2019/05/17 - 2019/05/18
1092位(同エリア1775件中)
まさとし/国連加盟国全て訪問済さん
- まさとし/国連加盟国全て訪問済さんTOP
- 旅行記737冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 456,566アクセス
- フォロワー82人
今回は北京と南アフリカ共和国を経由して中央アフリカ諸国(コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、アンゴラ、サントメ・プリンシペ)を回る旅になる。世界で最も旅行のしにくいエリアの一つで旅行者は少なく不安だらけだ。
5/16
羽田(830)~北京(1120/1900)~SZX(2235/050)~
★(機内)
5/17
~ヨハネスブルグ(730) ソウェト、サントン
★Lebo's Soweto Backpackers
5/18
プレトリア、中華街 ヨハネスブルグ(2300)~
★(機内)
5/19
~アディスアベバ(525/845)~ブラザヴィル(1110)
★ブラザヴィル/Eglise TERIKYO
5/20
ブラザビル
★ブラザヴィル/Eglise TERIKYO
5/21
ブラザビル~キンシャサ
★キンシャサ/MAISON YALA2
5/22
キンシャサ
★キンシャサ/MAISON YALA2
5/23
キンシャサ~ルフ(国境)~アンゴラ
★バス車中泊
5/24
~ルアンダ
★ルアンダ/Pensao Invicta
5/25
ルアンダ(1000)~ルバンゴ(1120)
★ルバンゴ/A.G Hospedaria
5/26
ルバンゴ(1730)~ルアンダ(1850) ルアンダ(2250)~サントメ(2350)
★サントメ/Micaval residential
5/27
サントメ(市内)
★サントメ/Micaval residential
5/28
サントメ(ピコ・カン・グランデ)
★サントメ/Micaval residential
5/29
サントメ(北部)
★サントメ/Micaval residential
5/30
サントメ(200)~ルアンダ(500/920)~JNB(1350)(ポンテタワー、ダウンタウン)
★JNB/Businessburg Hotel
5/31
ヨハネスブルグ(1010)~
★(機内)
6/1
~SZX(520/655)~北京(1000/1710)~羽田(2130)
中国国際航空(東京・羽田~ヨハネスブルグ) 92,240円
エチオピア航空(ヨハネスブルグ→ブラザヴィル) 37,509円(4,655.68R)
アンゴラ航空(ルアンダ⇔ルバンゴ) 27,040円
アンゴラ航空(ルアンダ→サントメ) 30,180円
アンゴラ航空(サントメ→ヨハネスブルグ) 35,880円
-
-
深圳からヨハネスブルグまでは空いていて窓際の3列を独占することができた。深圳からヨハネスブルグまでは東京からニューヨークに行くのと同じくらいの距離がある。なので快適な移動になるのは嬉しい。トータルで北京からヨハネスブルグまでの所要時間は行きが18時間半で帰りは17時間50分と長い。
ボーディングブリッジを離れた後、離陸まで3時間くらい待たされた。ヨハネスブルグに早く着かないための時間調整なのだろうか。
離陸後出される機内食はパスしてすぐに横になって寝ることにした。 -
ヨハネスブルグのオリバータンボ空港には8時半に着陸。深圳での時間調整はよくわからないが結果として1時間遅れで到着したようだ。入国審査は到着便が集中していて結構混雑していた。
空港の到着ロビーにでた。9年ぶりのヨハネスブルグ。前回はこの天井にサッカーボールがつり下げられていた。2010年ワールドカップの年だった。 -
-
まず現金を引き出すことにした。南アはカード社会なのでどれくらい現金を使うかわからないが全く持たないのは不安だ。その後SIMカードを購入する事にした。ボーダフォンがわかりやすかったが混んでいたのでとなりのMTNで契約する事にした。南アでの滞在は今日明日と帰国前の半日分必要なので1ヶ月有効のプランを選ぶ事にした。思ったより高いので容量は1ギガでいいだろう。大半の場所でWi-Fiを使うようにしよう。
-
続いてレンタカー会社に向かった。南アで日本車のシェアは高い。なのでレンタカーも大半が日本車だ。案内された車はカローラだったので運転しやすい。
-
今回もグーグルマップのナビがなくてはならない存在だ。目的地をソウェトの宿泊先に設定。車を出すことにした。
空港を出発していきなり高速に入り、どこを走っているのかわからない状態になる。30分ほど走りソウェトハイウェイという道路に出た。ソウェトハイウェイにはBRTも整備されている。宿は近いようだ。 -
ソウェトの住宅街は平日の昼間なのでみんな働きに行っているのか街中は閑散としている。宿に向かう途中は少し殺伐とした雰囲気がある。治安が良くないエリアだが強盗やニセ警官を恐れるより交通事故を起こさないようにするのが最重要だ。幸いにも南アフリカの人たちは安全運転で運転はしやすい。ナビのおかげ道に迷うこともなくあっさり宿泊先の宿に到着することができた。
ソウェトのバックパッカー宿「Lebo’s・ソウェト・バックパッカーズ」。 -
