ヨルダン・イスラエルの旅　第7日目　エルサレム滞在　②

2019/02/27 - 2019/03/13

　エルサレム滞在3日目、①に引き続き「ヴィア・ドロローサ」5留から入ります。イエスが十字架に張り付けにされるまでの十字架の道行は、とても悲しみ深く感慨深く、歩を重ねました。

エリア エルサレム(イスラエル)

• 旅行の満足度: 5.0

「ヴィアドロローサ　第5留」　キレネ人シモンがイエスに替わって十字架を背負った場所

　イエスが手をついたと言う手形です。

　ここからアラブ人商店街を通り抜けます。

　ユニークな老夫婦のお人形さんがありました。

「ヴィアドロローサ　第6留」　女性ヴェロニカがイエスの顔を拭いた場所で、ヴェロニカが住んでいたとされる「聖ベロニカ教会」です。

「ヴィアドロローサ　第7留」　イエスが2度目につまづいた場所で「フランシスコ修道会」となっています。　

　「ヴィアドロローサ　第8留」　8留に建っている「聖ハラランボス・ギリシヤ正教会」の壁には、記念の十字架が彫られています。

「ヴィアドロローサ　第9留」　イエスが3度目に倒れた場所です。現在はエジプト系の「聖墳墓コプト教会」が建っています。

　「聖墳墓教会」は、エルサレム旧市街にあるキリストの墓とされる場所に建つ教会です。

「ヴィアドロローサ　第10留」　イエスが衣を脱がされる処で、写真の外側に張り出している建物です。

　「聖墳墓教会」の入口を入ってすぐ右側に、ゴルゴダの丘へと続く階段があります。

「ヴィアドロローサ　第11留」　イエスが十字架に釘付けにされた場所で、「フランシスコ修道会」となっています。

「ヴィアドロローサ　第12留」　イエスが十字架上で息を引き取った所で「ギリシャ正教会」となっています。

「ヴィアドロローサ　第13留」　イエスが十字架から降ろされる、アリマタヤのヨセフ、イエスの遺体を引き取ります。

「塗油の岩」　この上にイエスの遺体を置いて、香油を塗り処置しました。　

「ヴィアドロローサ　第14留」　イエスが埋葬されるギリシャ正教会の礼拝堂です。　

「ギリシャ正教会」の階段を下りると、裂けたゴルゴダの丘の岩がガラス越しに見られます。

イエスの墓穴へ、中は真っ暗です、イエスはこのような洞窟に葬られました。

　その後、イスラム教徒商店街を通り抜け、ユダヤ人地区に入り、地下の「聖ヘレナ教会」へ。

　聖墳墓教会を建てた聖ヘレナを讃える聖堂の床には、見事なモザイク画が施されています。

　街中で、エルサレムの若者達が、私達に陽気な笑顔を振り向けてくれます!!

　地下通路カルド通りのローマ時代からの南北目抜き通りには、イエスの時代の城壁が地下に残っています。

　シオン門から数分歩くと、眠れるマリアの教会「聖母永眠教会」があります。

　「眠れるマリアの教会」は、エルサレム最大の教会だそうです。

　地下聖堂には、桜の木と象牙で造られた「永眠するマリアの像」が横たわっています。

　「聖母永眠教会」の奥には、あの有名な「最後の晩餐の部屋」があります。

　同じ建物の下にダビデの墓もあります。

　ダビデ王は、堅琴の名手としても有名でした。

　その後、聖地エルサレムに位置するイスラエル国立大学病院にある「ハサダ病院シナゴーク」へ。これはシナゴーク(礼拝堂)の四方の窓を飾るステンドグラスです。

　きょう最後の観光の「ホロコースト記念館」＝「ヤド・ヴァシェム虐殺記念館」へ。

　ホールには、犠牲者の名簿が、今も離散した家族や知人の消息を訪ねて来る人達のあとが絶えません。

　記念館の敷地内には、ビザを発給してユダヤ人をホロコーストから救出した「杉原千畝の記念碑」があります。

　ホロコーストを見て回り、改めて人間のなせるこのむごたらしさを認識し、このようなことは二度とあってはならない、まだ世界中にある紛争・テロなどが1日も早く終わりますように強く願わざるを得ませんでした。