2018/08/26 - 2018/09/05
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昨日は、マッターホルン・ゴッタルド鉄道の路線を Oberwaldから Realp DFBまでフルカ山岳蒸気機関車に乗車してクール駅前のABC スイス クオリティ ホテルに宿泊しました。
今日までの2泊の予約で、今日はクールからイタリア側のティラーノまでレーティッシュ鉄道ベルニナ線で景観を楽しむことにしています。
この路線は「ベルニナ・エクスプレス」を予約する旅行者が多いと思いますが、ここは敢えて景観列車ではなく通常の列車に乗る計画を立てていました。
理由としては
①一番の目的がブルージオのループ橋に行くこと
②パノラマ展望車両は窓が開かなくてガラス越しの写真しか撮れないこと
が主な理由です。
今日のチケットも事前に SBB の HP から Saver Day Pass 1等(1日の乗り放題)を 49ユーロ(Half-Fare travelcard あり)で購入していました。この日も枚数限定の争奪戦に勝利をしたということです。
Chur から Tirano まで乗り換えなしでも4時間以上かかります。
途中で Brusio に下車するために SamedanとPontresinaで普通列車に乗り換えました。
往復すると9時間くらいかかります。
Tiranoではあまりゆっくり観光する時間がありませんが、カーブの多いスイス鉄道路線仕方ありません。
ブルージオ橋
絶景パノラマ鉄道「ベルニナ・エクスプレス」も走る、世界遺産に認定されたレーティッシュ鉄道ベルニナ線のハイライトでもある鉄道建築。
落石の危険がある山間の狭い谷で、昔からの道路や農家の耕作地を守りながら、最後の高度を調整するという難題に答えて完成した、世界でも類を見ない360度ループの石橋です。
長さ約142.8メートル。円を描きながら列車は走り、約10メートルの高度を調整していきます。 約1800mの高低差のあるルートを歯車式(ラックレール)登山鉄道ではなく、通常レール(粘着式)で克服したアルプスの山岳鉄道の傑作といわれるベルニナ線の象徴ともいえるループ橋です。
(スイス政府観光局HPより)
日程
8/26 出国
8/27 チューリッヒ到着 ツェルマットへ ツェルマット4泊
8/28~8/30 ツェルマット滞在
8/31 ツェルマット→クール フルカ山岳蒸気鉄道乗車 クール2泊
9/01 クール→ティラーノ→クール ブルージオのループ橋で写真撮影
9/02 クール→チューリッヒ チューリッヒ2泊
9/03 チューリッヒ観光
9/04 出国
9/05 帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
朝食後、駅からすぐのホテルから8時半過ぎの列車に乗るため Chur の駅へ
-
SBB路線図より
Tirano方面行の InterRegio から Regio に乗り換えてBrusioへ -
SBB路線図より
Brusio は Tirano の三つ手前の駅です -
ニュージーランド ホビット村の旅行記に書いたように、ホビット村で買ったこのキャップ、そのすぐ後のこの旅行で失くしました
失くしたのは、この次の日 クール駅でチューリッヒに向かう列車を待っていた時
列車に乗ってからキャップが無いことに気づきました 残念…
Brusioに向かう列車で何故か写真を撮りたくなりました
お別れが近いことを感じていたのでしょうか
これが思い出の写真になるとは、この時は思ってもいませんでした -
昨日に引き続き今日もあまり天気が良くありません
-
Filisur 駅の手前にあるラントヴァッサー橋
世界遺産に登録されているレーティッシュ鉄道アルブラ線のフィリズール駅とアルバノイ駅の間にある最も有名な橋。ベルニナ・エクスプレス、グレッシャー・エクスプレス(氷河特急)というパノラマ展望列車のハイライトのひとつです。 長さ136m、高さ65m。5つの橋脚とアーチが美しい石造りの高架橋。橋の名前は、下を流れるアルブラ川の支流となるランドヴァッサー川から。カーブを描きながらランドヴァッサー・トンネルへとつながっていきます。鉄道写真として最も撮影されている橋ともいわれています。(スイス政府観光局HPより) -
Preda 駅
工事中でしたが、フェンスがとてもおしゃれです -
Preda 駅工事中
-
ところどころで霧が発生し視界がよくありません
-
やっと Brusio の駅に到着しました
スイス国鉄の検索で Brusio には Stop on request の表示があったので
下車するためには何らかの連絡が必要なんだろうと思っていました
ちょうど駅の手前で車掌さんが廻ってきたので訪ねると、Brusio で車両にある降車ボタンを押してくれました
小さな駅では降りる人が少ないので、バスの様に降車ボタンを押さなければならないんですね
無事に下車するのを見てくれて、車掌さんに手を振って車両を見送りました
降りたのは私たち二人と住民の方一人の三人のみでした -
Googleマップより
駅から約10分小さな田舎町の車道を通り、無事到着 -
ここがブルージオのループ橋のループの中です
事前に列車の通過時刻を調べてきていました
Chur 側から2本 Tirano 側から2本 計4本の列車が通る時間までいることができます
その内の2本が「ベルニナ・エクスプレス」です
それを過ぎると Tirano まで行って Chur に戻ることが難しくなります
Tirano で食事もしたいし… -
ループ橋の中には巨大なかぼちゃの畑が…
ホビット村を思い出します -
しばらくすると1本目が Tirano 方面からやって来ました
うまく撮れるか心配でした
これは「ベルニナ・エクスプレス」ではありません -
目の前を通ります
