
2013/06/17 - 2013/06/26
2位(同エリア419件中)
SamShinobuさん
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中国一人旅の始まりである。今回は清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀や張作霖の足跡をたどりつつ、満州時代の建造物を見ながら、満鉄が経営していた旧ヤマトホテルを泊まり歩く旅を実現させることができた。10日間かけて、東北3都市を満喫した。そのハルピン篇。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハルピン西駅
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和諧号は、12時ちょうどに到着。完成したばかりの巨大な駅舎は、こちらも駅というより空港のようだ。完成したばかりと書いたが、実は新幹線は通っているのに駅はまだ完全には出来ておらず、いたるところで工事をしている。そのため、あるはずのショッピングセンターやレストラン街は現在建設中。ここで昼食をとる予定だったがどこも開いておらず、仕方がないのでタクシーでホテルに向かうことにした。
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龍門貴賓楼(旧ハルピン大和ホテル)1泊428元(6,850円)朝食付
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龍門貴賓楼
正面の回転ドアから入った瞬間、その荘厳な雰囲気に圧倒され、一世紀以上に渡る歴史の重みに押し潰されそうになった。 -
龍門貴賓楼
ここは1901年にロシア人によって創建され、1937年からは満鉄に経営が移り、終戦まで大和ホテルとして営業していた。今は中国資本のホテルだが、建物は当時のままだし木製の回転ドアから階段に至るまでその頃から変わっていないそうだ。早速クラシカルなフロントでチェックインする。 -
龍門貴賓楼
建物は2階建ての重厚なアールヌーボー建築で、客室は2階のみ。総部屋数30室しかなく、もちろん当時は超高級ホテルだった。部屋はリノベーションしたばかりのようで昔の面影を残しつつ非常に清潔である。 -
龍門貴賓楼
部屋に荷物を置いてホテル内の探検を始める。自分の隣りの部屋はなんと、張学良や満州国皇帝・溥儀の弟である溥傑夫妻が宿泊した215号室だ。 -
龍門貴賓楼
ちょうど昨日、瀋陽で張学良の邸宅を見学したばかりだし、今回の旅行に携行している本は、溥傑夫人の嵯峨浩が書いた自伝「流転の王妃の昭和史」なのだ。館内の展示物で、その溥傑夫婦が新婚旅行で泊まったと知り、不思議な偶然にテンションがあがった。 -
龍門貴賓楼
1階の大ホール -
氷で冷やす木製の冷蔵庫当時のまま置いてある宴会場。
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龍門貴賓楼
特に厳然としたロビーに佇むとしばし時を忘れてしまい、正面に堂々とそびえる階段の手摺にすらため息が出るほど、この空間に畏敬の念を抱いていた。いやはや凄いホテルだが、100年以上もそのまま残してくれたことに心から感謝だ。 -
龍門貴賓楼
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龍門貴賓楼
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龍門貴賓楼
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龍門貴賓楼
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李先生
少し遅めの昼食をとるために、ホテルの前の道路を渡ったところにある「李先生」というファミリーレストランのようなチェーン店に入った。 -
ちょうどその時大きな雷が鳴って、突然の大雨。煮込んだ骨付き鶏肉と椎茸が入った麺を注文したが、結構美味しくてほっとした。
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今回の旅行で3日目にして初めての中国料理だ。食事が終わるころには雨もほとんど止んでいたので、グッドタイミングだった。
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ホテル正面のハルピン駅は、1909年に伊藤博文が暗殺されたところだ。
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1900年創業のロシアが建てたデパート「秋林公司」。
