ
[鉄道] 白老 1615 - 1639 苫小牧 室蘭本線(苫小牧行)
[鉄道] 苫小牧 1644 - 1704 南千歳 千歳線(ほしみ行)
[鉄道] 南千歳 - 新千歳空港 エアポート166号(空港行)
[宿泊] 新千歳空港 エアターミナルホテル
▽8月30日(日) 3日目
[空路] 新千歳 1055 - 1230 羽田 JAL506 -
◆旅行本編
▽8月28日(金) 1日目
この日は夜勤明け。職場に近い新橋が起点です。新橋駅 (JR・地下鉄) 駅
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羽田空港行の急行ならば、乗り換え無しです。
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北海道までの翼はJAL。第1ターミナルに到着です。
羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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保安検査を抜けたら、サクララウンジで時間調整します。
羽田空港国内線ラウンジ 北ウィング (サクララウンジ) 空港ラウンジ
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オレンジジュースを頂きました。
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札幌便に搭乗します。
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「TOKYO 2020」の機体でした。
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ドリンクサービスはアップルジュースにしました。
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新千歳空港には若干遅れて到着。
新千歳空港 空港
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早めのランチは、空港3階のフードコートで頂くことにしました。
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選んだお店は「松尾ジンギスカン」。
松尾ジンギスカン 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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注文した料理は「ジンギスカン ステーキ丼」です。分厚い羊肉を焼いてから、スライスして丼に乗せています。これがもの凄く美味いんです!!
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鉄道の時間まで余裕があるので、ソフトクリームも頂きます。「雪印パーラー」のフードコート店です。
雪印パーラー 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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注文したのは新千歳空港でアイスクリームを作っている「空港ソフト」。
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ホットコーヒーも一緒に注文しました。空港ソフトは牛乳っぽい香りがして美味しかったです。コーヒーは普通かな。
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登別までは鉄道移動。空港地下のJR新千歳空港にやって来ました。「北海道、でっかいどー」がよく分かる地図入りでどうぞ。
新千歳空港駅 駅
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券売機で乗車券と特急券を購入したところで、構内放送が―。「11時45分ごろ、人身事故が発生」。予定の列車が遅れることは避けられません。
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う回路としては、道南バスで空港から登別温泉まで行き、そこから登別駅行に乗り換えるルートです。これだと、13時15分に空港を出発して、登別駅に到着するのは15時半過ぎです。
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駅に戻りベンチで様子を見ていると、「13時ごろ運転再開」のアナウンスがありました。JRだと予定より1時間遅れの14時半ごろ登別駅に到着できそうなので、当初予定していた鉄道ルートで行くことにします。
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13時10分ごろ、乗車したエアポート快速が出発。南千歳に到着しました。
南千歳駅 駅
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北斗12号(函館行)が約1時間遅れで到着。乗り込みます。
北斗 (特急北斗) 乗り物
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14時25分ごろ、登別に到着。遅れは1時間でした。
登別駅 駅
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お迎えの車に乗って宿に向かいます。
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10分弱で宿に到着しました。
心のリゾート 海の別邸ふる川 宿・ホテル
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ラウンジで抹茶と温泉饅頭を頂きながら、チェックインの手続きです。
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15時少し前に部屋が整ったので、案内されました。
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窓からは、太平洋の眺めがドドーンと広がります。窓を開けて網戸にすると、波の音が聞こえます。
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部屋は、和室のツインベッドです。
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テレビは置かれておらず、代わりに本とCDが用意されています。
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私は、お気に入りのCDを2枚持ってきました。
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荷物の整理が終わったら散歩に出かけます。
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目的地はアヨロ海岸です。
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25分程でアヨロ海岸に到着しました。
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魚釣りをしている人を発見。暫く眺めていましたが、何も釣れませんでした。
