美味しいものを求めて鹿児島・天草①　～旅の途中で豪雨による緊急避難警報発令！～

2020/07/03 - 2020/07/03

美味しい海の幸を求めて、鹿児島と熊本・天草への旅。
鹿児島空港でレンタカーを借りて、道の駅に立ち寄りながら天草にフェリーで渡り、九州道で帰る計画を立てておりました。
まだ梅雨明けしていないので多少の雨は覚悟していたとはいえ、まさかの緊急避難警報レベル５に遭遇。
なんとか無事に帰ることを目的に、旅のルートも大きく変更しながら波乱万丈の旅となりました。
旅の途中でイレギュラーな事態に遭遇した時のドタバタ記として読んでいただけるとうれしいです。
＊豪雨被害に遭われた方やご家族へ心よりお見舞い申し上げます。

エリア 鹿児島

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー スカイマーク
• 旅行の手配内容: 個別手配

久しぶりの中部国際空港。
新型コロナ感染症の影響で、人も少ないしソーシャルディスタンスも徹底されており、景色が変わっていました。

当初、鹿児島までの航空券をJetstar便で1人4000円弱と激安で予約していましたが、2週間くらい前に欠航の連絡が来ました。
（今思えば、この時から波乱は始まっていたのかもしれません）
代りの便を予約しようにも、それさえ運行するのか判断が難しく、結局スカイマークのカスタマーセンターに電話して運行確認ができた時点で予約を取り直しました。
航空券代も少々高くつきましたが、この状況の中の旅行では当然受け入れなければならないリスクだと学びました。

中部国際空港セントレア 空港

８時５分発のスカイマーク便で出発です。
飛行機の搭乗案内により、ようやく旅ができるという実感が得られました。（それまでは本当に行けるのかドキドキ）

機内では、感染対策のため飲み物と食事の提供はありませんでした。

熊本空港に遅れなく到着し、レンタカーをピックアップして出発します。
この時点で少し雨が降っていたので、折り畳み傘しかもっていなかった私たちはレンタカー屋さんで雨傘を借りました。
ハンドルや手の触れる部分は除菌シートで拭くなど感染対策も！

鹿児島空港 空港

天草へのフェリー乗り場があり蔵之元港を目指します。
その途中で最初に立ち寄ったのは、さつま町にある道の駅「宮之城ちくりん館」
この時点で10時前でしたが、おなかがすいていた私たちは何か食べたかったのですが、レストランがまだ開店していないのと、その土地ならではのメニューがなかったので断念。
買い物だけ楽しむことにします。

宮之城ちくりん館 お土産屋・直売所・特産品

安納芋　２００円。

後日焼き芋にして食べましたが、ほぼスイーツの甘さでした♪

タケノコの塩漬け　３００円。
初めて見る食材です。
クックパッドで調理の仕方を調べます。

乾燥シイタケ　５００円。
美味しいお出汁がとれそうです。

ミノボシ大根　１６０円。
切干大根のような食材ですが、紫色がついているのがそそられます。

ちくりん館で鹿児島の食材をゲットして溜飲が下がりました。

また車を走らせ、フェリー乗り場近くの長島町にある道の駅「黒之瀬戸だんだん市場」に立ち寄ります。

そこで買ったのは長島名産あおさのり　３５０円。

道の駅 黒之瀬戸だんだん市場 道の駅

性懲りもなくまたさつまいもを購入。
名前が「生キャラメル芋」と魅惑なので、買わずにはいられません。２６０円。

食べた感想としては、安納芋よりは穏やかな甘さです。ネットリ系ではなくホッコリ系の芋です。
香りがキャラメルっぽくそそります。

館内には生け簀があり、新鮮なお魚も購入できます。

ようやくランチです。
だんだん市場の目の前にある「いけすの大和」に訪問。
ＳＮＳでうに丼や魚介が美味しいと書かれていたので決めました。

あいにくうに丼は季節ではなく食べられませんでした（冷凍ではなく新鮮な食材を使っている証拠なのでしょう）。
お店の名物らしい海鮮味噌汁定食　２２００円を頼みました。

最初、刺身や小鉢などが運ばれてきました。

いけすの山和 グルメ・レストラン

次に大きなどんぶり鉢に入った味噌汁登場。
カサゴ・サザエ・ヒオウギ貝などが入っていて、ビジュアルのインパクト大。
飲んでみると魚介の濃厚なダシが感じられ、人生最高の味噌汁だと感じました。
本当に美味しかったです。

全体像はこんな感じ。

おなかも満たされたところで、フェリー乗り場に向かいます。

雨の中、フェリー乗り場に到着です。
１４時発のフェリーを待つ車の１番のりです。

レンタカーの車検証などを窓口で提示してチケット購入します。
車と大人３人で　３３７０円。

天草・鹿児島国道フェリー 乗り物

１４時少しまえに船が入港。

車の乗降も係員さんの指示でスムーズに終わり、定時に出航です。

乗客もわずかでした。

雨の中、船は進みます。
お天気ならばどんなに景色が良かったかと悔やまれます。
（まさか翌日、またこのフェリーに乗ることになるとは思ってもいませんでしたので）

その後、３０分で天草の牛深港へ到着しました。