４度目のイラン訪問「レザーアバッシー博物館」

2019/10/14 - 2019/10/23

今回の旅の１番の目的はイランの幻のラスター彩を復活された故加藤卓男先生の技術をイランに里帰りさせるプロジェクトで日本に来日して研修をしたイランの陶芸家の陶壁と、ラスター彩の技術を卓男先生から受け継がれた７代加藤幸兵衞先生の作品をイランに寄贈することでした。
その会場が国立のレザーアバッシー博物館です。

エリア テヘラン(イラン)

この博物館は全国王がイラン国内や海外から収集した紀元前から現代に至るまでのペルシャの所蔵していた場所だったので、道路に面した普通の建物です。

肺って直ぐはふつうの玄関で２階から展示室になっています。

スッキリした落ち着いた展示となっています。

彩密画のコレクションでも有名です。

ラスター彩の素晴らしい作品が観られます。
美しくて銀化しています。

古代の陶壁の一部です。

銅製品のデザインはモダンです。

この博物館の目玉、黄金のトリント(酒器)です。

先生たちのラスター彩の作品もこの美術館に納められることになり、10月16日に寄贈式が行われました。

１階にあるホールで寄贈式は在イラン日本大使館と東海イラン友好協会の共催で大使館からの招待者で行われました。

3階のラスター彩の展示室の一角に幸兵衞先生のコーナーが作られました。

作品は常設展示されることになりました。
左からタブリースイスラム原理主義工芸大学教授のファーゼルさん、手工芸省のナジャフィさん、そして７代加藤幸兵衞先生の作品です。
テヘランへいらした時には是非この博物館を立ち寄って直接作品を観て下さい。