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灯台を目指して坂を上ると、「カムイエカシ チャシ」の表示。アイヌ語で「カムイ」は神、「エカシ」は老翁、「チャシ」は山の上にあって柵を作った施設なので砦とも解釈されるとか。
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アヨロ鼻灯台まで登ってきました。この灯台はGPSの普及などで、役目を終えたそうです。
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灯台からアヨロ海岸を見下ろします。
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少し霧がありますが、宿の「ふる川」も見えます。
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建物の右斜め下にあるのは、露天風呂の展望台。「天地の懐」だったと思います。
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帰り道で見かけたポンアヨロ観音堂。アイヌ語で「ポン」は小さい、「アヨロ」は矢、そこ、に群在する、部落の意味。アイヌはカムイの多神教なので、仏教は17世紀以降(松前藩の成立が1604年)に和人(大和民族)が持ち込んだものでしょうね。
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今回の旅でよく見かけた黄色い花。あちこちに群生していました。
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1時間弱で宿の前まで戻ってきました。部屋に戻らず、近くにある次の目的へ。
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8月から10月にかけては、鮭が遡上するというアヨロ川にやって来ました。
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10分程、鮭を見ようと、川の水面や釣り人達を眺めましたが…。遡上する鮭も釣られた鮭も、見ることはできませんでした。
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海岸沿いの砂浜を少し歩きます。見つめ合うカモメ2羽。恋の予感?! いや、現実は厳しいから…。「お前、鮭食ったか?」「いや、俺はまだ食ってねーよ」という、アイコンタクトの会話かも。
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「じゃあ、俺もお前も腹ペコ同士」「海岸沿いを飛んで、鮭の死骸が打ち上がっていないか、探しに行こう」
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宿に戻ってきました。
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日本酒の無料試飲コーナーで、4種類のお酒を試しました。
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両脇が割と好みでしたので、夕食のメニューにあれば、注文するかも…。
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部屋で着替えて、お風呂へ。
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お風呂は2ヵ所あり、夜と朝とで男湯・女湯を入れ替えます。この日の夜は手前が男湯。翌朝は奥が男湯になります。
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お風呂は撮影禁止のため、公式サイトから写真を借用。これは奥側の露天風呂です。
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こちらも公式サイトから。奥側の別な露店風呂です。遠くに見えているのは、アヨロ海岸の灯台です。ちなみに現在は、露店風呂の石やコンクリートに温泉成分が浸み込んだ影響なのか、素のままの色ではなくて、やや昆布色にくすんだ色になっています。
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お風呂を終えて部屋に戻ります。天候が回復したようで、夕日が見えました。
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夕食の予約は18時。もう少し遅い方が良かったのですが、カウンター席が良かったのでこの時間にしました。
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夕食の献立。宿の標準コースのままです。こちらの宿では、夕食は2ヵ月ごとにコース内容を変えているそうです。
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献立の裏側には、料理の細かな説明書きが添えられています。
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食前酒は梅酒のスパークリング。
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先付けは、とうもろこしとゼラチンを合わせた豆腐。下に置かれているのは、コーンの天ぷら。
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お造り。メニュー表には5品と書かれていますが、実際には7品。バフンウニ、まいう~。
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この透明な液体は醤油と出汁を混ぜたものとか。見た目、日本酒みたいなので、飲みたくなります(;'∀')
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当初、飲み物は日本酒のつもりでしたが、メニューを眺めているうち泡にすることにしました。
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ピンクの泡、フルボトルです。
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このワインクーラーには氷は入っていません。でも、冷えるんだそうです。その説明もあったと思いますが、飲み過ぎたせいか、記憶が飛んでいます。
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合鴨のローストとヤマメ焼き。鴨料理は、東京・歌舞伎座横(東銀座)の「みよし」のことを思い出し、カウンターの担当者には少々辛口のコメントを言ったかも。下記リンク先の記事は「みよし」について上手に表現しています。店主が亡くなり一旦店をたたんだのですが、お客からの熱烈なリクエストがあって、奥さんと息子さんで再開しました。ワインは置いていないので、持ち込み自由だったはず。私が行った時のつまみは、エシャロットと味噌だけ。日本酒飲んで、ひたすら鴨が焼き上がるのを待ちます。間が持たないので、初めて会ったお客同士も会話がはずんだりしました。今もやっているのかなぁ?
