千手院（横浜市港南区最戸2）

2020/06/05 - 2020/06/05

　横浜市港南区最戸2にある千手院は真言宗大覚寺派のお寺で西岸山千手院蓮華寺という。創建年代等は不詳ながら、大阿闇梨尊継不生（寛永11年（1634年）寂）と刻した墓や、過去帳などから天正年間（1573年~1593年）に創建したのではないかという。明治六年（1873年）九月、村内の西光山来迎寺を合併した。その後、関東大震災（大正12年（1923年）で被災したため、来迎寺のあった当地へ移転したという。東国八十八ヶ所霊場の65番札所である。本尊は阿彌陀立像である。
　神奈川県戦没者慰霊堂が建つ山（https://4travel.jp/travelogue/11627189、https://4travel.jp/travelogue/11627188）の中腹にあり、横に千手院幼稚園がある。石段の両側の石垣は斜め積で、この辺りには多く見掛けるものである。
　新型コロナウィルス感染症に対するしっかりとした看板が立てられている。
（表紙写真は千手院本堂）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

千手院門前。

「西岸山　千手院」。　

掲示板。

駐車場の先に石段。

「感染症対策の為　境内の動物散歩、通り抜け等無用の立入はご遠慮ください　山主」看板。これほどしっかりとした看板を設置しているのは初めてだ。

斜めに積んだ石垣。

斜めに積んだ石垣。

千手院本堂。

千手院本堂。

掲示板。

「南無大師遍照金剛」。

「南無大師遍照金剛　四国霊場八十八ヶ所　巡拝成満記念」碑。

庫裡。

庫裡。

水場。