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1908年に創建された映画館もあり、街歩きが楽しい。
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ロシア人が建てたと思われる古い洋館も点在している。
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ピザハット
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ピザハット
サラダにコロナビール、そしてピザは大事をとって(香辛料の八角に出会わぬように)サラミだけのピザにした。しかしなんとこのサラミに八角が入っていたのだ(泣)。でも、少量だったので意外と普通に食べられた。サラダは美味しかったし、スパゲッティもあったのでまた利用しようと思った。 -
2013年6月20日
朝食はシャンデリアが美しい大ホールでビュッフェだ。種類も多く美味しかった。「豆腐脳」があったので、初めて食べてみた。その不思議な名前はよく聞くが食べたことがなかったのだ。食べ方がわからなかったのでウエイトレスに聞いたら、豆腐をお椀にすくってその上に甘辛のあんをかけてくれた。脳というのは軟らかいことを意味しているそうだが、「豆腐脳」というネーミングはどうなの?初めて聞いた時は豆腐の上に猿の脳味噌でも乗っているのかと思った。食べてみると、出来立ての豆腐にあんが絶妙で非常に美味しかった。それからジュースがどれも温かかったのが不思議。コーヒーは砂糖、ミルク入りしかなかった。 -
また、ウエイトレスたちは例によって大あくびしたり、だらしなくぶらぶらしている。実に中国らしい。
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大ホール
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龍塔
まずはタクシーでハルビンのランドマークである龍塔に向かった。2000年に完成した336mのテレビ塔で東洋で一番高い鉄塔らしいが、間違いなく333mの東京タワーを意識しているよね。 -
塔に上がるとガラス張りになっている床がぐるっと一周しており、靴に紙のカバーをかけて歩くと、スリル満点。この龍塔、入場料が意外に高くて、150元(2,400円)もした。
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タクシー相乗りで極楽寺へ
次に極楽寺に行こうと思いタクシーを停めると、なんと女性のお客がすでに乗っている。これが相乗りというやつか。停めてしまったので仕方なく「極楽寺」と言うと、運転手が乗れという。恐る恐る乗り込むが、先客は何も気にしないというふうに外を見ている。タクシーはそのまま5分位走ると、その女性客が先に降りる。料金はメーターの11元に燃油サーチャージの1元を足して12元払っていた。メーターはそのままで10分位で目的地の極楽寺に着いた。メーターは21元になっていた。いくらか聞くと、燃油サーチャージを加えて、22元(350円)という。なんだか損した気分。先に料金交渉をしないとダメか。 -
極楽寺は、1924年創建という比較的新しい天台宗の寺院。拝観料10元払って中に入り、5元のお線香を買って、中国式お参りをした。
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極楽寺
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極楽寺
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中央大街へ
ホテルに戻り、後ろ髪引かれながらチェックアウト。実にいいホテルだった。中央大街にある今夜のホテル「馬迭爾賓館」に向かうべくタクシーを拾うと、また先客が乗っている。中央大街まで行ってくれるというが、メーターを見るとすでに100元を超えている。そこで中央大街まで幾らか聞くと、15元だと言う。先客はすぐに降りて、やはり15元払っていた。システムがよく分からないが、やはり最初に交渉がマストだ。この運転手はなかなか陽気なお兄ちゃんで、日本人だと言うとハルビンは日本車が増えたと話していた。確かに、比較的新しくて綺麗な日本車が結構走っている。中央大街には車で入れないので、入り口で降ろされる。 -
この通りは、かつて帝政ロシアが1903年に鉄道付属地として、中国から権利を受け開発した地域。そのため中国でありながらロシアの異国情緒をたっぷりと残しており、「東方のモスクワ」と呼ばれている街だ。全長1,450mの通りに当時の歴史的建造物が30軒以上並ぶ、まさに建築博物館のよう。なにしろ街が綺麗でゴミひとつ落ちていない。この街なら快適に過ごせそうだ。