http://kyah.blog.jp/archives/51229998.html -
話を「ふる川」に戻します。献立には載っていませんが、鮭スモークのハラス。宿の燻製小屋特製です。これは絶品。私より先に座っていた若いカップルは、おかわりしていました。年配者にはアブラが多いので、おかわりは無理でした。
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ベコロス(プチオニオン)と蕪の赤野菜(人参・トマト)ソース掛け。あっさりしているので、合鴨や鮭ハラスの油をリセットできました。
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白老牛(A4ランク)のしゃぶしゃぶ。
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レタスと一緒に頂きます。
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しゃぶしゃぶの鍋にはレモンとライム。油の乗った白老牛ですが、さっぱりとした味に仕上がります。
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しゃぶしゃぶは「海の別邸 ふる川」夏の人気メニューだとか。ちなみに、料理は2ヵ月ごとに変えるそうです。
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こんぶご飯としじみ汁。
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デザートはヨーグルトシェイク(少しかき混ぜてから撮影したので形が崩れています)。中にはカシスが入っていました。そして完食。とても美味しい料理でした。ごちそうさま。
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部屋に戻ります。
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食事で飲み切れなかった泡は、部屋に届けてくれました。
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こちらの宿は、夜のラウンジサービスとして、サングリアや夜食が提供されます。
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でも、私は部屋飲みでつぶれてしまい、そのまま寝てしまいました。
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▽8月29日(土) 2日目
おはようございます。4時半ごろ目が覚めました。 -
窓から外を眺めると、濃い霧が出ていました。
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5時になったので、お風呂へ。
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女湯と男湯の場所が前日とは逆転しています。
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私1人だったので、手早く撮影。内風呂です。
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露天風呂(その1)。
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露天風呂(その2)。霧が濃いため、海の絶景が見えなくて残念。
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お風呂上りには、ラウンジで冷たい飲み物をいただきます。まずは、牛乳。
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フレッシュ・トマトジュース。
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ウッドデッキのテラスを散歩。
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燻製小屋。
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海は霧のため見えませんでした。
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部屋に戻ります。
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先ほどの場所で撮影したと思われる写真。
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部屋に戻ったら、備え付けのCDを聴いてリラックス。
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朝食は7時の予約。少し早かったようで準備中。
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ラウンジで時間調整。
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ヨーグルトやフルーツが用意されていました。
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朝食会場がオープンしました。飲み物は、グラスが「ぶどう花ドリンク」。ちょっと酸っぱい味。カップの方はお目覚めドリンクとして出されている「昆布とカツオの出汁ドリンク」。
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料理は、ミニ鉄板焼きと蒸し野菜。お刺身、焼き魚、玉子焼きなど。お刺身とタラコはお好みで鉄板で焼いてもOKです。なお、鉄板に乗せた、しいたけの焼き方が間違っていますので、傘の表裏を逆にしてください。
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ご飯はお釜で炊いているそうです。
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味噌汁はこんぶの出汁が効いてます。
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野菜が10分程で蒸しあがりました。
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ホクほくの仕上がりです。
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鉄板焼きも、具合良く火が通りました(しいたけの焼き方は、こちらが正解です)。
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熱アツを、いただきます!
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食後はラウンジへ。
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フレッシュ・オレンジジュースとフルーツ。
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落ち着いたら、売店で土産物などチェック。
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部屋に戻ったら、アンケートに記入。「いつの間にか掛けていた、心のマスクが外れました。ありがとうございました。また近いうちに戻ってきます。」そんな内容を書きました。
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部屋で荷物整理をしていると、霧が抜けてきました。
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8時にチェックアウト。
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登別駅まで車で送ってもらいます。
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登別駅に到着しました。
登別駅 駅
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そして、サプライズ―。車を運転していたのは、「海の別邸ふるかわ」の社長さんでした。車中では、ハルランナ(ウポポイにあるレストラン)の料理長が一時、海の別邸で研修していたことなど、裏話を披露してくれました。
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特急北斗1号に乗って白老まで移動します。
