2019/12/13 - 2019/12/15
1435位(同エリア16397件中)
ミランダさん
世界中、いまだにコロナ渦中にありますが、フランスはその直前、ゼネストという、いかにもこの国らしい災難がありました。それを承知で、パリ入りした私達。目的はバレエとオペラの鑑賞だったのですが、劇場の職員もストライキ中で全てが流れました。郊外に住む友達に会うこともかなわず。それでも結果的には、意外と充実した小旅行になった去年の年末の話をしたいと思います。
まずは初日、パリに着いた日のことです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 1.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ロンドンに住む私達は、ユーロスターでパリ入り。フランスのゼネストは大きなニュースで、ユーロスターも間引き運転と聞いていましたが、たまたま予約していた便が運行されたので行くことにしたのです。
スムーズにパリに到着。スムーズだったのはそこまでで、地下鉄でホテルに行こうと、以前の旅行で買った地下鉄のカルネ(回数券)を握りしめて臨んだのですが、北駅の地下鉄駅構内はがらーん。全部ストで止まっていました。 -
北駅構内の案内所に行って、かろうじて動いているバスでの行き方を尋ねたのですが、かなりタイヘンそうだったので、タクシーに乗ることに。
タクシー乗り場も案の定、長蛇の列。タクシーには大型と小型があり、それぞれ乗せる人数が異なるため一筋縄ではいかず、私達の番になっても、小型が来るまでさらに待たなければなりませんでした。
この写真は長いこと眺めたタクシー乗り場前の建物の風景です。
時間が刻々と過ぎ、予約してあるレストランへ直行した方が良さそうなタイミングに。50分ほど待ってようやく乗れたタクシーの運転手は、感じの良い女性でした。
道の混雑も半端ではなく、彼女は「たった3キロなのに」とぼやきます。
実は私達、前年の同じ時期にもパリで災難にあっています。覚えている方もいるかと思いますが、「黄色いベスト」デモの最中だったのです。(その時のことを書いています:https://mirandalovestravelling.com/ja/%e5%a4%a7%e9%a8%92%e5%8b%95%e3%81%ae%e6%b8%a6%e4%b8%ad%e3%81%ae%e3%83%91%e3%83%aa%e3%81%b8/)
運転手にそう言うと、彼女は「ヴィヴァ・ラ・フランス!」と繰り返していました。 -
3キロを30分かけて走行し、ようやくレストランに着きました。
予約してあったのは、L'Ange20 というマレ地区の端っこにある小さいレストランです。狭い空間に小さいテーブルがたくさんあるカジュアルな感じの店でした。Restaurant L'Ange 20 地元の料理
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これは私が食べたダック。量がたっぷりあって、味もよく、とても満足しました。
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夫が選んだビーフ。こちらも大盛りです。
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こちらは、夫が食べたデザートのりんごケーキ。
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私は、ピスタチオのクレームブリュレにしました。普通のクレームブリュレよりも軽い感じで、美味しかったです。
ワインはハウスレッドにしましたが、私達の好みに合ったしっかりした味わいでした。
ここは、ウエイターさんの感じも良かったし、結果的にお値段も79ユーロととてもリーズナブルだったし、また行きたいレストランの一つになりました。 -
レストランから予約していたホテルまでは、こんなところを歩いて行きました。
何せ、目的がバレエとオペラの鑑賞だったので、会場であるオペラ・バスティーユの近所にある Hotel Albe Bastille という三ツ星ホテルを予約してありました。 -
パリのホテルは往々にして、部屋が小さいです。ここもその例にたがわず、小さい空間に工夫を凝らして必需品がそろっているタイプ。
例えば、この写真にあるように、ベッドサイドの代わりに壁がくりぬかれていました。
そうこうしているうちに、オペラ座からメールで、この日のバレエがキャンセルになったとお知らせが。予想はしていましたががっくりです。
さらに、郊外に住む友達も、列車が日に一本だけになったので、パリに出てくるのが不可能になったと連絡してきました。
予定を全部、立て直さなければ・・・。アルブ バスティーユ ホテル ホテル
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暗くなってから、辺りを散歩しました。
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これは、オペラ・バスティーユに貼ってあった、キャンセルのお知らせです。本当だったら、ちょうどバレエ公演の真っ最中のはずでした。
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ホテルの隣に良い感じのエノテカがあったので、夜の散歩の帰りに寄りました。Ici Même という名前です。
ここでチーズとサラミの盛り合わせを頼み、南フランスの強いワインをグラスで飲みました。とても感じの良いウエイターが、ちゃんと味見をさせてくれました。
こういった盛り合わせはイタリアでよく食べるのですが、内容がやはりイタリアのとは違います。柔らかいチーズが美味。ブレザオラに似て非なる物は、私には味が強すぎました。
なかなか気に入ったので、ここには翌日にも行きました。
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