2019/02/10 - 2019/02/10
2504位(同エリア6854件中)
沙季さん
コロナ第二波だとぅ?
しゃーなし、渡航はやめとこう。
トコウはやめトコウ…
( ^∀^)
元気出してバルセロナ回想記の最終回を更新します!
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前編からの続き。
ランブラス通りを走っていたタクシーに乗車してグエル公園までお願いする。
予習していた「~まで行ってください」というスペイン語を披露するも行き先がなかなか伝わらない笑
発音としてはパークグエル、じゃなくて、パルクグェ!!!みたいな感じでやっと分かってもらえた笑
ドライバーさんは片言英語で「分からなくてごめんね~(^_^;)」と謝ってくれた。
いやいやこちらこそ現地語分からずに一人旅なんかしてスミマセンねぇ…。
このドライバーさんがまたフレンドリーで、走行中にちょいちょい英語で出身地や年齢を聞いてくる。
そのうちの今回の旅行の話を聞かれた時に、私の英語が聞き取れなくて「??」ってなってしまい、とうとうスマホの翻訳アプリに向かってカタルーニャ語を喋って、日本語になった文を私に見せてまでコミュニケーションを取ろうとしてくる。
最終的にグエル公園を観た後にモンセラットまで案内させてよ!日本人の女の子好きなんだ!可愛い!美人!と、好意的だけど営業をされてしまう笑
出たなラテン系。
まあモンセラットには行きたいんだけど、この後も計画してる予定があるから次に来たときにお願いするね、と言って別れる。 -
グエル公園の正門前で降ろしてもらったとこ。
有名なトカゲの像がちょっと見える! -
グエル公園も時間指定して事前にチケットを買えたんだけど、何時にここに到着出来るか分からなかったから買っておかなかったんだ…。
そしたら当日チケット買うのにこの行列(つД`)
トカゲと一緒に写真撮りたかったなーと思ったけど、それだけの目的の為に並んでるのは時間が勿体ないと判断して離脱。
予定変更、グエル公園のチケット不要の無料ゾーンを散策することにする! -
公園敷地内は広くて別にチケットが無くても楽しめた。
というか、結果的にここでトレドでも感じた幸福感が再来してこの旅最大の思い出スポットとなる。
目的もなくただ公園の緑を楽しみながら一人で歩いていると、広場のような開けた所に出た。
そこでお兄さんが大きなシャボン玉を作るおもちゃで遊んでいた。
お兄さんの足元には彼の飼い犬と思しきコーギーがウロウロしている。
…その様子がとてつもなく可愛くて癒される。
大きなシャボン玉がゆっくり揺らめいている、スペイン独特の力強い太陽がシャボン玉に光を浴びせて輝かせる。
周りのみんなも私もベンチに座ってそれを眺めている。
ただそれだけなんだけど、この世ではない不思議な光景のように感じた。 -
全てが美しく見えて、ものすごく幸せ。
そしてこの溢れる幸せを世界中の人に分けてあげたい気分。 -
生きてるってなんて最高なんだろう!という気持ちでいっぱい。
今思うとさっき飲んだサングリアでまだほろ酔いだっただけかもしれない…
でも普段ただお酒を飲んだだけじゃここまでの気持ちになれない…
次はいつこのモードになれるのか。。 -
遊歩道みたいなのもあって当てもなく散歩するのに最高。
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小高い場所にあるからバルセロナの街も、海まで見渡せる。
本当に世界ってなんでこんなに美しいんだろうね。 -
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心ゆくまで散歩して、疲れたらベンチで休憩して、適当な出口から出て公園をあとにした。
心の解放はトレドの時もそうだけど、特別有名なスポットだからって発動するわけじゃないみたい。
なんでもない場所でも、いま私は異国で一人で自由なんだ!っていう解放感が引き金になるようだ…。
この薔薇色の瞬間さえあれば、あと何年先かまではこの時間を思い出して生きていける!というくらい奇跡みたいな時間だった。 -
公園の西側から階段とエレベーターを降りLessepsという地下鉄の駅へ向かうことにする
地下鉄3号線でLiceu駅まで行ってサンジョセップ市場を目指す。 -
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Lesseps駅。
ホーム狭いから気をつけて。 -
地下鉄はマドリードより落ち着いた雰囲気に感じた。
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Liceu駅
ひたすらSOLIDAという案内表記の方へ進むと出られる。 -
ランブラス通りへ戻ってきた。
2017年に車が暴走するテロがあった場所。
いつどこで何が起こるか分からない…今日を楽しく観光出来ている幸せを噛み締める。 -
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通りからすぐの場所にサンジョセップ市場がある。
外国の市場って何でも目新しく感じられて好き!
食べ物が全部美味しそうに見える魔法付き! -
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カメラに気付いてポーズ取ってくれる人多し。
市場はノリの良い人も多い気がする。 -
お腹いっぱいなんだけどフルーツ盛り合わせのカップ€2を買う。
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ここにも夢の国の住人が出張でいらしている。
記念に写真を撮ってもらうのもアリかもしれない… -
次の目的地へ…
市場から徒歩5分ほど、サンフェリペネリ教会へ。
ガイドブックなどにはあまり載っていないけどガウディを特集したテレビで知り、行ってみたいと感じた。
ゴシック地区の細く入り組んだ道は、そこを歩くだけで楽しい。 -
迷路のような細い路地の先にひっそりと佇む教会が。
ほんとに迷路に隠された地でGoogle MAPが無かったら辿り着けなかったわ… -
熱心なキリスト教信者だったガウディが足繁く通ったという。
市電に轢かれて亡くなる当日もこの教会に向かっていたらしい。 -
教会前には噴水広場。
都会の真ん中でここだけ時間が止まってるような不思議な雰囲気がある。 -
銃弾の跡発見。
スペイン内戦の痕跡らしい。
歴史が感じられる。
京都御所の蛤御門の銃弾跡も好き。
その時歴史が動いた感があってワクワクする!