ソウェトのバックパッカー宿「Lebo’s・ソウェト・バックパッカーズ」。数あるヨハネスブルグのバックパッカー宿の中で黒人居住区に位置する宿はきわめて珍しい。場所的に治安の風評から敬遠する人も多いだろう。今回はせっかくなので少し変わった宿に泊まりたいと思いこの宿を選んだ。
場所が不便なのでレンタカーがないと不便だ。 -
少し待って12時前に部屋に案内された。部屋はダブルルームでシャワートイレ共同だが全てが清潔感にあふれ快適な宿だ。
-
-
-
ヨハネスブルグの近郊電車メトロレールの線路脇にあり、周辺は宿の敷地なのかレストランや公園など広々としたくつろげるスペースがある。日中は車もこの近辺に停めておけばいいようだ。
昼食は近くのフーターズへ車で向かうことにした。近くといっても30キロ以上離れている。 -
南アフリカ共和国というと黒人の貧困が取り上げられるが、路上では白人の貧困に関して考えさせられることも多い。
-
白人エリアのサントン地区北部のショッピングモールに入る「Hooters Fourways」。ショッピングモールの名前から通称「Hooters Buzz」とも呼ばれている。
-
店員は白人が多い。白人客が大半だが黒人客も多い。
-
-
アパルトヘイト撤廃から25年。若い彼女たちはアパルトヘイトを知らない世代になる。南アフリカ共和国にはいろいろ複雑な暗い歴史があるが彼女たちにとってもこの地は祖国であり、過去はどうすることもできない。この国が未来志向で進んで行くことを願いたい。
-
-
ヨハネスブルグにもう一軒フーターズがあるので移動する事にした。こちらもソウェトの宿から20キロ以上離れている。
「Hooters Ruimsig」も似たような感じのショッピングモールに店が入っている。
ここでデザートを食べることにした。 -
-
ヨハネスブルグ近郊電車のメトロレールに乗りたいので車を宿に置き、近くの駅から列車でソウェトの中心まで行ってみることにした。
宿の最寄り駅は「Phomolong」駅になる。 -
-
メトロレールのチケット。
ヨハネスブルグ近郊電車のメトロレール。ヨハネスブルグ近郊の黒人居住区に路線網を持つ便利な交通手段だが終電が21時頃と早い。逆に始発は深夜3時からと早い。
アパルトヘイト時代、黒人は町の中心部に泊まることが禁止されていた。仕事を終えるとすぐ家に戻らなくてはならなかった。つまり夜遅くまで列車を運行させる必要はなかったのだ。アパルトヘイト撤廃から25年たった今もその名残が通勤電車の運行時間から見て取れる。 -
ただ近年開通した富裕層向けのハウトレインも終電は早めなので必ずしも黒人差別の名残というより南アフリカ共和国の文化ととらえるべきなのかもしれない。
列車は10分毎にやってくる。駅で切符を買いホームへ向かった。改札は設置されているが機能していない。
https://www.youtube.com/watch?v=eNGewfQ1f84 -
黒人以外の乗客は珍しいのでホームでも車内でも注目される。でも危険な雰囲気はまったくない。みんな気さくに声をかけてきて友好的だ。「この辺に奥さんが住んでいるのか?」と冗談を言ってくるおじさんもいる。
-
ソウェトの中心部にあるInhlazane駅。
-
ソウェトの終点近くのInhlazane駅まで行って戻ろうとした。しかし列車の信号トラブルで帰れなくなってしまった。
普段は時間に正確で運行本数も多く便利な交通手段なのだが今日は不運だった。
https://www.youtube.com/watch?v=AxFH-Gv6WAM -
かれこれ1時間以上足止めとなった。ヨハネスブルグは日が暮れるのが早く6時には真っ暗になってしまう。宿まではそれほど遠くないのでUberで帰ることも考えたが気長に待つ事にした。ヨハネスブルグは高地にあるので日が暮れると急に肌寒くなる。
-
-
結局2時間後に列車は動き出した。完全に日が暮れた中、駅から歩いて宿に戻ったら8時だ。時差ボケもあるのですぐに寝ることことにした。
-
【5月18日(土)】
時差ボケで夜中に目が覚めてしまう。かなりお腹が減っているので朝食が待ち遠しい。近くで食事のできるような場所はないので朝食は別料金を払って宿で取るしかない。朝食は8時からと少し遅めだ。 -
ヨハネスブルグで迎える朝はさわやかなだ。澄んだ空気に朝日が眩しい。過ごしやすい気候だ。
今日は急いで宿を出る必要はないだろう。9時40分に宿を出発した。ソウェトの観光名所にまず向かった。まずはオーランドタワー(通称ソウェトタワー)という火力発電所だ。顔壁にはカラフルな絵が描かれている。 -
-
次にマンデラハウスにむかった。近いようでそれぞれは結構離れている。
マンデラハウス周辺は駐車場の客引きが徘徊してとても車を降りる気にはなれなかった。大丈夫だと思っていても車に全ての荷物が積んであるのでカージャックなどリスクのあることは避けたい。マンデラハウスの建物だけ見て移動することにした。
そもそも最初からマンデラハウスに入場料を払って入るつもりはなかった。マンデラの家は1996年に来ているが、当時は素朴な民家だったが、それがスタイリッシュでモダンな建物にリニューアルされていた。それを見てますます入る気が無くなってしまった。もはやマンデラの家とは言えない。 -