北斗 (特急北斗) 乗り物
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車窓からの眺め。
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白老駅に到着。
白老駅 駅
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大きな荷物をコインロッカーに預けます。
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白老町の巡回バスがウポポイまで行っているので、利用します。
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こちらが時刻表。私は9時出発のバスに乗ります。
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料金は大人100円。
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3分でウポポイに到着。運転手さんからは「帰りも乗ってください。乗り場はここだから」とのアドバイス。
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入場ゲートに到着したら、年間パスポート(2,000円)を作ります。1回1,200円なので、1年間2度以上入場するとお得になります。
ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館
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5分程で年間パスポートが出来上がりました(公式サイトから記入用紙を事前にダウンロードして必要事項を記入しておきました)。
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この日最初の出し物は「アイヌのうた・おどり」(9月、10月は土日祝限定。演題も「歓迎のおどり」に変更)。濃い顔の男性を先頭に演者が登壇します。
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簡単な挨拶と説明に続いて、サルロン リムセ(鶴の踊り)がスタートです。
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続いてはムックリ(口琴)の演奏。
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最後は、イヨマンテ リムセ(熊の霊送り儀式の踊り)。
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続いては「丸木舟操舟 実演・解説」です(9月、10月は土日祝限定)。
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舟は木を削って作ります。コツは、船体が安定するよう年輪が蜜になっている(重い)方を船底にすることだそうです。
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続いては、10時半からの伝統芸能上演「シノッ」の入場整理券を受け取り、
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「楽器演奏鑑賞」の会場へ移動です(9月、10月は土日祝限定)。まずは、ムックリ(口琴)の演奏。
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続いては、トンコリ(五弦琴)の演奏です。
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伝統芸能上演「シノッ~アイヌの歌・踊り・語り~」の挨拶。
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アイヌの言葉による語りから始まります。※上演中は撮影禁止のため、公式サイトから画像を拝借。
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ムックリ(口琴)の演奏や踊りが披露されました。※上演中は撮影禁止のため、公式サイトから画像を拝借。
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「シノッ」の公演が終わったら、同じ会場で上演される「イノミ」の入場整理券をもらいます。この日は、座席指定になっていました。
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アイヌの暮らしと文化解説「コタンの語り」。「語り」に加えて「ムックリの演奏」か、「歌と踊り」が披露されます。歌と踊りがある時間帯を選んで見るのがお勧めです。
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この回は「語り」と「ムックリの演奏」だったので、「歌と踊り」のある別時間帯に改めて見ることにしました。
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伝統芸能上演「イノミ~アイヌの祈り・歌・踊り~」の挨拶。
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伝統儀礼「イヨマンテ」を軸にしたストーリー性のある舞踊と映像が繰り広げられます。※上演中は撮影禁止のため、公式サイトから画像を拝借。
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「シノッ」も「イノミ」も迫力ある舞台でした。※上演中は撮影禁止のため、公式サイトから画像を拝借。
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12時になったのでランチにします。お店は、焚火ダイニング・カフェ「ハルランナ」。レストランやカフェに行く際は有料エリアから一旦出ますので、ゲートで再入場券を貰うのを忘れないでください。
焚火ダイニング・カフェ ハルランナ グルメ・レストラン
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今回は予約をしていませんが、10分弱待つと席に案内されました。
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先ほどのメニューの最後に、LINEの友達登録用QRコードが入っています。友達登録すると、次回ハルランナでランチコースが500円引になるクーポンが貰えますので、リピートする方は友達登録がお勧めです(2021年3月末までの期間限定)。
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料理の注文は、蝦夷鹿の炙火ローストコースにしました。飲み物はワイン。1杯目が前菜に合わせて白「HATSUYUKI」、2杯目はメイン用に赤「YUHZOME」。
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鶏卵型の器に入ったスープが出てきました。
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アイヌの人たちが食べていた玉ねぎ、ジャガイモ、行者ニンニクなどの野菜を使ったスープです。アイヌが使っていた調味料を想定しているのか、味付けは塩だけのような気がしました。優しい味です。
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パンは、しっとり、もっちりで美味しい。ハーブが練り込まれています。お好みでオリーブ油と塩をつけても良い。私は、何も付けない方が好みでした。
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前菜は鱒とサラダ。3種類の薬味が良いアクセント。
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白ワインは、口に含むと爽やかな香りが鼻に抜けて美味しい。
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メインの蝦夷鹿のロースト。赤身はシンタマ(モモ肉の中心部分)。低温調理で火を通してあるため、肉のうま味が閉じ込められており、食感もしっとりとしていて美味しい。ベリー系のソースも鹿肉にピッタリの組み合わせ。骨付きはアバラ肉。手で持ってかぶりつき、肉をはぎ取るような感じで食べます。多分、かつてのアイヌも、そうした食べ方だったのでしょうね。スギちゃんに食べてもらい「ワイルドだぜぇ」と言って欲しい。添えてある野菜の焼き物と野イチゴも良いアクセント。