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中央大街
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中央大街
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中央大街
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中央大街
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韓式家庭料理
中央大街から横道に入ったところに韓国料理店を見つけたので入った。 -
石焼ビビンバがお勧めだというので、それと茄子・ジャガイモ・人参の炒め物を注文した。どちらも美味しくて満足。ビールも飲んで合計46元(740円)。
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馬迭爾賓館(モデルンホテル)1泊=493元(7,900円)朝食無
今日、明日と2泊するホテルにチェックインした。 -
馬迭爾賓館(モデルンホテル)
このホテルは1906年にロシア人が、当時ヨーロッパで流行していたアールヌーボー様式で建てた。それはロシアがその頃まだ西洋に対して二流扱いされていたことへの反発と、中国・日本に対しては勢力を誇示する意味があった。そのためか重厚な作りとレトロでお洒落なデザインは、いまだに中央大街を代表する歴史的建造物になっている。 -
馬迭爾賓館(モデルンホテル)
チェックイン後、ホテルの女性が部屋まで案内してくれた。案内が必要なのかと思ったが、部屋が迷路のように入りくんだ奥にあったので助かった。「どこの国の人ですか?」と聞かれたので日本人だと答えると、彼女は嬉しそうに笑った。実は自分の彼が日本人と中国人のハーフだという。なるほど。拙い英語で一生懸命部屋の説明をしてくれて、「フロントは2番なので何かあれば電話してください」と恥じらいがちに言った。 -
部屋は清潔で快適だ。
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早速、ホテル内探検を開始。すぐ、宋家の三姉妹の次女・宋慶齢(孫文夫人)の宿泊した部屋を見つけて嬉しくなる。
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ロビーには創業当時の備品などを数多く展示しており、なかなか趣のあるクラシックホテルだ。
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ホテルは中央大街のほぼ真ん中に位置しているので、今度は来た方向と逆に歩き出した。ホテル名物のアイスクリーム(5元)を食べる。
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「新凱菜花園大酒店」というホテルにロシアの土産屋があり、そこでマトリョーシカを買った。どのマトリョーシカも可愛い顔をしているのに、これだけ絶対ふざけて描いたでしょうっていうくらい変顔だったので気に入った。
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斯大林公園(スターリン公園)
そのホテルの目の前が松花江で、川沿いに斯大林公園(スターリン公園)が2km弱続いており、公園の中央に防洪紀念塔がある。 -
斯大林公園(スターリン公園)
川辺には大勢の観光客と地元の人が集まっていて、川では泳いでいる人もいる。 -
泳いでいたおじさんが、人の顔ほどもあるシジミのお化けみたいな貝を3~4枚取って来たかと思うと、突然1枚5元で売り出した。
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するとアッと言う間に完売。みんな、その貝食べるの?
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そして、その奥さんらしき人が、もっと取ってきなさいとばかりにおじさんを急き立てていたのが面白かった。
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名典西饗庁
せっかくなので、ロシア料理を食べることにした。ボルシチとピロシキ、サラダを頼んだ。 -
サラダは美味しかったが、ボルシチはイマイチだった。やはりここは中国であって、ロシアではない。
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馬迭爾賓館(モデルンホテル)の歌手
中央大街を歩いていると、ロシア民謡が聞えてくる。モデルンホテルの前に人だかりができているので、近寄ってみると通りに面したバルコニーで、真赤なドレスのロシア人歌手が歌っていた。 -
ロシア情緒、たっぷり!
