美術館・美術展めぐり：ドレスデン・アルテマイスター絵画館（ドイツ）（11）と来日した同美術館展を鑑賞します

2022/03/24 - 2022/03/24

美術館・美術展めぐり：ドレスデン・アルテマイスター絵画館
この美術館はツビンガ‐宮殿の中庭に面して建っております。

【ドレスデン美術館展】
#2022年　ドレスデン・アルテマイスター絵画館所蔵の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が東京都美術館で来日。（～2022.4.3）３/24に鑑賞して来ました。

【鑑賞履歴】
１．2005年「ドレスデン国立美術館展」（国立西洋）が来日、鑑賞した。
２．2007年中欧旅行時に、アルテマイスター・ドレスデンを訪問した。
　　　　　ドレスデン旅行記
　　「2007ドレスデン市内散策旅行記。美術館巡りには、イタリア・ルネサンス様式の建築、アルテマイスター美術館(11)に入った。」
　　　　　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10187194/


＊アルテマイスター・ドレスデンの超目玉絵画作品は、フェルメール2点とラファエロのシスティーナの聖母です。その他に北方、ドイツを中心とした有名画家（フリードリッヒ）の作品も沢山あります。
＊来日した展覧会作品では、超有名作品は少ないかも知れませんが、本美術館の名画を中心に纏めてありますので、ゆっくりご鑑賞願います。
＊＊ドレスデンは、ザクセン公国の栄光を今に伝える芸術都市であり、ドイツロマン主義誕生の地としても知られている。ドレスデン国立美術館の歴史は、ザクセン選帝侯アウグストが1560年に創設した「美術収集室(クンストカンマー)に始まる。
＊アルテマイスター(古典の巨匠)絵画館は、アウグスト強王とその息子アウグスト3世のコレクションを中心とした美術館で、「システィーナの聖母」だけではなく、ジョルジョーネとティツアーノの合作「眠れるヴィーナス」(この絵のポーズは、後の画家に大きな影響を与えた元祖「横たわるヴィーナス」です)、コレッジョの「聖夜」、ルーベンスの「水浴のパテシバ」等々、アルテマイスターの名に恥じない名画が軒を連ねています＊

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

まずは、当美術館の超目玉作品フェルメール、ラファエロを3点掲載します。
フェルメール1659　 bs『窓辺で手紙を読む女』アルテマイスタ・ドレスデン所蔵
＊当館のベストセレクション作品
＃2007年、ドレスデン、アルテマイスター訪問時に鑑賞
＃2005年、「震災復興10周年記念 ドレスデン美術館展 世界を映す鏡」で来日時 国立西洋美術館で鑑賞

＊世界のフェルメール絵画鑑賞旅行記
　　　　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11309167/

＊画面では、開かれた窓のガラスに映っている女性の手紙を読む横顔もとてもリアルに描かれています。
＊フェルメールが生涯で多く手がけた画題「手紙を読む女」の最初の作品である。

【ネットニュース フェルメール作品修復完了】
フェルメール1659　○2022『窓辺で手紙を読む女(修復完了版)』アルテマイスタ・ドレスデン所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＊修復の結果、背景大きな無地の壁面に、天使が出現しました。修復前（一枚上）のフォトと見比べて下さい。

フェルメールついでにもう一点です
フェルメール1656 ◯2008「取り持ち女」アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2008年、来日、「フェルメール展 -光の天才画家とデルフトの巨匠たち-」展で鑑賞。
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。
＊フェルメール初期の絵で、風俗画を狙って制作。プロテスタント的に慎むべき行為の規範を示している。
＊フェルメールの画家としての初期作品で、娼婦の家と思われる場所で、男が金を支払い、娼婦を買おうとしている様子が描かれている風俗画

【フェルメール関連旅行記】
フェルメール絵画巡り：今まで３５点の作品を鑑賞して来ました。１．ロンドン、ケンウッドハウス、ナショナルギャラリーで3作品、２．ワシントン～ニューヨーク、沢山のフェルメール名画（１9作品）に出会えました。ラッキー！！等々
　　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11309167/

