200818　コロナ下のウイーン　

2020/08/18 - 2020/08/31

事情があって、フランクフルト経由でウイーンへ渡航。羽田出発時からいつもと違う光景が。
閑散とした、羽田国際ターミナル、フランクフルト空港でのEU入国審査、ウイーン空港到着時の様子。
また、ウイーン市内の現状も写真で。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 航空会社: ANA

羽田空港国際線チェックインカウンターには誰もいない。
9月18日22時頃
ANAのカウンターでは、オーストリアの入国要件を満たすかどうかについて、1時間以上、パスポートのビザや、必要書類を検査された。EU入国より、日本出国時の検査の方がずっと厳しい。乗り継ぎの、フランクフルトでは入国検査が厳しくなってるので、注意してくださいねと言われた。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

搭乗予定の0時10分発のANA,フランクフルト行き以外の便は、総てキャンセルで、飛んでいない。

羽田空港国際線 ANAラウンジ (110番ゲート付近) 空港ラウンジ

搭乗口のあるコンコースは、搭乗予定のANA便の1本だけしか飛ばないので、誰もいない。コンコースは、免税店もほぼ全部閉店状態。だって、お客がいないのだから。

両サイドの免税店は閉店休業。この雰囲気、祭日で誰もいない学校のような、不気味ささえある。

機内は、エコノミーで約1/3程度の搭乗率。機内は、飲食時以外は常に全員マスク。
子供たちが、マスクなしで騒いでいるのが気になる。
フランクフルト空港には定時で到着。入国審査も待ち時間は10分程度。パスポートコントロールで、何しに来たか聞かれたので。個人的理由でウイーンへ乗り継ぐ事を告げる。VISAもあったので、無事通過。

フランクフルト到着直前に機内で渡された、コロナに関連するドイツ入国規制

ウイーンのUrania。
フランクフルトから、ウイーンのLUFTHANSA便は、3列3列の席並びで、3列の中央を空席にしているようだった。ウイーン空港では、ドイツからのフライトなので特に検疫や入国審査はなかった。ただ、係員が到着通路で、乗客のランダムチェックをしているようだ。東洋系とわかる服装をした若者2名がひっかかっていた。EUに住んでいるような、雰囲気と格好をしていれば、チェックされないかも。

ウイーン市内は、公共交通機関（地下鉄等）を利用する際は、マスクが義務化されていた、違反すると、５０EURの罰金。無賃乗車の罰金よりちょっと安いかも。

ドナウカナルにある、水上プールもオープン。
オープンエア、外は原則マスクなし。

ドナウカナル遊歩道は、人も少なくマスクなしで皆歩いている。

MAK博物館もオープン。

オーストリア応用美術博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ウイーンのスーパー。店内はマスク着用。マスクを忘れた人は店内で、マスクを無料でもらえる。
ペットの犬は、いつものように外で主人が買い物を終えるまで留守番。

レストランやカフェのテラス席は、客が大勢。
日本より、コロナに対する危機意識は、だいぶ低い。日本から来たばっかりの人なら、恐怖を感じるかもしれない。

STADTPARK内のベンチには、いつものように人が座っているが、間隔をあけて座っているように見える。また、人の数も少ないので、密にはならない。

市立公園 広場・公園

カモが何匹も泳いでいた。

市立公園 広場・公園

シュトラウスの像の前には、いつもだと観光客が多いのだが、誰もいない。

市立公園 広場・公園

人影がない。右側にはマクドナルドがあるのだが。

Schwarzenbergplatz 観光名所

隣の、KURSALON.

公園内のベンチはガラガラ。もともと、パリや東京などと比べて、人が希薄なウイーンだったが、コロナで観光客も市民もあまり外に出なくなったのであろう。

市立公園 広場・公園

公園内でピクニック

市立公園 広場・公園

間隔を空けて、野外ヨガコース。

市立公園 広場・公園

楽友協会。
今シーズン2020-2021は9月下旬から、9月25日からのようだ。

ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

現在は、施設見学が行われているだけで、コンサートはない。
10月以降に、ウイーンフィルが演奏するプログラムがでてくる。

ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

これは、楽友協会の新システムだろう。以前には見たことがない。
自分の席を容易に見つけられるようになるだろう。
すると、あのプログラムを持った若い客席案内人はもはやいなくなるのだろうか。

ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー

楽友協会の隣は、長い間工事中であったが、今回ALBERTINA美術館の分院見たいのが出来ていた。

ここからは、地下鉄駅カールスプラッツがすぐそば。

カールスプラッツ駅舎 建造物

オペラの方向にすすむと、日本食レストラン、日本橋がある。

日本橋 和食

日本橋の反対側に、日本の浮世絵などを扱ってる骨董品屋がある。
これは、印篭。

陶器の小物

版画

浮世絵を主に扱っているのだろう。閉店していたので、またあとで来てみよう。

オペラ座

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

あまり人がいない。

この辺は、いつも人で一杯だが、今は少ない。

地下鉄の入り口にある、マスク着用の指示。

カールスプラッツ駅舎 建造物

KARLSPLATZ地下鉄駅入り口。マスク着用のサインとオペラ座が見える。

ウィーン国立歌劇場 劇場・ホール・ショー

市電の入り口にも同様のサインがある。

HELDEN　PLATZにもあまり人はいない。

Heldenplatz 広場・公園

HOFBURG宮殿の近くの馬車も客待ち。

観光客がやはり、だいぶ少ないのだろう。

馬車の御者が集まって、なにか相談してるのか。

すぐ近くにあった、ウイーンの古いカフェは、どこにでもあるアパレル店とスーパーになっていた。

位置情報で示されたカフェ、GRUNSTEIDLはもうない。

カフェ グリーンシュタイドル カフェ

高級ブティックの並ぶ、コールマルクト通りにも人はあまりいない。

コールマルクト通り 散歩・街歩き

５０％OFFのセールでも、なかなか人は来ないのかも。

メインストリート、GRABENも人出は、この程度。

防弾チョッキを身に着けた警官隊が集まっていた。
野次馬も集まって来たが、皆マスクなしなので、退散。

グラーベン。

ウイーン中心のSTEPHANSDOM。

いつもは、人で一杯だが、あまり人ではない。

SHWEDENPLATZのアイスショップ。
いつもと違う、人だかり。
それでも、オーストリアでは、8月に入ってバカンスから帰る人でコロナ感染者が急増し、毎日200－300人程度の感染者が見つかっている。オーストリアの人口は890万人だから、日本の人口1億２７１３万人に換算すれば、毎日約3000-4000人程度の感染者数に相当し、日本よりずっと多く、恐怖を感じるほどの多さである。それで、外ではマスクなしでOKということなので、危なくてしょうがない。

アイスサロン (シュヴェーデン通り店) スイーツ