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再び斯大林公園(スターリン公園)
東北一美しいと言われている松花江の夕日を見に行った。大勢の人が夕陽を見に集まっていた。日の入りは19時26分である。一旦沈んだ太陽が雲に反射して西の空が紫色に染まった。確かにうっとりするほど綺麗だ。防洪紀念塔は噴水になっており、イルミネーションが幻想的だった。 -
ビアガーデン
中央大街にはビアガーデンがいくつもある。モデルンホテルの隣りもそうだ。ビールの消費量世界第三位を誇るハルビン(ミュンヘン、モスクワに次いで)なので、早速入ってみた。 -
生ビールはかなりでかいピッチャーしかないというので、500mlの缶にした。って、意味ないじゃん。まあ、雰囲気だけでも味わおうと思ったが、屋台の売り子や客たちの声があまりにもうるさかったので、早々に退散した。
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広場舞い
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そこでモデルンホテルのバーで飲みなおすことにした。客もほとんどいなくて静かで落ち着く。ジャックダニエルのロックを飲みながら、遙か異国のホテルのバーでひとり寛いでいた。
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2013年6月21日
マクドナルド
ホテルは朝食付きではなかったので、中央大街のマクドナルドでホットドッグとコーヒーを頼んだ。 -
ホットドッグ6元、コーヒー4元で合計10元(160円)だった。ホットドッグの作りは雑だが、旨かった。
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太陽島公園(入園料30元)
スターリン公園から船で松花江を渡って太陽島公園に行く。往復10元の切符を買って、船に乗り込む。どうやら客がいっぱいになったら出発するようで、皆呑気に待っている。 -
ようやく満席になり船は船着場を離れた。空気がきれいで気持ちいい。天気も快晴である。
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太陽島公園
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柳絮(りゅうじょ)
柳絮とは白い綿毛のついた柳の種子で、瀋陽でも飛んでいたがここではまるで雪のように降っていて、下手をすると口の中にまで入ってくる。話には聞いていたが、一年でもほんの短期間だけ舞うようなので、今までこんな凄いのは見たことがなかった。これは面白い。 -
ただ柳と言うとしだれ柳を想像しがちだが、これはカワヤナギという種類の柳らしい。そのため、はじめは葉の形状からこれが柳?と不思議だった。
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氷雪芸術館(入館料110元=1,760円)
入館料は高かったがそれなりに面白かった。ここは冬のハルビン最大のイベント「氷雪祭り」を再現しており、マイナス15度の世界にいろいろな氷の彫像や建築物が展示してある。20元で真赤な防寒服を借りて20分程中にいたら身体が芯まで冷えた。 -
氷雪芸術館
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氷雪芸術館
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出口で温かい生姜湯をくれたのが嬉しかった。
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新潟友諠園
ハルビン市は新潟市と友好都市として提携しているので、その関係で日本庭園が造園されている。綺麗な庭園なので、結婚の写真を取っているカップルがいた。 -
新潟友諠園
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俄羅斯(ロシア)風情小鎮(ショー付きで60元)
太陽島公園から出て少し歩くと、先程の船着場の正面にたどり着いた。そのすぐ横にロシア人の別荘を復元したアミューズメントパークがある。中は思ったより狭く、ロシアの昔の生活を再現していたり土産屋があったが、かなりしょぼかった。 -
特にロシア人女性達によるショーは、カチューシャの唄から始まりロシア舞踊を踊ったりしていたが、幼稚園のお遊戯レベルで閉口した。
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俄羅斯(ロシア)風情小鎮
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俄羅斯(ロシア)風情小鎮
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俄羅斯(ロシア)風情小鎮
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俄羅斯(ロシア)風情小鎮
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俄羅斯(ロシア)風情小鎮
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ピザハット(必勝客)
船でスターリン公園に戻り、マクドナルドの前にあったピザハットに入った。朝、マックに行ったときに目を付けていたのだ。 -
今日はサラダとスパゲッティアラビアータにした。ピザハットはアメリカに本社があり、日本では宅配ピザ屋だが中国では高級なレストランである。中国語では「必勝客」と書く。サラダは和風ドレッシングが選べて感激。スパゲッティはかなり辛かったが、結構イケる。
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露西亜(ロシア)
中央大街にあるロシア料理の有名店「露西亜」の前を通ると、素敵な建物が目を引いた。入り口の椅子に座って寝ているおじさん(多分店主だと思う)に、「紅茶だけでもいいか」と聞くと、OKだと言ってくれる。 -
