４度目のイラン訪問「タバリアン工房」

2019/10/13 - 2019/10/23

カシャーンヘ出発。
途中、ナタンズのタバリアン兄弟の陶房を訪ねました。
昔からの家族の陶房から独立してラスター彩の再現に取り組む双子の兄弟です。
その作品はかなりのレベルに到達していました。

エリア その他の都市(イラン)

こちらが工房です。

轆轤を実演してくれました。

古いタイルにラスター彩を再現した素晴らしい作品です。
この作品を幸兵衛先生にプレゼントしたいと言われた時には本当にビックリして兄弟の気持ちに感激しました。
と言うのもイランで会った陶芸家の多くが、幸兵衛先生に日本に招いて欲しいと頼む人がほとんどでした。
この兄弟は先生が陶房を訪ねて下さったと言う純粋な
喜びだけでした。

こちらもラスター彩の色合いがよく出ていました。

代表的な作品が壁に飾られていました。
電気窯ではなくて、温度管理の難しい薪窯での作品ですから最も本来のラスター彩に近いと言えるかもしれません。

作品を観られる幸兵衛先生。

最後に記念撮影です。

カシャーンヘ続く道の横にある兄弟の窯に案内してもらいました。

焚き口です。

ここから作品が並べられます。

窯の内部です。