ラファエロ1513－14　bsｘ「システィーナの聖母」アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。
＊本美術館のベストセレクション作品。（絶対の来日しません）
＊盛期ルネサンスの巨匠ラファエロが、その晩年1514年頃に描いた絵画。
＊1754年にドレスデン絵画館にもたらされて以来、同館の最も有名な作品
＊祭壇画の一翼として描かれ、ラファエロが描いた最後の聖母マリアであり、ラファエロが自身だけで完成させた最後の絵画でもある。最下部の二人の天使は、”サイゼリア”の店内で見れるよ。＊クピドにならった翼を持つ天使たちです。
＊選帝侯アウグスト1世「強王」の息子で、父と同じく絵画の収集に熱心だったフリードリヒ=アウグスト2世が特に気に入って購入したもの
＊キリストを抱いたマリアが天から降りてくるという新しいタイプの聖母子像。両脇は、聖シクストウスと聖バルバラ。
＊クピドにならった翼を持つ天使たちを最下部に。
＊「サン・シストの聖母」とも題され、サン・シスト聖堂の祭壇画として教皇ユリウス2世により依頼され製作。聖母マリアの左右には聖シクストゥスと聖バルバラ、画面下には二人の天使が描かれ、十字架（またはひし形）的な構図。
＊ラファエロが29歳のときに、イタリアのピアツェンツァの教会の祭壇画として描いたもので、37歳で亡くなったラファエロ最後の聖母子像。1754年にポーランド王にしてザクセン王であったアウグスト3世(アウグスト強王の息子)が、ドレスデンの絵画コレクションに加えた。
＊ラファエロがローマ教皇ユリウス２世の依頼でピアツェンツァのシスティーナ教会の祭壇画として描いた。上部に開かれたカーテン、下部に２人の天使が描かれ、装飾的な雰囲気を出している。画面左の人物はシスティーナ教会の守護聖人の聖シクストゥス（シスト）でモデルは教皇ユリウス２世と言われています。右側の人物はユリウス２世の一門デッラ・ローヴェレ家の守護聖人の聖バルバラ。聖母のモデルはラファエロの愛人ラ・フォルナリーナ？？269.5×201というとても大きな絵。

世界のラファエロ名画訪問旅行記
「美術展巡り画家編：「ラファエロ展」や、海外美術館で鑑賞した巨匠ラファエロの名画堪能編」
　　https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11627025/

館内展示風景

ジーン・エティエン・リオタール1744－45　《ココアを運ぶ娘》ドレスデン・アルテマイスター所蔵　　　パステル画
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。
＊リオタール42～43歳頃 スイス画家
＊ミュージアムショップ売上上位の人気画家の作品だそうです。　
＊パステルは18世紀肖像画の主要技法で、リオタールはパステルの名手。
＊娘が持つお盆には、ココアの入った茶碗（ちゃわん）が置かれている。作風がまさにスイスらしい細密でリアリスティックなもの。ドレスデン近郊のマイセンでつくられた磁器？？。18世紀初め、マイセンで磁器作りが成功。オリエンタ好きのリオタールがマイセン磁器をここに描いたらしい。
＊18世紀には最も美しいパステル画と称賛された絵だそうです。木綿のエプロンと、サテンのスカートの生地の違いが手にとるように分かります。チョコレートが入っているカップ・磁器の質感も伝わってきます。
＊娘が運んでいるものはどれも高価で、いかにも貴族の館での光景で、マイセンの磁器製チョコレート・カップと日本の漆器のトレーは、当時の上流階級の東洋趣味。
＊縦と横の、シンプルで強い構造線が作るバランス」、この構図が大変に印象深い。
"静" のような "動" を描いているところである。

2022年　ドレスデン・アルテマイスター絵画館所蔵の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」ポスター
壁には、修復で出現した天使が見れます。

2022．3.24日に美術展を鑑賞して来ました。

ここから、2022年　ドレスデン・アルテマイスター絵画館所蔵の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」に出展された作品です。
ハブリエル・メツー1664　○2022「レースを編む女」ドレスデン国立絵画館所蔵
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

アドリアーン・ファン・オスターデ1664 ○2022《タバコを吸う二人の農夫》　ドレスデン国立古典絵画館所蔵
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

アーレント・デ・ヘルデル1695　○2022「槍を持つ男」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

パウルス・ポッテル1652　○2022「家畜の群れ」　ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ヘラルト・ダウ1672　○2022《歯医者》　ドレスデン国立古典絵画館
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ヘラルト・テル・ボルフ1655－56　○2022《手を洗う女》ドレスデン国立古典絵画館
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ヨセフ・デ・ブライ 1656 ○2022《ニシンを称える静物》　ドレスデン国立古典絵画館
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ルドルフ・バクハイゼン1673 〇2022 「オランダとイングランドの海戦」　94×113.5cm　ドレスデン国立古典絵画
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ウイレム・ドロスト1654 〇2022「真珠の装飾品を付けた若い女」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ハルス1633　〇2022「黒い上着の男の肖像　」アルテマイスター・ドレスデン所蔵
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ハルス1633　〇2022「黄灰色の上着の男の肖像」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ミーリス 1667　○2022 《化粧をする若い女》　ドレスデン国立古典絵画館
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ミーリス1657　▼〇2022「画家のアトリエ」ドレスデン国立古典絵画館蔵　
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ミヒール・ファン・ミーレフェルト？？　○2022《女の肖像》ドレスデン国立古典絵画館
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ヤン・ステーン1655-57 ○2022《ハガルの追放》ドレスデン国立古典絵画館
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年「ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

バルトロメウス・ファン・デル・ヘルスト1652　〇2022「緑のカーテンから顔を出す女」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館訪問した。

ヤン・デ・ヘーム1670－72　○2022「花瓶と果物」ドレスデン・アルテマイスター
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヘラルト・ダウ1671　○2022「老齢の教師」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