穴場の観光スポットという感じでここも大変良かった。
また来ようっと! -
サンフェリペネリ教会からすぐ、こちらは有名なサンタエウラリア大聖堂。
外観からして圧倒的! -
入場料€10くらいだった記憶。
トレドの大聖堂とはまた違った厳格な教会だった。 -
ぶれちゃったけど身廊長い…
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聖歌隊席は写真ヘタクソ炸裂で分かんないけど金色!
細やかな紋章も描かれている。 -
地下墓地発見!
聖エウラリアの棺が拝める。 -
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ステンドグラス美しいなあ…
うちの窓もこんなだったらなあ… -
素敵な回廊のある中庭。
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中庭には池もありガチョウちゃんが飼われている。
ガチョウの数は13羽で聖エウラリアの受けた迫害の数であり、殉職した年齢を表しているらしい。 -
揺らめく浄化のメラ。
いやー…サグラダファミリアも凄かったけど、ここのカテドラルも見所十分。
甲乙つけ難い。
さぁ夕飯食べに行くぞ!
食べてばっかりだな!? -
カテドラルからずーっと海岸方面に歩いて来たのはセッテポルタスというレストラン。
日本からネットで予約していた。
ガイドブックによると著名人も数多く訪れたことのある老舗レストランとのこと。 -
奥のソファ席へ案内して頂ける。
店内は広い。 -
日本語メニューあり!
ウェイターさんが日本人だよね?(^_^)って持ってきてくれた。 -
全部美味しそうだったけどパエリアをオーダー!
パエリアは種類が色々あったけど伝統的な海鮮パエリアにする。
美味しい、美味しい…
ただ、トレドでもマドリードでも食べたけど海老の殻が邪魔なんだよ…食いしん坊は見た目より食べやすさ重視なんだよ…
あとパンがめちゃくちゃ美味しいんだよ…
白ワインと永遠に食べられるやつ… -
19時過ぎくらい。
夕闇迫るバルセロナの町。 -
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映画の中の世界みたい。
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この後は20時半からカタルーニャ音楽堂でストリングスのクインテットコンサートを聴きに行く予定なんだけど、時間に余裕があるので寄り道する。
サンタマリア・ダル・マル教会へ。
暗くなってても開いてるの有り難い!
そして夜の教会って一際雰囲気ある!!
大き過ぎて外観全体を写真に収められない。 -
入場料無料だった。
バルセロナに来たら是が非でもここに来るべき。 -
一番後ろの席に座り、夜の教会という世界に浸っていると、脳内に流れる旋律が…
どうしても聴きたくなり、AirPodsを取り出して聴いてしまった。
ゼノギアスのWe, The Wounded, Shall Advance Into The Lightという神曲を…。
ゲーム音楽だからと侮ることなかれ、神々し過ぎてこのまま昇天しそうになる美しい讃美歌である!
旅行の最中は旅先の音を楽しむことにしているんだけど我慢出来なかった( ;∀;) -
悲しきオタクの性で二次元と混同して楽しんでしまったけど、いいんだ、幸せだから…!
夜のバルセロナも素敵だなあ! -
カタルーニャ音楽堂へ向かう道すがらゲームショップを発見してしまう。
価格調査と日本版とのパッケージのデザインの違いを楽しむ。 -
いよいよカタルーニャ音楽堂へ到着。
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煌びやか、とも違うけど上品で豪華な装飾。
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ネットで予約していた席は3階の真ん中最前列。
正確な価格は忘れたけど、世界遺産のコンサートホールでこの値段で聴けちゃうんだ!?アリアリ!!みたいな安さだったはず。
チケットは携帯メールに届いたQRコードをかざすタイプ。
サグラダファミリアもそうだったなあ。
もう紙媒体のチケットなんて前時代の過去の代物なんだろうか…。 -
私の座席からの眺め。
ガイドブックで見たやつじゃん!ってなる。
天井のステンドグラスの青い色が素敵! -
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音響の観点から見ると別段素晴らしいわけじゃなかったけど、コンサートは良かった。
装飾を重視して音響効果はあまり考えられていないように感じた…
舞台音響の資格を持つ端くれの意見…
そして2時間半のバッハは眠くなr(略
この日は沢山飲み食いし、沢山街歩きを楽しみ、大満足でありつつも疲労感が半端なく、心地よい音色に眠気を催すのも致し方ないことであった。
今思うと贅沢極まりない。
タクシーでホテルへ帰ることに。
バルセロナは治安に関して何も問題は無い。
メトロではスリに注意すべきくらいだろう。
見所豊富で食事が美味しくて最高の観光都市だと思う。
特筆すべきことがないので帰路は省略する。
しいて言うなら空港での待合時間に空港ピアノに興じていると、関西弁のご婦人が「ショパンやろ?音大生なん?」と声をかけてくれるということがあった。
現役の音大生ほど上手い演奏では無かったはずだけど、学生に間違われたことにいたく喜んでしまう三十路。
若く見られて喜ぶこと自体が老いている証だというのにね…。
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