吊り橋の先にある秘湯の宿に泊まる　その1お部屋編

2020/07/11 - 2020/07/12

毎年、墓参で福島市に行く。
お盆の時期は必ず、嫁ぎ先のお墓参りやご法事で、夫婦揃って山口県の周防大島へ行くので、自分の実家のお墓参りは大抵この時期の土日に行くのだ。

今年はコロナの影響もあり、福島へ行っても実家に寄ることはできない。
高齢の両親に何かあってもいけないので、妹にだけ墓参に行くことを伝え、実家には寄らず、お墓参りをしてどこかに一泊してこようと計画を立てた。

今回はそんなこんなで泊まった素敵な吊り橋の宿の記録。その1お部屋編。

エリア 福島市(福島)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

一年ぶりのお墓参りだった。
今回はとりあえず県外にも行けるようになったとはいえ、なるべく寄らなくて済むところには寄らず、実家でさえ寄らず、目的のお墓参りをし、その後は真っ直ぐ宿へ向かった。

私は福島市内で生まれ育ち、18歳で県外に出るまでずっと福島市民だったので、福島のことは大抵知っていると思っていたのだが、高湯温泉の手前の、こんなところに秘湯の宿と言われるお宿があるなんて全く知らなかった。

スマホのGoogleマップで確認しながらお宿の駐車場らしき場所に車を止め、車を降りると、皆さんのブログなどで目にする吊り橋が見えた。

近寄ると、熊出没の看板が。
ここは福島駅から30分くらいのところ。
市街地から割と近いところにあるのに熊出没！？
ちょっとびっくりした。

幸福橋（しあわせはし）という吊り橋。

吊り橋はとてもきれいだった。
しっかりした橋で、全く怖さもない。
早く渡りたくてうずうず。笑

吊り橋はそう高くはなかったが、下を覗くと、木々が生い茂り、その下に川が見えた。

小さな川だが、水がきれいで流れが早い。

吊り橋を渡り切るとお庭になっていた。
東屋もある。

その庭に大きな水槽があった。
川魚が優雅に泳いでいた。

こちらが予約していた、信夫温泉のんびり館。
ここから見ると、ちょっと企業の保養所っぽい建物で、そんなに大きく見えないが、後で分かったことは奥に建物が伸びていて、全体は思ったより大きかった。

チェックインの時間より少しだけ早かったが、快く入れていただけ、丁寧に案内してくれた。

信夫温泉のんびり館 宿・ホテル

温泉の場所やお食事処を説明しながら案内された部屋は、建物の中庭をぐるっと回ったところにあった「さくらんぼ」の部屋。

部屋のドアを開けると、とってもきれいな玄関。
その先に洗面スペースが。
アメニティはご覧の通り。一通り揃っていた。

洗面スペースの向かい側がトイレ。
全体的に新しくてきれい。

襖を開けると客室。
畳のお部屋にポップな赤の座椅子。
テーブルもソファーに合いそうな形。
ちょっと意外な感じだった。

が、意外にもこの赤の座椅子が座りやすかった。

ちょっと角度を変えて。
左奥は掘りごたつ風。
夏なのでこたつにはなっていなかったけど、冬はこたつになるんだろうな。

右奥は実は源泉掛け流しの温泉浴室！

掘りごたつスペース。
ここは窓に囲まれていて明るく、なかなか居心地が良かった。

こちらはこの部屋ともう一室しかない、源泉掛け流しの温泉浴室。
常にずーっと温泉が出ていて、いつでも入れてすごく良かった！

因みにスイートルームには源泉掛け流しの露天風呂があるらしいけれど、私は露天風呂じゃなくても温泉浴室がついていればいいので、ここで充分だった。

お部屋の温泉浴室にセットされていたシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。

これはお部屋のクローゼットの中。
浴衣やタオル類、羽織り、湯かごなど。
このお部屋は温泉浴室がついているからか？バスタオルが2枚ずつあって、ありがたかった。

お部屋のテーブルの上にお茶の用意。
おしぼりが二つずつ用意されているって言うのも気が利いている。

お茶菓子は生菓子。
これ、めちゃくちゃ美味しかったし、何より上品で素敵。
和紙を被せてあって、何かな？とめくるのもなんだかワクワクして楽しかった。
お皿もハートで。

アラカンandアラフィフ夫婦でごめん…
もっと若い人たちだったら、もっと喜んだかも。

テレビは壁掛けで、こちらの棚にコーヒーや冷水などが用意されていた。

この赤いのでなんだ！？と思ったら、冷蔵庫！

中の飲み物、全部サービスだって。
すごく嬉しかった。

で、早速掘りごたつスペースでビールを頂きました！
こういうサービスってほんと嬉しい！

ふと見ると、このりんごに、お宿のインフォメーションや、観光ガイドのパンフレットなどが入っていて、そういう感覚もセンスいい！と思った。