テル・ボルフ1658　○2022「手紙を読む兵士」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

テル・ボルフ1654　　○2022「白サテンのドレスをまとう女」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヤーコプ・ファン・ライスダール1670　▼〇2022「牡鹿狩り」107×147cm　ドレスデン国立古典絵画館蔵
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヤン・ファン・ホイエン1643　○2022「冬の景色」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ルドルフ・バクハイゼン1673 〇2022 「オランダとイングランドの海戦」　94×113.5cm　ドレスデン国立古典絵画
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

レンブラント1633　○2022《サスキア》ドレスデン国立絵画館所蔵
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年中欧旅行時に、アルテマイスター・ドレスデンを訪問した
＊27歳頃の作品。
＊レンブラントが世話になっていた美術商の親戚の娘サスキアと結婚するのは翌年の1634年のこと。この結婚を通じて、上流市民階級の多くの顧客を獲得して、レンブラントが人気肖像画家として華やかに活躍するのはサスキアが死去する1642年までのこと。レンブラントが人生の幸福感を味わう時期の作品。

ロイスダール1670 ○2022「城山の前の滝」ドレスデン国立絵画館所蔵
#2022「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日予定
＃2005年「ドレスデン美術館展」（国立西洋）で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ワルラン・ヴァイヤン1658　○2022「手紙、ペンナイフ、羽ペンを留めた赤いリボンの状差し」　ドレスデン・アルテマイスター
#2022年「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」(都美術館)で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ココからは上記の展覧会に関係なく、スコットランド国立美術館所蔵作品を画家名の５０音順に列記してます
アンゲリカ・カウフマン1871　「Portrait of a Lady, or 自画像　Self-Portrait as a Vestal Virgin」ドレスデン・アルテマイスター所属
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

アンドレア・デル・サルト1527-29 『イサクの犠牲』 ドレスデン・アルテマイスター所属
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

アンドレア・デル・サルト1513 『聖カタリナの神秘の結婚』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

アントワーヌ・ヴァトー1719 bs 「 愛の宴」ドレスデン・アルテマイスター所属
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊画家のベストセレクション作品

ヴァトー1718-19 ▽『愛の宴』ドレスデン・アルテマイスター所属
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヴァトー1719 x『愛の宴』ドレスデン・アルテマイスター所蔵

アントン・グラフ　▼「自画像　５８歳」　ドレスデン・アルテマイスター所蔵

ヴァン・ダイク1620‐21　「マリー・クラリスとその子供」ドレスデン・アルテマイスター所属
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヴァン・ダイク1625-27 　bs『赤いフカーフをつけた、鎧姿の総司令官の肖像』
アルテマイスター・ドレスデン蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊館のベストセレクション作品
＊暗めの落ち着いた色調で凛々しい若い男性の鎧を着けた姿を見事に表現している。また、若い男の顔の表情の表現が素晴らしい。心の静かな内面まで感じさせられる。

ヴァン・ダイク1635 「チャールズ１世の年長の子供達」アルテマイスター・ドレスデン蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヴァンダイク1618－20　▽「Marie Clarisse、 Wife of Jan Woverius, and their Daughter」ドレスデン・アルテマイスター所属
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヴァン・ダイク1617－18　▽「酔ったシレノス」ドレスデン・アルテマイスター蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ウェイデン1460-70　《磔刑：聖ヨハネ、聖母マリア、マグダラのマリアを伴うキリスト》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ウェイデン60～70歳頃の作品です。初期フランドルの巨匠と評価を得ている。

ヴェロネーゼ ▽ 「三博士の崇拝」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊高さ206CM、幅455CMという、ヴェロネーゼらしい、大きな作品。

ヴェロネーゼ1571　《クッチーナ家の人々のいる聖母子》アルテマイスター・ドレスデン　所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
ヴェロネーゼ43歳頃の作品
＊ヴェネツィアの貴族クッチーナ家のために描いた４枚連作の中の１枚。画面は大理石の柱で左右に分かれ、左側は聖母子、その両脇に洗礼者聖ヨハネと聖ヒエロニムス、天使。右側は聖母子を礼拝するクッチーナ家の人々で、キリスト教の３つの徳である信仰（白い女性）、愛（赤い女性）、希望（緑の女性）に導かれている。クッチーナ家の宮殿大広間を装飾していた＊

カナレット1725　「サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロとスクオーラ・サン・マルコ」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

カナレット1725　「メンディカンティ運河の南側」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

カナレット1726　「バルビー宮殿からの大運河」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

カナレット1726　「リアルトのサン・ジャコモ教会」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

カナレット1726　「リアルト橋北側の大運河」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

カナレット1724　▽「The Canal Grande in Venice with the Rialto Bridge 」
ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

カラッチ1584　　「聖セバスティアヌス（聖セバスチャン）」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

アンニバレ・カラッチ1594-95 x「聖ロクスの施し」ドレスデン国立美術館所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊市井の人物観察がダイナミックな群像構成によってまとめあげられ、バロック的群像表現となった。
＊カラッチ の仲間は、ボローニャ派と呼ばれた。