口コミによると乗客が手を振ってくれるとありましたが、こちらが振っても反応なし -
一周すると橋の上を通り Chur 方面に去っていきました
-
2本目、今度は Chur 方面から Tirano 方面への列車が来ました
これは検索では「ベルニナ・エクスプレス」のはずです -
ループに差し掛かりました
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ループを徐々に下って行きます
-
「ベルニナ・エクスプレス」
2等の最後尾には黄色いオープン車両が連結されています -
オープン車両の乗客にも手を振りましたが、今回も反応なし
残念 -
降下した車両はぐるっと一周し
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橋の間を抜けて去って行きました
-
3本目までの間にちょっと時間があったので、ループ橋をそばで見上げたり
列車が廻っている間どのように移動してどの位置で撮ろうか練っていました
青いイガグリがたくさん落ちていてそれを移動順序の目印に置いたりして時間を過ごしました
その間、スイス人のご夫婦が写真を撮りに来たので、すこしおしゃべりをしました -
ループ橋を見上げると、まるで水道橋のようで、セゴビアを思い出しました
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やって来ました3本目
今度は Tirano 方面からの列車です -
列車はループの間を抜けていきます
-
ループを廻って Chur 方面へ
これは「ベルニナ・エクスプレス」だったと思います -
今日時間の許す最後の列車4本目です
Chur 方面からの列車です
Chur 方面からはループ橋を降下し、Tirano 方面からはループ橋を上昇して行きます -
最後はループ橋を廻っている間に急いで移動しすぐ横から撮ろうと場所を決めていました
間に合いました列車がループ橋の間を抜けてきます -
すぐ近くから列車を見送ります
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目の前を通り過ぎていく
約2時間強ブルージオのループ橋で過ごしましたが、次はループ橋を上から撮りたいですね -
Brusio の駅に戻り、Tirano 行きの列車を待ちます
駅の手前でも線路は蛇行し近づいて来ます -
これからやっとこの列車で Tirano へ
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今度は列車に乗ってブルージオのループ橋を通ります
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一番前の車両がループ橋に掛かりました
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乗っているときの写真もループの中で撮った写真もあまり変わりませんね
にわか撮り鉄では修業が足りません -
車両はどんどん下ります
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そしてループを抜けていきました
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スイス側 Tirano 駅に到着
レーティッシュ鉄道と姉妹鉄道提携をしている箱根登山鉄道は日本語の駅名標を贈っています -
Tirano 駅構内の日本語の駅名標
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隣り合うTirano 駅
右がスイス国鉄、左がイタリア国鉄 -
Chur から Tirano まで往復だけでも8時間以上かかります
ブルージオのループ橋で2時間ちょっと過ごしたので、ここにも約2時間しかいられません
駅前のイタリア側で食事をとりましたが、物価の高いスイスからするとイタリア側は安く感じられてちょっとほっとしました -
イタリア側で約2時間を過ごし、またレーティッシュ鉄道ベルニナ・アルブラ線で Chur まで戻ります
ポスキアーヴォ湖 -
Cavaglia 駅
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パリュー氷河
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Alp Grum 駅 後にはパリュー氷河が
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Alp Grum 駅とパリュー氷河
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ラーゴ・ビアンコ(ビアンコ湖)
標高2234m。エンガディン地方とポスキアーヴォ谷を分けるベルニナ峠にあり、世界遺産にも認定されているレーティッシュ鉄道ベルニナ線の最高地点にあたるオスピツィオ・ベルニナ駅前に広がる山上湖。”白い湖”という意味を持つように、カンブレナ氷河から溶け出る水が注ぐ青白い水の色が美しい湖です。
(スイス政府観光局HPより) -
Ospizio Bernina 駅
ベルニナ線の中で最も標高の高い駅だそうです -
列車は Ospizio Bernina 駅を通り過ぎて行きます
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周辺には牛が放牧されていました
のどか -
スイスの美しい景色
Tirano を17時過ぎに出発し、Chur に到着したのは22時前でした
今日も楽しいスイス国鉄を満喫した旅でした
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