「密」を避けて埼玉県内1泊の旅　その2

2020/06/14 - 2020/06/15

休暇村奥武蔵に泊まる。

エリア 飯能(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

新型コロナ感染症（COVID-19）の影響で旅行を自粛していたが、県内の新規の感染者が減り、「密」を避けての県内旅行なら良いかなと、3カ月ぶりの旅行に出かけた。今回の宿は2018年にリニューアルしたばかりの休暇村奥武蔵。休暇村は日本全国の主に自然豊かなところに建てられた宿泊施設で、割と手頃な料金で泊まれる。

休暇村 奥武蔵 宿・ホテル

近くにムーミンバレーパークがあり、入場券がセットになった宿泊プランもあるらしい。私は通常の1泊2食税込み1万3750円のプランで宿泊。

色とりどりの浴衣から好みのものを選べる。

一人でツインの部屋に泊まる。畳スペースもある。部屋にはトイレのみでお風呂はない。その代わり大浴場には広めの露天風呂もあり、他のお客さんがいても「密」を避けられる。夕食前にひと風呂浴びたが、翌日が平日の月曜日ということもあり、大浴場には私を含め4，5人くらいしかいなかった。日帰り入浴もやっているが、宿泊客と時間が重ならないようになっていた。

お茶請けのお菓子は2種類。

夕食はビュッフェ形式だが、新型コロナ感染症（COVID-19）対策で、料理は最初から個別の器に盛ってあるか、取り分ける場合はスタッフが行っていた。ソース用のスプーンは1回ごとに取り換えるようになっていた。

右奥がサーモンの塩麹焼き、その手前が秩父味噌豚焼き、一番手前が鮪ホホ肉トマト煮込み、その左上けんちん汁、さらに左が炊き込みご飯、奥にサラダとお刺身。

揚げたての天ぷらと鮎の塩焼き。

お寿司、茶わん蒸しとかローストビーフとか。

デザート類も色々。

甘い物の後にはさっぱりとしたものが欲しくなり、さらにお蕎麦もいただいた。

夕食後は蛍観賞会に参加するつもりだったが、まだ蛍は見られないということで鑑賞会はなかった。

朝のお散歩会に参加。私の他は親子連れが一組。宿の近くを流れる高麗川（こまがわ）。案内をしてくれたスタッフによると、蛍は昨年の台風19号で流されたのかもしれないと言っていた。

結構大きな岩がゴロゴロ。

我野（あがの）神社。

我野神社。

我野神社の本殿には全面に彫刻が施されている。

我野神社の本殿の彫刻。

我野神社からさらに奥の高台に向かう。この石碑は日露戦争の戦勝記念に建てられた物らしい（建てられたのは日露戦争から20年ほど経ってから）。石碑の「忠魂碑」の文字は東郷平八郎の筆跡なのだそうだ。

石碑の近くに咲いていたホタルブクロの花。

同じく石碑の近くに咲いていたドクダミの花。因みにドクダミの花は白い部分ではなく、その中心の黄色の突起状の部分が小さな花の集合体なのだ。

大きめの建物は廃校になった小学校。

休暇村奥武蔵の建物。左側の白っぽい建物は新館。茶色っぽい建物は本館。新館の方が少し料金が高い。私が泊まったのは本館の方。

休暇村にはロッジも三棟併設されている。そのうち一棟はペット連れO.K.ということだ。

お散歩の後は朝ごはん。やはり、料理は最初から個別の器に盛られているか、スタッフが取り分けてくれる。中央奥がクリーム煮込みハンバーグ、その右がホルモンのトマト煮込み、

デザート。

吾野駅まで送迎バスがあったが、2.5km程なので歩いて向かう。前日は西吾野駅から休暇村まで1.7kmの道のりを歩いた。途中の陸橋を電車が走り過ぎていく。

東郷公園。朝のお散歩会の時、「忠魂碑」の説明で休暇村のスタッフが「近くに東郷公園がある」とも言っていた。ただし、東郷平八郎は薩摩の出身なので、この地域との関係についてはよく分からないのだそうだ。

東郷公園の近くに吾野駅方面への案内板があった。

案内板に従って歩くと林の中に入る。

線路を見下ろす場所に出てきた。結構な高さなので、高所恐怖症の私には辛かった。

無事に西武鉄道吾野駅に到着。ここから自宅まで電車を乗り継いで2時間ほど。新型コロナ感染症の為に3月下旬から職場と自宅を往復するくらいだったので、県内とは言っても久し振りの遠出だった。

終わり。

吾野駅 駅