2020/02/11 - 2020/02/15
6位(同エリア70件中)
DONさん
この旅行記スケジュールを元に
親族訪問のためチェンナイへ来たものの、さて見るべきものは一体。チケットを手配してから検索してみて唯一心惹かれたのが「転げ落ちそうで落ちない巨岩」の一種、クリシュナのバターボールでした。
海辺の街マハーバリプラムまでチェンナイから日帰りで。巨岩に立ち向かった後は、当初予定になかった「一日音楽教員」体験が待ち構えていました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
親族の知人2号のスレシュさんが運転してくれる車でマハーバリプラムまでは2時間ほど。タミル語オンリーのスレシュさんと意気投合して爆笑してた自分は何語で話していたのやら。
先ずはマハーバリプラムが誇る世界遺産の一つ、海岸寺院へ。この他、ファイブラタ始め複数の遺跡見学のための共通チケットを買い求めます。外国人は現金600ルピーの所、クレジット払いなら50ルピー割引と書いてあったけど、結局現金しか受け付けてくれず。マハーバリプラムの建造物群 史跡・遺跡
-
ゲートから寺院までは炎天下の長き道。
-
海岸寺院の名の通り、かつては波打ち際に在った石積みのお寺です。
海岸寺院 寺院・教会
-
潮風と歳月で朽ちかけた味わい。祠を取り囲むナンディ像たちも表面が風化し、福岡銘菓ひよ子の如し。
-
堂内の神々を描いたレリーフは比較的風雨の浸食を免れていました。
-
真横はベンガル湾を臨むビーチ。ハイシーズンは賑わうリゾート地も冬場(十分暑いけど)閑散と。
-
世界遺産シリーズ、岩石寺院が連なるファイブラタ。叙事詩マハーバーラタにちなんだ5つの建物は巨大な花崗岩から切り出されたそうで(スレシュさんからの解説は当然ないので看板情報より)。
ファイブ ラタ 寺院・教会
-
等身大の象の像など。
-
インドのお寺につきものの、ナンディ。
-
の、隣の敷地にいた本物。
ちなみにヒンドゥーでは聖なる生き物の牛。勿論ヒンドゥー教徒は一切口にしませんが、インド自体は牛肉輸出大国です。 -
続いて道端の巨岩に壮大な歴史絵巻が掘られた「アルジュナの苦行」。
アルジュナの苦行 寺院・教会
-
苦行と銘打つ割には、描かれた皆さんは何だか楽しそうなポージングです。
-
右から左から!どこを見ても現世ボリウッド映画の「いきなりダンス」を思わせる躍動感!ミュージカルのようで飽きません。
-
そして個人的ハイライト、クリシュナのバターボールが公園の中に突如あらわれます。巨岩が坂の途中で一時停止してしまったシリーズ、ミャンマーのゴールデンロック(チャイティーヨーパゴダ)のシンプル版といった感。
クリシュナのバターボール 史跡・遺跡
-
反対側に回ると、まさに真ん丸バターボールを割ったような形状です。お約束で押してみたり潰されかけてみたりしましたが、びくともしません。
-
遺跡巡りを済ませたら、チェンナイ郊外の小学校にてボランティアで英語を教えている親族から召喚。子どもたちにピアノを弾いてみせて、と。
冗談みたいな展開でしたが、巻物みたいなペラペラの鍵盤で簡単な名曲を演奏すると真剣な眼差しで聞き入るキッズたち。初めて触れるクラシックだったとか。最後は即興で歌の伴奏をしたり、冷や汗まじりの稀有な体験に。 -
辛いのは苦手です、というアピールも空しく、スレシュさんのチョイスも南インド自慢のスパイシー系。
-
汗だくの自分の隣で、英語可の一家が大笑いしながら「大丈夫?」と案じてくれました。
-
親族おすすめのアーユルヴェーダのマッサージに。
-
受付の後は階上の広々とした部屋に。心許無い超小型の越中褌みたいなのに着替えたら、男子には男子二人の施術師がつき(女性には女性らしい)両脇から全身にオイルを塗り広げられ、見事にシンクロする動きで至福のひと時でした。仰天の安さで確かな腕前。
-
お約束、旅先からの絵葉書投函のため郵便局に立ち寄ります。掘っ立て小屋みたいな趣の郵便局が多いけど、赤字に黄色3本線のマークが目印。
-
スレシュさんに、丸っこくてラブリーなタミル語でワナッカム(=Hello)と書いてもらおうと頼んだら「話せるし読めるけれども、実は書けない」という衝撃の告白。そういう南インド人は少なくないそうな。
そこでスレシュさん、隣のカウンターにいた見知らぬおじさんに「ワナッカムと書いてくれ」。快く10回書いてくれました。ナンドゥリ(ありがとう)。 -
最後は近くのフェニックスモールで土産物探し。インド政府御用達の紅茶ブランド、サンチャのお店を見つけました。東急田園都市線のあそことは無関係。
-
自分用も含めマサラチャイを探していたんですが、笑顔でコレもアレも、と試飲攻めです。タプタプになるまでこれでもか!と。小分けに出来るティーバッグの詰合せなどが便利。空港にも店があります。
-
陽気なキリン人形の真横に、ただ地面の一点を見つめ続ける着ぐるみ氏…全身から溢れ出す悲壮感。
モールを一周して、夜はベッドの端から落ちそうで落ちない甥っ子が心配で浅い眠りに。早くも翌日はチェンナイ最終日、聖地カーンチープラムで締め括ります。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
マハーバリプラム(インド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ チェンナイぐるっと遠回り~インド
0
25