ソウェトのサッカースタジアム。
-
ソウェトを離れ一路プレトリアへ向かった。片側4車線の高速道路を北上。アメリカ並みの走りやすさだ。最高速度は120キロだが大半の車は100キロ位で走っている。
-
高速道路は有料で頻繁にトールゲートがある。1回くぐると3.19ランド(24円)ほどだがもう何度通ったか把握できていない。
高速代金は自動的に徴収され、後日レンタカー会社から請求が来るらしい。 -
-
プレトリア市内へは45分くらいで到着した。丘の上に立つユニオンビル。
-
丘の上にそびえるユニオンビルから街を見下ろす。
-
-
マンデラの巨大な銅像が建っている
周辺は土曜日ということで観光客で賑わっている。 -
プレトリアの中心部へ出ることにした。プレトリアのダウンタウンで車から出るのはリスクが高い。車から離れるのは避けた方が良さそうだ。車を奪われてからでは手遅れだ。街並みの雰囲気はヨハネスブルグとにている。プレトリアは1996年に来たとき路上強盗に遭った町でもある。
-
プレトリア中心部の教会広場。
-
プレトリア市庁舎。
-
プレトリア駅。
-
プレトリアのフーターズが入る「Willows Crossing」に車を走らせた。
-
-
プレトリアのフーターズガールは白人比率が高めだ。
-
-
プレトリアを離れ、ヨハネスブルグに戻ることにした。
-
ヨハネスブルグではチャイナタウンに行っておきたい。
チャイナタウンは9年前に近くまで歩いて来たが場所か分からず見つけられなかったのだ。今回は問題なく見つけられた。アフリカ最大で観光化されていないチャイナタウンで素朴な食堂や商店がひしめいている。でも今回はお腹も減っていないし店での買い物は必要ない。見所は中華門くらいだろうか。どんなどころか一度来てみたかったので立ち寄れてよかった。 -
-
ヨハネスブルグのチャイナタウン。アフリカ最大級の華人街。
-
-
-
16時にチャイナタウンを出発。レンタカーの返却が近いのでガソリンを満タンにしておくことにした。値段は338ランドで2500円くらいだ。200キロ走ってこの値段なら悪くない。
-
-
-
出発は夜遅いのでそれまで空港近くの「Emperors Palace」というカジノモールで時間調整することにした。駐車場の入場料が10ランドかかった。土曜日だからか混雑している。駐車場はほぼ満車だ。
-
-
-
Hooters Emperors Palace。
-
この店は黒人のフーターズガールも多く、南アフリカの人種間の融合を感じることができる。人種を越えて楽しそうに会話する彼女たちを見ていると南アフリカの未来は明るいと感じる。そう思いたい。
-
19時に空港へ向かった。
エチオピア航空のチェックインは一番奥でかなり遠い。3時間前からのチェックイン。みんな来るのが早くビジネスクラスの客も結構並んでいる。エコノミーは果てしない列ができている。速やかに手続きを済ませてラウンジへ向かった。
シャワーがあるのは南アフリカ航空ラウンジ。ここでシャワーを浴びることにした。 -
23時発のアディスアベバ行きに乗り込んだ。アディスアベバを経由してコンゴ共和国のブラザビルに向かう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2019年 アフリカ中南部
-
前の旅行記
2019年 アフリカ中南部-A (中国編) /北京・深圳経由
2019/05/16~
中国
-
次の旅行記
2019年 アフリカ中南部-C(コンゴ共和国編) /ブラザビルからコンゴ川越え
2019/05/19~
ブラザヴィル
-
2019年 アフリカ中南部-A (中国編) /北京・深圳経由
2019/05/16~
中国
-
2019年 アフリカ中南部-B (南アフリカ共和国編) /ソウェト・プレトリア
2019/05/17~
南アフリカ共和国
-
2019年 アフリカ中南部-C(コンゴ共和国編) /ブラザビルからコンゴ川越え
2019/05/19~
ブラザヴィル
-
2019年 アフリカ中南部-D(コンゴ民主共和国編) /キンシャサから陸路アンゴラへ
2019/05/21~
キンシャサ
-
2019年 アフリカ中南部-E(アンゴラ編) /ルアンダ・ルバンゴ
2019/05/23~
アンゴラ
-
2019年 アフリカ中南部-F(サントメ・プリンシペ編) /首都サントメ
2019/05/27~
サントメ
-
2019年 アフリカ中南部-G(南アフリカ共和国編) /ヨハネスブルグ・深圳・北京経由帰国
2019/05/30~
ヨハネスブルグ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
南アフリカ共和国 の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
南アフリカ共和国 の人気ホテル
南アフリカ共和国で使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
南アフリカ共和国最安
581円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2019年 アフリカ中南部
0
67