下呂温泉日帰り観光、温泉に浸る

2020/04/25 - 2020/04/25

JR東海の青空フリーパスを購入し訪問する。

下呂温泉街をぶらりと観光した後、日帰り入浴施設「白鷺乃湯」に浸る。

新型コロナの影響で、閑散とした侘しい観光地だった。観光地の経済打撃を実感させられる。

エリア 下呂温泉(岐阜)

下呂駅下車。
JR東海の青空フリーパスを利用して訪問。
フリー区間の高山本線の北端駅となる。

2面3線の有人駅で、ホームには噴泉塔があり温泉気分を引き立てる。特急「ワイドビューひだ」の全列車が停車する。

下呂駅前観光案内所。
下呂駅改札口を出ると右手に、銀色の円錐形の塔に赤文字で歓迎下呂温泉と表示された特徴のある印象的な建物が観光案内所。
パンフレットが所狭しと並べられた観光案内所の中は広くない。数人入れば狭苦しさを感じる。

下呂温泉元湯、噴泉塔。

温泉タンク。

有馬・草津と並ぶ三名泉の下呂温泉の特徴は、各々の源泉を一箇所に集めて各施設に温泉を供給する源泉集中管理システム。
つまり、何処の施設でも同じ湯である。

下呂大橋（いでゆ大橋）。
噴泉塔と方位盤。

下呂大橋より、飛騨川。

飛騨川は、岐阜県北部から南部にかけて流れる木曽川の支流で一級河川。急流な川には侵食された奇岩の風景が多く見られ、ダムや発電所が多い。

下呂大橋より、噴泉池（露天風呂）。

噴泉池。

水着着用。
清掃時間は6時～7時。温泉が溜まるまで6時間かかる。

噴泉池。

着替えは青空の中で。

下呂大橋を、温泉街側に渡る。

白鷺橋。
下呂温泉街の中心部に架かる橋。
橋上には林羅山の像・万里集九像・チャップリン像ががあり、付近には店舗が立ち並び、下呂温泉街を歩くには必ず立ち寄る橋。

観光客が多く、最も賑わいのある場所だが？

白鷺橋、林羅山像。
対面にはチャップリン像と万里集九像が建つ。

林羅山は江戸時代の儒学者。有馬温泉・草津温泉と並ぶ「三名泉のひとつ」と下呂温泉を賞した人。

白鷺橋、チャップリン像と万里集九像。
林羅山像とは対面するように建っている。

喜劇王チャップリン像は等身大で、観光客が映画について楽しく語らいながら温泉街散策できる「映画通り」を目指す事業の第一弾として作製された。
映画「キッド」のワンシーンをモチーフにした像。

下呂温泉会館内の下呂温泉神社。
白鷺橋の角に建つ下呂温泉会館の建物内1階にあり、横は公共トイレ。

下呂温泉の繁栄を願い、1989年から出羽三山の湯殿山神社の分霊を祀っている。
神社の龍の口などから温泉が湧き出ている。

左手の坂を上れば、白鷺乃湯。

下呂温泉神社。
建物左側は共同トイレ。

下呂温泉神社前の交差点。

登り坂の先に白鷺乃湯が見える。

人影無し。

白鷺のマンホール。

白鷺乃湯。
飛騨川沿いのロマネスク風の白い洋風建物の共同浴場。入口にはビーナスの足湯がある。

白鷺乃湯。
ビーナスの足湯。

白鷺乃湯前に建つ、日本三名泉発祥地碑。

加恵瑠神社・下呂発温泉博物館前の道路。

人影無し。

加恵瑠神社。

下呂発温泉博物館入口脇にある下呂温泉街の新しい観光名所。カエルの石像が御神体。
地名の「げろ」とカエルの鳴き声「ゲロゲロ」、「カエル」と「帰る」で「無事帰る」など語呂合わせの観光神社。

神社の脇には、伊能忠敬測量宿泊地の碑が立っている。

加恵瑠神社。
御神体。

伊能忠敬測量宿泊地の碑。

珍しい温泉専門の博物館。

入館券：400円
入館時間：9:00～17:00

館内は、温泉の科学・温泉の文化・ようこそ下呂温泉へ・温泉博士の部屋・おもしろ温泉チャレンジの5つのコーナーからなり、下呂温泉や温泉に関する事が学べる。
温泉を利用した足跡マッサージが体験できる歩行浴を楽しむ足湯がある。

白鷺乃湯に戻り、入浴する。

白鷺乃湯。
入浴料：400円。

白鷺乃湯。
泉質：アルカリ性単純温泉
PH：9.1

循環式・加水・加温の温泉。
無色透明のヌメリのある湯で、塩素臭はほとんど感じなかった。

白鷺乃湯。
下呂温泉分析表。

白鷺乃湯。
2階脱衣所より。

1階が浴場、2階が脱衣所。
1階入口で入浴料を払い、2階脱衣所に上がる。ガラス貼りの脱衣所からは、1階浴場へと下る階段と1階の浴槽、飛騨川が見える。

浴槽は1槽のみ。
飛騨川を眺めながらの入浴。

下呂駅に戻る。

下呂駅発美濃太田行き（岐阜方面）に乗車。