2018年夏 道東の旅2 尾岱沼の美しい風景と極上の宿中村屋編

2018/08/19 - 2018/08/20

2018年 恒例の帰省ついでの家族旅行。この年は道東を中心に屈斜路湖～霧多布～野付半島～糠平温泉中村屋と回りました。
今回は尾岱沼（野付半島）を観光船で堪能し、最後の宿糠平温泉中村屋を訪ねます。

エリア 別海・野付(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

8/19　霧多布キャンプ場の朝です。
昨日に引き続きいい天気。

霧多布岬キャンプ場 キャンプ場

昆布漁師の船が一斉に漁を始める様子を見ていたら、少しづつもやがかかってきて、あっという間に海上が霧で覆われました（写真なし）
さすが霧多布です。

キャンプ道具を撤収し、まずは尾岱沼（野付半島）に向かいます。
尾岱沼では別海町観光船のレインボー号に乗って野付湾クルーズです。野付湾から野付半島のトドワラまでの往復でトドワラでは約1時間の自由時間があります。
（写真は別海町観光船のサイトhttp://www.aurens.or.jp/~kankousen/index.htmlより拝借しました）

別海町観光船 乗り物

浅い海なので揺れもそれほどでもなく、景色を見ながらのんびり航行します。

船から見える風景は何というか、ウユニ塩湖的（行ったことないけど）とでもいいましょうか現実離れした世界。

船は長い長い桟橋に着きました。
なんだか夢の中にいるみたい。

トドワラ 自然・景勝地

尾岱沼といえばトドワラですが、よくかつてよくガイドブックに載っていた白く風化した木々がごろごろしている風景はもはやありません。時々こういうのが転がってる程度。
でもなんか異質なんですよ。景色が・・・

なんというか地と空と海が織りなすアートとでもいいましょうか・・・・
イブ・タンギーの絵画のよう。

ぼぉっと見ているだけでも・・・

自分がまるで・・・

世界の果てにいるよう。

後ろは知床連山かな？

とことこ歩いて木道の終着点、かつてトドワラの景勝地だった場所まで来ました。このとおりほぼただの草むらになってました。
風景は自然ゆえに移ろい行くというところか。

あっというまに一時間が過ぎ、帰りの船がやってきました。
この海域には野生のアザラシがいて、船頭さんが見つけると見やすいように船を回してくれます。
上手く写真は撮れなかったけど、浅瀬で顔と尾びれを上げて寛ぐやつや船について泳いでるやつ等複数の野生のアザラシを見ることができました。

野付港に戻り、あとは明日出港するフェリーに乗るため小樽港へ行くだけですがさすがに別海町から小樽は遠すぎるので、今夜は糠平温泉で一泊します。
途中中標津のSiretoko factoryに寄ってドーナツ購入。

シレトコ ファクトリー グルメ・レストラン

こういうやつです。

中標津～阿寒～足寄と結構な距離を走り、ようやく夕方に糠平温泉中村屋に到着。
家族で来るのは3回目となります。

糠平温泉 中村屋 宿・ホテル

4トラでもおなじみの宿のようで、人気があり夏はなかなか予約が取れませんでしたが、久々に来ることができました。
もとは団体客用の大きなホテルだったところを家族経営で部屋数を限定していろんなものをハンドメイドで作り直して独特の雰囲気のアットホームな宿になっています。

らせん階段や

何気に置かれたソファなど、懐かしさに溢れた温かい宿です。

長距離運転の疲れを温泉で癒し、さて夕食の時間。
食事はレストランでいただきます。
地元の食材を使った上品な料理が並びます。この他天ぷらなんかもあったような。豪華ではないですがここに来る価値があるメニューです。

十勝の豚肉の陶板焼きが美味かったなあ。

こちらは子供向けメニューです。

もう一度風呂に入り、ロビーでまったり。
ほんと、この宿は落ち着きます。

8/20　朝食です。
ビッフェ形式ですが夕食と同じく地元食材にこだわった料理が並んでいます。とても質の高い朝食だと思いました。

中村屋さんお世話になりました。また来ます。
ということで、あとは小樽に向かうだけ。

17時出港なので寄り道しながら向かいます。
まずはせっかく糠平に来ているので旧国鉄士幌線アーチ橋橋梁群を見て行こう。
この時期有名なタウシュベツ橋はダム湖の下なので拝めませんが、国道沿いから見れるいくつかのアーチ橋を見て行きます。

旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群 名所・史跡

橋の上からも緑が生い茂ってラピュタ的です。

さて次に訪れたのはずっと飛んで新千歳空港。
我が家は小樽から船に乗る前にたいてい千歳空港に寄ってお土産を買っていきます。
ちょうど昼時だったので何を食べようか迷った挙句、道東旅行のあいだ食べてなかったので、何故か千歳空港で海鮮どんぶりを頂きます。
それなりに美味しかったです。

新千歳空港 空港

ということで楽しかった北海道ともさよならです。
小樽港より新潟港行きのフェリーに乗り込みました。乗るやいなやカップめんをすする我が子。

小樽港フェリーターミナル (勝納埠頭) 乗り物

こうして我が家の2018年夏の北海道旅行は終了です。
いつも親父の趣味と家族サービスの狭間ぎりぎりを責める北海道ですが、今回はみんなが満足する家族旅行になったのではないでしょうか？

新日本海フェリー 乗り物

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2021/09/01 17:32:01

  初めまして

  春光さん　北見出身の元道民です。
  野付半島、前世紀末に訪ねました。同じように夏の晴天に恵まれて、歓迎のアザラシも現れて、忘れられない思い出です。そのころはまだ、トドワラがあったように記憶しています。
  「みんなが満足する家族旅行になった」と思います。わが子どもたちも春光さんちの息子さんと同じくらいでした。

  春光さん からの返信 2021/09/01 18:15:12

  Re: 初めまして

  ねもさんはじめまして。私の拙い旅行記をご覧頂きありがとうごさいました。私も元道民ですが若い頃から北海道が大好きで隅から隅までバイクで回ったクチです。東京で生まれ育った故郷がない子供達にはこの素晴らしい北海道との縁を大事にしてもらい将来何かの役に立てばと毎年毎年引き摺り回してますw
  今年の旅行記もぼちぼち上げて行きますので宜しければご覧ください。
  では。