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赤ワインも鹿肉と良い組み合わせ。前回、ラムを食べた時も同じ赤ワインでしたが、鹿肉と合わせた方が、ワインも肉もそれぞれの良さが引き立つ感じ。
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デザートはハスカップのアイスと白桃のムース。アイスはハスカップのほど良い酸味が、とても美味しい。もしかすると、鹿肉のソースはブルーベリーとハスカップを使っているのかも…。
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飲み物はホットかアイスのコーヒー。コーヒーがダメな人には、よもぎ茶が用意されていたと思います。このコーヒーも、とても美味しい。
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2度目の訪問なので、前回ほどインパクトは無いけれど、ここの料理はやっぱり美味しいし、コスパがとても高い。3度目の訪問決定です。
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食後は、博物館1階で土産物チェック。ハルランナでコーヒーを出していたカップを売っていました。
ウポポイ (民族共生象徴空間) 美術館・博物館
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アイヌ柄の通帳入れや小銭入れが気になったものの…。ペーパーレス、キャッシュレスの時代なので購入は見送り。
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ウポポイのマスコットキャラクター「トゥレッポん」を紹介する演目が間もなく始まります。
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進行のお姉さんが「トゥレッポん」は野菜なんですが、何の野菜か分かりますか? というクイズ形式でプログラムは進んでいきます。
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答えは―。会場でお聞きください。ヒントになるパネルにはモザイクを掛けておきました。
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続いては、伝統工芸の実演見学です。
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まずは、木彫り。アイヌが使っていたナイフの鞘(さや)や柄(え)を彫る実演見学です。
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彫り物の上手な男性は手先が器用なので、アイヌの女性にモテたそうです。そのため、プロポーズの際に男性は、自分が彫った鞘と柄をつけたナイフを女性に渡したそうです。
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続いては、ゴザを編む実演見学(この日は午前が刺繍、午後は編みの演目でした)。
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編み物の道具に石を使っており、アイヌのゴザ編みはかなり古い技法であることが分かります。
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再び、アイヌの暮らしと文化解説「コタンの語り」へ。アイヌの暮らしについての説明に加え、この回は歌と踊りが披露されます。
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魔払いの踊りと歌。
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勇壮な踊りに続いて、ムックリ(口琴)の演奏。
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最後は、イヨマンテリムセ(熊の魂送り儀式の踊り)。
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博物館の予約時間になったので、移動します。
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今回は、ウポポイ開業の記事で予習してきました。この写真に写っている高い棒は―。運営サイド一押し展示物のひとつ、アイヌの霊送り儀礼「イヨマンテ」で使われた高さ6mの熊つなぎ杭。
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もうひとつの運営サイド一押し展示物。厚岸湖から出土した17~8世紀ごろの板綴(いたとじ)船。
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特別展示室も見落とさないようにしましょう。
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国内外で評価の高い木彫家、貝澤徹さんの新作「アペフチカムイ~火の神様~」。アイヌにとって、とても大切な火の神様が、老婆の顔になって人間社会をのぞいています。
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アイヌの民族衣装は、撮影禁止区域のものが素晴らしいので、ぜひお見逃しなきように(こちらは、撮影許可区域の展示物)。
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2度目のウポポイでしたが、今回も沢山の演目を見たため、博物館見学は駆け足になってしまいました。年間パスポートを作ったので、次回は博物館をじっくり見たいと思いながら、ウポポイを後にしました。
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白老駅までは徒歩12分ですが、白老町の巡回バスに乗ることにします。
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ウポポイ前のバス停から4番目が白老駅前のバス停になります。料金は100円。
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バスは若干遅れて到着。
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白老駅に到着です。所要時間は9分。バスの車体に描かれている「イランカラプテ」は、アイヌ語の挨拶(こんにちは)です。朝、昼、晩とも「イランカラプテ」です。
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新千歳空港まではJRで移動します。今回は各駅停車の乗り継ぎです。
白老駅 駅
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まずは、苫小牧行に乗車します。
JR室蘭本線 乗り物
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車窓からは、台形の山頂が特徴的な樽前山が見えました。
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苫小牧に到着。
苫小牧駅 駅
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到着ホームの向かい側には、乗り換える「ほしみ」行が既に発車時刻待ち。
JR千歳線 乗り物
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南千歳に到着。
南千歳駅 駅
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快速エアポートに乗り換えれば、1駅で新千歳空港です。
快速エアポート 乗り物
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新千歳空港(空港地下1階)に到着。
新千歳空港駅 駅
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1階のローソンで飲み物を購入。
ローソン (新千歳空港到着口店) スーパー・コンビニ・量販店
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2階をぶらついて、この日の宿「エアターミナルホテル」へ向かいます。
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3階のフロントでチェックイン。
エアターミナルホテル 宿・ホテル
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このホテルは10回以上利用している、ある意味お気に入りの宿です。
