心が震えた！クリスチャン・ルブタン展が素晴らしかったこと！

2020/07/03 - 2020/07/03

パリのポルト・ドレ宮で開催されているクリスチャン・ルブタン展を観に行ってきました。
過去にリリースされた数々の靴たちだけでも十分に見応えがありましたが、靴ができるまでの行程の解説や、ルブタンさんの世界観の紹介なども充実していて、心踊らされました。

みぞおちからガツンと突き上げられるような感激を味わったのは、いつぶりだったでしょうか。
とにかく素晴らしかった！！

ポルト・ドレ宮の公式サイトで展示会のプレゼン動画が見られます。お茶目なルブタンさんご本人も登場しています。
https://www.palais-portedoree.fr/fr/christian-louboutin-l-exposition


本来は2020年2月26日～7月26日の開催予定の展覧会でしたが、新型コロナ感性拡大予防のため会場が閉鎖となった影響で、2020年6月16日～2021年1月3日に日程を変更。

ポルト・ドレ宮　Palais de la Porte Dorée
住所：293 Avenue Daumesnil 75012 Paris
最寄りメトロ：Porte Doréeポルト・ドレ駅(8号線)から徒歩3分
開場時間：火～金曜　10時～17時30、土・日曜　10時～19時　(閉館1時間前に入場終了)
料金：12EUR

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 交通手段: 鉄道

展覧会が催されているのは、ポルト・ドレ宮の2階のフロア。
展示会のタイトル「L’Exhibitioniste」は、Exhibition (公開・展示する)と、-iste (～の人)との言葉を組み合わせた造語で、Exhibitionniste (露出狂)とにかけていると思われます。

ポルト ドレ宮 博物館・美術館・ギャラリー

「UN SOULIER A BIEN PLUS A OFFRIR QUE JUSTE MARCHER 靴には、ただ歩くだけでなく、贈る価値もある」とのグラフィックが。

展覧会のエントランス。

初期の作品の展示。ショーケースも今回の展覧会のために特注。

「KRIPTONITE」2010年春夏コレクション
ソールとヒールはヘビ革。ネットのボディーにストラスとスタッズが散りばめてあります。

「CIEL ET TERRE(天と地)」2020年春夏コレクション
真鍮のソールはブータン王国の職人によって仕上げられたそう。

「MEXIBEADS」2012年春夏コレクション
メキシカンカラーのビーズの刺繍

「MONDRIANA」2007年秋冬コレクション
モンドリアンの絵画を思わせる色使いのエナメル

「NOMINEE(ノミネートされた女性)」2017年春夏コレクション
革でシネフィルムを再現

「CYBERSANDALE」2016年秋冬コレクション
反射板のような革にピラミッド型のスタッズが並べられています。

「MULACRAMP」2017年秋冬コレクション
レザーとスエードのコンビネーション

官能的でスタイリッシュな靴たち。デザイン画と実物を比較してみることができます。

靴ができるまでの全工程を紹介。

布の裁断からソールの釘の打ち付けなどを見せる動画も公開。ご本人も登場しています。

「ZULEIKA」2019年春夏コレクション
ワニ革のヒール。スタッズは木製

「DORIS POMPON」2019年
サテンのシースルー。ヒールが房飾りになっています。

「BOTTINE」1996年
ネットのボディーにレザーの装飾をほどこしてあります。

デザイン画。

ルブタンさん自身のデザインによるステンドグラスも展示。

シンデレラと名付けられたヒール。もはや芸術品！

パリの西の端にあるポルト・ドレ宮。

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