「密」を避けて埼玉県内1泊の旅　その1

2020/06/14 - 2020/06/15

自粛疲れを癒す旅

エリア 長瀞(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の感染拡大のため、3月の宮城県の三陸地方に出かけたのを最後に旅行を控えていた。それどころか4月の緊急事態宣言以降は自宅と職場を往復するだけで、途中下車もたまにしかしなかった。
コロナ感染症に対してはまだ気を緩めてはいけないが、「密」でなければ、「不要不急の県をまたいでの移動は控えるように」だから県をまたがなければ、もう3カ月も旅行を我慢していたから良いよねと、こっそり出かけることにした（そう私は埼玉県在住）。6月13日の昼にホテル予約サイトで休暇村奥武蔵を調べたら、翌14日の空き室が結構あった。休暇村だけではつまらないので、秩父にも足を伸ばすことにした。
「密」を避けるため、浦和から熊谷まではグリーン車を利用。1車両に10人位しかいない。

熊谷で秩父鉄道に乗り換え

熊谷駅 駅

長瀞で下車。ここの観光の目玉は川下りなのだが、「悪天候」のため中止だった。

川とは反対の宝登山方面に向かう。雨が降り出したし、お腹も空いていたので早めの昼食をとることにする。道沿いにあったギャラリー喫茶やましたに入る。

やました グルメ・レストラン

私の他に一組しかいなかった。ここでも「密」を避けることができた。ギャラリー喫茶の名の通り、入り口付近にはカップなどの陶芸品とかが売られていた。

喫茶なので飲み物やわらび餅とかデザート類が中心。昼食になりそうなものは和風ピザくらい。シャクシナのピザを選択。シャクシナは秩父地方で栽培されている菜っ葉類で、葉の形が杓子みたいだからそう呼ばれているのだそうだ。和風ピザなのでわさびを付けて食べる。食べているうちにもう一組入ってきたが、最初の一組が入れ替わるように出て行ったので、「密」にはならない。

雨の中の山登りは大変なので、宝登山頂へはロープウェイで向かう。乗客は私を含め6名で、それに乗務員1人の計7人。もちろん全員マスク着用。

宝登山ロープウェイ 乗り物

天気が悪いので眺望は今一つ。

宝登山頂駅は453m。

宝登山頂駅前。目論見通り人が少ない。

麓の方を見下ろすが、かすんでいる。

雨の中、周辺を散策する。

宝登山は蝋梅（ロウバイ）が有名だが、6月なので花の時期は過ぎている。

宝登山頂に到着。標高497.1ｍ。ロープウェイの山頂駅からさらに44m登るのだが、マスクを着けて歩くのでちょっと息苦しい。（他に人がいなかったからマスクを外して歩いても良かったのか）

宝登山 自然・景勝地

宝登山神社の奥社。

宝登山神社の奥社の狛犬はオオカミなのだそうだ。

ロープウェイ駅に戻る道すがら、ツツジの花。

アジサイの花。

ロープウェイで麓に戻り、宝登山神社にも立ち寄る。

宝登山神社 寺・神社・教会

今度は川に向かう。

悪天候で川下りは中止のはずなのにボートに乗っている人たちがいた。アップにしてみたらラフティングの一団だった。

隆起した結晶片岩が畳の様に広がっているので「岩畳」と名付けられている。「結晶片岩」とは、海底に堆積した火山噴出物と泥や砂がプレートと一緒に地下深くに取り込まれ、膨大な圧力が加わってできた物ということで、それが地表で見られるのは大変珍しいのだそうだ。

長瀞岩畳 自然・景勝地

長瀞駅に戻り、再び秩父鉄道に乗る。

長瀞駅 駅

御花畑駅で秩父鉄道を降り、西武秩父駅に向かう。JR、秩父鉄道、西武鉄道と三つの鉄道を乗り継いだ。

西武秩父駅 駅

この日の宿、休暇村奥武蔵にたどり着いたのは16時頃だった。

続く。