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シングルの部屋は禁煙、喫煙ともすべて滑走路ビューです。
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ホテルの代金には、空港4階の新千歳空港温泉利用料と朝食代が含まれています。
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荷物を片付けたら、新千歳空港温泉へ。
新千歳空港温泉 万葉の湯 (新千歳空港) 温泉
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受付でバスタオルやロッカーのキーを受け取り、さっそく大浴場へ。
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浴室内は撮影禁止のため、公式サイトから借用した内風呂の風景です。
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公式サイトから借用した、露店風呂の風景。
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お風呂上りはホテルでひと休みして、夕食はラーメンにします。
北海道ラーメン道場 名所・史跡
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お店は札幌で人気の「けやき」で味噌ラーメンを注文しました。
札幌味噌ラーメン専門店 けやき 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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豚バラ肉を細かく刻んで、キャベツなどと炒めてあるのが特徴でしょうか。美味しくいただきました。ごちそうさま。
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ホテルに戻ったら、北海道限定の「サッポロクラシック」を飲んで、おやすみなさい。
エアターミナルホテル 宿・ホテル
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▽8月30日(日) 3日目
おはようございます。旅行3日目の朝です。 -
部屋の窓から外を眺めると、雨でした。
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フロントで入浴券をもらい、朝風呂に入ります。
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新千歳空港温泉に到着。
新千歳空港温泉 万葉の湯 (新千歳空港) 温泉
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フロントでロッカーキーなどを受け取り、大浴場へ。
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写真は公式サイトのものですが、屋根があるので雨でも露天風呂に入れます。
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ホテルに戻ると、朝食が始まっていました。以前はビュッフェでしたが、今はセットメニューになっています。私は朝食を抜いて、9時前にチェックアウト。
エアターミナルホテル 宿・ホテル
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9時開店の「五十七番寿し」(空港2階)にやって来ました。
札幌シーフーズ グルメ・レストラン
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注文した飲み物は「店長隠し酒」。出てきたのは「大信州 夏のさらさら」。味はしっかりとした純米吟醸ながら、夏の料理に合うよう口当たりは軽めのお酒でした。
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この日は、炙りキンキでスタート。
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ボタン海老とニジマス。
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マグロ中トロ。
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バフンウニ(左)とムラサキウニの食べ比べ。
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シャコは甘ダレか醤油を選びます。私は甘ダレ。
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毛ガニ。ここまでずっと美味しかったのですが、このネタはしょっぱかった。
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マグロのヅケ。これは漬け過ぎなのか、ネタの食感がいまいち。後半の2つはハズレでしたが、それ以外は、大変美味しくいただきました。ごちそうさま。また来ます。
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ラーメンならまだ入りそうなので、北海道ラーメン道場へ。
北海道ラーメン道場 名所・史跡
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前夜は札幌の味噌ラーメンだったので、この日は場所と味を変えることにしました。旭川の梅光軒で、醤油ラーメンにします。
梅光軒 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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魚介系と動物系のダブルスープだそうですが、動物系を強く感じました。シナチクが太いのが特徴で、美味しくいただきました。ごちそうさま。
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アイスクリームで〆ようと「わかさいも」にやって来ました。こちらの「北海道あんぽてとソフト」は、新千歳空港ソフト・アイスクリーム総選挙2019で第3位を獲得したそうです。
わかさいも 新千歳空港店 グルメ・レストラン
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盛り付けはコーンとカップが選べます。私はカップを選択。クリームを一口食べると、サツマイモの香りが口一杯に広がりました。
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食べ進めると、下の方にはアンコが入っていました。このアンコは甘みが強いです。私には甘過ぎて、コーヒーが欲しくなりました。
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ソフトクリームを食べ終えたら、保安検査を抜けます。
新千歳空港 空港
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サクララウンジで時間調整します。
JAL国内線 サクララウンジ 空港ラウンジ
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飲み物はコーヒー。
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搭乗時刻に合わせてゲートへ移動。こちらの機体で羽田へ向かいます。
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座席に着くと、朝風呂&朝酒が効いてきてすぐに寝てしまいました。
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羽田に到着です。
羽田空港 第1旅客ターミナル 空港
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リムジンバスで横浜へ戻ります。
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夏空の横浜へ戻ってきました。今回の旅も、無事終えることができました。
横浜シティ エア ターミナル 乗り物
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最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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