吊り橋の先にある秘湯の宿に泊まる　その2温泉編

2020/07/11 - 2020/07/12

このコロナ禍の中、お墓参りであっても実家に寄るのは憚られる。
毎年一度の両親と会う機会なのだが、両親が高齢であるがため今回はそれをしないで、夫婦でお墓参りをするためだけに福島を訪れた。

お墓参り後、泊まったのは福島西インターからもほど近い、吊り橋の先にある秘湯のお宿。
思っていたよりも遥かに良いお宿で、なんだか両親に会えないわだかまりも溶け出していくような、ほっこりお宿だった。
今回はそんなお宿、信夫温泉のんびり館の温泉編。

エリア 福島市(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、福島で泊まった信夫温泉のんびり館。
実はこの先の高湯温泉にも、系列の高湯温泉のんびり館があるのだが、私たち夫婦が泊まった信夫温泉もなかなか良い温泉だった。

その1に書いた私たち夫婦が泊まった客室（写真の館内図では左側露天風呂の上にある、温泉印のついているサクランボという部屋）も源泉掛け流しの浴室があったのだが、今回は共用スペースの温泉の紹介。

これは露天風呂へ向かう渡り廊下。
こんな雰囲気のいい廊下を通って露天風呂へ行く。

信夫温泉のんびり館 宿・ホテル

露天風呂の入り口。

女湯と男湯と、それぞれ同じ大きさらしい。
私たち夫婦が行った時はそれぞれ誰もいなくて、貸し切り状態だった。

何やら古い温泉の検定書！？が。

引き戸を引くと、脱衣所。
掘建て小屋みたいな雰囲気だけど、きれいに清掃はされている。

脱衣所から更に引き戸を開けると、露天風呂！
すごく雰囲気が良くて、めちゃくちゃ気持ち良かった。一人でのんびり温泉を楽しめた。

露天風呂に浸かりながら、ふと見るとたぬきの置物…。

露天風呂のカランは一つ。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープや洗顔フォームもあり。
シャワーも水圧が高くて使いやすかった。

露天風呂への渡り廊下は、紫陽花やたくさんの草花で癒される。

露天風呂から出て渡り廊下から風景を撮っていると、トカゲがやってきた。

初めはカナヘビくんかと思っていたのだけど、調べたらトカゲの子どもらしい。
トカゲの子どもはしっぽが青いんだって。
初めて知った。

目の前をチョロチョロするトカゲ。　
可愛かった。

さて、こちらは信夫温泉のんびり館の内風呂。

こちらにも温泉の分析の看板があった。
こっちの方が見やすい。

さて内風呂はどうなっているかというと。

扉を開くとこじんまりとした脱衣所。
こちらはプラスチックのカゴが置いてある。

カゴの棚の向かい側が洗面スペース。

女湯の内風呂はこんな可愛い形。
小さ目のお風呂だけど、露天風呂も貸し切りの家族風呂も、更に貸し切りの露天風呂まで他にあるし、源泉掛け流しの浴室や露天風呂付きの客室もあるので、きっと十分だと思う。

女湯のカランは三つ。
男湯は…わかりません。

女湯を出て、その先に空いていればいつでも貸し切りで入れる家族風呂がある。

ドアを開けると小さな脱衣スペースが。

脱衣スペースの先を開けると、洗い場が。
カランは一つ。
そしてその先に更にドアがあって。

洗い場の先のドアを開けると、こんな可愛い船の形のお風呂が！

そして入ったのに写真を撮るのを忘れた渓流露天風呂という、貸し切りの露天風呂があって、温泉のはしごができた。
温泉はアルカリ硫黄泉だそう。
どちらかといえば硫黄泉というよりアルカリ泉みたいな感じだったので、肌が弱い人も安心かも。
美肌の湯、若返りの湯と言われているのだそう。