2019/04/28 - 2019/04/28
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しおさい@東北大好きさん
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この旅行記スケジュールを元に
前編 https://4travel.jp/travelogue/11615402/
note版(完結)
前編 https://note.com/shiosai0257/n/n1a2c90d4ee73
中編 https://note.com/shiosai0257/n/n8fa3a94bfa39
後編 https://note.com/shiosai0257/n/n327b39516c38
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここは、黒磯駅前のロータリー。出発から5時間、普通電車に揺られて関所のふもとまでやってきた。ここから、関東と東北を隔てる難所を越え、さらに北へ進む。
黒磯駅 駅
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10時25分発の新白河行きに乗る。普段はディーゼルカー2両によるワンマン運転だが、さすがにこの乗客の量では積み残しが起きるとみたか、5両編成の電車が運用に入った。これは列車の入線まで知らなかったので、
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この人数(ここでは全く伝わらないが)が2両編成に入りきるのか(というくらい人がいた)と心配していた。
電車が急遽運用に入ったおかげでそこそこの余裕を車内に残し、定刻通りに発車。駅を出てすぐに、電気方式が直流から交流に切り替わるので(その切り替えるところは電気が流れないので「デッドセクション」という)、この区間は直流と交流の両方に対応する電車や、ディーゼルカーが走っているのだ。 -
いよいよ山越えにかかる。遠くに雪をかぶった山が見える。今日は天気がいいので、遠くにあるものもよく見える。黒田原からはいよいよ住宅がなくなり、車窓にある色は空の青、雪や雲の白、そして山々の緑。日本の自然をそのまま映し出したようだ。街から離れ、こんな風景を見ていると、自然と心は穏やかになるものだと、旅をするようになって気付かされた。
黒川を渡って福島県に入り、新白河には10時50分に着いた。ここでまた乗り換えだ。 -
ホームを郡山寄りへ歩き、すでに待っていた10時53分発の郡山行きに乗る。東北ではいろいろなところで見られるこのカラーの電車は、かつては黒磯駅でも見ることができた。理由は、先述のデッドセクションが黒磯駅の構内にあったから。電気方式を駅構内で変えられたので、交流専用の電車も乗り入れできたのだ。しかし事故の多発により2017年10月に駅の北側に移動し、交流電車はここより南に乗り入れできなくなった。それと同時に運転系統も分割されて、このように乗り換えることとなった。
窓が汚かったため何も記録できず、そのまま11時32分に郡山到着。 -
すぐに11時39分発の福島行きに乗る。福島県のうち内陸の中通りでは2トップの都市、郡山と福島の間は需要がかなり多く、4両編成の電車は大混雑となっていた。
郡山駅 駅
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この区間は東北新幹線と並走する。高架橋を縫うようにして、新幹線の線路を常に見ながら走っていく。また、左手には安達太良山が姿を見せる。
福島に着いたのは12時27分。ここで昼食を調達して、次の列車に乗り込む。 -
タイトルでお分かりの通り、ここからは東北本線を外れて奥羽本線に入り、板谷峠を越えて山形県に入ることになる。そのために、1日6往復しかない峠越えの列車、12時51分発の米沢行きに乗車。在来線ホームの一番端、5番線からの発車だ。
福島駅 駅
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昼食は駅ビル内のエスパルで買ったとんかつ弁当。ボリュームもあって、作り立てだったのかほんのり温かくて、とてもおいしかった。昼食に500円かけることはめったにないが、エスパルの弁当なら払う価値があると思っている。
定刻通りに発車。席はボックスシートもロングシートもすべて埋まっている。 -
峠のふもとである庭坂までは市街地を走る。見えるのは吾妻山か、雪をかぶっている。そして目線を下げれば、見えるのは桃の木。福島市の庭坂地区は桃をはじめフルーツを育てる農家さんが多い。
庭坂からはいよいよ峠越えにかかる。板谷峠は江戸時代に米沢藩の参勤交代に使われていた由緒正しき峠だが、明治時代に万世大路が栗子峠経由で開かれて使われなくなり、現在は奥羽本線のみが通る道となった。ちなみに最大勾配は38パーミル(1000mで38m登る)で、JR線ではかの碓氷峠に次いで2番目に急だ。 -
一瞬色褪せた駅名標が見えたかと思えばトンネルに入る。福島県最後の駅、赤岩だ。駅周辺に人家などは一つもなく、利用者がいなかったことから2016年3月より全列車通過となった。
松川に沿ってしばらく走り、山形県に入るとほどなくして人家がぽつぽつと現れる。それが途切れると、山形県最初の駅、板谷だ。板谷は集落があり、郵便局や小学校もある。実は4年前に一度行っており、そのときは商店もあったと記憶している。
引き続き松川に沿って走り、次の駅、峠に着く。 -
スノーシェッドに覆われた薄暗い駅のホームに、立ち売りの声が響く。駅前にある「峠の茶屋」が販売する「峠の力餅」の立ち売りだ。昼間の電車が到着する時間帯はこうしてホームに立ち、声を張って「力餅」を売る。駅での立ち売りは近年かなり減ってきているが、ここは板谷峠越えのひとつの名所としてまだまだ頑張っている。ただ、その姿を写真に収めようとする人がずいぶん多い。他人に迷惑をかけるのはやめていただきたいものだ。(気を付けよう)
峠駅 駅
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旧駅へと向かう線路の跡が左に分かれていく。1990年までは板谷峠区間の4駅(赤岩・板谷・峠・大沢)はスイッチバック構造となっており、その遺構がまだ残っているのだ。山形新幹線開業に伴ってスイッチバックは廃止されたが、山形県内の3駅は近代化産業遺産に認定されるなどして姿を残している。
下り勾配に転じて峠を下りてゆき、大沢に着く。ここは板谷と同じく駅近くに集落があり、住民たちが利用しているようだ。
山を下りきって米沢盆地に降り、米沢に着いたのは13時38分。ここで乗り換
えて、いよいよ山形を目指す。
次回へ続く。
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