カルロ・ドルチ ▽「聖セシリア」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ガロファロ1540 「The Triumph of Bacchus」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ガロファロ1622 「バッカスの勝利」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊1517年にラファエロが描いた未完成のドラフトをもとに描かれている。主人公は雲の上にいるゼウスが指さし、天使が頭の上に輪っかを乗せようとしている、一番左に描かれているカップル、バッカスとアドリアネ。中央で酔っ払って倒れてかかっているのを周りの人が支えていたり、その下敷きになっているライオンの表情が滑稽。この時代にインド象も描かれている。ポルトガル王Emanuel I世が法皇レオ10世に1514年にプレゼントした象のペットのHANNOがモデル

カルロ・シグナニ1680 ｘ「ヨゼフとポティファルの妻 Joseph and the Wife of Potiphar」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

カンタン・ド・ラ・トゥール1749 　『ザクセンのマリー・ジョゼフ』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クールベ1849 x《石割人夫》 ドレスデン・アルテマイスター美術館
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

グエルチーノ？？　ｘ「絵とデッサン」アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

グエルチーノ　▼「福音伝道者マタイ」アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クラース1624　【 ゴブレットのある静物画 】ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クラウゼン・ダール1839 ◎2005「満月のドレスデン」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
#2005年「ドレスデン国立美術館展」で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クラナッハ（父）1504　「聖カタリナの祭壇の中の『聖カタリナの殉教』」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊フリードリヒ賢明公は1502年にヴィッテンベルクに大学を創立。それを記念して作成。聖カタリナは学問の守護聖人。聖カタリナは50人の学者を論破して、キリスト教の優位性を示し、キリスト教に改宗させた。しかし、その結果、彼女は、釘の打ち付けられた車輪による拷問は神の力で打ち砕かれ、結局、斬首による殉教したそのシーンを描いている。他、左側パネルは聖ドローテア、聖アグネス、聖クニグンダが描かれ、右側パネルには、聖バルバラ、聖ウルスラ、聖マルガレートが描かれています。聖カタリナが史上最高のヒロイン。美しく描かれた聖女たちの姿の素晴らしさが印象的です。

クラナッハ（父）1506　▽《聖カタリナの殉教》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊クラナッハ34歳頃の作品。
＊フリードリヒ賢明公は1502年、ヴィッテンベルク大学を創立記念にしたもの。聖カタリナは学問の守護聖人。ローマ皇帝が招集した50人の学者を論破して、キリスト教の優位性を示し、彼らをキリスト教に改宗させた。しかし、結果、彼女は死に追いやられます。

クラナッハ（父）1514　《ザクセンのハインリヒ敬虔公とその妻カタリーナ・フォン・メクレンブルク》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＊クラナッハ42歳頃。二人の肖像を一対の作品として完成。ハインリヒ敬虔公の堂々たる姿、カタリーナの才色兼備の美しさがポイント。それぞれ特徴のある犬を従えた夫妻の対照とコンビネーションはみごとである。

クラナッハ（父）1525　「マルティン・ルター」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クラナッハ（父）1530　bs《エデンの楽園》アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。　
同館のベストセレクション作品
クラナッハ58歳頃の作品です。

クラナッハ（父）1531 「アダム」、クラナッハ（子）1531　「エヴァ」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クラナッハ（父）1540　「子供たちを祝福するキリスト」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クラナッハ（子)　ｘ『アダムとエヴァ』アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クラナッハ（子）1537年 ｘ「バプテスマのヨハネの頭を持つサロメ」アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

クラナッハ（子）1537年 ｘ「サムソンとデリラ」アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

グイド・カニッチャ　　　「クレオパトラ」

クレディ 1485 『洗礼者ヨハネと聖母子』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

グレコ1570　　「盲人を癒すキリスト」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊29歳の頃。グレコがヴェネツィア・ルネサンス様式で描いた初期の作品。まだまだおとなしい技法です。

クロード・ロラン1647　「エジプト逃避上の風景　Landscape with the Flight into Egypt」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

コネリャーノ1505　「マリアの神殿奉献」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

コレッジョ1522‐30　《羊飼いの礼拝》　ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
41歳頃の作品
＊馬小屋で生まれたキリストを羊飼いたちが礼拝している聖夜を描いたもの。光の明暗表現が見事です。一瞬の動きを描き出す筆力も素晴らしいです

