2020/06/02 - 2020/06/02
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ドクターキムルさん
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横浜市港南区野庭町にある港南台霊園は墓参りに訪れている人に聞くと30年余り前に開園したという。樹木葬も行われており、最上段の尾根には合同のお墓が営まれている。そこから順次段々に墓地が分譲されてきたようだ。下に案内所や休憩所・事務所・安国寺と梵鐘閣の3棟が建っている。住職がいるということなので、宗教法人になっているのかも知れない。少なくても「安国寺港南台霊園」との名称もある。1年前から上野庭の里に住むようになった人はお寺だと言っていた。
梵鐘閣は派手な鐘楼で中に大きな梵鐘が吊り下げられている。龍の棟瓦は増上寺にある徳川家霊廟入り口の鋳抜門(https://4travel.jp/travelogue/10610275)に次いで2回目だ。ただし、柱には昇龍、降龍の彫刻は施されてはいない。
霊園内には和型墓石か洋型墓石がほんの数種類の類似した墓石が建ち並んでおり、その整然とした佇まいはむしろ異様な感じさえもする。古墳時代以来、お墓は埋葬者の生前の権力や財力が示されるように営まれて来た。しかし、この霊園では、墓地面積は大小の2種類があるようだが、墓石はほぼ同じになって、その分譲時期で類似している。霊園でこのことを尋ねてみると、面積が狭くなると墓石の大きさは同じになってしまうのではないかということだ。石材店も何店か入っているとのことだ。
朝鮮人や中国人の墓が多いと思った。また、クリスチャンの墓は見当たらなかった。
自然が豊かな霊園ではあるが、小鳥の鳴き声は聞こえない。墓石がこれほど揃っていても先日訪れた隣の久遠寺上永谷墓地(横浜市港南区上永谷町)(https://4travel.jp/travelogue/11626023)の墓苑の方が落ち着いていると感じた。やはり、雛壇の最上段の尾根には尾根道(https://4travel.jp/travelogue/11626738)が通っていて、空間が閉じていないからだろうか?
(表紙写真は港南台霊園の梵鐘閣)
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