2016/02/22 - 2016/03/03
3669位(同エリア8987件中)
ごーふぁーさん
- ごーふぁーさんTOP
- 旅行記172冊
- クチコミ853件
- Q&A回答0件
- 261,240アクセス
- フォロワー413人
渥美清やビートたけしらが活躍したフランス座、彼らはストリップ劇場の幕間のコントで名をなしてきた。その日本のストリップ劇場の手法の源流にはバーレスク(Burlesque)があると思われる。
バーレスクとはお色気ショーながらフルヌードはなし、バーレスクダンサー達の妙技に加え、幕間のコントやMCのトークを楽しむ演芸、パフォーマンスである。
一時期、このバーレスクは廃れていたが、近年は世界中でリバイバル熱が高まっている。その再起した「ニュー・バーレスク」を、ニューヨークの Duane park で見てきた。
一方、日本でも戦後、バーレスク劇場があった。しかし、ストリップ劇場が官能性重視の過激な演出へ変化するにつれて、エンタメ性豊かなバーレスクやそのスタイルは衰退していき、最終的にはストリップ劇場から幕間のコントすらもなくなってしまった。そんな日本のストリップ劇場の小史として興味深い本『伝説の女傑 浅草ロック座の母』を読んだ。
● ニューヨークで著名なバーレスク(Burlesque)、Duane park へ
● ハリウッドとチェコの2つの映画『バーレスク』
● 伝説の女傑 浅草ロック座の母 齋藤 智恵子著 を読む
そもそもバーレスクは、たわいものないパロディを歌とダンスで演ずるミュージカルとしてヨーロッパでは古い歴史を持つ演芸だった。それが第二次大戦前にアメリカに渡り、ストリップショーと融合し、一世を風靡するようになった。その後、アメリカでは各種規制もあってバーレスクは下火になっていく。しかし、近年「ニュー・バーレスク」として再生を果たしている。
そこで、ニューヨークを旅した際に、この街で最も有名かつ本格的な バーレスクシアター Duane park を訪ねることにした。
まずは、事前にお店のサイトを見てみたところレストラン&ショーなので、予約は2人からのようである。そこでお店に直接電話をして聞いてみた、「1人なのだけど観劇は可能か?」と。親切なお姉さんが電話に出られて「バータイムから来たらどう?」とありがたいご提案を受ける。ショーは9時からだから8時にオープンするバーに来ていると具合がよいよ、と教えてくださった。
そこで、夜になるとバータイムにいそいそと出かけていってみた。最近はどこに行くにも Googleマップを使えば、すぐに目的地に到達できるのだが、ブロック一周しても見つからない。ちょっと場末感が漂うブロックで、夜になると開いている店も少ない、場所を間違えたかな、と思い、番地をひとつひとつあたりながらブロックをもう一周廻ってみると、お目当ての308番地が見つかった。扉をくぐってみると重厚な鉄扉がありして隠れ家感がたっぷりである。
入店すると、誘導案内のお兄さんがとても親切で「1人でショーを見たいのだけど」と電話の内容と同じことを伝えると「バーで待ってろ、ショーが始まったら、なんとかしてあげるから」と言ってくださる。そして、ビールをチビチビ飲みながら小1時間ほど待つと、いきなりJAZZバンドの演奏。誘導のお兄さんがわざわざバーまで呼びに来てくれ、末席ながら舞台のよく見えるレストラン席をひとつ用意しておいてくれた。
実際のショーが始まると、その音楽に惹かれた。BLUE NOTE や Village Vanguard で聴くジャズも素晴らしいのだが、当夜のムーディなジャズは、それはそれでプロの技であり素敵であった。
そして、豪快、ゴージャス、開けっぴろげなショーの観劇後感は、世事なんかふっきれる爽快感が残った。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%a8%e3%83%bc%e3%82%af-%e3%83%90%e3%83%bc%e3%83%ac%e3%82%b9%e3%82%af-%e6%b5%85%e8%8d%89%e3%83%ad%e3%83%83%e3%82%af%e5%ba%a7%e3%81%ae%e6%af%8d/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
読書旅
-
前の旅行記
『バウハウスと茶の湯』山脇 道子著を読む / バウハウスの見せ方上手なミサワホームの博物館とバウハウスデザイ...
2014/06/01~
ワイマール
-
次の旅行記
『ナチ略奪美術品を救え』ロバート・エドゼル 著を読む / 世界一美しいステンドグラスを守った1人の兵士
2016/03/01~
シャルトル
-
謎の文明を解き明かす『ナバテア文明』 ウディ・レヴィ 著を読む / 非暴力かつ文化的なナバテア人が造ったヨ...
1996/12/01~
ペトラ
-
『バウハウスと茶の湯』山脇 道子著を読む / バウハウスの見せ方上手なミサワホームの博物館とバウハウスデザイ...
2014/06/01~
ワイマール
-
(大衆芸能の魅力 3)伝説の女傑 浅草ロック座の母 齋 智恵子著 を読む / ニューヨークのバーレスクと日本...
2016/02/22~
ニューヨーク
-
『ナチ略奪美術品を救え』ロバート・エドゼル 著を読む / 世界一美しいステンドグラスを守った1人の兵士
2016/03/01~
シャルトル
-
『みすず書房旧社屋』を読む / みすず書房旧社屋と東京都水道歴史館、東京の思い出
2019/07/18~
御茶ノ水・本郷
-
『時の終わりへ メシアンカルテットの物語』を読む / メシアン 世の終わりのための四重奏曲の作曲、初演された...
2019/11/01~
その他の都市
-
各国の美術館で撮ったスナップを交えながら『読んでない本について堂々と語る方法』の書評や7日間ブックカバーチャ...
2019/11/01~
ミュンヘン
-
『テレジンの子どもたちから―雑誌「VEDEM」』と『プラハ日記 アウシュヴィッツに消えたペトル少年』を読む ...
2019/12/15~
その他の都市
-
『クレーの日記』と『クレーの絵本』を読む / ハンブルクを訪れ念願のクレーの「黄金の魚」を見ることができた
2020/12/01~
ハンブルク
-
『滅びのチター師』と『うぐいすとバラ』を読む / 華麗なる芸術都市の光と闇 “魔の都”ウィーンに響く、天才歌...
2021/10/15~
ウィーン
-
パリの美術館でシャンパンを / ナポレオンにヒトラー、お酒と戦争をめぐる奇妙な攻防
2022/07/27~
パリ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ニューヨーク(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 読書旅
0
4