コレッジョ1514　　「聖フランチェスコの聖母」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

コレッジョ1524　「聖セバスティアヌスの聖母」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

コレッジョ1530－32　「聖ゲオルギウスの聖母」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

シャセリオ1850　『泉のほとりで眠るニンフ』ドレスデン美術館　テオドール・シャセリオー　カルヴェ美術館蔵

シャセリオ1850　　『泉のほとりで眠るニンフ』ドレスデン美術館/
カルヴェ美術館蔵

ジョルジョーネ1508 　○2008『眠れるヴィーナス』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2008年「ウルビーノのヴィーナス展」（国立西洋美術館）で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊残念ながらジョルジョーネの存命中に仕上がらず、ティツィアーノが完成させた。繊細な官能性をたたえたヴィーナスの部分がジョルジョーネの筆に、それとみごとに調和した風景の部分がティツィアーノの筆になる。
＊アルカディアを思わせる田園風景の中にまどろみながら横たわる裸身のヴィーナス
＊16ｃヴェネツィア絵画の方向を決定づけた二人の巨匠の共作作品は、西洋絵画史上最も優美なヴィーナス像といわれる。
＊このヴィーナスはティツィアーノの『ウルビーノのヴィーナス』と直接結びついて、さらにはマネの『オランピア』（Olympia, 1863年 オルセー美術館蔵）へとつながっている。
＊大気に溶け込むような色彩の諧調と光の精妙な表現を特徴としている。主題よりも画面全体の雰囲気や風景描写を主として色彩や明暗を重視した。
＊この作品はジョルジョーネの最晩年の作品。背景の細部と陰影の表現も非常に注意深く描写されている。西洋絵画史上初めて一人の裸の横たわる女性を主題に選んだことは、この後多く描かれる裸婦像の原型となった。絵画史上の大変革出あった。
＊官能性を感じさせる要素は、ヴィーナスがかかげている右腕と下腹部に置かれている左手である。シーツは寒色のシルバー。詩的な風景、自然と女性美を静謐に描き出した、ジョルジョーネの典型的とも言える名品。物語場面ではないので、背景に広がる牧歌的な風景と手前のヴィーナスは何ら関連を持たない。
＊一般的には立っているヴィーナスが多いが、ルネサンスでは横に寝て、生身の人間のように描き、人々を驚かせた。

ジョバンニ・ベッリーニ 「死せるキリストと聖母」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

スルバラン1628－29　▽《祈る聖ボナヴェントゥーラ》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊スルバラン30～31歳頃の作品です。
＊スルバランもカラヴァッジョの光と影の明暗技法の洗礼を受けた画家。

スルバラン1628－29　▽《祈る聖ボナヴェントゥーラ》アルテマイスター・ドレスデン所蔵
スルバラン30～31歳頃。スルバランもまたカラヴァッジョの光と影の明暗技法の洗礼を受けた画家です。

スルバラン1628‐29　bs《祈る聖ボナヴェントゥーラ》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊同館のベストセレクション作品　
＊スルバラン30～31歳頃の作品
＊カラヴァッジョの光と影の明暗技法受けた画家。作品は聖フランチェスコの弟子であるボナヴェントゥーラの前に天使が現れ、次に選出されるローマ教皇の名前を告げるシーンが。画面右側に、コンクラーヴェに臨んでいる枢機卿たちの姿が描かれる。

ティツィアーノ1520　▽「The Virgin and Child with Four Saints」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ティツィアーノ1561　◎2005「白いドレスの女性の肖像　Portrait of a Lady in White」　アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃．2005年「ドレスデン国立美術館展」（国立西洋）が来日し、鑑賞した。
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊画家は、ヴェネツィア派でもっとも重要なイタリア人の一人となっている。ティツィアーノの絵画技法は筆使いと色彩感覚に特徴があり、イタリアルネサンスだけではなく、次世代以降の西洋絵画にも大きな影響を与えた。
＊女性の安定した美とでもいうのか、揺るぎのない美の世界。この絵のモデルはティツィアーノの娘ラヴィニアと言われています

ティツィアーノ1516年 「貢の銭」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊パリサイ人からローマ皇帝に税を納めることはよ

ティントレット1547　「キリストと姦淫の女」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ティントレット1555‐56　　「アルシノエの救出」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ティントレットはティツィアーノに続くヴェネツィア派の巨匠の一人。この作品は、エジプトの女王クレオパトラの妹アルシノエ王女はローマのカエサルのエジプト占拠で海中の塔に閉じ込められます。アレキサンドリアの騎士ガニュメデスがそのアルシノエ王女を塔から救い出す場面を劇的に描いた。鎖の巻き付いた女性の白い裸身が豊満。

ティントレット1590　《悪魔を打ち負かす大天使ミカエル》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
72歳頃の作品
＊ ダイナミックで迫力ある構図。
＊ヨハネの黙示録（＊）をテーマに天の戦いのシーンを描いている
右上には父なる神が両手を広げ愛を示し、その下には大天使ミカエルと彼に続く天使たちが竜に変身したサタンと戦っている。画面左上にはマリアとキリストが三日月を踏んで登場している

テニールス ｘ『半月のケルメス』アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

テッシュバイン ▼ 『ティンメルマンの家族』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

アルブレヒト・デューラー1521 ｘ「べルンハルト・フォン・レーゼンの肖像」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊50歳頃の作。この作品は、ゆるぎない安定感と、男の落ち着いた内面が見事に描き切れています。デューラーの傑作の１枚です。