紅茶はガラスのポットに入れて運ばれ、ポットのお湯が少なくなると足してくれるので、のんびりと昼下がりの紅茶を楽しむことができた。
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店内もいい雰囲気で、ロシア人家族の客もいた。
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聖ソフィア大聖堂
街なかに突然現れる巨大な教会はロシア情緒たっぷりで、ここが中国とは思えないくらい荘厳だ。 -
聖ソフィア大聖堂
聖ソフィア大聖堂は1907年に建てられたロシア正教の教会で、現在はハルピン建築芸術館として、かつての街並みや建築物の写真が展示してある。 -
聖ソフィア大聖堂
ビザンチン建築様式の建物は外観だけでなく、内部も本当に凄い。豪華なシャンデリアにしばし目を奪われて、差し込む自然光さえ芸術として完成されているような気になる。 -
聖ソフィア大聖堂
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聖ソフィア大聖堂
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シャンデリア。
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前の広場に出ると、大袈裟なポーズをとりながら結婚の写真を撮っているカップルが多くいた。
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兆麟公園
大聖堂から歩いて兆麟公園に行った。小さな遊園地もある公園だが、乗る子供がいないからか、ほとんど動いていなかった。たくさん歩いて少し疲れたので、地元の老人たちとベンチに座ってしばし休んだ。 -
兆麟公園
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避風塘
夕食は中央大街の避風塘にした。 -
上海で何回か食べたことのある店なので安心。何かの鶏を一羽焼いたもの(頭付き)と、青菜の入った麺にした。鶏は香ばしくて、かなり美味しかった。麺はあっさりしていたが、これもほっとする味で良かった。
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避風塘の店内は綺麗だ。
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またスターリン公園
かわいい建物。 -
スターリン公園
卓球を楽しむ市民。 -
スターリン公園
麻雀に夢中な市民。 -
スターリン公園
集団で踊る人々。 -
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青空書道(地面に水を含ませた筆で達筆な文字を書く)をしているおじさん。
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夕陽を見るために川沿いの階段に多くの人が集まっており、今日は昨日の紫色の空とはまた違って、真赤に染まった雲間を太陽が沈んでいった。
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その後、マッサージ店を探しながら帰ったが、見つからなかった。いや、正確には一軒「盲人按摩店」という看板があったが、10年くらいシーツを換えていなさそうな汚い店だったので、さすがにパスした。仕方がないので、コンビニでポテトチップスとビール、韓国焼酎を買ってホテルの部屋で飲んだ。
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2013年6月22日
ホテルの朝食
朝食はエクストラチャージを払って、ホテルのビュッフェにした。 -
目玉焼き(サニーサイドアップ)を中国語で「単面」というが、久しぶりに卵を調理してくれる人がいて、「単面」を頼むことができた。
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ハルピン駅
一昨日到着した時は完成したばかりのハルピン西駅に降り立ったが、今度は伊藤博文が暗殺された昔からあるハルピン駅。 -
まず切符を見せて荷物検査をしないと駅の建物自体に入れない。そこから自分の乗る列車のホームに向かうが、そこでも切符を見せる。
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すると広い待合室があり、出発の15分くらい前になると改札が始まる。ここで初めて切符を切ってもらう。切符を切るなんて久しぶりだ。
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ふと見ると、駅の売店に「KIOSK」と書いてある。中国でも駅の売店を「KIOSK」って言うの?
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寝台車
今回は中国の寝台車に乗ってみたくて、(昼間ではあるが)初挑戦した。 -
10時48分発のT158は軟臥と硬臥の2種類あり、高級な方の軟臥にしてみた。長春まで約2時間かかり、運賃は135元(2200円)である。高速特急なら1時間なので倍の時間がかかるが、こちらの方が旅の情緒があっていい。
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上下2段ベッドが対になった4人用のコンパートメントがなんと貸切だった。ベッドも清潔で快適だ。
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時折車内販売が回ってくるので、カップラーメンを買って食べてみたが、意外にも旨かった!
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長春に着く15分ほど前になると女性の車掌さんが声をかけてくれる。もし寝ていても、乗り過ごさないように起こしてくれるそうだ。個室でリラックスできて、とても素敵な列車の旅を満喫した。
長春篇に続く。
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