紫陽花に囲まれたお宅（横浜市港南区大久保2）

2020/06/05 - 2020/06/05

　青木橋を渡ると歩道の街路樹に紫陽花が多くなる。もうこの時期は殆どが咲いており、花盛りだ。すると道の左側のお宅の前には鉢植えの紫陽花が何100株も育てられており、花盛りだ。中には「ダンスパーティ」らしきものもあるが、酸性度の影響であろうか、色はピンクではなく、青紫色をしている。また、「こんぺいとう」もあるが、カタログにあるピンクではなく、水色の花の縁が白い花を咲かせている。これほどの種類の紫陽花を栽培していながら、また、静岡県掛川市にある加茂花菖蒲園が開発した紫陽花の品種が何種類かあるのだが、肝心の「雨に唄えば」（https://4travel.jp/travelogue/11235866）は見当たらない。ピンポンして直接お話を伺った。
　40種類位の紫陽花を栽培しているという。しかし、紫陽花が好きで集めているというのではないという。「えっ？これほど紫陽花を多く栽培しているのに？」店で花が終わった鉢が300円とか100円になったものを買ってくるのだという。結果、庭は勿論、入口も階段から玄関までも紫陽花で一杯になっている。「好きなのは山紫陽花だ。」ということで、10数種類あるうち、花が綺麗に咲いている3鉢を見せてもらった。「この背が低くて可愛らしい花がいいでしょう。これが好きなんです。」確かに、例年ならこの時期に鎌倉市二階堂にある鎌倉宮に行けば見られる山紫陽花だ。また、芝桜も3,000株ほどポットで栽培しているという。この芝桜の講演を聞きに行って、加茂花菖蒲園の開発部長と知り合って、社名を知っているのだという。
　結果、加茂花菖蒲園が開発した紫陽花の品種で「ダンスパーティ」と「こんぺいとう」はこのお宅で見掛けることができたが、この6、7年間探し回っていても、花弁の縁が白いピンクの色の紫陽花「雨に唄えば」は未だ見付けることはできないでいる。
（表紙写真は紫陽花に囲まれたお宅）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

家の前が紫陽花だらけのお宅。

家の前が紫陽花だらけのお宅。