デューラー1500頃　「七つの痛みの祭壇画より『割礼」」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

デューラー・アルブレヒト1495-96 ▽ 《聖母の７つの悲しみ》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ デューラー24～25歳頃の作品です。
＊この作品はデューラーがニュルンベルク居を定めた後、初めての大作。７枚の場面はキリストの生涯から。中央の欠けている部分は本来、《悲しみの聖母》がありましたが、これは現在、ミュンヘンのアルテ・ピナコテークに所蔵。
＊左上からぐるりと反時計周りに、順に《キリストの割礼》、《エジプトへの逃避》、《博士たちと議論するキリスト》、《十字架を担うキリスト》、《十字架へのはりつけ》、《キリストの磔刑》、《キリストの哀悼》が描かれています。

デューラー1496‐97　bs「ドレスデンの祭壇」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

デューラー ▽ 「エジプトへの逃避行」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

デューラ1496― 《聖母の７つの悲しみ》アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

デュ―ラー1526　▼「四人の使徒：聖。ヨハネスEv。とピーター」ミュンヘンアルテ

ハンス・ホルバイン1534‐35　《モレット卿、シャルル・ド・ソリエの肖像》　ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ホルバイン36～38歳頃の作品
＊ベストセレクション作品

バトーニ・ポンペオ・ジロラモ ▲「美術」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

バルドゥング ▼ 『ポルセンナとムキウス・スカエボラ』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヘラルト・ドウ　1632　「アトリエの画家」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

パルマ・イル・ヴェッキオ ▲『ヤコブとラケル』ドレスデン・アルテマイスター所

＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

パルマ・イルヴェッキオ1518－20　「風景のニンフ」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

パルミジャニーノ1529‐30　《ばらの聖母》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊パルミジャニーノ26～27歳頃の作品。
＊マニエリスムというスタイルを確立した画家。
＊大人びた雰囲気の幼児キリストがエロティックな肢体の聖母マリアに脇の下から一輪のばらを手渡そうとしています。画家の野心的な作品

パルミジャニーノ1540　▼『聖ステファノ，聖ヨハネと聖母子』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ピントリッキオ1480‐85　《少年の肖像》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
26～31歳の作品。ラファエロの師であったペルジーノに学んだ画家。
少年のきりっとした目線が印象的。

ニコラ・プッサン1637 『パンとシュリンクス』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＊館のベストセレクション
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ニコラ・プッサン1637 bs『パンとシュリンクス』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ハインリヒ・テッシュバイン ｘ 『ティンメルマンの家族』

フリードリヒ1819 ◎2005bs《月を眺める二人の男》ドレスデン・ノイエマイスター所蔵
＃2005年「2005年「ドレスデン国立美術館展」（国立西洋）が来日し、鑑賞
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ベストセレクション作品
＊描かれている人物は、フリードリヒ自身と弟子のアウグスト・ハインリヒとされる。ただし、ベルリンの新国立絵画館にある同構図の作品では、男女の組み合わせとなっている

フリードリッヒ　　　◎2005bs《雪中の石塚》ドレスデン・ノイエマイスター所蔵
＃2005年「ドレスデン国立美術館展」（国立西洋）が来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

フリードリッヒ1807　　◎2005▽「エルベ渓谷の眺め」ドレスデン・ノイエマイスター所蔵
＃2005年「ドレスデン国立美術館展」（国立西洋）が来日

フリードリヒ1808　▽「山上の十字架’ (テッチェン祭壇画)」ドレスデン、ノイエマイスター美術館所蔵
＊ドイツ、ロマン主義を代表とする画家。大自然の中にこそ宗教的啓示が宿ってるとした。

デューラ1496― 　ｘ《聖母の７つの悲しみ》アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

フランチェスコ・デル・コッサ1470-72 　▲ 「受胎告知」アルテマイスター・ドレスデン所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

バルドゥング ▼ 『ポルセンナとムキウス・スカエボラ』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ベラスケス

ディエゴ・ベラスケス1643以前　『ドン・フアン・マテオスの肖像』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

べルナルド・べッロット1748年 「アウグスト橋下流のエルべ川右岸から見たドレスデン」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊アウグスト橋下流のエルベ右岸からドレスデン中心部を描いた構図は「カナレット・ビュー」として有名で、ドレスデンを代表する景観のひとつとなっている。
＊ヴッロットの画風は、光がはっきりしているのと同様に、精巧な建築物の描写や自然の眺望により特徴づけられる。伯父カナレットや他のヴェドゥテ（イタリア語で「眺め」の意味）の名人のように、彼も自身の都市眺望の秀でた精確さを達成するためカメラ・オブスキュラを使用していた。伯父はきっちりした理想的な光景を描こうとしたが、ベッロットはあるがままの日常生活の光景を描こうとした。

ベルナルド・べロット1751-52　　「ツヴィンガーの中庭」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊＊この絵画「ツヴィンガーの中庭」の当時の様子、現代の場面は、この旅行記のトップ画像フォトで見れます。

ペルジーノ　　　▽「聖クリスピヌス」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヘラルト・ファン・ホントホルスト 1622 ｘ「歯医者」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊光源一つの暗部での歯医者の治療。

ヘラルト・ファン・ホントホルスト1623　ｘ「サテュロスとニンフ」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

リベーラ1641　「Saint Agnes 」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ボッティチェリ1500　《聖ゼノビウスの生涯の４つの場面》　ドレスデン・アルテマイスター所蔵　
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ボッティチェリ55歳頃
＊フィレンツェの守護聖人ゼノビウスを主題にした４連作の一つ。残りの３点はロンドン・ナショナル・ギャラリー、メトロポリタン美術館、ワシントン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されています。
＊画面は４つに分かれ、左から、時間の異なる場面が順に描かれています。一番左は荷車に轢かれる少年、次は息絶えた少年を抱きながら泣き叫ぶ母親、次はゼノビウスの奇蹟の力で蘇った少年と抱き合う母親、最後は修道士に囲まれて死を迎えるゼノビウス。

ボッティチェリ1475 「聖ヨハネと聖母子」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ボッティチェリ 1477 「天使と聖母子」ドレスデン・アルテ・マイスター蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ボッティチェリ1500　《聖ゼノビウスの生涯の４つの場面》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ボッティチェリ55歳頃

ホルバイン1535　「モレット卿シャルル・ド・ソリエ」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊館のベストセレクション作品
＊ホルバイン36～38歳頃の作品。1532年ロンドンに赴き、ヘンリー8世の宮廷画家として、肖像を描いて花を開かせた。

ホルバイン1516　ｘ「セバスチャンの祭壇：聖の殉教 セバスチャン」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

マールテン・ファン・ヴォルケンボルフ1595年 「バベルの塔の建設」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ブリューゲルではありませんが、

マンテーニャ1495‐1500 「聖家族と聖アンナ，聖ヨハネ」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＊館のベストセレクション作品
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊マンテーニャ64～69歳の作品。ヴェネツィア派代表画家で、義弟にあたるジョヴァンニ・ベリーニと共通する作風。緻密な描き方に感嘆し、画面からは静謐な空気が感じられもします。

ムリリョ1670‐80　bs《聖母子》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
ムリリョ53～63歳頃の作品です。ムリリョ晩年の超名作
＊画家のベストセレクション作品。美しいマリアに抱かれたかわいいキリスト。名だたる聖母子作品のなかでも光を放つ素晴らしい作品

ムリーリョ1650‐55　「聖ロドリゴ」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ムリリョ1645‐46　▽《聖キアラ（聖クララ）の死》　ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
ムリリョ27～29歳頃の作品、
＊この作品はフランチェスコとともにフランチェスコ会派を起こした聖キアラの死の場面を描いたものです。聖女クララの死の間際、病床にキリストとマリアを中心に聖人が表れ、クララと一人の付添人だけがかれらの姿をみることができる。

メムリンク？？　　▽「アントン・フォン・ブルゴーニュの肖像」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヤン・ファン・エイク1437 「三連祭壇画（トリプティカ）　ドレスデ ンの聖母」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊縦が３０㎝、幅が全体で55㎝　ほどの小サイズで、富裕な市民が自宅に飾るためのものです。しかし、細密画法に長けたヤン・ファン・エイクが作り上げたこの祭壇画は膨大な内容を秘めた作品になっています。中央は聖母子の聖母の衣の赤の色彩の輝かしさに目を奪われます。右翼は聖カタリナが描かれ、ドレスの青い色彩、そして、冠の見事な細密表現は秀逸。左翼は大天使ミカエルが描かれ、その鎧で身を固めた大天使ミカエルがこの絵の寄進者を聖母に紹介しています。

ヤーコブ・ヨルダーンス 1642　　「正直者を探すディオゲネス』ドレスデン、アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ヨルダーンス ▲『ディアナとアクタイオン』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ラファエロ1507頃　▲「聖家族カニジャーニ」ドレスデン・アルテマイスター所蔵

リオタール1773　『トルコ風の服を着た自画像』ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

リヒター1828　▽「アッリチャ朝」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

リヒター1828　▽　「チヴィテッラ（夕）」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ルーベンス1598‐1600　《レダと白鳥》ドレスデン・アルテマイスター所蔵　
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ルーベンス21～23歳頃の作品
＊この作品はギリシャ神話の有名な１シーンを描いています。神の中の神ゼウスは見染めた女性レダを求めて、白鳥に姿を変えて、まんまと事をなしとげます。この絵は初々しいルーベンスを感じさせられます。

ルーベンス1613　 『ニンフとサトゥルヌスに導かれながら、酔っ払うヘラクレス』ドレスデン・アルテマイスター所蔵　
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ギリシャ神話から題材、逞しい筋肉の英雄ヘラクレスが酔っ払ってニンフとサトゥロスに導かれて連れ去られる場面。力強く劇的な絵はルーベンスの特徴。

ルーベンス1616　《狩りから帰るディアナ》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊　ルーベンス39歳頃。この作品は狩りの女神ディアナと男たちの肉体美を描き上げたものです。ディアナはギリシャ神話で活躍するオリュンポス12神の一人で、太陽の神アポロンの双子の妹です。

ルーベンス1618‐1618　《老女と石炭籠》　ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊ルーベンス39～41歳頃の作品
＊石炭籠の光が中心にあり、神の光を暗示している。その光に息を吹きかけるのはキリストでしょうか。カラヴァッジョの技法を完全消化して、鮮やかな構図を作り上げたルーベンスの画力が素晴らしい。

ルーベンス1635　bs《水浴のバテシバ》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。　
＊ルーベンス58歳頃の作品は旧約聖書の《サムエル記》に書かれたエピソードを描いています。この作品は赤い布と女性の白い肌の対比で、女性の美しさがいかに表現されている
＊ダビデの手紙を使いの少年が入浴中のバテシバに渡しているところ。後ろにある宮殿の上からダビデがこちらを見ている。
＊王が水浴中のバテシバを見初めるという場面は、宗教主題という場を借りて麗しい女性の裸体を描くことのできるテーマとして、多くの画家たちが描いた。

ルイドシルヴェストル1718　◎2005「馬に乗るアウグスト強王》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2005年「ドレスデン国立美術館展」（国立西洋）で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

レンブラント1635　〇2005「ガニュメデスの誘拐」ドレスデン国立美術館展所蔵
＃2005年「ドレスデン美術館展」（国立西洋）で来日
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
*鷲に姿を変えたユピテルが、トロイア王国の建国者トロスの息子で、絶世の美少年のガニュメデスを天上に誘拐する場面。恐ろしさのあまり、放尿している様子も微笑ましい。迫力と言い、ユーモアと言い、構図の見事さも含め、天才レンブラントの鮮やかな作品である。
＊オウィディウス「転生神話」の、鷲に姿を変えたユピテルが、トロイア王国の建国者トロスの息子ガニュメデスをさらい去っていく「ガニュメデスの誘拐」という場面が描かれたもの
＊本作にはオウィディウス『転生神話』を典拠とし、鷲に姿を変えたユピテルが、トロイア王国（現在のトルコ）の建国者トロスの息子で、絶世の美少年とされたガニュメデスを酒注ぎとして天へ誘い、天上へ飛び立つ場面≪ガニュメデスの誘拐≫が描かれている。細部にマニエリスムの巨匠コレッジョの同主題による代表作『ガニュメデス（ユピテルの愛の物語）』の引用や影響が指摘されている本作では桜桃や房飾りなど伝統的な図像的アプローチが示されるも、泣き喚くガニュメデスの表情や恐れの余りに放尿してしまう姿など滑稽な場面描写も。またドレスデン美術館には本作の素描も残されている。

レンブラント1638　《婚宴で謎をかけるサムソン》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊レンブラント32歳頃の作品です。

レンブラント1635　《放蕩息子の酒宴の場面を演じるレンブラントとサスキア》
ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊レンブラント29歳頃の作品です。
＊この作品は28歳で上流市民階級の娘サスキアと結婚したレンブラントがその翌年、幸福と喜びの絶頂の様子を描いたものです。新婚のお二人さん。しかし、サスキア亡き後のレンブラントの転落は、想像できません。
＊サスキアの横には「傲慢」の象徴である孔雀が描かれ、その上には「浪費」の象徴である黒い勘定板が描かれてる。妻の財産を浪費して邸宅や収集品を買い集めているという非難の声が上がっていた。この絵で自分を放蕩息子に譬えて表したとされている。

レンブラント1641　《赤い花を持つサスキア》ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊35歳頃の作品、サスキアの落ち着いた美しさが内面から滲め出てきている。
＊サスキアはこのとき28歳で、サスキアも、レンブラントも人生の頂点。幸せそうな表情です。春の花の女神かな。しかし、この翌年に突然、サスキアは亡くなります。

レンブラント1641　「フローラに扮したサスキア」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

レンブラント1657　「黒いベレー帽を被り髭を生やした男」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
＊闇の中に浮かび上がるこの老人の顔に、モデルの個性的特徴というよりも、普遍的な人間の内面性といったものを感じさせる。

レンブラント1667　「真珠で飾った帽子を被る男」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

グイド・レーニ　ｘ「Reclining Venus with Cupid」 ドレスデン・アルテマイスター美術館
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

ロザルバ・カッリエーラ　　▽　「The Dancer Barbara Campanini, called Barbarina」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。
ヴェネティア派画家
＊モデルは、イタリア18世紀の有名なバレーダンサー、Barbara Campanini(La Barbarina)。

ロレンツォ・ディ・クレディ 1510 x 「聖ヨハネと聖母子」ドレスデン・アルテマイスター所蔵
＃2007年ドレスデン・アルテマイスター美術館を訪問した。

随時、関連情報を補充してまいります。